日本ハムファイターズの本拠地がルール違反じゃなくなるかもしれない件
プロ野球パ・リーグの北海道日本ハムファイターズといえば、かつて大谷翔平選手やダルビッシュ有選手などスター選手を輩出してきた。
現在も積極的にスター選手を獲得している北海道の人気チーム。
そんな日ハムの本拠地・エスコンフィールドHOKKAIDOのルール違反問題が改めて話題になった。
ホームベースからバックネット裏の客席までの距離が近すぎるため、規定違反とされてきたのだが、ここに来てルールが緩和されるかもしれない。
参照記事:『公認野球規則改定検討 球場サイズ「必要」→「推奨」に変更か』NHKニュースより
エスコンフィールドの規約違反
昨年、プロ野球の開幕前にエスコンフィールドのルール違反が発覚した。
ルールよりもホームベースとバックネット裏の客席が近すぎるという理由である。
シーズン終了後の作り直しを検討するという条件で今シーズンがスタートした。
もし作り直すとしたら、相当な追加費用が必要になるだろう。
エスコンフィールドは、どこの球場よりもホームベースまでの距離が近くて臨場感に溢れる視界が魅力。
ルールを守るべきか、客商売としてファンを優先すべきか。
ファンの間でも賛否両論の意見がある。
これから新駅建築も検討されて、巨大なボールパーク化が進むだろう。
北広島市には移住者増加でマンション建築ラッシュで地価爆上げだという。
一方で北広島市歓喜で元本拠地の札幌ドームは巨大な産業廃棄物になってしまった。
札幌ドームは採算が見込める巨大な住宅展示場や中古車市場として活用するしかない。
公式野球規則
日ハムの建築ルール違反は故意なのかミスなのか不明。
しかしながら、NPBがブチギレて球団社長に辞任を求め退任する騒ぎにもなった。
ではなぜこんな騒ぎになったのか?
それはプロ野球が採用する公式野球規則というルールブックがあるから。
規則には野球のルールだけじゃなく、プロ野球の試合などが行われる球場のサイズにもルールが存在する。
芝生の材質、両翼の広さ、フェンスの高さ、ファールゾーンの広さ、客席の位置など球場によってバラバラだが一定の基準が設けられている。
良くも悪くも野球の球場はサイズが統一されていない。
これが今回の件で、1番の原因でもあるといえよう。
球場ごとに特性が違う方がファン目線では面白い。
だが選手にとっては生涯賃金に影響することもある。
単純に打者有利なのか投手有利な球場なのかで選手間に大きな影響がある。
日ハムが自前球場を建築するために客席がグラウンドに近くて盛り上がる球場を作ろうとした。
これが結果的にルール違反でしたというパターン。
本当にルール違反に誰も気がつかずに話が進んだのかは不明。
そこでシーズン終了後の改修を視野にエスコンフィールドは開場した。
そこで今回、突然のルール変更が示唆されたのだからビックリである。
ホームベースから両翼までの距離などが、規定に満たなくても新たな球場を建設できるようにするルールの一部改定が検討されている。
変更内容は複数あるとみられ、その一部を例にあげると
・ホームベースから左右両翼までの距離
・ホームベースからバックネット側のフェンスまでの距離←エスコンはこれ
などが見直される模様。
何が変更されるのか
従来のルール
・ホームベースから左右両翼までの最短距離が「325フィート、99.058メートルを必要とする」
・ホームベースからバックネット側のフェンスなどまでの距離は「60フィート、18.288メートル以上を必要とする」
と規定されていた。
これから「必要とする」という部分を「推奨する」などに変更する方向で調整。
つまり絶対的なルールが、ゆるいルールに緩和される。
これによって尼崎市で阪神タイガースが建設を進める甲子園球場と同じサイズの新2軍球場が規定を満たすことになる。
またエスコンフィールド北海道もルールの範囲になる。
ルールの一部改定は今シーズンのオフ開催のプロ・アマ合同「日本野球規則委員会」で話し合われる予定とのこと。
ルール違反の球場が増えたことによる対策
実は両翼に関してはルールを満たしていない他球場もある。
・明治神宮球場
・横浜スタジアム
・阪神甲子園球場
というわけで、プロ野球のルールはガバガバだったりする。
結果的に、日ハムは強行建築をして正解だった
作り直し費用は単純に見積もっても数十億から数百億円規模ではないだろうか。
ホームベースを前方に移動して芝生の張り替え作戦で対策できるかもしれないが、それでも大幅な作り直しになる。
そんな中で日本ハムに有利なルールに緩和されようとしている。
日本ハム以外の影響もあるかもしれないが、タイミング的には日ハムが野球のルール(歴史)を変えたとも言える。
ルール違反の球場が増え続け、日本ハムのエスコンフィールドがトドメだったのかもしれない。
世の中を変えるには叩かれる覚悟でルール違反をしないと変わらないという良い例になった。
目指すべきは叩かれまくる出る杭であると改めて、主も実感する話題となった。
出過ぎた杭は打たれない(ひろゆき氏)なんて話もあるけど、とりあえず作っちゃったから仕方ないよねという風潮を周囲に作り出した日本ハムの勝利である。
しょうがないからルールを変えて対策するかとプロ野球の運営側を折れさせたのだ。
札幌ドームがオワコン化
またエスコンフィールドは札幌市に報復をした。
札幌ドームから野球やコンサート需要を奪って転落させることに繋がっている。
札幌ドームは毎年の維持管理に金が掛かり続け、赤字を垂れ流すことに。
天下りのお役人さんには無関係の話かもしれないが、損をするのは税金を収める住人。
札幌市民には同情する。
札幌ドームが10億円をかけて設置したイベントの小規模開催用暗幕も利用申込者はまだゼロだと言う。
たぶんYouTuberがネタで借りて動画でいじる程度にしか使われないと思う。
今後は札幌市周辺のコンサート需要は真駒内セキスイハイムアリーナかエスコンフィールドへ流れるだろう。
とりあえず札幌ドームがオワコン化して産業廃棄物になろうとしている。
札幌市民にとっては負の遺産。
エスコンフィールドは天然芝なので過密日程でのコンサート開催は厳しいとみられる。
回数制限がある新国立競技場や日産スタジアムと同様になるのではないだろうか。
どうしても人工芝の負担を考えると年数回が限界だと思う。
基本的に札幌市のコンサート需要は真駒内真駒内セキスイハイムアイスアリーナ、北海きたえーる等が今後も担っていくだろう。
というわけで、いかにエスコンフィールドが野球と共同でイベント開催をして稼いでいくかに注目である。
これにより北広島の税収もアップして市民にも大きな恩恵が生まれることを期待したい。
最初の数年間は税制面で日本ハム側に有利なので、長期的な目線で経済貢献に期待することになる。
1番得をしたのは㈱エスコン
今回、1番特をしたのはネーミングライツを獲得したエスコンではないだろうか。
株式会社エスコンは、不動産の総合開発時事業を手掛けている企業である。
初年度にネーミングライツを獲得することは、ずっとエスコンのイメージを保つことができる。
これは企業の知名度獲得に最適である。
またネーミングライツは広告費を出す以外の痛手が無い。
球団や球場のスキャンダルで企業イメージが低下する危険性もあるが、とりあえず企業の売名としては最高のタイミングでネーミングライツを獲得したと思う。
まとめ
エスコンフィールドはルール緩和によって結果オーライとなる。
主は今回の件で、どうなるかわからないけど行動してみる大事さを学んだ
いかにルール違反をしながら上手く立ち回るかというズルい生き方も時には必要だろう。
適度にルール違反をできる人が一番得をするとも言える。
今後の日本ハムは、エスコンフィールドの再建築を心配しないで金儲けができる。
新庄監督を中心に日ハム野球が盛り上がっていくことだろう。
日ハムが世の中へ大きな貢献をしていくことを期待!
本日の記事は以上となります。
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