本日は子供に与えたら危険な乗り物と自転車保険選びについて語っていこうと思う。
今回お伝えする乗り物は子供向けの遊具とか玩具として様々な場所で販売されている商品だ。
特定の商品を頭から否定する意図はないけど、子供の未来を考えたときに非常に危険なシロモノだと思う乗り物を5つ挙げてみた。
結論を先に申し上げてしまうと、子供に与えてはいけない遊具は主に以下の5種類である。
・キックボード
・ローラーシューズ
・スケボー
・ペダル無し自転車
・ミニセグウェイ
どの遊具も基本的な扱い方とルールを守って楽しむ分には問題ないと思う。
もちろん国によってルールとか遊び方は様々なんだけど、「日本で決められたルール」に則って正しく使用してもらう分には結構である。
でもルールを守らずに使用されているケースが非常に目につく印象で、個人的には無法地帯になっている状況に危機感を覚えていたりする。
実際に上記の製品でケガや死亡事故が起きたりして、消費者生活センターにも相談が多く持ちかけられているとか。
今回は僕が子供に与えてはいけないと思う理由と保険による対策方法について戯れ言を語っていこうと思う。
ぜひ僕と同じように子育てをしている人にも接客業従事者の人にも確認してもらえると嬉しい。
まずは挙げた商品を確認していこう。
キックボード
大人向けの電動タイプの製品から子供用の製品まで様々な商品が販売されている。
近年ではキックボードブームによって事故が増加しているとのこと。
大人用は公道を走るために20km/h以下で走行する速度制限とかヘルメットの着用等が推奨されているけど、条件次第では原付バイクと同じ扱いになって所定の装備やナンバープレートが必要となる。
つまり原付免許が必要となり自賠責保険加入やヘルメット着用と納税の義務が発生するってことだ。
だけど、一定ルールを守れば16歳以上は免許が無くても公道を走ることが出来る規制緩和が22年4月より行われたので電動キックボードのシェアサービスも開始された。
交通ルールの厳守は絶対。
ローラーシューズ
画像はローラースケートなんだけど、靴底にローラーが搭載された商品もある。
ぱっと見はローラーの存在がわからない運動靴で普段履きの靴としても利用できる子供向け商品もある。
つま先を持ち上げて、かかとで滑るような動作でローラーシューズとしての機能を果たす商品。
ピカピカと光ったり、人気キャラクターをデザインに取り入れた商品もあり、男女ともに人気製品。
スケボー
特に子供向けで多いのが、上記のようにローラーが2つ搭載された自立しないスケボー。
中央部で連結されていて、ねじるように体重をかけて助走を付けなくても自走できるような仕組みになっている商品。
スケボーは高度な運動神経が要求されるけども、気軽に乗って遊べる商品となっている。
ペダル無し自転車
小さな子供が自転車に乗れるようになるためのステップとして、自力で助走を付けながら乗って遊ぶ製品。
バランス感覚を鍛えながら自転車に乗れるように設計されている。
ある程度乗れるようになったら、ペダルを設置して漕ぐことができる製品もある。
人気商品ではストライダーという製品があって、ペダル無し自転車の専用競技が開催されたりもしている。
ペダルも無くブレーキも無いので全身を使って運動して自力で着地してブレーキをかけるように乗らなくてはいけない。
坂道で使用すると危険で事故が起きたりもしている。
【番外編】ミニセグウェイ
こちらは番外編ということで軽く触れていきたい。
まだ登場してから間もないということで、画像も少ないから元祖セグウェイを見本としている。
子供用はスケボーと同じく、動力無しで自力走行が可能な製品だ。
知名度もまだまだなので番外編とさせていただいた。
まだそこまで利用者が少なく、大きな事故などは報道されていないけど、危険なシロモノであるに越したことはない。
正しく使用する必要がある。
子供に与えてはいけない理由
ではこれらの商品を子供に与えてはいけない理由についてだけど大きく分けて3つある。
それは全部に共通しているのが
・法律で守られない非常に危険なシロモノ
・大人ですらルールを守れない
・保険で守ってもらえない可能性がある
というのが理由である。
1つずつ解説していこう。
法律で守られていない非常に危険なシロモノ
まずどれも使用ルールを守って正しく扱う分には問題ないけど、使用のルールがふわっとしているケースも多い。
ヘルメット着用やプロテクター使用も推奨されているけど、努力義務であり絶対ではない。
また公道で使用してはいけないのは当然として、人が少ない場所で利用することが絶対条件だ。
使用を許可された専用スペースとか公園以外では利用してはいけないけど、使用が許可されている場所が少ないのが現状だ。
年齢制限とか使用方法については明記されているケースがほとんどだけど、あくまで遊具だから販売する側も注意喚起せずに気軽に販売している。
ネット販売では注意喚起が記載されているけど、ちゃんと読んでいない購入者も多いだろう。
安物には不良品があったり、購入する側にも予備知識が足りていないケースも大いにある。
どれも使い方を間違えれば大事故に繋がる可能性もあるし、他人を巻き込む危険もある。
基本的に子供向けの乗り物や遊具は「玩具扱い」となっている。
つまりおもちゃってことだ。
ストライダーに関しては自転車扱いになって、国際的な安全規格に沿って開発している優良メーカー。
でもストライダーに限らずペダル無し自転車やキックボードは実態が不明な謎メーカーのパチモノ商品も多く流通している。
こうした会社は製品不良で子供に何かあったときに保障してくれるのかも怪しい。
販売側の規制とか購入者へのサポートが法律的にも、まだまだ整備され切れていない印象である。
大人ですらルールを守れない
利用する子供を含めて、親がルールを把握していなかったり守っていないケースも多い。
僕からすれば多くの保護者が遊具の取り扱いを軽視しているんだから、子供にルールが守れるわけないよねって思う。
実際にストライダーやキックボードで公道を走行している子供もいるし、保護者が一緒に付いていながらルールを破っていることもある。
街を歩けば自転車のスマホ運転や傘さし運転やイヤホンで危険運転する大人もたくさんいる。
大人の自転車マナーの悪さを見て子供が育ってしまうことに危機感を抱く。
大人が遊具を買い与えてルールを教えても、子供は親が見ていない隙に約束を破って遊ぶもの。
だったら最初から買い与えない方が良いかもしれない。
保険で守ってもらえない可能性がある
子供向け商品によるトラブルは保険で守ってもらえない可能性がある。
例えば子供が誰かにケガをさせてしまったりとか、他人の所有物を壊してしまった場合には賠償責任が保護者に生じる。
その場合は個人賠償責任保険でカバーできるんだけど、大抵の場合には火災保険とか自転車保険の中身に組み込まれている。
個人賠償責任保険に加入していれば、契約者以外の家族が他人に生じさせた損害をある程度カバーできる。
名目上は任意加入だけど、賃貸住宅はほぼ強制的に火災保険に加入させられるし、自転車保険も都道府県によって義務化されている。
保障額は保険会社によって様々だけど、どちらかに加入している人がほとんどだろう。
だけどルールを無視した使用とか、禁止された場所で使用して被った損害は保険適用されなかったり保障額が減額されてしまうケースもある。
自転車保険の適用は?
また子供向け遊具は自転車という扱いにならない。
損保ジャパン日本東亜の自転車保険とか、東京海上日動の自転車保険なども
保険の規約に、交通常乗具以外の製品による損害は保障できない可能性を示唆する記載をしている。
この場合に交通乗用具の対象とならないのは
・キックボード
・ローラーシューズ
・スケボー
・三輪以上の幼児向け車両(三輪車やコンビカー)
等が挙げられる。
公道で利用することを推奨されていない製品を利用して事故を起こすと、本人のケガに対する保障がされない可能性があるのだ。
子供の治療費は自治体などで無償化になっているケースが多いから治療費は問題ないかもしれないけど、障害が残った場合や死亡したケースでの保険金が貰えない可能性もある。
ペダル無し自転車も公道で使用しては行けない製品なので、自転車扱いだとしても注意が必要となる。
親の頭が悪いせいで子供の未来が台無しになる可能性があることを自覚しておこう。
以上の理由から子供に自転車を含めて危険な遊具を与えない方が良いと思う。
子供に自転車を与える必要が無い理由も別記事にて紹介しているので参考にどうぞ。
個人賠償責任保険
万一に備えて保険に加入しておきたい人は、それぞれの遊具に応じた専用の保険が合ったりもする。
競技として遊具の使用を行う場合は専用の保険もあるので確認しよう。
他人への損害は個人賠償責任保険で賄うことができるけど、使用のルールを守らないと減額されてしまうケースがあるので注意しよう。
また賠償額は保険会社によって様々。
自転車や遊具の事故以外にも、他人の身体や所有物へ損害を与えてしまう事案は個人賠償責任保険で賄うことができるので覚えておこう。
火災保険や自転車保険以外にも任意加入する自動車保険の特約とかクレジットカードの特典で保険が付帯しているケースもある。
結構身近な場所で守られている可能性があるので調べてみてはいかがだろうか。
また僕の場合は火災保険の賠償金額が1億円までだったので、大事故を起こすと賠償金額が収まらない可能性があるので無制限保障してもらえる保険を利用している。
ローソン自転車保険
それでも子供の遊具に対して何か対策を立てておきたいと思ったら自転車保険に加入しておくことを勧める。
なかでもおすすめはローソンの自転車保険だ。
ローソンの自転車保険は東京海上日動と提携して提供されている保険商品。
業界で唯一の相手への賠償が無制限だからひとまずは安心できる。
年々賠償金額の相場は上昇傾向にあり、若い人の未来に損害を与えるほど賠償金額が大きくなる。
保険料も手頃に抑えることができるし、個人賠償責任保険は自転車に乗るのが契約者だけのプランでも家族全員に適用できる。
自転車保険を選ぶ場合は個人賠償責任保険の上限金額に注目してほしい。
保険料が安く済む代わりに賠償金額が安く抑えられているケースもある。
自転車保険は価格の安さだけで選んではいけないのだ。
自転車事故以外にも相手への損害をカバーできるし、自転車に乗っていなくても日常の交通事故で自分が受けたケガや損失をカバーもしてくれる。
普通に日常生活を送っていたら、自分の身に起きる不幸は交通事故が大半だろう。
なので事故が心配な人はローソンの自転車保険に加入しておけば、割と多くの事案に対応できる。
YouTubeでも触れているので興味あれば確認してほしい。
まとめ
というわけで、本日は子供に与えてはいけない乗り物と保険による対策のお話をしてみた。
僕が子供に与え無い方が良いと思う製品として
・キックボード
・ローラーシューズ
・スケボー
・ペダル無し自転車
・ミニセグウェイ
の5つを挙げた。
もちろん完全否定するわけでなくて、ルールを守ったうえで正しく使用すればOKだと思う。
だけど人間は慣れていくもの。
警察の取り締まりが無ければ次第にルールを守らなくなり、大人でさえもルールを軽視するようになる。
スマホ運転や傘さし運転という大人の自転車マナーの悪さを見ればよくわかる。
自転車だって車両扱いだから車と同じように一時停止線を守ったり歩行者優先で走行しなくてはいけない。
でも守っている人なんてごくわずかだ。
実際に公道を走行していない幼児向けの乗り物だって、保護者が付き添いながら子供に使用させているケースもよく見かける。
だったら最初から与えなければいいよねって思うのが個人的な意見だ。
子供を持つ親として、子供の身の安全を一番優先しなくてはいけない。
ぜひ参考にしてもらえれば幸いである。
本日の記事は以上となります。
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