先日、頂き女子りりちゃんが逮捕された事件に進展があった。
なんと、りりちゃんが入れ込んでいた常連ホストクラブの関係者が逮捕されたのだ。
この件は、氷山の一角でしかない。
今回は、いわゆるパパ活詐欺事件について戯れ言を語りたい。
時事通信社より要約
参考記事：「頂き女子」常連のホスト逮捕＝詐取金４０００万円得た疑い―愛知県警
「頂き女子」と称し恋愛感情を利用し、現金をだまし取るマニュアルを販売したとして、女さんが逮捕された。
この事件で、愛知県警が２４日、詐取金と知りながら常連客の女さんから約４０００万円を受け取ったとして、さらに男さん2人が逮捕。
組織犯罪処罰法違反（犯罪収益収受）容疑で逮捕されたのは、ホストクラブ店員（２６）と店舗責任者（３４）。
逮捕容疑は新宿区歌舞伎町のホストクラブで、頂き女子りりちゃん（２５）が横浜市の男性（５４）から詐取した金と知りながら、飲食代金などの名目で計約４０００万円を受け取った疑い。
「頂き女子りりちゃん」は、SNSで男性に３億円貢がせたと豪語。
「パパ活」する女性らにマニュアル「頂き女子の参考書」を販売していた。
マニュアルでは、困窮を訴えて詐取するテクニックを指南。
マニュアル販売で詐欺を手助けするなどの容疑で２回起訴され、10月22日には、横浜市の男性から約５２００万円をだまし取った詐欺容疑で再逮捕されている。
頂き女子りりちゃん事件
非常に景気の良いニュースに節約既婚者子持ちの主はご満悦。
安いスーパーをハシゴしている主の傍らで、経済をブン回している人達もたくさんいるのだなと感慨深い気持ちになった。
パパ活詐欺で逮捕された女さんは「頂き女子りりちゃん」としてマニュアル販売で大金を稼いでいた。
その内容は詐欺行為のやり方と言える。
実際にマニュアルを使って、同様の手口で金を稼いでいるパパ活女さんがどれくらいいるのかは不明。
もしかしたら各地で被害が多発しているかもしれない。
被害額は相当だろう。
芋づる式にホストが逮捕
マニュアルの内容は、女さん側が困窮しているアピールをしながら、男性側が支援を申し出るように欺くテクニックがメイン。
直接支援を求める手口じゃないため非常に悪質。
よく詐欺として警察が立件できたなと思った。
そんな頂き女子りりちゃんから、不正な金とわかりつつ金を受け取っていたホストが逮捕された。
りりちゃんは、パパ活で稼いでいた金を、ほとんどホストクラブで使っていたとのことだ。
詐欺で稼いだ金と知りながら金を受け取っていたとして、ホストクラブ責任者も芋づる式に逮捕されたカタチである。
逮捕されたホストは、歌舞伎町でも売上上位の人気ホストだったとのこと。
ホストクラブを規制すべき？
被害男性は、50代の派遣社員らしい。
派遣社員のなけなしの金を集めてホストに貢ぐ闇に身震いする。
健全に女さんと仲良くできる男性にならないと明日は我が身だ。
若いうちに全力で恋愛を頑張らなくてはいけないと痛感した。
ホストクラブ運営側も、女さんに不正をさせてでも売上を回収しようとする一例だった。
この件をきっかけに、ホストクラブを規制すべきという意見も多数出ている。
ホストクラブの問題点は、普通の一般女性に支払えないようなサービスを後払いで、どんどん提供するところ。
一定の規制をかけるべきという意見が政府案からも出ている。
ホストクラブは必要悪
ただしホストクラブは若くて可愛い風俗嬢を安定供給する必要悪でもある。
好き好んで、推し活をするようにホストに入れ込む女さんもいるにはいる。
そんでもって自ら望んで金を稼ぐために風俗で働く女さんは別に良い。
だけど本気じゃないカタチで風俗堕ちさせられる女さんもいる。
つまりホストにハマる女さんをツケ地獄にして風俗へ突き落とすのだ。
いわゆる掛け売りと呼ばれる。
後払いでホストクラブで遊ばせることで、ツケが払えず借金地獄になった女さんを、紹介先の風俗に沈めるパターンだ。
これはホストクラブと風俗がグルになっているパターンだから怖い。
売り上げを回収できなかったキャバクラ嬢を風俗に沈めるケースもある。
特に歌舞伎町のように、栄えている繁華街の街はホストが強い。
ホスト遊びにハマってしまったら最後。
だから必然的に水商売も強い。
まさに闇金ウシジマくんの世界だ。
性産業で働く人
風俗堕ちする女さんは様々。
・身寄りがない貧困女性
・奨学金地獄の大学生
・シングルマザー
・家計が苦しい主婦
・軽度の発達障害を持つ女性（自己判断能力が弱い人）
などが中心となる。
もちろん風俗業にプライドを持って全力で取り組んでいる人もいるから否定はしない。
大事な娘さんを持つ一般家庭の人は、こうした世界や仕組みを早い段階から教えておくことが大事かもしれない。
だけど格差社会の仕組み上、一定数は風俗等の水商売という受け皿が必要だったりする。
これは難しい問題でもあるのだ。
直接パパ活（売春）をして金を稼ぐ女さんも沢山いるから、性産業は必要な人には必要。
景気が悪くても需要があるから風俗も栄えるのだ。
ただしパパ活女さんは衛生的に危険。
梅毒が増加中なのもパパ活の弊害だ。
貧困層を生み出すことによって身体を売る女さんを供給する仕組みが上手く出来上がっている社会だけど、性病が怖すぎるので、男さんは無闇にパパ活女子に手を出さない方が良い
ホストクラブと奨学金は風俗嬢を安定供給する
頂き女子りりちゃんは、身体を必要以上に売らず金を手に入れるプロ詐欺師のような手口で粗稼ぎをしてきた。
今後は、かなり重い実刑判決が下される可能性が高い。
被害額が弁償できるような金額じゃないから執行猶予も付かなそうである。
一方で、ホストや店舗責任者は処分保留となり、そこまで重い罪にならなそうと予想する。
この辺は担当する弁護士次第で軽い罪で済みそう。
一般人はホストクラブにハマらないようにするしかない。
1番の問題は一般人を必要以上に追い込むホストクラブの在り方をどうするかである。
エロや性産業に寛容な日本は深く手を付けないのが実態だ。
良くも悪くもエロに寛容な国が日本である。
合法的に性欲処理ができる施設を許可しておくことは治安維持にもつながるから難しい。
外国人富裕層が日本の風俗を楽しめることも観光産業を儲けさせるカギになる。
そのために結局は、一定数の風俗嬢が必要になる。
風俗嬢を安定供給するためには、ホストクラブや奨学金制度が重要なカギを握っているのだ。
適度に借金漬けにすることで、身体を売る若い女性を毎年生み出す。
あきらかな犯罪案件は規制する必要があるが、性産業が衰退しないように日本は厳しい規制はしないだろう。
その辺は上手いことやっていくと見える。
まとめ
ある意味で頂き女子りりちゃん逮捕は性産業の闇。
被害は氷山の一角でしかない。
だけど性産業を衰退させないために、ホストクラブは必要悪として残り続けるだろう。
ホストクラブを規制するなら、大学の学費を高騰させて、奨学金地獄を継続することで風俗嬢を安定供給させることになりそう。
娘を持つ親御さんや学生さんは、よく社会の仕組みを勉強しておいた方が良い。
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