※11月28日時点での執筆です。
田中将大投手が楽天イーグルスを電撃退団したというニュースが話題になっている。
メジャーリーガーとして活躍した生え抜きレジェンド選手のこの決断に、プロ野球ファンの間でも憶測が広がっている。
彼の進路はどうなるのか、多くのファンが興味津々で議論を交わしている。
参照記事:ヤクルト、田中将を「調査」 石川とは既に交渉―プロ野球。 時事通信社より
本命はヤクルト?
ここまで東京ヤクルトスワローズが本命と言われている。
だけど一部報道では話がそこまで進んでいるものじゃないよう。
ヤクルトの小川GMも獲得調査はするものの、明確な発言は避けている。
言ってしまえば、獲得調査はどこの球団でも行うもの。
チーム編成に向けて、有望な選手は一通りリストアップして調査をする。
実際に獲得するかどうかは別の話。
ちなみに主はヤクルトスワローズのファンクラブ会員。
長年現地観戦をしている身としてヤクルトの事情には比較的詳しいファンであると自負。
まずヤクルトが獲得に動くのかは怪しいところ。
ヤクルトの獲得情報については産経新聞社の情報が有力。
ここまで正式な獲得報道や動向はサンスポから語られていない。
一部ではサンスポ記者によってヤクルトは獲得に興味を示していないという情報もある。
主の目線としてはマー君がヤクルトに来てくれたら心強い。
マー君としても退団を決めたのは次のアテが何かしらあるのかもしれない。
それがヤクルトなのかは不明。
支配下枠
正直、ヤクルトが獲得に動く可能性は極めて低いのではと思っている。大きな理由は支配下枠の数。
プロ野球の支配下枠は1球団あたり最大70人。
ヤクルトの支配下枠は、現時点でもかなりギリギリ。
今季最大70人に対して69人を活用した。
そこから戦力外と引退で7人が退団。
ここで支配下枠は62人。
トミー・ジョン手術で育成再契約した西館選手も含める。
また支配下外国人4人の退団があった。
これで支配下枠は58人になる。
外国人の退団は、そのまま外国人補強に使うとすれば日本人に使えない。
一応、外国人を6人から5人体制で行くとしたら日本人選手を1人増やす余裕がある。
一軍で一度に出場できる外国人の数に制限があるから6人は無駄になりやすい。
6人体制は外国人にも競争させて真面目に取り組ませる意味合いもある。
オスナ、サンタナは超真面目な助っ人だから5人でも問題ないかもしれない。
外国人を4人獲得したら支配下枠は62人となる。
ドラフト会議で5人の支配下選手を指名したので支配下枠の残りは67人。
FAで2人の獲得を目指しているので最大69人埋まる予定。
マー君も獲得したら支配下枠上限の70人になってしまう。
支配下枠をシーズン前に使い切ることは考えにくい。
現時点でFA選手の獲得以外の補強は無いと考えるのが普通。
ちなみにソフトバンク・石川柊太選手は人的補償不要のCランク。
楽天の茂木選手は人的補償が必要なBランク。
石川柊太選手の獲得に失敗して茂木選手を獲得し、人的補償で1人放出すれば67人のまま。
この形になることが濃厚と予想している。
来シーズンの開幕前には、シーズン途中に補強できる余裕と大量に抱えた育成選手が競争するモチベーションが必要。
多くても支配下枠は3枠ほど空けておきたい。
現時点で獲得に動いている選手の支配下枠を考えると、最大68人の枠が埋まる。
つまり現時点で補強できる残り枠はギリギリカツカツ。
毎年恒例の他球団の戦力外選手を迎え入れる余裕もほとんどない。
支配下枠を空けるとすれば、他球団とのトレードで2対1とか3対1、もしくは育成選手と支配下選手の交換をするしかない。
外国人を獲得しない戦略もあるだろうが、マー君より若くてスタミナのある外国人投手の補強が優先されるのは確実。
今年のヤクルトは他球団からの補強にそこまで乗り気ではなく、現有戦力の底上げを中心に考えていると言える。
マー君を獲得する可能性を考えたら、石川柊太選手の獲得に失敗したときの保険的な運用が濃厚。
普通に考えたらヤクルトがマー君の獲得に積極的に乗り出すとは思えない。
それこそマー君を獲得したら支配下枠がカツカツになるので、育成選手のモチベーションを保てなくなる。
少なくとも1年目で自由契約→育成再契約に応じてもらったドラフト1位西館選手のためにも、支配下枠を70人まで使い切ることはしないはず。
だから実質的に使い切れる支配下枠は69人。
候補となる球団
獲得に積極的に乗り出せそうなのは、支配下枠に比較的余裕がありそうなソフトバンク、巨人、西武、中日あたり。
ロッテや広島東洋カープも支配下枠がカツカツなので、マー君含めて今年の戦力補強はほとんどできない。
ソフトバンク、巨人、西武はマー君の獲得に興味をそこまで示していない雰囲気もある。
あるとしたら中日ドラゴンズか。
なのでヤクルトの獲得があるとしたら、石川柊太選手の獲得に失敗した時に動くかどうか次第。
もちろんヤクルトと同じく、石川柊太選手の獲得に失敗した他球団が動く可能性もある。
その場合は、巨人、オリックス、ロッテあたりも候補。
ただし楽天とヤクルトには謎の太いパイプもある。
ヤクルトを引退した選手が楽天で指導者人生をスタートさせたり、ヤクルトOBの三木肇氏が一軍監督に就任する縁もある。
また楽天を自由契約になった嶋基宏ヘッドコーチがヤクルトの次期監督として最有力のポジションにもいる。
石井一久がヤクルトのOBなので、何かしらの話をつけてくれている部分もあるかもしれない。
とはいえ、サンスポの報道があるまでは確定とは言えない。
誠意は金額
マー君が楽天を退団する経緯は不明。
YouTubeで本人が語っているが、当事者たちにしかわからないこともある。
ただチームからの待遇や扱いに不満を持っている部分もあるかもしれない。
メジャーの高額オファーを断って楽天に戻ってきた恩義を評価してほしいという意図もあるだろう。
カネに困っているわけではないが、年々減り続ける年俸に楽天からの誠意が物足りないと感じた可能性もある。
マー君が欲しいのはカネではなく、誠意は金額という形で示される難しい駆け引きがあったと予想する。
メジャーの高額オファーを断って楽天に戻った恩を忘れないでほしいという気持ちなのかもしれない。
また、昨年に発生した安楽選手のパワハラ騒動も影響している可能性がある。
年長投手として知り得なかったことなのか、それとも一切関わっていなかったのかという疑惑もある。
場合によっては、受け入れたチームの若手が委縮してしまうきっかけになるかもしれない。
そういう意味でも獲得には慎重にならざるを得ない事情がある。
200勝チャレンジ
とはいえ、来年は獲得した球団にマスコミがさらに増える可能性も高い。
集客を考えたら、マー君を獲得するメリットは大きいだろう。
あと3勝に迫った200勝チャレンジで話題性も抜群。
球団はイベントを開催できるし、グッズも売れる。
たぶん年俸は数千万円でもマー君は来てくれるだろう。
元は簡単に取れるはず。
楽天は今年で200勝できると思って記念グッズを発注していたかもしれない。
もしそうなら、大量の在庫を抱えることになり、大きな損失となったかもしれない。
そう考えると楽天が気の毒に思える。
楽天の広告塔としては、生え抜きメジャーリーガーが抜けるのは痛手。
背番号18も永久欠番になってもおかしくないレベルのレジェンド選手。
逆にマー君の退団によって背番号を欠番にしなくて済むという側面もある。
今年未勝利に終わった成績を見ても、ケガの程度や回復具合が未知数。
マー君は、ケガでまともに投げられる状態ではない可能性もある。
それでも復活した姿を見たいというのが本音。
来年ヤクルトに来てくれたら嬉しい。
まとめ
来年のマー君は奥川君くらい投げられればと思う。
そうすれば200勝に届く。
確実にクリアできそうなところまで来ているだけに、ファンの期待も高まる。
もしヤクルトがマー君を獲得したら背番号をどうするのかが気になる。
マー君に18番を与えて奥川君に11番を戻してもらうか。
もしくはマー君に16番か11番を与えるのか。
マー君の進路と今後に期待している。
本日の記事は以上となります。
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