いらっしゃいませ。
鉱平ねっとへようこそ。
ホリエモンこと堀江貴文さんと餃子屋のマスクをめぐる問題について話題になってるらしい。今、各メディアで取り上げられているホットなニュースだろう。
騒動について
要約すると、とある餃子屋さんを仲間と一緒に利用しようとホリエモンこと堀江貴文さんご一行がお店に行ったところ、仲間の1人がマスクを装着してないことを理由に店主に追い返されたって話。
この件について、僕は当事者じゃないから事実や詳しいやりとりを知らない。なのでどちらが悪いとかそういう話もしない。だけど僕が美容院の経営を経験したことがある目線で今回の騒動について考えてみた。
堀江さんの主張(Twitterなど要約)
お店側の主張は事実と異なる。マスク装着のルールを聞こうとしただけなのに一方的に追い帰された。マスク社会への疑問を投げかけている。ファンがお店に迷惑をかけていることは堀江さん自身には関係のないこと。マスク装着してほしい店側の主張を否定するつもりはない。
それについて
餃子屋さんの主張
アメブロのブログ記事より
堀江さんの主張は事実と異なる。
お店の方針に従わない人は有名人だろうと関係なく対応する。家族やほかのお客さんが証人。店にとって迷惑な存在だからみんなに知ってもらうために証拠の画像も投稿した。
刑事訴訟、民事訴訟は辞さない構え。
状況
堀江さんがTwitterでお店で受けた体験と感想を店舗名がギリギリわからないようにして発信したけど、堀江さんの100万人を超えるインフルエンサーとしての影響力が強すぎた。これによりお店側はブログ記事で一部の堀江さんファンに特定されてお店側が批判を受けたりイタズラ電話や誹謗中傷を受けて迷惑したと主張した。ブログにもあるが投稿主の店主は、ショックを受けて文面はかなり感情的で強い文章表現。堀江さんを呼び捨て、おまえ、狂ってる、クレーマー等と表現している。
お店は営業妨害で今後は訴えることも視野に入れているとのこと。これで話題に火がついてネット上で盛り上がることになる。堀江さんも独自のマスク装着についての見解を示しながら反論する内容のツイートをして賛否両論を浴びている。過去にも航空会社の客に対するマスク装着への対応についても独自の見解を示していて再燃している。
マズイのは店側
これについて僕はどちらが悪いとかは言わない。だけど僕が一番問題だと感じたのは餃子屋つまり店側のブログ記事だ。これは実際に発信されているので店側が書いたのは事実だろう。
なんで問題だと思うのか?
まずあくまで堀江さんは店舗を名指しで批判していない。勝手に特定して炎上させたのは誰かわからない一般人の第三者。本来、問題視されるべきはここなんだ。
それに対してアメブロで店側が当事者として名乗り出てしまった。そして特定の個人(堀江さん)を名指しで批判し勝手に画像を掲載した。これに対して僕は店側の対応はやり過ぎだと思う。
僕の経験談からの見解
僕はかつて美容院を経営した経験がある現役の美容師だ。その僕だって美容師をしていて批判的な意見をもらうこともあるし悲しかったりイライラすることもある。だから店側の気持ちがわからないでもない。
でも理由はどうあれ特定の個人を晒し上げるような行為を店側がやってはいけない。
それは仕事・接客業として信用を失う行為だからだ。こういうことをすると、このお店は気に入らない人間をインターネットで晒す店って認識される。
今まで僕は美容師としても、それ以外でのことでも関係なくネットで晒されたり悪い口コミをたくさんもらった事がある。
でもそれについて発信したであろう特定の人間を誰かわかるようにネットで晒したりはしない。
つまり餃子屋の行為は経営者としてやってはいけない幼稚なことだと僕は思う。僕もYouTubeでこんなお客さんがいたって話しはするけど特定の個人を誰かわかるように晒したりはしない。
飲食業は口コミをもらって当たり前
そもそも飲食店は食べログやインスタで毎日当たり前のように口コミや画像が投稿される。
食べログ以外にもホットペッパーやぐるなびってサービスもあるし、YouTubeで誰でもリアルな動画を投稿できる。それはもちろん良いことばかり書かれるわけでもないし、圧倒的に悪いことを書かれることの方が多いと思う。美容院だってそうだ。普通、ネットに良いことを書くために敢えて労力を使って投稿するってことをしないでしょ。相当お店側の仕事に感動しないと書かないと思う。だから敢えて労力を使って書くのは悪い内容だ。人間っていうのはそういうモノ。でもそれは仕方がないことでもある。もちろん誹謗中傷はいけないけど、店側も可能な範囲で改善努力をしていけば良いのだ。だから気にせずに前向きに捉えた方が良いと思う。
ただの情報発信
なので、そういう意味では堀江さんは飲食店を利用しようとして体験したことや感じたことをそこらへんのみんなと同じように発信しているだけなんだ。インフルエンサーとしての自覚や責任を問う声もあるし、僕もその通りだなと思う部分もある。
だけど店側は、個人の意見に対して面白くないとしてもいちいち反論すべきではないと思う。
それなら否定的な口コミにすべて反論コメントつけなさいよと思うわけなので(笑)
今回は堀江さんの影響力が大きいから話題になったけど、世の中で多くの人がやっている行為なんだ。よく考えてほしい。堀江さんだけがやっていることじゃない。媚びない堀江さんだからこそ情報発信でハッキリ言ってるだけだと思う。
ある意味、店側は良い宣伝になったから客が増える可能性もある。だからプラスにとらえた方が良い。
そもそも本当に力のない店は話題にすらならない。ビジネスとして話題になるのは客商売にとって重要な事なんだ。だから話題になるということは実力があるお店だと思ってほしい。そういうわけで餃子屋さんには騒動を気にせずに頑張ってほしいと願う。
僕の経験談その2
過去に僕が経営してたお店に全国放送のテレビ局から制作会社を通して取材の申し出が来たことがある。だけど制作会社側の人間の対応や要領の悪さを僕が受け入れられなくて取材の話が白紙に流れたことがある。それは誰でも知ってる某元人気アイドルの番組だ。そして偶然なんだけど、僕はそのアイドル本人を実際に何度か別の場所で見たことがあって、カメラが回っていない時の態度があまり好感を持てるモノじゃなかった。だから、そういった理由もあって取材に前向きじゃなかったってのもある。
今思うと、僕が取材を受けることを即答して我慢してお店を全国放送してもらってたら客寄せになってたかもしれないし、それによって僕の人生が変わってたかもしれない。なのでそういう意味では僕の反省材料だ。
低評価の口コミも貴重な情報源
堀江さんがやった情報発信は普段からみんなも何気なくやっている行為だ。
基本的に情報発信は悪いことではない。
お店に寄せられる意見ってのは、感じ方も人それぞれだから良いことばかりの意見・口コミはあり得ない。
想像してみてほしいんだけど、お店を利用するときや通販をする時に商品やサービスの口コミをインターネットでチェックしている人は多いだろう。必ず評価が低い口コミだってチェックしてるはず。
それはある意味では貴重な情報源なんだ。
今回の堀江さんの情報も貴重な体験談だと思う。
まとめ
この騒動は堀江さんが嫌いとか好きとか関係なく色眼鏡無しで考えてみたら良いのではないだろうかと思う。
少なくとも僕は当事者じゃないし事実がわからないからどっちが悪いって話はできない。
同じように当事者じゃない人も何があったのか知る術は無いのだから、憶測で断定的な事を言わないようにしよう。だけど元美容院経営者として僕が思うのは、お店側が個人を特定して批判する行為は客商売として信用を無くす行為だからやらない方がいい。やってはいけないことだと思う。
これについては実際にお店側がお店のブログ記事で本当に堀江さん個人を晒して否定的に発信している記事だから事実だ。
逆に堀江さんがしてる行為は世間のみんながやってるのと同じ体験談や感想を口コミのように情報発信しているだけだ。OLがインスタで料理の写真とお店の雰囲気をコメント付き投稿してるのとなんら変わらないレベルの話だと思う。料理が美味しくても店員の態度が悪ければ、そのまま書き込まれたりもする。だからいつもいつでも良いことばかり書かれる事はあり得ない。なのでお店側の気持ちはわかるけど、だからと言ってお店側がいちいち反論することでもない。お店側を批判するつもりはないけど特定の個人を攻撃するのは幼稚な行為だからやらないほうがいい。お店側も大変だったのだろうと察する。
だけど堀江さんという影響力のある人間に注目してもらったのだから、上手く活用してお店の売名行為に繋げたほうが良いと思う。生意気ながら元美容院経営者としてお店側も応援しています。
あとがき
このブログでは美容師目線でココだけの話をお伝えしています!
僕の記事を参考にしたり、反面教師にしてもらえたら幸いです。
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愛しき皆さんに幸あるように
グッドラック!
また次の記事でお会いしましょう。