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戯れ言

【セクシー田中さん問題】日テレが社内特別調査チームを立ち上げる件について戯れ言を語る

 

 

「セクシー田中さん」の原作者が亡くなった件。

事態を重く見た日テレ側が社内調査チームを立ち上げると話題になった。

一般人だけじゃなく多くの漫画家からも日テレや小学館が叩かれまくる騒動になった。

主もこの件について動画投稿をしたが、高評価率1桁になるほど過去一番で主も叩かれる。

主は業界人で法律の専門家でもない一般人。

飲み屋で戯れ言を語っているオッサンと同じレベルの投稿主だ。

関係者の誰のことも批判する意図はないが、改めて「セクシー田中さん」問題に触れる。

原作者様に配慮しつつ、おふざけ無しで戯れ言を語る。

日本経済新聞社より

参照記事:日テレ、「セクシー田中さん」問題で社内調査チーム

 

社内調査チーム

調査は、日テレの上層部がドラマ制作陣に不当な行動がなかったかを把握するためのもの。

会社が部下の行動に問題がなかったのかを調査するような話。

内部調査というカタチで行っていたけど、問題が大きくなりすぎた。

社内で話を終わらせると叩かれそうだから、第三者機関にも関与してもらうってことだろう。

社内調査チームを立ち上げた結果、最終的に日テレ側に問題が無かったという結論になりそう。

また多くの漫画家が所属する出版社やメディア化する制作陣への不満を述べている。

一方で、漫画家として食えるようにしてくれた出版社、人生が変わるほどの体験をさせてくれた出版社やテレビ局に感謝している作家もいる。

漫画家みんなが出版社やメディア化の関係者に不満を持っているわけじゃないのだと感じた。

 

悪いのは誰?

主はどちらかというと日テレや小学館はそこまで悪くないんじゃないかと思っている。

世間の印象と比べて、逆張りと言われるかもしれない。

まず原作者が亡くなった直接的な原因が不明。

突発的なモノだとしたら、普段から精神的な問題を抱えていた可能性もある。(鬱など)

また実際に現場でどんなやりとりがあったのかも断定が出来ない。

世間の印象として、原作者の主張が全部正しい前提で話が進んでいる。

原作に忠実にドラマを制作するという原作者の主張と契約内容が本当に合致していたのかも明かされていない。

つまり原作者の主張と制作側の認識が違っていたのではという話だ。

 

著作人格権

この件で、テレビ局や制作陣による原作者の意向を尊重しないやり方、今までの在り方が殿様商売になっていて良くないのではという意見が持ち上がった。

出版社編集部も声明文を発表して叩かれる

「著作人格権」という言葉を出し、原作者に寄り添った立場であることを主張した。

原作者の代理人として守り切れなかったこと、今後の代理人としての活動についても触れている。

このタイミングで、主の元にも「著作人格権」という言葉を使って批判してくる意見が増えた。

著作人格権とは、あくまで最終的な著作権は作者にあること。

主の表現で誤解を招いた部分もある。

そもそも原作者が出版社と、どのような契約を結んで連載をしていたのかは不明。

基本的に出版社と契約して連載をしている以上、最終的な権利元は出版社。(小学館に限らず)

出版社の許可なく、自由な執筆活動ができないという意味で言ったつもりだった。

つまり作品の著作権が原作者、出版権が出版社にあるってこと。

雑誌連載、単行本販売、電子書籍販売などで作品を世の中に広めるために出版社が出版権を握っているので、原作者が作品の販路を出版社に委ねているといえる。

作者の意思だけで、自由なビジネス展開ができないのだ。

出版社から共同で作品を販売している以上は、それぞれの権利を共有している状態。

 

出版社との付き合い

出版社に連載をさせてもらう以上、原作者は出版社に従うしかない部分がある。

出版社もビジネスで運営されるから、当然と言えば当然。

また作品のドラマ化やアニメ化などの最終決定は原作者じゃなくて出版社側にある。

原作者は雇用主である出版社の意思決定に従うしかない。(契約次第)

超大物売れっ子原作者じゃない限り、出版社に連載をさせてもらう以上、ある程度はやりたくない仕事でも我慢しなくてはいけない事情がある。

嫌なら出版社から打ち切られるだけ。

漫画家も非正規の契約社員のような厳しさがある。

またメディア化では、番組制作に太いスポンサー様の意向が強く反映される。

ビジネスの仕組み上、当然である。

時に原作者の意に反することでも、スポンサー様の希望で飲まなければいけないこともある。

以上のことから、メディア化は原作者の強い意向ばかりが反映される世界じゃない。

だから、ある意味でテレビドラマ・アニメは原作とは別物になって当然。

 

契約の詳細

セクシー田中さん原作者は、原作に忠実にすることが条件だったと主張している。

また日テレ制作側がそれを無視したとされている。

だけど、そもそも「セクシー田中さん」原作者の主張が正しいという根拠が無い

原作者が自分有利な契約であると主張しているだけに過ぎないという印象がある。

実際に原作者が有利な契約だったという証拠は出てきていないのだ。

世間は、原作者の主張が正しい前提で話が進んでいる。

一般人には、この部分を前提に考えてほしい。

もし契約内容が原作者自身に都合が良いように解釈されていたら話は180度変わる。

なので日テレが契約書を公表するかどうかにかかっている。

本当は、日テレが有利な契約を結んでいたのでは?とさえ思う。

どちらかといえば、多少は原作者を勘違いさせるような文言で、日テレに有利な契約だったのでは。

 

原作者の気持ち

そもそも完全に原作者の思い通りにやらせてもらいたいなら、出版社の連載もするべきでない。

出版社が原作者よりも強い立場にある。

主の意見としては、この件で原作者に同情する意見は違うと思っている。

主は、出版社やテレビ局側が責められる問題じゃないと思っている。

原作者との契約次第だ。

もちろんテレビ局が本当に契約違反をしたならアウト。

今回は契約の詳細が表に出てこないのがすべて。

小学館は内部で説明会を開いておしまい。

おそらく契約内容などの詳細が外部に漏れないように釘を刺したのだろう。

なので日テレ側が完全に原作者の意向に沿った契約をしていないのではないか。

原作者有利の契約をするようなヘマを出版社やメディア化の制作陣がするはずがない。

マンガ家もある意味でサラリーマンと同じで、やりたい仕事ばかりをやらせて貰える世界じゃない。

出版社にマンガを掲載してもらって活動している漫画家が、ここぞとばかりに出版社やテレビ局を叩くことは違う。

会社の愚痴や悪口をSNSで投稿しまくっているサラリーマンと一緒だ。

漫画家として長く食っていくためには、割り切った気持ちで出版社やテレビ局、広告代理店と良好な関係を構築していくことが大事である。

今後、原作者の主張が尊重されるようになっていくだろう。(大物売れっ子作家以外も)

だけど自己主張が強めな作家ほど仕事が貰えなくなる可能性もある。

メディア化に口出しする作家はメディア化の話すらこなくなる。

 

原作に忠実であること

出版社としては単行本や電子書籍を販売して儲けたいからメディア化にGOサインを出す。

もうこれ以上の売上が期待できないと判断された段階で連載打ち切りだ。

メディア化には、作者の連載を延命する重要な役割もある。(連載の引き伸ばしができる)

作品が無理やり引き伸ばしされることが作品、読者、作者にとって良いのかは別の話。

だけど主はメディア化が完全に原作に忠実である必要は無いと思っている。

一方でメディア化の目的としては

・出版社→新たな読者の開拓

・テレビ局→スポンサー様のために視聴率を稼ぐ

・その他メディア関係→配信や円盤を販売する

などが挙げられる。

そのうえで、原作に忠実であることが本当に良いのかはなんとも言えない。

原作者の気持ちは別として、メディア化で儲けたい人の都合で考える。

でも原作ファンは、原作に忠実であることを期待する。

原作ファンに関連商品を買ってもらえるから、

益々ファンになって、原作者の次回作も売れるようになる。

それは出版社にも原作者にもメリットがある。

でも原作ファン以外の心理としては話が違う。(主の場合)

原作に忠実であるとの情報を見たら、ドラマで満足して原作本は買わない。

基本的に一度見たらおしまいだ。(もしくはHuluで複数回視聴する程度)

原作通りなら、単行本を購入して読んでみようとはならない。

ドラマを視聴して満足しておしまいなのだ。

特に小説作品ほど、原作本を読もうという気持ちにならない。

読むのが大変だから。

連載中の作品ならば、続きを気になって単行本を買うかもしれない程度である。

完全に原作に忠実でない場合の方が、原作本を購入して読んでみようかとなる。

 

ドラマ視聴者が望むこと

またドラマ視聴者は原作本に忠実であることを望んでいない&最初から別物だと思っているはず。

メディア化が原作本にないオリジナルストーリーだったら、それはそれでファンも楽しめるのではないか。

その方がファン以外も原作を読んでみようという気持ちになると思う。

SNSでネタ的な意味でも、原作に違うと話題になれば売れるチャンスだ。

出版社にとって原作に忠実であることは、単行本売上の機会損失とも言える。

作者が作品や読者を大事に思うから、忠実に再現したい気持ちもわかる。

でもビジネスとして考えると、原作者の主張が好結果をもたらすとは限らない。

メディア化の成功もある意味でギャンブルなのだ。

成功するかは原作者、出版社、テレビ局、スポンサー、メディア関係者の誰にもわからない。

 

まとめ

日テレが社内調査チームを立ち上げる。

たぶん「特に問題ありませんでした。」で、話は終わると思う。

基本的には、各関係者間での契約の詳細を見直す程度と予想する。

もちろん原作者の意向が尊重されるようになったら良いとは思う。

そして原作者には作品を自由にできる著作権がある。

でも出版権を持つ出版社が絡んでいる以上、完全に作品を自由に出来るわけじゃない。

作品の販路を出版社に委ねている以上は、多少目をつぶる必要もある。

でも作者本人が自力で販路を開拓するのは困難だ、

自力で作品を売り出す人は自由にやりたいようにやればいい。

残念ながら出版社の連載で人気を獲得したのなら、出版社にも多少は従うしかない。

メディア化に多くの関係先が絡んでいる以上は、原作者の思い通りにできるわけでもない。

原作本が売れるようにするという意味では、完全に忠実に再現することがプラスにならないこともある。

また小学館の名探偵コナンやドラえもんのように、オリジナルストーリーからの売上も見込める。

少なくとも主は、原作に忠実なドラマ作品だったら視聴しておしまい。

原作本を買って読もうという気持ちにはならない。

出版社だけじゃなく、メディア化には広告代理店等が絡んで販路拡大をしてくれている事実を原作者も忘れてはいけないのだ。

・原作者が世界観を重視したい気持ち

・出版社の存在意義

・テレビ局が視聴率を稼ぐ目的

・スポンサーが金を出す目的

それぞれの思惑があるので、寄り添いながら良好な関係を築いていくことが大事である。

本日の記事は以上となります。

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というわけで、今日も最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
最後までお疲れチャンドンゴンでした。
ではまた次の記事でお会いしましょう。

迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。

グッドラック!

 

 

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