実は損をしている!?足を組む行為はやめたほうが良いと思う話
本日は足を組んで座ってはいけませんという、人によっては腫れ物に触るようなお話をしていきたいと思います。組まない人にとってはどうでもいい話かもしれませんし、組む人にとっては痛いところを突かれるような面白くない話かもしれません。私のかなり強い個人的な意見なので、批判されるのを覚悟のうえで、あえてこの話をしていきたいと思います。
当然「足を組むことの何が悪いの!?」ってお考えの方も多くいると思います。拒絶感が強い人はこの記事を読まない方が良いかもしれませんので、その場合は別記事を読まれることをオススメします!
ですが、今後より良いライフプランや人間関係を築きたいと思っている方には、特に参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
そんなわけで前置きはこのくらいにして、早速本題へ入っていきたいと思います!
ここで言う「足を組む」とは、片足をもう片方の足の上に乗せて休ませる組み方をする座り方のことです。
大前提として、私は足を組んで座りません。
ですが、かつての私は足を組むのが日常的で、良くない事と認識していませんでした。座れば当たり前のように足を組む。そんな私がなぜ「足を組む」ことをマイナスに捉えるようになったのかを体験も含めてお話していきます。
足を組むのが良くない理由はこの3つです。
①そもそも組むメリットがない!
②実は足を組むことで損をしている!
③故障の原因になる
ひとつずつ詳しく解説していきます。
①そもそも足を組むメリットがない
・足を組むとラク?
そのままの理由ですけど、足を組むメリットってなんだろう?と考えた時に浮かぶものってありますか?
よく足を組むと「ラクだから」って意見を聞きます。実際に私自身が組んでた頃もそう思ってました。ですが、足を組むようになる前(幼少期)ってそんなこと考えたこともないんですよね。何を思ったのか、足を組んでいる人を見てかっこいいと思うようになりマネを始めたのがきっかけでした。最初に足を組んだ時って変な違和感があって、決してラクな姿勢だなんてお世辞にも思いませんでしたよ(笑)
でもいつの日からか癖になって、足を組んで座るのが当たり前の姿勢になった時に「ラクだな」と感じるようになってました。
・中毒性あり
酒やたばこと一緒ですよね。
初めて手を出したとき、おいしいって思った人は、ほとんどいないと思うんですよ。たばこのキツイ臭いで咳き込んだり、苦いビールの味で吐きそうになったり。大人の味にびっくりした経験のある人も多いと思います。何度も繰り返し練習?を重ねていつのまにか慣れていくんです。周りの人間関係に溶け込むためだったり、大人へのステップを踏むためにとか、女の子にモテるためだったりとか(笑)
私も友人のマネをして、たばこを何度も吸ってみたり、独特のアルコールの味に悪酔いしながら挑戦しました。
酒やたばこ以外にギャンブルだってそうです。最初から楽しさを理解して始めた人っていないですよね。積み重ねで慣れて日常的になるんです。
気付けば中毒になってやめられなくなります。
私は足を組むことは、これに近い行為なんじゃないかなと思っています。足を組むことって、最初からラクで心地良い行為(姿勢)ではありませんから。
座ったら欠かさず足を組む人っていますよね。癖というより、もはや中毒じゃないかなと思います。
ちなみに中毒者の共通点は、やめることを促されると強い拒否感を出してくることです。中毒物質の影響で、脳が刺激を求めて快感を絶やさないようにするため、それを妨害されると攻撃的になってしまうんだとか。
病的なレベルになる人もいて、科学的にも解明されています。麻薬やアルコール、タバコもそうですよね。
足を組むことで脳が快感を得るのかはわかりませんが、実際に足を組むことを注意されると嫌悪感を示す人や反発する人がいるのは事実です。
とはいえ酒・たばこも含めて個人の問題ですから、外野が無理に諭すのはやめた方が良いですね。
・国によって考え方は様々
お国柄によっては、パブリックな場で足を組むのが当たり前な文化も存在するようです。
私が話しているのは、あくまで日本で生活するうえでのことなので海外を引き合いには出しません。
しかしながら、足を組まなければいけない文化なのかは疑問です。足を組まなくても海外の文化に溶け込めるのであれば、あえて組む必要は無いかと思います。
②実は足を組むことで損をしている!
・足を組むのは失礼!足を組むことで他人に与えるメリットはない?
人間第一印象が大事です。初対面の相手が足を組んでいたらエラソーに見えませんか?
私は高圧的に見えてしまいます。
この人、足を組んでいるからとってもフレンドリーだなって思いますか?
考え方によっては、リラックスしてくれてるんだなって捉える事が出来るかもしれませんが、普通は警戒しますよね。
なぜあえて足を組むのだろう?とか考えます。
そもそも足を組むのって、汚い足の裏を相手に向ける行為ですから失礼です。
電車で座ってるとき、隣の乗客が足の裏を自分に向けるように足を組んで座ってたら嫌ですよね。進路を妨害するほど足が通せんぼしてたら蹴飛ばしてやりたくなります。映画館や野球場の通路でもそうです。
飲食店でカウンター席のように座る場所によっては、足の裏を壁に擦り付けて汚してしまいます。食事中足を組むのはそもそもマナー違反ですけど(とはいえ、足を組んだまま食事をしている人は多く見かけます)。
美容院でも客席に設置された鏡台の足元が、足を組むことによって汚れるんです。
これ実はけっこう掃除が大変なんです。個人的には絶対やめてほしいです。なかなか汚れが落ちなくて、余計な手間を生みます。自分がラクでも他人に苦労を掛ける可能性があるので注意が必要です。
他人に不利益を与える人は人生で成功できないと思います。
気をつけましょう!
自分が足を組むことで相手にメリットってありません。
・美容師目線の足を組むデメリット
私の美容師としての目線ですが、美容院で来店されたお客さんが足を組んだら警戒します。
「何考えてるのかな?怒っているのかな?」
「うわー、エラソーだな。注文細かそうで面倒かもー。クレーマーだったらやだなー。」
「うわー、こわそうだな。余計なこと話さないで、早く帰ってもらえるように終わらせよう!」
って思って、無心で早く仕事終わらせようとします。
中には足を組むの大歓迎!リラックスしてくれた方が嬉しい!って美容師さんもいると思いますし、実際に気にしない!って言う美容師仲間もいます。なので、このへんは美容師によって様々です。ですが、私は苦手です。
理由は先ほど書いた内容も含めて主に4つあります。
①舐められてる&格下に見られているようで不快
②姿勢が悪くて切りにくい&正確に切れない
③鏡台の足元のところが汚れて掃除が大変
④施術中クロスから足がはみ出すため、靴を汚さないように余計な気を使わなければならない
足を組むことで、これだけ美容師に負担がかかります。
気にしないという美容師だとしても①以外の負担がかかります。正確なカットができなくなりますので、注文通りのカットをしてほしかったら、正しい姿勢で座るのを心がけてください。かなり重要です。カラー中は薬が飛び散らないように注意しなければならないので、④は本当に神経使います。ちなみに私は靴の汚れトラブル回避のために、足を組まないようにハッキリとお客さんに伝えます。
足を組むお客さんが苦手と感じている美容師も一定数いるので、より良い技術やサービスを受けたかったら美容院で施術中に足を組むのはやめた方が良いと思います。
・足を組むことで実は損しているパターン
学校生活でも足を組んで授業を受けている生徒は注意されますよね。就職や受験の面接で足を組んだらどうなると思いますか?
面接官からの印象がめっちゃ悪いから、絶対落とされますよね。
足を組むことは、リラックスできて楽かもしれませんが、基本的には行儀が悪いって認識が一般的です。
セミナー会場とかで人の話を聞くときもリラックスするからと思って足を組むのは辞めた方が良いです。話をする人は良い気がしません。またどこで誰が見ているかわかりません。直接足を組む本人に指摘はしませんが、私は人前で足を組む人をあまり信用しないようにしてます。初対面の人ならなおさら思います。少なからず同じように考える人もいると思います。なので、あえて自分の評価を下げるような行為はしない方が良いです。もしかしたら、仕事やプライベートで大きなチャンスを逃してしまっているかもしれませんよ。
特に子供の時から足を組む癖がある人はヤバイです。
長年の癖になってますから、直すのはキツイと思います。
子供の態度次第で親のしつけや教育なんかも疑われますよ。
親子で足組んでる人とか見ますけど、親は注意しないんですかね?特に子供が人前で足を組むことを何も言わないのって、子供の成長も含めて良くないんじゃないかなって個人的には思います。子供の評価が親の評価にもなりますから。
・TPOをわきまえればOKなのか?
とあるマナー講師によると、足を組むとしても
誰にも見られていない自宅やプライベートの空間ならOK!
外でも他人に迷惑を掛けない範囲ならOK!
満員電車じゃない空いてる電車ならOK!
みたいな話を聞きます。
マナー講師によっても意見は様々かもしれませんが、個人的には足を組む行為そのものをやめたほうが良いと思います。
なぜなら癖になるからです。
自宅だけ組むとか、場所をわきまえて組むって考え方がナンセンスです。絶対に無理です。わきまえているつもりでも無意識に足を組んでします。足を組む場所をわきまえるくらいなら、初めから組まないようにしたほうが意識の負担が少ないです。
・癖になると思わぬところで損をする
足を組む癖があると無意識に組んでしまうことがあります。この癖は、絶対に足を組んではいけない場面で発動します。
私も仕事で気が抜けた時に、無意識に足を組んで先方に失礼な態度をとってしまったことがあります。同様に、同僚が足を組んで上司から注意されたところを見たこともあります。要らぬ癖のせいで自分の評価を落としたのです。挽回するのは大変ですね。
初めから足を組む癖をつけなければ損をしませんでした。
③故障の原因になる
美容師にとって腰痛は大敵です。仕事をするうえで体は一番大事です。ですが、腰やひざを悪くして業界から去っていった人を何人も見ています。
共通するのは姿勢の悪さ。そして足を組む癖です。
年齢に関係なく、腰痛持ちの人っておもしろいくらいにみんな足を組む人ばかりなんですよね(笑)
足を組むと体に捻れが生じて、癖になると歪んだまま体が変形してしまいます。そして骨や関節に負荷がかかり、それが故障・ケガの要因になるそうです。
私は医者でも整体師でもないですからエラソーなことは言えませんが、医学的にも良くないそうですよ。
美容師の仕事を長年継続していくうえで、姿勢はかなり大事です。ここに気付かず体を悪くして辞める人はとても多いです。
姿勢の重要性を理解してくれる人もあまりいないので、なかなか私が伝える機会は減りました。仕事を効率よく負担なく遂行するには姿勢が一番大事です。
身体が大事だからこそ、長年活躍する一流の野球選手もケガをしないための体づくりと肩ひじや腰に負担のかからないフォームを身に付けてますよね。日常生活でも利き腕に負荷をかけないように気をつけてたりします。稼ぎの源は体です。参考になります。
私が見習いの時に美容室の先輩からもよく言われました。とてもありがたいことでしたね。先輩の女の子も姿勢が悪くなるから自分から足は絶対組まないって言ってました。本当に感謝しています。
悪いことは言いません。健康のためにも足を組むのはやめた方が良いです。
というわけで一気に解説しましたが、いかがだったでしょうか?
まとめ
①足を組むメリットがない
②実は足を組むと損している
③故障しやすい
人によっては面白くない内容だったかもしれませんが、少しでも心に伝わりましたら、明日から足を組まない生活を心がけてみてください!
きっと人生が好転すると思います!
このブログでは美容師目線で人生に役立つ様々な情報をお伝えしていきます。
私の情報を参考にしてもらったり、または反面教師にしてもらえたら嬉しいです。
今後もぜひチェックよろしくお願いいたします!
今回は生活改善につながる姿勢の話でした。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
がんばるみなさんに幸あれ!
グッドラック!
また次の記事でお会いしましょう!