いらっしゃいませ。
今回は「部活ムダ」っていう批判を浴びそうなタブーなネタ?
にスポットを当てていこうと思う。
この記事では、生きていくうえで本当に大事なことは何か?
惰性で思考停止した行動をしていないか?ってことを見つめ直す機会になればいいと思って執筆してみた。
ほとんどの人が部活のように日々当たり前に行われている活動を疑いもせずに参加していると思うんだけど、果たしてその当たり前が自分の人生の足を引っ張っていないだろうか?
中には部活を引き金に人生を大きく狂わせてしまった人だっている。
なので一度、部活ってものが人生においてどんな役割を果たしているのかを僕自身も再確認して考え直してみる意味で執筆した。
現在部活に打ち込んでいる学生さんや部活動に参加する子供を持つ親御さんにもぜひ読んでほしい内容となっている。
この記事は、そこまで壮大な話ではないんだけど反感を買いそうなテーマだから先に言っておく。ここでは凄くシンプルな話しかしない。僕が体験して感じたことや思ったことを書いただけだ。なので難しく考えずにフラットな頭で記事を読んでくれたらと思う。
では始めよう!
まず先に結論を言う。話のポイントはこんな感じ。
・部活動に打ち込むのは時間と金の無駄!
・部活動で得る経験は社会で役立たない!
・部活動よりも勉強に時間と金を注げ!
・将来のために東大を目指せ!
ココで言う部活とは?
主に学校生活での課外クラブ活動のことだ。
ここでは、その中でも膨大な時間と費用を費やす運動部や一部の文科系活動のクラブを指している。
そしてほとんどの人がその何かしらの部活動に所属したことがあると思う。たぶん公立の学校なら中学校くらいから部活動があるだろう。
そんでほとんどの人が半ば強制的に何かしらの部活動に所属することになるだろう。僕もそうだった。
僕が言うムダとは、こういう半ば強制的に入部することになる部活動のことだ。
前提として
部活動が本当に好きで打ち込んでいる人や就職を視野に入れて専門的に活動したりプロフェッショナルを目指している人を批判する内容ではない。自分が部活動で情熱を注ぎこめるほど好きで取り組んでいるのなら全然OK。
また部所属に所属することで成長を感じられるとか、部活に入部することが条件の推薦入試組や体育系専門学科の生徒さんを批判する内容でもない。少なからず部活動によってかけがえのない友人ができたり様々な経験ができることだってあることを知っている。
それも含めた上で僕の意見だ。
だから本気で部活動にやりがいを感じている人はこの先の記事を読む必要はない。ここで戻って他の記事を読んでくれたら嬉しい。
なので悪しからず・・・。
目次
途中で気づいた、ずっと疑問だったこと
僕は不思議でしょうがないと思うことがある。
それは学校がアルバイトを禁止して部活を容認することだ。
こう思うようになったのは高校に進学してからだ。
僕の学校ではアルバイトをすることが原則禁止だった。それは同じように多くの学校で学業が疎かになるという理由でアルバイトを禁止してたりする。一方で、ほとんどの学校が部活動を推奨して多くの時間と費用を使わせようとする。そして学業が手につかないほど体力的にも精神的にも消耗させるのにアルバイトが学業を妨げるとして禁止だったりするのは意味不明だと思うようになった。
僕は高校生時代にアルバイトをしたかったんだけど高校が原則禁止で許可制だった。学業が優先だから一定の成績をキープしてるか?とか家庭の事情で必要か?等がアルバイトの審査基準だった。で、結果的に許可はしてもらえなかった。とはいえ内緒でバイトをする方法もあったけど、田舎だからバイトをしてもバレる可能性が高くて現実的じゃなかった。学業を理由に禁止されてたのは僕の通ってた高校が進学校だったからって理由もあるかもしれない。僕の場合は学校が認める条件をクリアできなくてアルバイトの許可が下りなかったんだけど、部活をやるなら自由参加で部活に膨大な時間を使うことは許されている。これが意味不明で疑問に思っていることだ。
これは僕の妄想だけど、おそらく学校側としては生徒がアルバイトという学校外で活動をすることにできるだけ関与したくないって大人の事情があると思っている。
アルバイトで生徒がトラブルに巻き込まれた時にできるだけ関わりたくないし何の責任も追いたくない。また学校の評判が下がることで教師の指導力が問われたり評価が下がって昇進や給料に影響が出ることを恐れている。他の生徒の進学や就職に影響が出ても嫌だし、それによってPTAや教育委員会から攻め立てられることを恐れているのも理由だと思う。
進路は生徒それぞれ
高校生の時、僕以外にも大学進学ではなく一定数は就職する人間もいた。そういう人間は働いた経験も無くいきなり社会へ放り出される。そういう意味ではアルバイトなどで早くから社会経験させるべきではないかと昔から疑問に思っていた。どっちにしても高校生だから夜遅くまでバイトすることなんてできないし、労働基準法が守られていれば長時間勤務もできない。そのくせ部活では顧問教師がボランティアで時間を使いながら生徒に学業が疎かになるほどアホみたいに多くの時間を部活動に参加させる。年末年始以外の休日も1日中部活に時間を割いたり朝から晩まで部活の練習をさせたりしている。だったら短時間でもいいから同じようにアルバイトくらいさせたって良いのではないかと思う。マジで意味不明だ。
なんで無駄だと思うのか
とにかく学生のメインは勉強だ。できるだけ偏差値が高い大学に入ることが大事。ここに気づけない人がほとんどだし僕もそうだった。勉強ほど時間をかけて頑張った成果が人生を大きく左右するものはない。日本はずっと学歴社会。親に大学に行かせてもらえる環境があるなら、できるだけ学業に時間を使った方がいい。そういう意味で学生時代の部活はマジで時間と金の無駄遣い。特に部活動で全員参加だから仕方なく所属しているとか、その世界でプロフェッショナルを目指していないなら無駄な時間を消耗していることになる。そのために部費や遠征費、道具代、ユニフォーム代等に多額の金を使ってるなら尚更だ。部活動は時間と金の無駄!これに尽きる。
部活よりも大学を目指す勉強のために時間と金を使え
僕が部活が時間と金の無駄だと思う理由は、人生において部活に費やした時間や金、経験が役に立つことは勉強に比べてほとんど無いからだ。あと確実に人間関係とか社会経験の練習にもならない。よく言われる協調性とか精神力とかやる気なんてものは就職してから自分で変化していくもの。部活の経験が直接関係することはない。バイトでもした方がよっぽど役に立つ。
職種によっては体力を使う仕事もあるけど、日常的に勉強の合間で筋トレしたり適度な運動をしていれば十分。あえて部活動で鍛える必要はない。
だから部活にかかる金は参考書を買ったり塾の費用に充てて徹底的に勉強に費やした方がいい。
とにかく将来のために東大を目指せ
進路が明確に決まっていないなら文系でも理系でもどっちでもいいから東大を目指せ。京都大学でもいい。強いて言えば理系科目も履修しておけばどの学部にも対応できる。
なぜ東大か京大なのか?
それは、この二つの大学ならどちらでも大体のことは勉強ができる環境(学部)があるし大抵の夢は実現できる可能性が高い。だから漠然としか未来が見えていない人間は東大・京大を目指そう。東大に行くぐらいの学力があれば多少レベルを下げても国公立のどんな学部にも合格できる学力はついてるはずだ。ただし東大ブランドはめちゃくちゃ強い。僕が偉そうなことは言えないけど事実だ。学生さんに強く言いたい。もちろん日本トップクラスの大学で狭き門だから簡単な話じゃない。変な話、東大・京大は合格して入学した実績があれば卒業せず中退だとしても箔がつく。そういう意味でもトップレベルを目指すのは重要だ。
部活動や何かしらの活動で実績を作り推薦で大学を目指す方法もあるんだけど、基本的には東大・京大という国立大学は純粋に入試問題でどれだけ他人よりも点数を多く稼げたかを評価してくれる。そういう意味では誰に対してもフェアな条件だから、部活動や推薦入試って不確定な要素に全力を注ぐよりも勉強を頑張るほうが受験には確実に勝算がある。だから純粋に勉強を頑張って評価される道を選んだほうが良いと思う。
中には部活動も頑張りながらトップレベルの大学に合格する人もいるけど、相当な努力家だ。両立するのはかなりハードだからおすすめしない。
やりたいことに全力で時間を使え!
とはいえ僕が一番言いたいことはこれだ。
「とにかく自分が本当にやりたいことに時間と金を使え!」
これに尽きるし、この一言で記事も終了してしまう。
なのでこのやりたい活動が部活動じゃないとできないことなのか?
そこをよく考え直してほしい。
みんながみんな勉強に打ち込めるかっていえばそうじゃないから勉強以外でもやりたいことがあるなら全力でやりたいことをやればいいと思う。ブログでもYouTubeでも何でもいい。自分に付加価値をつける経験なら何でもありだと思う。だから僕は美容師になり経営者になり店を失った今、正社員の仕事を辞めてフリーになった。そして常識という足枷を外してやりたいことに全力で向き合っている。周囲の意見は気にしない。自分の意思に素直になるだけだ。
ただし年齢・若さという物には限りがあるから若ければ若いほうが何でも有利だ。勉強も若いうちに全力で頑張って早く良い大学に現役合格した方がやりたいことをやるための時間を確保し有効活用できると今更ながら思うところがある。どうしても年齢的に未成年はできることに限りもある。だから若い学生さんがこの記事を読んでいたらぜひ存分に勉強を頑張ってほしい。
TVアニメで京都アニメーションの「響け!ユーフォニアム」を観て感じたこと
この作品は高校で吹奏楽部に所属する少女が部活、私生活、進路との狭間で揺れ動く心情だったり部活動での複雑な人間関係を描いた作品だ。
この主人公の少女が所属する吹奏楽部は途中で顧問が音楽の実力者に変わり吹奏楽に力を入れ始める。
吹奏楽のコンクールで
「厳しくとも全国を目指す部活動にするのか?」
「結果は関係なく楽しい部活動をするのか?」
を部員たちの多数決で決断した。部全体として全国を目指す方針になった。だけど多数決の性質上、本心でなく周りの意見に合わせてしまう子供もいる。そんな中で部活動との方向性が合わず退部を決意する部員が出たりとリアリティーのある描写がある作品だ。吹奏楽部に数多く所属する部員の中でも部活動に対するやる気というか熱意というのか部員それぞれに部活に対する考え方の温度差がある。そんな描写がこのアニメ作品の魅力でもあると思う。
吹奏楽や楽器を演奏することは好きだけど部活動の方針が合わないと思っている子や部活動は好きだけど部活動の優先順位が低くて退部してしまう子、自分の意見が無くて周りに合わせながらも何となく活動を続けている子などいろんな子がいるけど、どのパターンも迷ったり決断する経験は貴重だし正解だと思う。
そういった意味で考えさせられる作品なので観たことない人はぜひ観てほしい。
ただ僕がこのアニメを見て思うのは、無理に組織の方針に合わせず自分に合っている組織に所属すれば良いのにと思った。
野球で例えるなら、楽しむ程度でよければ自分が仲良くできそうな人間が集まった勝ち負け気にしない&エラーを責めない草野球チームで週1くらいの活動をすれば良いと思う。甲子園を目指したいと思うなら強豪高校野球部に入部すれば良いしプロ野球を目指したいならプロ野球を目指し活躍することを目的に活動する野球部や独立リーグだってある。
吹奏楽に限らず学校以外でも活動している団体はたくさんある。だから無理に学校の部活に所属して活動する必要はないんじゃないかってことだ。
運動部の経験
僕は学生時代に部活動って活動に関しては積極的に活動してた方だと思う。運動部も文科系部活も所属してたし小学生の時には少年野球だって所属してた。その経験の中でも中学生の時に所属した運動部は部活の指導者や部活動の方向性との温度差に悩んで部活が「嫌だ!自分に合わない!」と思う時期もあった。でも漠然と耐えなければいけない乗り越えなければいけないと思い込んで過ごしていた。中学の部活動は原則全員参加で比較的活動が緩やかな文科系の部活もあったんだけど、なぜか運動部に所属しなければいけないみたいな風潮があって運動部に所属してしまった。親の影響もあったかもしれない。また幽霊部員は許されておらず、やりたいときにだけ参加させてもらうのは組織の士気を下げるって理由で門前払いだった。だから興味ある文科系部活動でゆるく活動しながら、運動したいときは個人的に運動するか自分に合った組織に所属すればよかったと今更ながら思う。とはいえ、田舎だとそういった選択肢が少ないって理由もあるかもしれない。
部活に所属するならゆるい文科系が最高
高校からは文科系部活動に所属して3つくらい名前貸しみたいな形でも所属していた。生徒会活動にも参加して楽しかったのを覚えている。やりたくないことに時間を拘束されないことがこんなにも最高なのかと思った記憶がある。帰宅部になるのもありだけど、ゆるい自由参加の部活動であれば所属するのも楽しい。
僕はミスチルの桜井和寿氏に憧れて軽音楽部に所属し他に奉仕部にもいた。奉仕部はほとんどやることがなかったし軽音楽部の活動も少なかった。ただこの奉仕部ってのがアニメ「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」みたいな部活でゆるくて楽しかった。男子校だったけど他校との交流もあって女の子の友達ができたり出会いの場にもなった。だから時間拘束が無くて金銭的負担が少ないゆるい文科系部活に入っておくことは逆にお勧めだ。活動によっては無所属よりも進学や就職で自分をアピールするポイントにもなる。
専門学校では野球部があって所属したけどかなりゆるい運動部だったからめちゃくちゃ楽しかったな。なので運動部だとしても時間を取られずに自分の方向性に合ってる組織に所属するかが重要になってくる。
まとめ
というわけで自分が部活動を本当に好きで全力で活動したいと思っていないなら、活動をしない&やらないほうが良いし迷わず退部したほうが良い。部活に所属するよりも自分が身を置いて心地がいい環境を選ぶべき。そうじゃないと貴重な時間やお金を無駄に費やすことになる。親にお金を出してもらってサポートしてもらっている場合は実感がないかもしれないけど一度頭をからっぽにして見直してみよう。無所属だったり、やめることは恥ずかしいことではない。むしろ部活に所属してなくても全力で何かやりたいことに打ち込んでいる人間はカッコいい。周囲の意見は気にしなくていい。
できるだけ時間を作ったら東大クラスの大学を目指して勉強に力を入れよう。勉強の努力は他の努力にくらべて人生に大きく影響を及ぼす。
ゆえに自分に無限の可能性が広がるはずだ。
むしろ大学に合格したら全力で運動なりサークル活動に時間を費やすのも良いかもしれない。東大に入れる器量を持っていたら、その辺のタスク管理はとても上手になっていると思う。
どうしても部活に所属する必要があるならできるだけゆるい活動している文科系部活を選ぼう。できるだけ興味がもてる分野がベスト。そこにいる人間とは思考が合いやすいんだ。
ぜひ実際に部活動で迷いがある人には実践してほしい。
一方で子供が部活動で疲弊しているのを見ている親御さんは
子供が前に進めるように退部しても良いと背中を押してやってほしい。
決して部活動が好きで取り組んでいる人を否定するつもりはない。だけど部活動に限らず自分が取り組んでいる活動を本当に好きだと思っているのか、自分をマインドコントロールして無理して自分を偽って活動していないかを今一度考え直してほしい。時には無理をせずそこから逃げてもいい。活動をやめてもいい。多くの人に自分に正直に向き合って楽しく生きてほしいとの願いを込めて、この記事を以上とさせていただく。