ヤクルト1000は意図的に作られたブーム?マスコミを利用したヤクルトの戦略か?
本日はヤクルト1000について戯れ言を語っていきたいと思う。
巷で噂のヤクルト1000が発売以来の大ブームで売り切れが続出しているとか。
店舗を回っても、どこにも売っていなくて、挙句の果てには高額転売されているなんて情報もある。
これはすごいことになったもんだと僕も気になっているわけだ。
今回はヤクルト1000ブームについて思うことを語っていきたい。
もちろんヤクルトを愛飲している人の事を否定したり、製品を買うなって不買運動を起こすつもりもない。
自分の健康とか口に入れるものについて見直すきっかけにしてもらえたら有難いなと思う。
健康オタクの人も、僕と同じように子育てをしている人も、接客サービス業従事者の人にも確認してもらえたら嬉しい。
(株)ヤクルト
株式会社ヤクルトといえば、東京都浜松町に本社を構え東証一部に君臨する超大企業。
飲料事業のメイン商品・ヤクルトは、プロ野球・東京ヤクルトスワローズを所有することで知名度が高い健康飲料に昇りつめた。
メインの飲料事業のほかに食品や製薬部門もある。
またプロ野球・ヤクルトスワローズは2021年に日本一を達成して、22年現在も首位を走るほど絶好調。
球団も単体で黒字を達成する人気球団となった。
市場は日本国内に限らず、世界中で愛されている。
海外市場での利益も大きく、利益率が高い飲料事業に加えて製薬事業も行っているので、超安定企業といえる。
就活では高学歴の大学生にも大人気で日本を代表する大企業のひとつ。
また配送スタッフでは小さな子供を抱えるママさんも活躍していて、ヤクルトレディが利用できる保育園も運営されている。
ヤクルトで育った子供は意外と多いかもしれない。
僕も趣味の野球観戦でヤクルトスワローズを20年以上、神宮球場で見続けている。
ヤクルト1000は何が凄いのか?
21年4月5日に発売開始されて、一年が経過したタイミングで爆発的なブームが起きているヤクルト1000。
僕は諸事情により、ヤクルトの乳酸菌飲料製品を口にすることはほとんどない。
それでもヤクルト製品を愛用している人に加えて、健康志向の人に再注目されているらしい。球団公式ホームページによると、ストレス緩和、睡眠の質向上、腸内環境の改善などをウリにしているようだ。
機能
ヤクルト1000届出表示(消費者庁)
届出表示:本品には乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が含まれるので、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、また、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があります。さらに、乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。
ヤクルト公式ホームページ商品情報より引用
生きて腸内まで到達する「乳酸菌 シロタ株」がヤクルト史上最高密度※の1本(100ml)に1000億個入った、乳製品乳酸菌飲料。
機能性表示食品で、一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」の機能があります。
※1ml当たり10億個の「乳酸菌 シロタ株」が含まれており、これはヤクルト類で最高密度です。
・本品は、事業者の責任において特定の保健の目的が期待できる旨を表示するものとして、消費者庁長官に届出されたものです。ただし、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
・本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
野球で培ったヤクルトの信頼、シロタ株というブランド
ヤクルトの凄さはヤクルト1000に限らず、これまでの研究開発で得た独自のシロタ株と呼ばれる乳酸菌にある。
これはヤクルト製品にしか使われていないブランド乳酸菌なので、ヤクルトの歴史を象徴する乳酸菌だ。
ちなみにヤクルトの容器が独特の形状なのは、あの形状が一番乳酸菌の動きが活発になるからという理由らしい。
またヤクルトが有名になったのは自前のプロ野球球団を買収したことも大きいだろう。
旧国鉄(現在のJR)が運営していたプロ野球球団・国鉄スワローズを何社か経て後にヤクルトが買収。
現在の東京ヤクルトスワローズとなった。
ヤクルトが自前のプロ野球球団を所有したことで、
「不思議な形状の容器に入った謎の甘い乳酸菌飲料を販売する会社」
から
「プロ野球・ヤクルトスワローズの親会社が運営する飲料メーカーの乳酸菌製品」
として、圧倒的な信用と不動の信頼を勝ち取った。
フランスのダノン社と資本提携を解消して、もっと自由に事業展開を行うことが可能になったことも大きかった。
経営難という理由でプロ野球ヤクルトスワローズを手放すなんて噂もあったけど、ヤクルトの歴史を考えたら、自前球団という超おいしい宣伝材料を自ら手放すなんてことはあり得ないともいえる。
たとえ赤字でも、年間数十億円の維持費で最高の広告塔になるなら安いものかもしれない。
それが今では球団単体で黒字化だから、ヤクルトが勝利を続けてくれていることで、大きな広告宣伝にもなる。
本拠地移転問題も集客が見込める東京から撤退は絶対にありえない茶番。
最近ではヤクルトの選手がヤクルト1000を飲んでいるというニュースが流れて、結果的に健康的で最高のパフォーマンスを引き出せる原動力のように消費者が感じているかもしれない。
ヤクルトを売るために、プロ野球の力は絶大なのだ。
結論→僕の個人的な見解では、ヤクルト1000の実態はただの糖質過剰なジュース
ただし僕の個人的な見解では、ヤクルト1000の実態はただのジュースでしかないと考えている。
その理由は原材料や栄養成分表から読みとると、中身は糖質中心で栄養価が少ない飲み物としか言えないからだ。
ヤクルト1000は100㎖中の糖質は14.1g。
これはどの清涼飲料水よりも多量の砂糖が使われている。
製品に入っているシロタ株がどれくらいの機能を果たすのかは別として、栄養面として考えると砂糖がたっぷり入ったジュースとしか言えないのが実態かなと思う。
基本的にジュースは清涼飲料水に分類されるため、機能性表示食品として分類されるヤクルト1000をジュース扱いしてしまうのはマズイから誤解はしないでほしい。
ヤクルト1000はシロタ株が1000億個入っている乳酸菌飲料として、一定量の乳酸菌が入っている事が保証された製品。
とはいえ僕の目線で言えば、中身は糖質たっぷりのジュースってのが率直な感想である。
参考資料(ヤクルト公式ホームページ商品情報より)
2021年4月5日から全国販売を開始。
メーカー希望
小売価格 |
130円(税別)
価格は地域によって異なります。 |
商品カテゴリー | 乳製品乳酸菌飲料 |
原材料 | 砂糖(国内製造)、脱脂粉乳、ぶどう糖果糖液糖、高果糖液糖/安定剤(大豆多糖類)、香料 |
内容量 | 100ml |
賞味期限 | 容器側面に記載 |
保存方法 | 冷蔵保存(10℃以下) |
容器 | アルミキャップ付ポリスチレン容器 |
アレルギー
特定原材料 |
乳、大豆 |
ブームはヤクルト側の戦略か
バカ売れ報道はヤクルト側の戦略でもあるのかなと勝手に想像したりしている。
マスコミの報道を目にして手に入らないと世間に思わせることで、一般人の購買意欲が高まり売上が上がるからだ。
ヤクルトスワローズの前身はフジサンケイグループが球団を運営していた。
後にヤクルトへ球団が事実上の譲渡が行われたけど、フジテレビはヤクルト球団の株式を20%ほど取得しているらしく業務提携の関係にある。
つまりヤクルトとフジサンケイグループは非常に仲が良くて運命共同体。
東京ヤクルトスワローズの試合中継もフジテレビ系が放映しているし、ラジオでは日本放送が放送をしている。
というわけで、ヤクルト球団を含めてヤクルトの売り上げが伸びることによって、株式を取得しているフジサンケイグループにも大きなメリットがあるのだ。
フジテレビを中心としたマスコミが、ヤクルト1000を取り上げることによって世間の目に触れる。
おそらくテレビが最大の娯楽である高齢者層を中心に、ヤクルト1000が売れていると報道すれば、ヤクルト1000の購入希望者が増えるだろう。
今回のブームは、マスコミを利用したヤクルトのプロモーションが上手くいった結果なんじゃないだろうか。
流行の波に乗って、転売ヤーが高額転売でヤクルト1000を何倍もの価格で出品している。
しかもそれを購入する人もいるとのこと。
乳酸菌の品質管理を考えると転売品を購入するのは危険だから手を出さないようにしよう。
僕個人的には砂糖たっぷりのジュースに高い金を払って、崇めるように欲しがるのはいかがなものかと思うけど、世間のヤクルト1000大ブームにビックリしている。
とりあえず衛生的にアウトなので、転売品の乳酸菌飲料を購入するのは気をつけた方が良いだろう。
スワローズ選手の給料アップに貢献?
プロ野球の東京ヤクルトスワローズは、昨年日本一に輝いたイケイケの球団。
若手も育ち、今年も首位を走っている。
プロ野球選手は生き残りサバイバルが厳しいけど、活躍すれば世間もびっくりするような高額の給料が貰える世界。
今年もヤクルトがリーグ優勝、日本一に輝くようであれば、貢献した選手のお給料は大きく増えるだろう。
今年は給料が大幅に昇給しそうな選手がたくさんいるので、ヤクルト1000がたくさん売れることでヤクルト選手のお給料に反映されるのかもしれない。
どっちにしても球団最高年俸の山田哲人選手をはじめとして、青木選手や小川選手など看板スター選手のお給料を捻出するために商品をたくさん売らなければならない。
選手たちはヤクルトの売上が上がるように、頑張って野球で活躍をしているのだ。
今のスワローズは球団単体で黒字化されているけど、ヤクルト本社からも球団運営の予算が組まれたりしている。
ヤクルトは売上を上げて、今年も絶好調な常勝スワローズ選手の来年の給料アップに備えなくてはいけない。
マクガフのためにヤクルト1000を売りまくっている?
東京ヤクルトスワローズは今年で契約が切れる高津監督を早い段階で契約延長にこぎつけた。
おそらく高津監督の給料ベースもアップしているだろう。
また同じく、今年で2年契約が切れる守護神マクガフの残留へ向けた交渉が早期から行われているんじゃないだろうか。
契約の詳細は不明だけど、マクガフを残留させるとなれば年俸の大幅アップは確実。
マクガフが流出となれば、絶対的な守護神が不在の阪神をはじめとして、外国人中継ぎに不安がある読売、守護神の森選手のコンディションがイマイチなソフトバンクなどが触手を伸ばすのは確実だろう。
おそらく今オフにヤクルトの選手で一番年俸が上がるのはマクガフだと思う。
村上監督こと村上選手も大幅に昇給すると思うけど、流出することはありえないから心配はいらない。
でもマクガフには流出防止で好条件を用意する必要がある。
年俸や住居や家族のサポートなど、あらゆる条件を見直していくことになるから大金が必要だろう。
そういう意味ではヤクルト1000のブームを作り出して、マクガフのお給料を工面している可能性もあるんじゃないかと僕が勝手に妄想している。
というわけで、ヤクルトは今年に関しては高津監督、村上選手、マクガフの契約更新にかなりの大金を用意する必要がある。
高年俸の選手は複数年契約を結んでいるから大きな変動は少ないけど、それでも絶対に必要な固定費だから、たくさんヤクルトを売らなければいけない。
また主力になった塩見選手、長岡選手、内山選手も大幅に昇給するだろうし、高橋投手もタイトルを獲得すれば大幅に昇給するだろう。
中継ぎの清水選手は1億円の大台に乗せてくるかもしれない。
ヤクルトの選手は、今年は年俸が大幅に上がる可能性のある選手が大勢控えているかと思うので、ヤクルト1000ブームを作って選手の給料ベースアップを考えているのかもしれない。
まとめ
というわけで本日はヤクルト1000について思うことを語ってみた。
糖質制限の理論で考えると製品の機能には疑問符が付く。
実態は糖質がたっぷりのエナジードリンクみたいな存在だから、有難がって毎日1本を摂取するのは個人的におすすめできないと思う。
なので健康を気にする人は注意してほしい。
今回の品薄ブームはヤクルト側が意図的に作り出したブームじゃないかと個人的に思っている。
ヤクルトが儲かることで得をするフジサンケイグループの力添えもあって、マスコミ報道を活かした一大ブームが起きたというシナリオ。
ヤクルト1000の供給が足りなくなることで、欲しいと思う人が増えて需要が拡大する。
供給が間に合わない程度に生産しながら、大きな売上をつくるという市場を作っているようにしか思えない。
購入者には一日一本毎日飲んでねという習慣を作ることで安定した売上を見込める。
ブームの裏側では、こうした思惑がうごめいているのではないだろうか。
とはいえ、決してヤクルトを否定するつもりもないし、プロ野球が大好きな僕としてヤクルトスワローズにも活躍してほしいなと思う。
世界に誇る企業として、日本を盛り上げるためにもヤクルト本社にも本当に頑張ってほしいなと思っている。
というわけで微力ながら、蕃爽麗茶を飲んだり、プロ野球観戦の方でヤクルトの利益に貢献させてもらっていこうと思う。
頑張れヤクルト!
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