ドラフト会議で指名された選手が入団拒否をすることについて戯れ言を語る
本日はドラフト会議で指名された選手が入団拒否をすることについて、プロ野球ファンが戯言を語るネタをやっていこう。
先日プロ野球ドラフト会議2022が行われた。
その中で広島東洋カープから5位でドラフト指名された大阪ガス・河野佳選手が話題になっている。
なんでも河野選手が入団拒否をするかもしれない可能性があるとプロ野球ファンの間で話題になった。
実際には入団に前向きらしいのだが、報道で入団拒否の可能性が報じられて真実は不明。
上位指名が目標でプロ入りに悩んでいるのでは?という内容だった。
大阪ガス・河野佳選手
社会人野球日本選手権が先日行われて大阪ガスが東京ガスに初戦で破れるという結果に。
どちらもすごく強いチームで社会人野球の名門である。
共にプロ野球選手を多く輩出している実業団チーム。
大阪ガスに 所属している河野選手は試合に敗れた後に記者の人に対してプロ入りへの心境を明かしたということらしい。
河野選手は現在21歳で広陵高校の出身。
こちらも広島県内にある野球の超名門高校でプロ入り選手を多数排出して一流選手も誕生している。
この試合で自己最速に並ぶ1501キロも計測したという。
将来が楽しみな選手だが、今年は病気もあり本調子ではなかったようだ。
上位指名が目標だった中で野球以外の部分で調子を崩してしまったのは悔しいと思う。
来年はもっとやれる自信がある中で、残留してさらなる高評価でプロ入りしたい気持ちもあるのかもしれない。
プロへの思いはすごく強いらしいけど、今後会社としっかり話したいということで今後に注目したい。
報道の真相は不明
河野選手にとってドラフト指名された順位が想像より低かったのかもしれないが、ドラフト指名は巡り合わせである。
他の選手の状況とか、球団側の編成ポイントなど様々な要因が絡んで指名順位は変動する。
一時的に調子が悪かったからといって、その短期間の状態で指名順位が大きく変動するかっていうと、その限りでもなかったりする。
指名後のコメントではホッとしたとしながらも、ご本人は入団拒否の可能性を否定せずということだったらしい。
ドラフトの指名順位にこだわりがあったのかに関してはわからないけど、ネット上で様々な憶測が飛んでいる。
もちろん本人だけの問題じゃなく、所属しているチームや身内の方と相談して決めることになるだろう。
また大阪ガスの先輩であり広島東洋カープに入団した末包選手も憶測で誹謗中傷はやめてと訴えかけたりしてるので、外野がとやかく言う話でもない。
河野選手の記事を見て良からぬ言葉をぶつけてる方も一部でいるようだが、当事者を責めたりするのはやめるべき。
僕も河野選手のことをどうこうしてやりたい気持ちは全くないけども、ただプロ野球ファンとして思うことをお伝え出来たらなと思う。
ドラフト指名と交渉権について
日本プロ野球の最高峰にあるのはNPBという団体。
今の日本プロ野球は12球団あるけども、その12球団が所属している野球リーグがこのNPBとなる。
日本プロ野球機構(NPB)のリーグに所属している球団に入って、プロ野球選手としてプレーをしたいと思ったらドラフト会議でドラフト指名をされる必要がある。
このドラフト会議で名前を読み上げられることによってプロ野球選手になれる資格が得られるのだ。
ただしプロ野球のドラフト会議で指名されるということは、球団が交渉権の獲得をできるということである。
1位指名競合で、くじ引きになったとしても、どこのチームが当該選手と入団交渉できるのかを決める権利を争っているだけに過ぎない。
最終的には交渉権を獲得したチームが指名選手と独占交渉ができるという形になっている。
なのでドラフト指名=入団確定ではないのだ。
入団拒否
交渉期間はドラフト会議翌年の3月末と決まっているので、入団拒否をしようと思ったら、交渉決裂した時点で入団が拒否できるというわけではない。
ドラフト指名されてから翌年の4月を迎えた時点で交渉権の期間は終了。
大体の選手はプロに入りたいから早い段階で入団交渉をして契約合意に至り、年内には大部分の選手の交渉がまとまる。
たまにこの交渉がまとまらずに入団発表に間に合わない選手もいる。
基本は11月から12月の序盤くらいまでに全部の新入団選手と契約合意して、背番号も決まって、ファンの前にお披露目パターンとなる。
過去には、大谷翔平選手も元々メジャー志向が強くて、日本のプロ野球でプレイする気はないと伝えていたけど、当時日本ハムファイターズだけ入団拒否される覚悟で大谷選手を強行指名。
結果的に日本ハムに入団してもらえるように、栗山監督を中心に積極的に交渉に向かった過去があった。
大谷選手は、いろいろと考えた末に日本ハムに入団して日本のプロ野球でプレーする道を選んでくれた。
すごく悩んだ期間とかもあって入団交渉期間ギリギリまで交渉が行われた。
その翌年に18歳ピチピチの大谷君を僕も東京ドームに見に行ったりもした。
当時の大谷君ってどっちかっていうと小生意気なキャラみたいなイメージで扱われてたが、今ではすごく爽やかな好青年みたいなイメージになっている。
当時はライバル関係にあった阪神・藤波選手が主人公で大谷君がちょっとダークヒーローみたいな雰囲気があった印象。
時の流れとともにね印象っていうのは変わるものである。
そんなわけで交渉が長期化する選手も中にはいる。
とはいえ入団拒否をする選手は現代だとレアケース。
昔に関してはセリーグ球団希望者とかジャイアンツに入りたい選手が多かったので指名拒否も度々あった。
「ジャイアンツ以外の指名は全部断ります。」みたいな人も結構いて、江川卓さんもジャイアンツLOVEでドラフト指名されても入団しなかった経緯が過去にあった。
最近だとジャイアンツでプレーしている菅野選手とか、ジャイアンツに復帰報道が出た長野久義選手もジャイアンツしか入団しないと指名拒否をした経験もある。
いうわけで、いろんな思惑で入団拒否は結構昔から度々あるにはあった。
プロ志望届
ちなみにプロ野球選手になりたい学生さんに関しては、プロ志望届っていうものを提出する必要がある。
プロ野球に入りたい学生さんは必ず提出しなきゃいけないシロモノ。
日本のプロ野球に限らず、アメリカのプロ野球に行きたいとか、日本のNPBじゃない別の独立リーグに入団したい選手も必ず出さなきゃいけ ない。
届を出した選手の中から、学生さんはドラフト指名をすると決まってるので、届を提出した学生を対象に日本のNPB球団は指名をする。
昔は入団拒否をする選手もかなり多かったので、各球団とも指名を拒否される前提で大量指名をする時期もあった。
中にはその怪我を理由に入団を拒否するという選手もいる。
最近でもジャイアンツの育成指名を断って入団しなかった選手もいた。
入団を辞退した形であったけど、その翌年に怪我を克服してまたドラフト指名されてジャイアンツに入団した。
こんな感じで、様々な理由で入団をしない選択する選手もいるわけだ。
例えば大学進学とか就職を希望してプロ野球に入団しない意向をあらかじめ伝えてる選手もいたりする。
昔はこのプロ志望届を提出する制度がなかったから、大学進学とか就職が内定してる選手を強行指名する球団もあってトラブルがたびたび起きた。
それをきっかけにプロ野球の志望届けを義務化しましょうみたいな形で 制度が変わったといえる。
例えば有名どころだと元ジャイアンツで活躍した桑田真澄さん。
桑田さんも早稲田大学に進学が決まってたけども、ジャイアンツが強行指名して最終的に入団してもらうことになった過去がある。
これによってジャイアンツは早稲田大学の出入り禁止になったとか、なっていないとか。
様々な噂もあったけど事実はわからない。
というわけで、本人と球団だけの問題じゃなくて、様々なね関係者に迷惑がかかってトラブルになっちゃうことが度々あったわけだ。
選手の囲い込み
かつては裏金とか選手の囲い込みとかを問題視されて、ドラフト制度が大きく変わった歴史もある。
いわゆる自由獲得枠とか逆指名制度だ。
かつては選手側が希望球団を直接選ぶことが可能だったが、すでにこの制度は廃止されている。
昔だと西武ライオンズがよく囲い込みをしていたと言われている。
表向きは社会人チームに行きますとか、進学しますっていうことにしといて、他の球団に有望な選手を指名させない。
そんで話をつけていた球団がドラフト会議でその選手をドラフト指名するパターン。
有名どころだとソフトバンク ホークスの監督をやってた工藤公康さんとか秋山浩二さんが囲い込みだったんじゃないかって言われている。
工藤さんも就職が決まっていたと聞いてるけど、ドラフト下位で強行指名。
その決まってた就職先がゼネコン系の企業だということで、最終的にはその迷惑料として工藤さんを強行指名したライオンズ側が就職予定だった実業団の親会社に工事をたくさん発注して大儲けするようアフターケアをしたと聞いている。
僕も関係者じゃないから真相は不明。
根回し
またプロ野球界も選手を獲得するための根回しをいろいろやってるなんて言われている。
そんな中で、プロ野球チームもアマチュア選手の所属する大学や企業に配慮したり、指名前に所属球団の監督さんとか関係者の人に根回しをしたり、指名の許可を得たりとか結構やらなきゃいけないことも色々あるらしい。
スカウトや球団の編成の方が中心に行動するわけだけど、選手と直接交渉するのは禁止行為なのでルール違反にならない範囲で上手く立ち回っている。
また社会人出身選手はプロ志望届が必要ないので、サプライズで指名されるケースがある。
指名される可能性がある場合は、球団から所属チームに調査書が届いた りするらしいけども、指名されると思ってなかった社会人選手が指名されてびっくりなんて話もある。
指名される可能性がある選手はマスコミが指名会見の準備をしてたりするんだけど、準備を全くしてなかった選手も結構いると聞く。
元ヤクルトの今浪選手も吉野家のバイト面接に行く直前でまさかの指名があって面接を断った話をYouTubeでお話されていた。
順位縛り
ドラフト指名を待つ一部のアマチュア選手は順位縛りをしているケースがあるとのこと。
この順位縛りは実業団とか大学側が獲得したい選手に内定を出す都合で順位縛りをするパター ンがあるそうだ。
プロ野球チームと一緒で実業団チームも毎年新しい選手を入団させる都合で、一定の指名順位以下だったら入社してくださいと内定を出す。
上位指名されたらプロに行ってもいいけど順位が低かったら、うちに来てみたいな感じ。
そういった形で就職の内定を出してるケースがある。
また選手側の都合としては順位が高い方が契約金が高額になったり、出来高がついて好待遇で入団できるメリットがある。
金銭的な差は上位指名と下位指名で何千万も差が出る。
そういった理由で低い順位では入りたくないですと、選手側が順位縛りをしてるケースも。
指名された順位によっては入団した後の待遇とか、チャンスがたくさんもらえるなど確実に格差が生まれる。
上位で指名されたら引退後も何かしらの役職で雇って、最後まで面倒を見ますよという確約もあったりするらしい。
活躍すれば下位指名でも待遇は良くなるけど、やはり上位指名は強い。
ただしデメリットもあって、上位じゃないと指名できない選手は状況によって指名を回避してしまう球団もある。
上位指名が絶対条件という選手の場合は、状況次第で結果的にどこからも指名されない可能性がある。
選手として注目はしているけど、上位だったらいらねえわって球団の思惑で指名を回避しちゃう球団が重なると指名漏れというわけだ。
どこの球団も1位で欲しいと思われるような選手なら関係ないけど、客観的な評価を見誤ると指名されないリスクもある。
ドラフト上位の選手は引退後が約束されてるケースもあるし、順位縛りをしたい選手側の気持ちも理解はできる。
元ヤクルトスワローズで監督も担った真中満さんも順位縛りをしながら日本大学からヤクルト入りをしている。
真中さんによると、ドラフト3位以上だったらプロで、それ以下だったら社会人で内定していたなんて話もYouTubeでお話ししていた。
社会人野球側や自身の都合でドラフト順位によってプロに入る入らない選択を設定している選手は事実として存在するのだ。
今回、話題になった河野選手がドラフトの順位に対して大きなこだわりを持っていたのかは不明。
河野選手がというよりも、末包選手も含めてチームの主力が続けて下位指名で指名された大阪ガス側が難色を示しているパターンもあるかもしれない。
最終的に河野選手はプロ入りする可能性の方が高い思うけど、今後の動向を見守りたい。
契約金
ドラフト指名で入団する選手には契約金が用意される。
先にもらえる退職金みたいなものだろうか。
過去には ジャイアンツが上限を超える契約金を新入団選手支払っていたなんていう話もあって、実はアマチュア選手がプロで何の実績もないうちに一生食っていける金額を契約金として受け取っていたなんて選手が報道で話題になったりもした。
本来はルール違反だったけど、引退後も含めてドラフト上位選手は人生が約束されてるケースがあるのだ。
またドラフト上位選手ほど契約金は高くなる傾向にある。
高卒か大学社会人なのかでも契約金に差が生まれる。
なので高額な契約金を狙って、高卒でプロ入りせず大学や社会人で上位指名される選手になることを目標に頑張る選手もいる。
プロ野球選手になることは東京大学合格よりも難しい
プロ野球に入ることができる選手は本当にすごい。
日本の野球人口は、なんだかんだすごく多いので国民的スポーツ。
人気競技ゆえにプロ野球選手になることは東京大学に入学するよりも非常に狭き門である。
毎年プロ野球の世界に入れる選手は120人程度..。
でも東京大学は在籍してる生徒だけでも何千人といるから、そういった意味では東大に入るよりもね すごく難しいと言える。
また社会人野球の大手実業団に入団することも狭き門。
野球のエリートって言われる人たちは本当にレベルの高いところで選ばれた選手たちと言える。
高校卒業したばかりの身体が完全に出来上がっていない選手も社会人を経由した即戦力選手も同時に実力を評価される。
将来を見据えて大学進学を希望する高校生選手もいるけど、高校生からプロ野球選手になれるのは本当にすごいことでもある。
高卒社会人選手はかなり優秀
河野選手みたいに 高卒から実業団に入れる選手も非常にレアケース。
どっちかと言えば、大卒から大手企業の実業団チームに入るよりも難易度が高い。
高卒から直接社会人野球実業団チームへの入団は、本当に優秀な選手じゃないと入れない。
オリックスの山岡選手みたいに高卒から社会人に入れるのは優秀な選手といえる。
社会人選手がプロ入りするデメリット
社会人選手の場合はプロ野球に入団すると大手企業社員の肩書を捨てることにもなる。
待遇は企業や選手によって違うらしいけども、基本的には他の社員さんと同じような待遇という風に聞く。
引退後は企業に残って仕事をして、他の一般社員と同じように給料をもらう。
昇進していけば立場も偉くなるし年功序列で給料も上がるし、定年退職を迎えれば退職金もしっかりもらえる。
大学生の憧れでもある大企業の社員として人生を全うするということができる。
だからプロ野球界に入るっていうことは、こうした待遇を捨てることになる。
よって家族や監督さんがプロ野球に入ることに反対するケースもある。
プロ野球の選手になって数年でクビになってしまうかもしれない、ケガをして選手生命が終わってしまう可能性を心配したら、大企業でお勤めして安定 した人生を手に入れてほしいと願う気持ちもわかる。
そういった形で親御さんとか妻や子供がいる選手だったら、その家族がプロ入りを反対するケースがある。
チームによっては上位指名じゃないと監督さんが反対するケースもあるらしい。
社会人選手がプロ入りするメリット
一方でメリットもある。
それは生涯賃金の差でプロ入りをしない方がメリットがあるケースだ。
プロ野球は本当に夢がある世界なので、すごく頑張れば普通の人が手にすることがないような大金をゲットできるチャンスがある。
プロで大活躍出来れば大手企業での生涯賃金を余裕で超えるほどのお金を稼ぐことができるのだ。
だけど思うような活躍ができず、あまり稼げないまま引退していく選手も多数いる。
場合によっては路頭に迷うこともあるので、プロ入りを迷うケースも十分にあるだろう。
何を天秤にかけるのか難しい判断である。
プロ野球のチームに入団する意味では球団が引退後のセカンドキャリアをどのように用意してくれるかも入団へ踏み出せるかどうか決まるともいえる。
引退後のセカンドキャリア
現代でも選手が希望すれば就職を斡旋してくれるケースもあって、その球団の関連企業、もしくは本社で仕事をくれて再就職ができるケースもある。
場合によっては野球に携わった仕事をもらえる可能性もある。
ただ広島東洋カープに関していえば、一応は市民球団なので実質的に親会社が存在しない。
球団運営の大きな権利は自動車会社のマツダが持っているような形に近いけど、基本的にはマツダが引退選手の面倒を見る話にはならない。
とはいえ球団名にある「東洋」はマツダの旧社名である東洋工業から。
それでもマツダの球団ではないという謎。
河野選手側としては、指名された球団が広島東洋カープであることに悩んでる理由があるかもしれない。
河野選手は広陵高校出身で出身自体は兵庫県らしいけど、中学校ぐらいから広島で生活してたというところで地元球団ではある。
それゆえにカープファンなのかは不明。
とはいえ地元でプレーできるなら喜んで入団したい選手も多いのではないかなと思うけど、親会社が存在しない球団であることを考えると二の足を踏んでしまうこともあるかもしれない。
もちろん親目線としても、セカンドキャリアを考えるて大企業の球団に入ってほしい願望があるのではないかと思う。
会社の将来性とか安定性を考えたらヤクルト、日本ハム、ロッテあたりは非常に良いと思うので、僕が野球選手になりたい子供を持ってる身 として考えたら、こういう球団に子供を預けたいなと思う。
個人的に一番入ってほしいなと思うのはヤクルト。
選手としての育成環境とかセカンドキャリアをしっかりと斡旋してくれるって話だったらソフトバンクがベストかなと思う。
ソフトバンクもグループ企業に就職を斡旋してくれるなんて話も聞いているので、そこを含めて育成選手で指名された選手たちも、割と前向きにね大人数の選手が入団してくれると聞いている。
また元プロ野球選手の肩書を利用してセカンドキャリアも活躍していきたいと考えている人は読売ジャイアンツもありなのかなと思う。
活躍できてもできなくても元読売ジャイアンツの選手ですっていう肩書きは、やっぱり現代でも超強い。
どこのチームに入りたいとかも含めて、表向きは希望を言えないだけで広島東洋カープに指名されたところに関してデメリットに感じてる可能性もあるのかもしれない。
ただそれを直接言えないって話で。
球団売却
ただ球団側も、いつどうなるか分からないところがあり、ある日突然売却される可能性もある。
ダイエーが球団を手放した結果、今のソフトバンクがホークスを所有することになった。
ベイスターズに関してもマルハニチログループからTBS、DeNAと球団が売却された歴史もある。
そんな感じで、どこのチームも所属してる間に売却される可能性は全然ある。
読売みたいに絶対に手放さないチームもあるけど、それでも将来はどうなるかわからないから気にしてもしょうがない。
プロはドラフト順位に関係なく入団した方が得
というわけで僕個人的には、プロ野球選手になれるんだったら順位に関係なく入団した方が良いと思う。
もちろんそれぞれの人生があるので、僕が偉そうなことを言うつもりは全くない。
プロ野球で通用する自信がないとか、安定の道を考えてどうしようか迷う選手も入団しない方が良いかもしれない。
ただし通用しなかったとしても、プロ野球選手になれたことで得られるメリットは非常に大きい。
プロ野球選手になったことで手に入れられる人脈や知名度はメリットしかないといえる。
なのでプロ野球選手になれるなら、どんな形であれプロ野球選手になった方が良いと僕は思っている。
さっきも言ったけど、プロ野球は東京大学に入るよりも非常に狭き門である。
それがNPBのプロ野球選手であり、その選手になれるのは限られた一握りの人だけ。
少なくとも僕がアマチュアで野球をしている選手だったら、どんな条件だったとしても入団する。
そのプロ 野球の世界で得られる人脈と知名度は非常に大きい。
だから僕はプロに行かない手はないと思っている。
プロ野球選手になれるチャンスは限定的過ぎる
そもそもNPBでプロ野球選手になれる条件は、若くて才能がある男性のみに許されている。
一応女性でも入ろうと思えば入れるのかもしれないけども、ただ歴史としては女性が入団した過去はない。
つまりプロ野球選手はいつでもなれるものではないし、誰でもなれるものでもない。
特定の限られた人にしかプロ野球選手になれる資格がないといえる。
そういった意味では、指名された時点で入団する方がベストではある。
例えば、大学に関してはその気になればいつでも受験ができる。
誰でも大学生になれるし、男女も関係ない。
おじいちゃんおばあちゃんでも大学生になれる。
大企業に就職できる人もプロ野球選手に比べたら大量にいる。
条件によっては男女年齢関係なく大企業への就職だってできる。
だけどプロ野球は、選手の実力とか年齢とかチームの編成状況とか様々な要素が噛み合った時にのみ指名される。
つまり特定の選手が何度も指名されるとは限らない。
その中で指名を拒否して意中球団に上位で指名される夢を勝ち取れるかは本当にわからないリスクある行動といえる。
入団拒否をして何度も1位指名された江川卓さん、福留孝介さんは本当にすごいなと思う。
巨人の長野さんも3回ドラフト指名されているから、あの人も本当にすごい。
でもほとんどの選手はそこまで何回指名を勝ち取れるほどにアピールと活躍を続けられるかは別。
育成選手
僕としては育成選手でもドラフト指名されたら入団した方がメリットがあるんじゃないかなと思う。
この育成選手システムに関しては、支配下の選手ではなくて2軍の試合にしか出ることができない立場。
非常に厳しい立場なので育成指名を嫌う選手もいる。
でも僕は育成選手だとしても入団できるなら入団した方が良いと思っている。
契約金無しで支度金っていう形で数百万もらえる。
金銭的なメリットもあんまりないけど、この厳しい育成選手の立場から大活躍すると注目度も桁違い。
そういった意味では育成選手からのし上がるというのは人生にとってメリットのある出来事になる可能性もある。
なので僕は育成選手でもプロになれるチャンスがあるなら入団した方がいいと思っている。
そもそもプロ野球選手は引退後に様々なところから声がかかったりする。
やっぱり知名度がつくっていうとこもあって、またその厳しい練習とか過酷な環境下で耐えてきた体力や精神力が評価されたりもする。
なので実は引く手数多だったりする。
結果的にセカンドキャリアを考えても、引っ張りだこで何かしらの就職ができる可能性が高い。
だからセカンドキャリアを考慮して野球選手になることを心配しなくても良いのではと僕は思う。
また最近だと所属していた企業にセカンドキャリアとして再度復帰できるケースもある、
元々勤めていた大企業に声をかけてもらって再び野球を続けられる選手も結構いるから僕は全然心配しなくてもいいと思う。
プロ野球の世界に入れば充実した施設を利用したり、一流の指導者の下で野球に専念ができて給料がもらえる。
というところで僕は育成選手でもプロ野球の世界に飛び込むっていうのはありなんじゃないかなと思う。
安定の道
社会人という安定の道を捨てて挑戦するのはリスクでもあるけど、そうしたリスクを選べる選手じゃないとプロでは通用しないかなというふうにも思う。
プロの世界では無理かもしれないって思っているなら行かない方がいいと思うけども、プロ野球選手になりたい強い願望があるなら引退後のリスクを気にしないで飛び込んじゃって良いのではないだろうか。
そもそも長い人生の途中で、どういう風に気持ちが切り替わるかなんてわからない。
わからないからこそ、やっぱりあの時プロ入っていればよかったなと後悔する可能性もある。
そういったところも含めたら、どんどん挑戦した方が良いんじゃないかなと思う。
今の日本は終身雇用や年功序列の賃金制度が崩壊している。
若い人ほど今まで安定といわれた働き方が崩れた。
日本に安定って言葉はもうない。
いわば神話。
リストラに怯えず高い給料をずっと貰い続けて、定年後に退職金をしっかり貰って、年金をたくさんもらって悠々自適の生活ができる人はほんの一握りとなった。
今の若い選手が安定を手に入れられるのかって考えるとちょっと微妙なところ。
むしろ安定志向こそリスクでしかない。
なのでこれからの時代はリスクを気にしなくても良い気がする。
下手すると曲がりなりにもプロ野球選手になっちゃった方が人生が安定して職に困らないかもしれない。
プロ野球選手に本気でなりたいなら、僕はどんな形であれプロ野球選手になっちゃった方がいいと思う。
プロ入り以外は眼中にない選手
一方で本当にプロ 野球選手になりたい選手は大学とか大企業の就職のルートがあったとしてもプロ野球選手以外の道に見向きもしない。
大谷君みたいな人気のアマチュア選手なら、名門大学にも進学希望すれば入れただろうし、社会人チームだって希望すれば入れたと思う。
だけど大谷選手はメジャーで将来活躍することを目標にしていたから進学とか就職に見向きもしなかった。
そういった選手が一流になっていくのかもしれない。
野球に専念するために退路を断って頑張る選手もいるわけだ。
もちろんそうした生き方を選んだうえで、結果的に夢やぶれて、大学行っとけばよかったなとか大企業就職しとけばよかったなって後悔する選手も中にはいるだろう。
多くの選手たちはリスクを選んだ人達の中で、一握りの大成功を目指す。
プロ野球はそういった厳しい世界である。
通用しないかもって思っている選手は基本的にプロに行かない方が良いと思うけど、プロで活躍して金を稼ぎたいと思っている人はどんどんプロに入って挑戦した方が良いと思う。
入団拒否をしたら、もうプロ野球選手にはなれない可能性
ただ河野選手に関しては高卒社会人なので、もし戦力外になってしまうと無職の高卒になってしまう。
そのことを親族が心配している可能性もあるかもしれない。
そこら辺はまあよく話し合って進路を決めると思うけど、ただチームに残留したとして来年以降にまた上位指名を勝ち取れるかは不明。
入団拒否をした選手を再度指名することも球団にとって編成上リスクがある。
プロ野球球団側も指名拒否をする選手に関しては指名を回避するパターンもあるので、限られた人にのみ与えられたチャンスをぜひとも河野選手にも掴んでほしい。
そんなふうに1人のプロ野球ファンとしては思うけど、もし入団拒否を選んだとしても僕はプロ野球ファンの目線として選手が選択した道を尊重して応援したいなと思っている。
もちろんカープ入団の選択をしたのであれば、プロ野球ファンとしてもぜひ歓迎したい。
ようこそプロ 野球の世界へ!と。
まとめ
というわけで本日はドラフト指名された選手が入団拒否をすることについてプロ野球ファンが戯れ言を語ってみた。
もちろん川野選手に限らず、改めてドラフト会議で指名を受けた選手達は悔いのない選択をしてほしい。
今の日本に安定という道はないから、ぜひプロ野球選手になれるチャンスを、その肩書きをぜひゲットしてほしいなと思う。
僕みたいに年齢を重ねちゃうと、今から野球をどんなに頑張ってもプロ野球選手になることはできない。
僕と同い年の選手は、どんどん引退してる年齢になっている。
本当に若い男の人しか入れない世界なので、これはこれでチャンスと思って入団を前向きに検討してもらえたらいいな思う。
もちろん河野選手を否定したい意図は全くないので、しっかりと考えて悔いのない選択をしていただきたい。
本日の記事は以上となります。
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迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。
グッドラック!
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