昨年新型コロナウイルスが日本へ上陸して1年が過ぎた。
この1年間で多くの人が外出など様々な行動を制限されて、ウイルスの恐怖に怯えながら過ごしてきたと思う。
今回は新型コロナウイルス渦の1年間を東京都内で過ごして感じたことを記事にしてみた。
そんでもって僕は現役のフリー美容師である。
美容師の仕事に興味がある人、東京都内の新型コロナウイルスの向き合い方などに
興味がある人はぜひ確認してほしい。
また僕の新型コロナウイルスについての個人的見解を僕の独断と偏見で記事にしているので
話半分で読んでもらえたら嬉しい。
僕は現役フリー美容師で起業廃業経験もあります。
簡単な自己紹介は下記にあるので興味あればご確認ください。
自己紹介
鉱平
元美容院経営者で現役フリー美容師。
起業廃業×仕事の経験談×美容師ネタ×家事育児×都会暮らし×節約×生活改善×ガジェット×他際どい話や人生に役立つ知識をブログやYouTubeや音声メディアで情報発信中!
特に既婚者、接客業サービス業で働く人、起業や自営業に興味がある人向けです。
日々戯言を呟いてます。
・1987年生まれ
・18歳 高校卒業
・20歳 美容師免許取得
・26歳 管理美容師取得
・28歳 独立して美容院オーナー
・31歳 店を手放す
・33歳 フリー美容師
好きなことをして楽しく生きていくのが目標。
新型コロナウイルス流行
正確には2019年の年末近くだったか。
新しい道のウイルスが誕生し猛威を振るい始めていると報道され始めたのは。
僕は当時、子供が生まれて間もない時期だったので忙しい子育てと仕事の両立とYouTubeやブログの副業に取り組み追われていた。
だから正直テレビなんてほとんど見てなかったし、スマホで見るニュースにちょこっと記事が載っているのを確認する程度で全く興味がなかった。
そして翌年2020年も年明けからヤクルトスワローズの新人合同自主トレを観に行こうとするくらいには新型コロナウイルスに大してなんとも思ってなかったし、社会も全然危機感を感じていなかった。それが日本国内で感染確認されてからはあっと言う間の1年間だった。
一気に流行して都内は連日の感染者数報道だったり緊急事態宣言やらなんやで地方の人から煙たがられる存在になった。各地で人の接触が制限され娯楽と呼べるものも大きく制限された。でもその実態は、テレビのニュースで報道されるほど恐怖を感じている人は少なかったように思う。少なくとも僕が仕事で外に出ている時にはそう感じた。
本当に恐怖に感じている高齢者とかは自宅で引きこもり生活をしていただろう。
明暗がクッキリ分かれた業界ごとの業績
新型コロナウイルスの影響で各業界の業績は明暗がくっきり分かれたと思う。
昨年の今くらいには日経平均が2万円台を割り込んだと思ったらすぐに盛り返して3万円を超えるバブル以来の高水準。いろんな思惑や公的機関の大金投入が想像できるくらいに一部では金が余るほどの業界もあったようだ。投資家や大手企業など投資や資産運用で儲けている人々は大きく資産を増やしたことと思う。もちろんその逆に大きく損失を出して大変な状況に追い込まれている人もいるわけだが。
その中でも新型コロナによって業績が上がる企業と下がる企業で二分化された。
テレワークができないサービス業は瀕死
テレワークという言葉が流行したくらいには働き方が大きく変化した人も多いだろう。
主にPCを使って自宅で仕事をすることであり、在宅ワークなんて言葉でも表現される。
インターネットの環境で職場間のやり取りをしたりしている人もいる。
一方でテレワークや在宅ワークができない企業は瀕死状態だ。
特に人と人が触れ合う仕事に関しては新型コロナの影響で大きく業績を落とした。
例えば移動を制限される交通機関や観光産業、コンサートやスポーツなどイベント関連、そのほかに飲食事業などが挙げられる。
安泰と言われた医療も過酷な現場で疲弊している医師や看護師、その他医療スタッフを見ていると決して楽ではないなと感じた。
また患者数減少により経営難に陥る病院が出たりして、儲かるといわれた医師の仕事にも陰りが見えた。ボーナスカットで看護師の退職が話題になった大学病院のニュースも記憶に新しく、医療は国から保険料のサポートをもらえるけど患者が来ることで成り立つサービス業であると改めて感じた。また派遣など非正規雇用者の大量解雇や風俗関係で食っていた人も仕事が激減している。
これまでに失業者も含めると何百何千万人に大きな影響が出ている。
美容院の影響
もちろん僕が従事する美容院業界も大きく影響を受けた。
東京都の支持では美容院は必要な事業者ということで営業は許されていた。
ただし人と人が接触する仕事だから感染リスクもある。
だから来店したくないと思うお客さんも非常に多かった。
美容院は条件次第で休業した時に緊急の持続可給付金が出る制度があり、一部の小さな個人美容室などは休業していたところもある。売り上げが少ない店は休んだ方が得だったりするからだ。
実際に僕も国の収入保障を受けて2か月ほど休業して育児に専念した。
結果的に小さな我が子とかけがえのない時間を長く過ごす事ができたから良かった。
見てなかったソードアートオンラインも子供を寝かしつけたときにセカンドシーズンまで全部観た。
映画やらも観たかったものを観たり、YouTubeの新しいチャンネルを作ったり準備もできた。なので新型コロナで世間は騒いでいたけど、僕にとっては結果的に良い時間だったと言えよう(笑)
あとコロナが流行する10ヶ月くらい前に自営業で運営していたお店を廃業させたので
大変な思いをしなくて済んだという安堵感もある。
廃業したときはマジで精神的におかしくなるかと思ったけど、今思えば自分の運の良さというか見極めたタイミングの良さに驚く。
コロナの影響を受けない仕事は強い
僕の友人を含めてコロナの影響を受けず安定収入もしくは増収をした人もいる。
正直うらやましいなと思った。家庭で仕事ができて、それなりのお給料がもらえるって最高じゃんって素直にそう思う。
もちろん仕事ごとに感じる大変さとかはあると思う。
それでも美容師に比べたら通勤も店内で待機もせずマイペースに働ける環境って良いなと思った。
だから僕は副業にチャレンジして自宅で働ける環境を構築すべく奮闘している。
まずは数日ずつでも自宅で働ける日数を増やすために生活費の徹底的な節約に励んで
時間を捻出し収益を伸ばすことだけを考えている。
僕の友人で医療機器メーカー勤務の人がいるが業績は好調なようだ。現場仕事じゃないけど医療に携わる業種は強いようだ。他にヤクルトみたいにの製薬や健康食品などを扱う企業は絶好調だという。
他にも出版とか公務員とか直接業績に影響しない働き方をしている人もいる。
公務員はこういう時に収入の心配がいらないのは強いと思った。
将来性は低いけど安定している。
美容院は過当競争
また美容院は過当競争で利益率が低いビジネスだ。
つまり店舗が多くて価格競争になっているから安い料金で顧客の奪い合いってわけだ。
結果的に低利益しか生まない勝負になりやすいからじり貧になる。
そんな中で新型コロナが流行してお客さんの来店周期が減ると業界的にも大ダメージってわけ。
だから美容師って生き方の限界を痛感させられるできごとだったといえよう。
僕は美容師って素晴らしい仕事だと思って挑戦してきた。
だけど2020年、美容師としての働き方に限界も感じた。
もちろんウイルスの流行で働き方に陰りが生じるかもしれないなんて
志したときは想像もしなかった。
だから新たな生き方を模索するきっかけにもなった。
僕は美容師としての生き方を否定するつもりはないけど
軸足はもう一つあっても良いと思う。
これからの生き方は二刀流
プロ野球だと海を渡ってアメリカの大リーグで活躍する大谷君を知っている人は
多いと思う。
彼の凄いすごいところは投手も野手もできる前代未聞の二刀流に挑戦していることだ。
多くの場合は、どちらか一つに専念しても一流になるのは大変なのに、大谷君の場合は
投打どちらも超一流。どちらかに専念したらどれだけ凄い成績を残せるのだろうかとわくわくさせてくれる超一流選手だ。もしかしたら二刀流以上に稼げるかもしれない。
ちなみに僕は打者大谷君派だ(笑)
メジャーの歴史を辿っても前代未聞の選手だから、大谷君と比べても同じようにできる人はいない。
もちろん彼の努力は前提だけど生まれて持った肉体の優位性だったり才能だってある。
でも僕はそんな彼に挑戦する姿に大きな希望をもらった。
特に怪我をして投手として出場できない中で野手として活躍してチームに貢献している。
多くの選手は(特に投手は)ちょっとした怪我で試合に出場することもできず休むことしかできない。そんな中で大谷君は投手以外でも試合に出続けることができる技術を持っているんだ。これは本当にすごいこと。
投手として投げられない中で野手として活躍してしっかり稼いでいる。
出来ないといわれていることをやってのけて、結果的に休まず継続して働くことで多くの人に認められていることが本当に凄いと思った。
僕の場合は美容師として曲がりなりにも多くの人が目標とする独立まではすることができた。だからひとつの頂点に来ることは出来たと思っている。
だから次は美容師以外でも稼ぐ手段が欲しいなと思った。
働くだけなら別にコンビニバイトだろうが食べ物の配達やら何だってあるけど
家を出なくても稼げる手段が欲しいなと新型コロナで改めて思った。
だからYouTubeとブログを活かして美容師の知名度や信用構築をしていこうと考えた。
結果的にYouTubeやブログの収益も出せて美容師の仕事も声がかかるようにすれば良いじゃんって考えたってわけである。それなら美容師が出来なくなった時もパソコンとインターネットで稼げる。つまり保険にもなる。
だから僕は大谷君の活躍を観て勇気をもらっている。
ちなみに大谷君はプロ1年目の頃からタイミングが合えば何度も観に行った。
投手も野手もそれぞれ観たが素人目でも本当に凄い能力で才能に溢れた選手である。
誰よりも速い球を投げ誰よりも遠くへ飛ばす。
本当にすごい。
大谷君とまではいかなくても二つの働き方ができる人材になるのは貴重。
いざとなればどちらでも仕事ができるって安心感は美容師の資格を持っている僕ならではの感覚なのかもしれない。
自分の商品を持つ
僕が今感じているのは他人と仕事をしなくても食っていける方法だ。
どこかのコミュニティーに所属するのが僕にとっては窮屈に感じるようになった。
会社勤めも接客も僕には向いてないんじゃないかなって思うくらいには仕事での疲弊もある。だから自分の商品を売ることができれば解放されるんじゃないかって考えるようになった。それがブログとYouTubeだ。YouTubeは他人のプラットフォーム(土台)だけどブログは僕独自のブログを解説した。今はYouTubeをメインに投稿しているけど僕の商品として展開していきたい。いつかは僕の本を出したり音楽だったり様々なサービスを展開したいなと考えている。
美容師の頃よりも夢は広い(笑)
生活保護でも良いんじゃね?
それでも日本には生活保護っていう救済措置があるから
いざ無一文になっても問題はない。
今失業して困っている人や貧困で苦しんでいる人もぜひ活用してほしい。
まずは生活改善と節約も必要だけど、とりあえずお金に困っているなら生活保護ってセーフティーネットが国にはある。
だからやりたいことがない人は無理せず生活保護を申請して田舎でのんびり過ごすのもアリじゃないかなって思う。
新型コロナで仕事が無くても、ちゃんと制度を知っていて制度を活用すれば生活は補償される。
日本国憲法にもちゃんと「すべての国民が健康で文化的な生活を営む権利を有する」と記載されている。
だから堂々と申請すれば良い。
僕もいざというときは日本共産党とかNPO法人の職員に付き添ってもらって申請に行くと思う。
まとめ
新型コロナウイルスで美容業界も大きく影響を受けた。
元々儲からなくて厳しい業界に追い打ちがかかって年々廃業数は過去最多を更新している、こんな世界に、あえて飛び込もうって考える人にはぜひ覚悟していただきたい。
同様に、これから美容師になりたい人もそうでない人も、今後の働き方についてぜひ参考にしてもらえたら嬉しい。
やはり接客業は人と触れ合うことができる魅力的でやりがいがある仕事ではあるけど
ビジネスで考えたらきれいごとばかりも言っていられない。
なので美容師と別に個人で稼ぐことができる柱は作っておいて損はないと思う。
僕個人はブログとYouTubeを長期的な目線で取り組んでいる。
もちろん僕と同じじゃなくたって別にやりたいことがあるなら何だっていい。
好きなことをやるのがベストだ。
その中で大谷君のように好きなことで何通りかの仕事ができるようにしておくのは
決して悪いことじゃないと思う。
コロナ流行が収束するのはいつになるか判らないけど、終息しても新しい何かがまた流行する可能性だってある。
だから僕としても自分の仕事を見つめ直すきっかけになった。
ぜひ一緒に頑張ろう!
あとがき
本日の記事は以上となります。
このブログでは仕事や生活で役に立つ情報発信をしています。
参考にも反面教師にもしてもらえたら嬉しいです。
今日も最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
ではまた次の記事でお会いしましょう。
迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。
グッドラック!