お待ち道様です。
鉱平ねっとへようこそ。
本日は美容院の店頭販売ビジネスについて
お話していこうと思う。
僕は美容院の店販ビジネスについてずっと疑問を持っていた。
でも最近、自分の中でその疑問に対する答えがみえてきたので
疑念や僕の行き着いた店販ビジネスの在り方について考え絵をまとめて執筆してみた。
この店販ビジネスの店販とは店販(てんぱん)と読むんだけど、単純に美容院で美容商品を販売することを言う。
これは店舗販売を略した美容業界の造語でもあるので物販(物品販売)と同じような意味と考えてもらえるとわかりやすいかもしれない。
この記事では美容師を含む同業者や全く関係ない小売業など他業種の方にも将来のビジネスの考え方として参考になると思う。
また将来ビジネスをやりたい、起業したいと思っている人や自分で稼ぐ力をつけたい人に参考になる話だと思うので、ぜひ最後までよんでほしい。
鉱平
元美容院経営者で現役フリー美容師。
起業廃業×仕事の経験談×美容師ネタ×家事育児×都会暮らし×節約×生活改善×ガジェット×他際どい話や人生に役立つ知識をブログやYouTubeや音声メディアで情報発信中!
特に既婚者、接客業サービス業で働く人、起業や自営業に興味がある人向けです。
日々戯れ言を呟いてます。
・1987年生まれ
・18歳 高校卒業
・20歳 美容師免許取得
・26歳 管理美容師取得
・28歳 独立して美容院オーナー
・31歳 店を手放す
・33歳 フリー美容師
好きなことをして楽しく生きていくのが目標。
美容院の貴重な収入源
店販は美容院にとって貴重な収入源のひとつだ。
いわゆるシャンプーとかトリートメントなどのヘアケア製品を店頭販売することをいう。
美容院によっては従業員に販売ノルマを科して営業してたりするから美容院を利用して美容師から押し売りに近いような商品販売の勧誘を受けたことがある人も多いんじゃないかと思う。
僕はこの店頭販売の方式は嫌がるお客さんもいるし、効率が悪くて時代遅れじゃないかと考えている。
僕が感じる店販の疑問
・店頭での定価販売
基本的に美容院での店舗販売は定価売りが多い。
つまり店頭に置いてる商品はメーカー希望小売価格のままなんだ。
このインターネットが普及した時代に定価販売はかなり強気のビジネス。
若い人はかなりシビアで物を購入する時は通販サイトなどをチェックして価格相場を確認する人も多いだろう。
しかもオリジナル性がなく美容院じゃなくても手に入れることができるから市場価値が薄い。美容院で商品を定価よりも安いセール価格で販売する場合もあるんだけど、それでも通販の相場よりは高いし利益率も低くなるから僕は商売として疑問を感じる。お客さんも美容院でわざわざ重い荷物を増やして出かけたくはないだろう。
・メーカー希望小売価格の存在
ちなみに僕はこの店販を売る業務が苦手である。
単純にお客さんに勧誘をするって行為もそうなんだけど店舗販売の商品や販売方法に魅力を感じない、価値を感じないからってのが一番の理由だ。
美容院の常連で従業員と中が良く情報に疎くて通販利用が苦手な高齢者とかなら美容院の店頭販売を利用する方が満足感は得られるかもしれない。
でも多くの人にとっては価格だったり勧誘という販売方法に魅力を感じてないんじゃないだろうかと感じた。ビジネスにおいてターゲットは絞った方が良いとも言えるが、僕は美容院の場合は広い窓口があった方が良いと思う。結局は客商売だから効率的かつ多くのお客さんに気持ちよくアプローチできる販売方式の方が良いと思うのだ。
その中で商品のメーカー希望小売価格の存在が利益を減らしたり商売をやりづらくさせる。
どういうことかというとメーカーで販売価格をある程度決められてしまっているってことだ。不正な転売とか悪質な商売を防ぐ意味合いもあるんだろうけど、この希望小売価格の存在が価格競争を起こしたときに薄い利益にしかならなくなる。
解決方法
この店販に対する疑問を解決する方法を2つ考えた。
それは独自製品の販売とネットワークビジネス方式の販売だ。
ひとつひとつ解説していこう。
ベストな販売方式
・OEM
独自製品を製造するにはOEMと呼ばれる方法を利用するのが手っ取り早い。
OEMとは簡単に言うと、依頼者の希望に合わせてオリジナル商品を製造することだ。スーパーやコンビニに行けばお店のロゴが入ったオリジナル商品を見かけると思うけど、つまりそういった商品のことである。プライベートブランドって呼ばれたりもしてる。美容院の場合はお店のロゴを入れたオリジナルデザインのシャンプーを販売することもできる。
お店で独自商品を製造販売して販売すれば価格設定も自由にできるし、他社で販売されてもいないから独自性を出すことができる。
最初に初期費用が掛かったり在庫を抱えることにもなるけど、商品を仕入れるときは仕入れに経費が掛かるのは当然だし在庫も販売ルートや管理次第である程度解決することもできる。
・ネットワークビジネス方式
マルチ商法とかねずみ講って揶揄されることもあるけど厳密にいうと別物。しっかりしたシステムで運営しているネットワークビジネスの方式ならば合法だから違法性はない。つまり商売としては凄く理にかなっているんだ。詳しいことを書くと長くなるから書かないけど、ネットワークビジネスの商品を愛用購入するだけのこともできるんだ。有名どころだとアムウェイとか聞いたことある人も多いと思うし悪いイメージを持っている人も多いと思う。だけどネットワークビジネスの商品は高品質で希望小売価格が設定されていない場合がほとんどだから価格設定がしやすいんだ。シャンプーや石鹸等は美容メーカー以上に低価格で仕入れることができたり品質が良かったりする。また安く買いたい人には会員になってから直接購入してもらえば仕入れ値と同じ価格で購入できるし、紹介者の自分にも利益が入ってくる方式を取ることができる。しかも通販と同じように自宅お届けできるから購入者が持ち帰る負担もないし、直接店頭で購入したい人には好きな価格設定で商品を譲れば問題ない。上手くやればネットワークビジネスの商品を利用で安定収益を得る可能性もある。
個人でも商品を作り売り出す時代
今の時代は個人で商品を売り出せる時代になった。
OEMを利用して独自製品を製造するのも簡単になったし、OEMの会社が集まる展覧会とかも開催されている。現地で直接OEMメーカーと商談や交渉も出来たりする。
数年前に東京ビックサイトで開催された美容関連の展覧会に行ったこともあるけど観てるだけでも楽しかった。
今はYouTubeやインスタグラム等のSNSで個人が自分を売り出し有名になることもできる。会社に所属したり大金をかけてテレビの力を借りなくても知名度を上げて
行くことが可能なんだ。知名度と信頼を掴めば独自商品を開発販売することも可能となる。つまり現代では個人でも商品を売り出す事が可能になったということ。自分の商品を持つことがこれからの時代で必要なことなのかもしれない。最近ではYouTuberが独自の商品を販売してるのも目にしてる人は多いだろう。
・販売ルート
商品の在庫を抱えたくない人はAmazonで在庫管理してもらったりトランクルームを借りた在庫保管方法だってある。美容業界ならシャンプーとかヘアケア製品など常温長期保存が可能な商品なら在庫はそこまで気にしなくても良いかもしれない。
販売ルートも店頭販売以外にインターネット通販の窓口を用意しておくべきだと思う。美容師ならお客さんに通販の存在を教えれば業務を楽にしつつ利益を確保しやすくなるかもしれない。通販はAmazonや楽天など大手を利用する方法もあるしBOOTHなど面白い独自のサービスを展開するサイトもある。
僕が取り組んでいるわけじゃないので人材が必要になったりと大変な面もたくさんあると思うけど店頭販売での定価売りだけではこの先生き延びるのはキツイかもしれない。
まとめ
これからの時代を考えたら美容院を含めて店頭販売だけでは厳しいと思う。それは希望小売価格が設定された商品の販売に限界があるからだ。またどこでも買える商品には希少性がないから店頭で買う理由にならない。価格競争も始まると利益率も下がる。
回避するためには独自製品の導入は必要不可欠だろう。
中身が他商品と同じでもラベルやパッケージが独自になっているだけで消費者の目には別物に映る。OEMを利用したりネットワークビジネスの製品を扱ってみるのもありだろう。価格設定が自由にできるメリットは販売側にも選択肢を増やすことになる。
また販売方法は受け皿が大きなインターネット利用できる環境もあると良いと思う。手数料が掛かるとしてもAmazonなど大手を利用したり独自のショッピングサイト(ECサイト)を作ってみるのも良いだろう。
これからの時代は会社だけでなく個人が自分を売り出して商品展開していく時代になる。いかに消費者にとって魅力的な商品を持つかが重要だ。
大変だけどやりがいのある世の中になったと思う。
YouTubeやインスタグラムなど売り出すためのツールも無料利用できるのだから個人が自分を前面に出して売り出さない手はない。
ぜひ自分の商品を持つために様々なことに取り組んでみよう!
あとがき
本日の記事は以上となります。
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