今回は、美容室を利用するお客さんへ向けての内容となっている。
1000円カットに限らないけど、低価格のカットで思い通りに綺麗なカットをしてもらおうと思ったら実践してほしいことを美容師目線で書いてみた。
安いお店で上手なカットをしてもらうための最低限のお願いでもあるので、お店へ行く前に参考にしてほしい。
僕は現役フリー美容師で起業廃業経験もあります。
簡単な自己紹介は下記にあるので興味あればご確認ください。
1000円カット
1000円カットは、実際に1000円ちょうどで経営しているお店は少ないかもしれない。
ここでは1000円カットをはじめとして、おおむねカットが2000円未満の低価格店を利用する前提でのお話をするので参考にしてほしい。
2000円未満のカット料金を設定しているお店は、シャンプーをしないでドライカットのみで仕上げるお店が多いのではないだろうかと思う。
こういう店の美容師にとってシャンプーをしないカットは非常に高難度で、シャンプー後の仕上げを想定して技術を行っている。
なのでお客様側の来店時の髪の状態で、仕上がりが大きく変わるといっても過言ではない。
どんな悪条件でも最高の技術を提供したいのは本音だけど、低価格店の場合は短時間で多くのお客さんをこなさないと商売が成り立たないので、時間をかけて最高の技術を提供するには1000円カットだと、ただの安売りになっちゃうんだ。
だから低価格でも悪条件に負けず、最高技術を提供するって考えはきれいごとでしかない。
反論される美容師さんもいると思うけど、それはビジネスを無視した行為だから、いつかは商売として破綻する。
結論→髪の毛の状態が自然な状態こそ一番カットがやりやすい
美容師にとって最高に髪を扱いやすいのは、洗って乾かした直後の自然な状態なのである。
なので1000円カットでも、なるべく綺麗な仕上がりを求めるなら自宅でシャンプーした直後にすぐ乾かしてそのまま来店してくれることがベストである。
なので日中は、ゆっくりして夕方の買い物ついでとか仕事の帰りに寄るとかってあまりおすすめはできない。
汗をかいたり髪が乱れている状態だからだ。
基本的には美容師側も善処をするけど、美容師に最高のパフォーマンスを発揮してもらいたいなら髪を洗って乾かした直後に来店すると良いと思う。
NG行為
基本的には来店のタイミングとかを気にしなくてもいいけど、来店の際に気を付けてほしいNG行動がある。
それをいくつか紹介しよう。
帽子を被る
髪の毛が押さえつけられて、ぺったんこになったり変な癖がつくので、綺麗にカットしてほしいなら絶対に帽子は被らないでほしい。
特に男性や子供に多い。
かぶってきた人もカットを受け入れてくれるパターンは多いけど、美容師にとっては非常にやりにくい。
濡らしても自然な状態にはならないので、本来はシャンプーが必要となる。
ゴム痕が残るくらいに縛る。
髪が長い女性に多いけど一本で結わいたり、まとめてお団子にしてたりするひとは意外と多い。
正直、なんで髪を結わいた状態で来店しようと思うのか僕には理解不能だけど、おそらくは長い髪がバサバサした状態で外出するのが嫌なんだろうなと思う。
まとめた髪を切るのは、変な跡がついているし、お客さん自身も綺麗に切ってもらっているのかが判断しにくい。
低価格店では、髪を結んでいるお客さんを受け入れないってことはないけど、上手に切ってほしいなら絶対に結ばない方が良い。
個人的には、オールバックでバレエの習い事帰りの子供のカットは非常に厄介である。
前髪を切るにも超難しいし、1本縛りよりも小さくまとめてるせいで強い癖が残るから扱いがやっかいである。
子供のカットを、上手にやってほしい親御さんも気にかけてほしいところだ。
スタイリング剤をつける
帽子をかぶることも、縛ることも基本的には対応できるんだけど、スタイリング剤だけは完全にNGである。
スタイリング剤も種類によっては、ある程度のカットをすることができるけどワックスとかジェルなどの固まる整髪料は完全にNGである。
一番やってはいけないことだ。
シャンプーできないお店によっては、お断りすることもある。
それでもスタイリング剤付いている髪の毛をカットしなきゃいけないお店で働くときは地獄。。。
ハサミにベタベタした整髪料が付着して、道具にも負担がかかる。
スタイリング剤が付いた髪を扱うのは、非常に高度な技術が必要で1000円カットじゃ割に合わないとも言える。
僕はスタイリング剤を付けて低価格店に行くのは、女の子とエッチをする前にシャワーを浴びないのと同じくらいエチケットマナーとして悪いことだと思っている。
ケースバイケース→セットして行くこと。
1000円カット行くなら髪の毛は自然な状態がベストとは言ったけど、仕上げで軽くセットしてから来店する方が良いケースもある。
例えば、癖が強くて普段は絶対にストレートアイロンで仕上げているって人だ。
スタイリング剤は付けないでストレート仕上げしてある方が切りやすかったり、仕上がりのイメージを共有しやすかったりもする。
この場合は、セットをして美容院に言った方が綺麗なカットをしてもらえる可能性があるパターンと言える。
例えば、前髪を巻いている人もそうだ。
前髪を少し巻いた状態の長さで合わせたい人は、自然な状態でカットすると切りすぎになる可能性がある。
なのでケースバイケースで仕上げをした方が良い場合もあるで、カットする美容師に聞いてもらってもOKだと思う。
共通点
今回挙げた共通点は、自然な状態で切るためにシャンプーが必要になることだ。
変な痕が、ついて切りにくいって現象が起きる。
キレイに切ってほしいなら、自然な状態を壊さないように気を付けてもらえると有難い。
というわけで、低価格店を利用するときは気を付けてほしいポイントとして挙げさせてもらった。
低価格店じゃなければNGにならない
逆に挙げたNGポイントも、カット料金をそれなりにもらっているお店だったらNGにならない。
シャンプーが、メニューに組み込まれているかを確認して利用してもらうと良いかと思う。
とりあえずシャンプーを、してもらえれば問題にならないケースなのでシャンプーの有無が大きなポイントだ。
おおむね4000円以上の、お店になるだろうか。
今回は1000円カットをはじめとしたシャンプーのない低価格店を話に出したけど綺麗に切ってほしい願望があるなら、ある程度の料金のお店なら気にせず行けばOKな話でもあるので店選びから気をつけてほしい本音もある。
まとめ
低価格店を利用するうえで、上手にカットしてほしいなら最低限はスタイリング剤を付けないようにして行こう。
これは、マジでNGなので要注意である。
可能なら帽子を、かぶったり髪を結んだりと髪型が乱れる行為は避けよう。
なんなら、自分で洗って乾かした直後に店へ行くのでもいいくらいだ。
本日の記事は以上となります。
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