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美容師の仕事

【触らぬ髪にクレーム無し】激安美容院のもう来てほしくないお客さんのパターンベスト3

 

いらっしゃいませ。

鉱平ねっとへようこそ。

 

本日は僕が実際に経営者をやっていたときにあった話をしようと思う。

僕は以前、激安美容院を経営してた。その時にお相手をしたヤバいお客さん、もう来てほしくないなと思ったお客さんをランキング形式でお届けする。

順位は僕の独断と偏見で決めた。僕が厄介だったなと思うベストスリーだ。

 

これから経営者になりたい、起業・独立がしたいと考えている人に参考にしてほしい。客商売は良いことばかりじゃない。一定数変な人間を相手することがある。

ちなみに僕は雇われ美容師のときも経営者になってからもヤバいお客さんの相手は数えきれないほどたくさんした。お客さんのタイプはさまざまで店員に接する態度が悪いタイプから悪質クレーマーみたいなのまで様々だ。今回はその中でも悪質なタイプをご紹介する。

ヤバいお客さんが来店したときに、どうやって対処したのか?など経営の参考になると思う。また仕事で店長や責任者をやっている人にも参考になると思うのでぜひ読んでほしい。

 

一方で美容院を利用している人に、自分自身が迷惑をかけるお客さんになっていないか?

ヤバいお客さんと思われていないか?

また読むことで自分の行動を見つめ直す機会になると思う。僕自身の戒めも含めて記事を書いた。

人間として成長したいと考えている人にも参考になると思うので同じく読んでほしい。

 

大前提として僕が経営してたお店は、僕が作ったルールの上で動いていた。だから僕の方針でお客さんを選ぶこともできる。だけど、雇用されている人は必ずしも僕のやり方が通用しない場合がある。それは職種だったり、経営者の方針でどうにもならなかったりだ。なのでそこはご注意いただきたい。

あくまで個人経営の激安美容院の例であることをご容赦ご理解の上でご一読願う。

 

というわけで、僕が経営していたのは予約無しの激安美容院だ。不特定多数のいろんなお客さんが突然やってくる。

そんなお客さんの中で、ヤバい行動をするお客さんやもう来てほしくないと思ったお客さんを順位付けした。では早速はじめよう!

 

全部実際の体験談だ。

 

第3位 荷物が多すぎる

 

これは結構多いんだけど、お店によっては荷物を置く場所が限られていて荷物が多いお客さんは厄介だったりする。特に僕が経営してたお店は狭い店内で荷物を置くスペースがほとんどなかった。受付で荷物を預かることもしていなかったので荷物が多い人は大変だった。上着も預からず、コートをかけるハンガーラックを用意して各自で管理をしてもらっていた。特に激安美容院は回転率を重視しているため荷物の預け渡しをしていない場合が多い。どういうことかというと、予約を受付けない激安の美容院(1000円カット等)は、少人数の理美容師が1日で大人数のお客さんを受け入れることによってビジネスが成り立っている。だから荷物の受け渡しとかも時間削減のためにやらないのだ。しかも大人数のお客さん全員の荷物をいちいち預かっていたら、広い保管場所も必要になるから現実的じゃない。

もちろん、少し大きめのリュックとかバックなんかは想定内だから持ってきてもらって構わない。問題なのは両手に抱えるほどのバック複数個とか大型のキャリーケースとか。あと大型のゴルフバックとか楽器ケースが問題だ。美容院にくるためになぜスポーツ用品を持ってきたり旅行するような荷物を持ち歩くのかが理解できない。もし旅行中だとしても、駅のコインロッカーに預けてくるとかホテルに置いてくるとか配慮してほしいのが本音だ。

言い方悪いけど、そもそも予約制じゃない美容院に来るお客さんは予約が嫌いだったり、計画性がなかったり、相手のことを考えられない、次の行動を想定ができない人が多い。1日の流れで突発的に美容院へ行こうと考えるパターンだから、予約制のお店のほうが計画的な来店をしてくれるお客さんは多い。

 

そんでもって経験上、激安店の方が大荷物のお客さんが多い。

 

実際にお客さんが持ってきた驚きの荷物

 

・犬

犬をケージに入れて預けようとする人もいる。

中には普通のボストンバッグに入れて預けようとしてきた猛者もいる。

そもそも犬連れで美容院に来る神経がわからないけど、百歩譲って犬を連れてくるとしても美容院内に動物を連れ込むことは厳禁だ。

なぜかというと公衆衛生の観点でペットはウイルスや菌をまき散らす危険があるから禁止されている。

つまり美容院の営業許可は法律に基づいて保健所やら消防やらの許可を受けて営業してるから動物を連れ込むことはNGなのだ。

田舎とか行くと店内で犬猫を飼ってる個人店の美容院とかあるけど

本来はNG行為なので通報すれば保健所から指導が入る。

マナーとして他のお客さんや従業員がアレルギー持ちだったり、動物嫌いな場合もあるからペット同伴は絶対にやめるべきである。

僕がとあるお客さんに荷物として犬を預けようとされたときはお断りした。

しかもボストンバックに入れて気づかれないように預けてきたから悪質だ。僕が気づいて突っ返した。店の外に繋ごうとしたから、通行人が噛まれてケガしても犬の身に何かあっても店側は責任を一切負わないから自己責任でよろしくと伝えたら帰って行って二度と来なくなった。万一自分のペット犬が噛みついてケガ人が出たり、おしっこでもしてお店を汚したり他のお客さんの荷物汚したらどうしようって飼い主は考えないのか?といまだに疑問に思うできごとだったりする。犬だってかわいそうだし虐待だ。美容院ってそんなに短時間で終わるものでもないからね。

 

・食品

激安美容院だとスーパーで食品を買い込んでから来店するお客さんが多い。中には生鮮食品(野菜、フルーツ)とかナマモノ(生魚、肉、)や寿司や弁当なんかの惣菜を買い込んでくる人もいる。汁がこぼれそうな食品を持ってくる人もいる。

断言しよう。美容院へ来る前に食品を買い込んでくる行為は愚かだから絶対やめたほうがいい。預かる方も困る。また冷蔵品を常温で放置する時間が長くなるのだから食中毒とか怖くないのか?と思う。美容院の店内はちょっとした飲み物や飴などのお菓子を食べられるようになってたりするから完全に飲食禁止ではないんだけど、そのルールを利用してがっつり食事をする人もいる。マクドナルドやケンタッキーのように匂いがキツイ食品を持ち込んで、その場で食う人もいる。そして、そのゴミを美容院で捨てて行こうとしたり、勝手にゴミ箱を開けて捨てたり、従業員へ処分を頼んだりする人もいる。僕が経営してたお店では、ゴミはすべて各自で持ち帰ってもらっていた。美容院に限らず店内でゴミを捨てようとする人いるけど許可なく捨てる行為は失礼なので自分のゴミは持ち帰る習慣を持ち合わせるべき。

 

激安美容院を経営してたとき実際にいたヤバい客

来てほしくない客トップ3 番外編あり

 

第2位 不衛生すぎる人

 

これは非常に多く様々なパターンがあるので実際にいたお客さんでいくつか挙げてみた。

お客さん本人に悪気がないと本当につらいところだ。

 

・洗う習慣が無さ過ぎてベタベタしてて臭いがキツイ

けっこう多い。洗っても汚れが完全に落ちない場合が多い。使い捨て手袋して対応しないと手に匂いが付く。

 

・病院に行ってもらうレベルで頭皮に垢が溜まりすぎてる

長年洗う習慣がないと垢がたまるし、物凄く臭くて吐き気を催す。稀にそういう人に出会う。こういう人は丸刈りにして洗わないと汚れが落とせないから実際に断っていた。体が不自由で満足な介護が受けられていないワケアリの人に多いパターン。

 

・髪の毛が長すぎる。つきのうさぎ並で普段からまともに洗えていなくてべとべとな人。ロング料金がない店にとって髪が長すぎるひとはきつい。場合によっては断ってた。

 

・独自の手入れ方法

謎のヘアケア商品で匂いやべたつきが酷かったり、化学を避けて自然由来にこだわり過ぎているパターンの人もいる。自前のヘアケア製品を持ち込みしてくれる分には構わないけど、ふだん水ですすぐことしかしない人はベタベタしててキツイ。まるでカラスみたい。逆に石鹸系で洗浄され過ぎてて軋みが酷い人もいる。こういう人は作業に時間がかかるのが嫌。

 

他にも多数の不衛生な人が多くいる。

ただし料金が安くなればなるほど不衛生な人の遭遇率は高くなる。

なぜなら美容に興味無くてできるだけ安く最低限で済ませたいからだ。他にも路上生活者とか浮浪者のような人はカットが必要になったらできるだけ安い店にいく。なんとか頑張って貯めたクシャクシャの1000円札とか小銭を持参して来店する。なので激安店を経営していたけど1000円カットよりも少し高めの料金設定だったから本当にヤバいほど不衛生不潔な人は足切りできていた。

もちろんそういう人を馬鹿にしているわけではないのだけど、衛生面を保つことは美容院を運営するために必要不可欠だし法律上で厳しく設定されている。そういう意味でヤバい客としてランクインさせてもらった。

 

激安美容院を経営してたとき実際にいたヤバい客

来てほしくない客トップ3 番外編あり

 

第1位 料金を踏み倒す

 

これはもう客でも何でもないんだけどランクインさせてもらった。

 

説明したにも関わらず聞いていないと文句を言い料金を払わない。

 

後日何度もやり直させる&そのたびに料金を支払わないと宣言するヤツ。

 

いろんな店を渡り歩き仕上がり寸前で文句を言い始めて料金を踏み倒して帰る新規客。

 

経営やっているとこういう初めから料金払う気がない悪質な輩が一定数必ずいる。いろんなパターンがあるんだけど、こういうのは有無を言わさず出禁にするのがベストだ。あえて客とは表現もしない。もし金を受け取っても返金は絶対しちゃだめ。絶対に着け上がってくるし、こちらが非を認めることにもなるからだ。業界にとっても非がない返金の前例は作ってはいけない。飲食だって食べたら不味くても料金を支払う。当然のことだ。

僕も何度も悪質なやつとは対峙をしている。そういうやつには絶対に屈してはいけない。

 

これは対処法というか防ぐ方法もある。

 

まず

 

明らかに無理な注文をしてくる人は断る。

自分の技量で明らかにできないことを無理にやらない。

 

失敗が想定できる状態だったら手を付けない。

できないことはできないと理由も添えて伝える。

 

つまりは断るってこと。

美容師に限らず他の接客業やサービス業でも同じことが言えると思う。

サービス業はとにかくいろんなお客さんと接すると思うけど、断る勇気も大事なんだ。できないことはできないということも大事。

もし自分が無理してやらなければならない状況ならば逃げるのもありだと思う。そのときはできる先輩や上司、社長に対応してもらおう。自分ですべて対応する必要はない。客商売は下手をすると命の危険にさらされることだってあるんだ。だから「触らぬ客にクレーム無し」って言葉もあるから無理はしないようにしよう。接客業サービス業である以上クレーム対応や悪質な客との接触は絶対に避けられない。だからこと、その機会を極限まで減らすために無理をしない事が大事なんだ。

 

まとめ

 

実はここまでのランキングは自分の意志で断るとか無理をしなければ全部避けられる案件でもあるんだ。雇われているとできないこともあるかもしれないけど、極力できないことは逃げるようにするとか他の人間に助けてもらえば済む話だ。僕は自営業の時にお客さんを自分がやりやすいように選んできた。そのエピソードが本記事で紹介した一部だ。実はこの方が生産性が上がって業績も良かったりもするし、ストレスを軽減することもできる。もちろん雇われていると仕事を断ることができない部分もあるだろう。でもそんな時こそ仕事に生きがいと誇りを持ち会社に心を売った奴隷人間に助けてもらう勇気、そんな人間に助けを求める術をぜひ身に着けてほしい。なのでこれを読んでくださっている皆にはぜひ無理をせずに、やりたくないことや無理なことからは逃げるようにしてほしいと思う。少しでもサービス業に希望の光が射す世の中であってほしいと願い今日の話を以上とさせてもらう。

 

あとがき

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

このブログでは美容師目線でココだけの話をお伝えしてます。

この記事を参考にしたり反面教師にしてもらえると嬉しいです。

また次回お会いしましょう!

 

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