当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

戯れ言 生活

資格取得こそ人生をハードモードにする思考である理由と美容師への転職について元美容院経営者が戯れ言を語る。

 

本日は久しぶりの美容師ネタです。

「手に職」をテーマにお話していきます。

以前書いた記事の加筆修正を行ったリメイク版です。

美容師への転職を検討している人にも最新情報として確認してもらえたらと思います。

今回のネタは、主に仕事に活かせる資格を持っていない人向けに書いています。

資格取得のために頑張っている若い学生さんよりは、副業や転職で資格取得を考えている人向けです。

今のキャリアに悩んでいる人や転職を考えている人の参考になったり、反面教師にしてもらえたらと思います。

 

自己紹介

僕は元美容院経営者です。

管理美容師の資格を持っています。

ある程度は美容師としての経験を積んでいる資格とでも思ってもらえればわかりやすいかと思います。

この業界に携わるようになって早15年目です。

まだまだベテラン美容師に比べたらペーペーですので精進します。

 

手に職

 

ここで言う「手に職」とは「国家資格がないとできない仕事」です。

国家資格は、士業とか師士業なんて言われたりもするようです。

いわゆる「〇〇士」とか「〇〇師」と呼ばれる資格のことですね。

資格もピンキリで、よくわからない会社や協会の認定資格から国家資格まで様々なものがありますが、ここでは国家資格を中心にお話します。

国家資格も司法・会計・建築・農林水産・医療・福祉から私が従事する美容まで多くの資格があります。基本的に、人の肉体や生活に密接に関わる業務が国家資格になるようです。

社会的責任が重い仕事に対して資格が必要になるという認識でしょうか。

 

安定とは

 

ここで言う安定とは、「資格があればずっと食っていける」という考え方です。

資格を取得すれば給料は上がり続け、年々収入が上がっていくのか?というお話ですね。

たぶん資格を取得して働いている方なら分かると思います

 

なぜ安定ではないのか?

 

結論から申しますと、「手に職が安定する」という考えは間違いです。

なので答えはノーです。

その理由は、肉体労働が前提だからです。

どんなに難易度の高い資格を取得したとしても資格を活かして「労働する」ことで、初めて資格が活きるのです。

「いや、あたりまえだろ?」って思いました?

でも実際には、その当たり前に気づいていない人が多いんです。

人間の肉体には、タイムリミットがあります。

年齢を重ねるごとに体力は落ちます。

どんな仕事でも言えるかもしれませんが、元気な肉体があってこその仕事なんです。

つまり、労働ができないと安定した収入は入りません。

基本的には起業して経営者になる以外は、資格を活かして現場で肉体労働をすることになると思います。

なので資格を活かして働くのは若ければ若い方が有利でしょう。

というわけで資格を取得したから、収入が得られるわけではないということを今一度再確認しましょう。

資格そのものには何の価値もないのです。

特定の仕事をするためのスタートラインに立つために必要なものが、資格というだけの話だから。

 

美容師に転職するのは基本的に何歳でもOK!

 

もし資格を取得して「美容師に転職してみたい」と思っている人は参考にしてください。

結論として美容師への転職をする人も一定数います。

労働に依存してしまう理由から美容師そのものへの転職をオススメはしませんが不可能ではありません。

僕はいままで多くの美容師さんと出会ってきましたが、他の仕事から転職して美容師になっている人の方が長く業界で働いているように感じます。

とはいえ女性が多い世界なので気を遣うことは多いですが、男性の僕も優しく接してくれる人が多いですから男性の転職でも問題ないと思います。

現場で働く美容師さんの年齢は様々で、従業員が多い美容室なら70代から10代まで幅広い年齢層の人が働いています。

若いに越したことは無いですが、美容師はやる気があれば採用してくれる会社は多いと思いますよ。

またお客さんを担当するスタイリストからサポートをするアシスタント、受付専門のスタッフまで役職も様々です。

今では特定技術だけ学べば仕事ができるカット専門店、ヘアセット専門店、カラー専門店、まつ毛専門店などがあります。

やる気になれば

こうした美容師さんの経歴は、多くの現場を渡り歩いて出来上がっています。

話を聞いてみる経歴も様々で、美容師になった年齢も様々です。

中卒ですぐに美容師を目指した若いスタイリストもいるし、子育てがひと段落してから美容師を目指したスタッフもたくさんいます。

免許は持っていたけど、何年も現場から離れていた時期があるって美容師さんもいます。

意外にも40代50代から美容学校に通って免許を取得する人が意外と多いのです。

続けられるかは個人個人の努力次第ですが、美容師も転職してくる人はいます。

 

国家資格取得の難易度によって収入が変わる

 

国家資格は様々なものがありますが、それぞれ取得までの難易度に差があります。

受験資格を得るために一定期間特定の学校へ行く必要がある資格から、すぐに誰でも受験できる資格まで様々です。基本的に資格取得の難易度が高い方が仕事での収入は高くなる傾向にあります。

ですが、必ずしも国家資格を取得したから稼げるかというと、その限りではありません。

ちなみに美容師は、基本的に取得が簡単なので難易度は低めです。

そんなに大金を稼げる仕事でもないです。

 

稼げない資格もある

 

私はかつて「手に職」だと思って美容師を目指しました。

幼いころから手に職を持つことが重要だと教えられて育ったからです。

とはいえ美容師は、基本的に低賃金で長時間労働です。

実際に自分が想定していたイメージ通りの業界でした。

でも資格と技術があれば仕事には困らないからという理由で頑張って働きました。

日本中どこでも働けて、その気になれば海外でも働ける魅力があったのも志したきっかけです。

実際に海外で働いている美容師はたくさんいますし、とりあえず食っていくには困らない程度に技術もつきました。

生活水準によっては物足りなく思う人もいるかと思いますが、とりあえずは満足してます。

ただ、技術を付けるまでに要した時間やお金に対して対価が良いとは思いません。

アシスタント時代、仕事の時給換算をすると学生時代に経験したスーパーのバイト以下で働いてました。

 

実は割に合わない資格

 

国家資格の中でも稼げるイメージがある医師が6年間大学に通い、キツイ研修医時代の下積みを経てようやく一人前の医師になります。

勉学や下積みに費やした時間、塾や予備校と大学の学費で大金がかかります。

医師になっても勉強は続きますし、他人の命を預かる以上、社会的な責任は常に重いです。

現場で働く以外の方法もあるとは思いますが、基本的に大変な仕事でしょう。

伝染病や凶悪犯罪に巻き込まれて亡くなってしまった医師もいます。

逆恨みを買ってしまう可能性もあるため常に命の危険があります。

高給のイメージだけで医師を見るのは失礼ですね。

私は学校の勉強が苦手だったので、医学部のように偏差値が高い学部に入学できる人は本当にすごいと尊敬しています。

しかしながら難関資格ほど、入学後・就職後の苦労も半端ないと思います。

一般的に収入は高めになりますが、もっとお給料稼げても良いんじゃないかなって思います。

たぶん時給換算したら、苦労してる割にかなり安いと思いますよ。

割に合わない仕事なんじゃないかなと感じます。

 

実は資格が無くてもできてしまう仕事がある

 

医師のように資格取得しないとできない仕事がある一方で、資格が無くてもできてしまう仕事もあります。

たとえば調理師です。

飲食店で料理を提供するために調理師の資格は必要ありません。

料理を提供するだけなら、必ずしも調理師や管理栄養士の資格は必要無いんですね。

基本的には飲食店を開業するなら、ちょっとした講習を受けてくるだけでOKです。

参入する難易度が低い分、多くの芸能人や元プロ野球選手が飲食店をオープンさせたりしてますよね。

ファイナンシャルプランナーも家計の相談に乗ってアドバイスするだけなら誰でもできます。言い方悪いですけど、そこらへんのおばちゃん達が日常的に井戸端会議で話し合っていることだってそうです。

美容師も、みんなが自分で髪を切る文化が根付けば食っていくことができなくなる可能性があります。

これも安泰じゃない理由になります。

 

資格を取得するなら、資格がないと働けない仕事を選ぶべき

 

というわけで、上記でも書いたように、資格を取得したいなら医師のように資格がないとできない仕事を選んだ方が良いです。

ただし、私が従事している美容師も該当しますが、おススメはしません。

なぜなら衰退産業だからです。

衰退産業で一生懸命頑張っても大きく稼ぐのは、かなりきついです。

狙い目は伸びている産業が良いと思います。

医療とか介護ですかね。

ただし体力的にはかなりハードだと思います。

 

無理に資格を取得する必要はない

 

どうしてもやりたい仕事があって、その仕事をするために資格が必要ならば問題ないです。

ですが、私個人としては無理に資格取得にこだわる必要はないと思います。特に、漠然と資格があれば収入が上がるとか将来が安泰と思っているなら注意が必要です。

理由は上記に書いてありますが

 

・肉体労働が前提だから

・資格を取っても実績を作らないと収入は上がらない

・資格が無くても仕事ができる場合がある

 

資格を活かして実績を作って、はじめて給料が上がるイメージですから時間がかかります。これはどんな仕事をしていてもそうですね。

そして実は、稼げるようになるまで辿り着くのにリタイアしてしまう人も多いです。

業界にもよると思いますが、美容業界は9割の人が途中で辞めます。

資格を持っていても、稼げる実績や技術が無いままの人が多いのです。

ただ資格を所有しているだけです。

資格取得してもあんまり稼げない場合もありますから、収入を上げる=資格取得と勘違いしないようにしましょう。

 

新型コロナで見えた、これからの未来

 

新型コロナの世界的流行によって、日本でも緊急事態宣言が出されて今までに経験したことのない世の中になりました。

人々は自宅に引きこもり、必要最小限の活動で生き延びようとしています。

休業要請こそ出ませんでしたが、美容業界も大きく影響を受けました。

客足減による業績悪化で事業の継続が困難になっている店舗も多いです。

緊急事態宣言が解除されても元通りの世の中にはならないでしょう。

お客さんが今まで通り戻ってくる保証はありませんので、業績が悪ければ従業員の給料は低いままか、それ以下です。

今回の流行り病によって影響を受ける業界と、そうでない業界は様々ですが、資格があっても失業する可能性があります。

私も美容師の仕事は減りました。

これからも世の中で違う伝染病が流行する可能性もあるし、大きな災害だってあるかもしれません。何が起きるかわからないし、何が起きても変じゃないです。

私自身も今回改めて学びました。

 

結局、どんな仕事が良いのか

 

個人的には、インターネットとPCを活かした仕事ができた方が良いと思っています。

近い将来、多くのサービスが人工知能(AI)に置き換わるでしょう。

その気になれば、美容師だって仕事がなくなるかもしれません。

ミリ単位の仕事を高速で行える機械が、様々な業界で実用化されています。

応用次第で、正確に安全に髪の毛をカットできる技術がすでにあると思います。

機械がカット等の美容技術を行えるなら、プログラミングを組んだり人工知能を扱える人材の方が価値があるのかとすら思います。

非常に危機感を覚えています。

医療や建築も人工知能に置き換わるかもしれません。

今現在、安泰と思われている職業も大きく稼げなくなる時代が来ています。

IT関連で場所を選ばず、ひとりでも仕事ができるのは強みだと思いますよ。

公務員もおススメですが、年齢制限があったりと現実的じゃないです。

学生さんや若い人なら公務員を目指す方法もありますが、副業ができなかったり、仕事が合わなくて転職したくなったときに何もできないなどのリスクがあります。

給料はそこそこで安定していて、退職金もありますから、多くを望まない人は公務員が合ってるんじゃないでしょうか。

でも、若い人こそ世界中で活躍できる可能性があるIT系を目指した方が良いとは思います。

ちなみに美容師はおススメしません。

 

社会人→IT系、プログラミング、映像編集など

学生さん、20代前半まで→公務員、IT系など

 

もし学生さんなら、防衛大学、防衛医科大学校、海上保安大学校、航空保安大学校、気象大学校のように国家公務員を目指しながら給料もらえる学校に入学するのもアリかと思います。

学びながら給料をもらって難関の資格取得も目指すことができます。

 

コンテンツ制作

 

私が、取り組んでいるYouTubeやブログのように独自の商品を作り出すのも良いと思います。

仕事としてお金を稼ぎだすまでは苦労が大きいですが、自分の力で稼ぐという意味では資格取得と同じくらいやりがいのある仕事だと思います。

参入障壁が低いですから、気軽に始められるので取り組んでみる価値はあると思います。

 

そもそも手に職って必要?

 

本気でお金をたくさん稼ぎたい人は、自分にしかできない価値を提供できるような人材になる必要があります。

でも将来が不安だから、などの理由で安定を求めて資格を取得したいと思うなら考え直した方が良いです。

手に職と呼べるような資格を持っていると、定年を迎えても年齢関係なく働けるメリットがあります。

その反面、高齢になっても働けるとみなされて生活保護などの受給を渋られる可能性もあります。

適当にダラダラと暮らしながら楽しく生きていきたい人にとっては、手に職が足を引っ張る可能性もあるので注意です。

節約生活で仙人みたいに生きられる人は、ムリして資格取得とか考えなくて良いと思います。

本当に資格が必要なのかも考え直してみると良いかもしれませんね。

 

まとめ

 

美容師目線で考えたら「手に職」に安定はありませんというお話でした。

「手に職」に限らず、どんな仕事でも常にスキルアップしながら価値のある人材になろうと努力を続けていかなければ収入は上がっていきません。

これからの社会は、価値のある人間の雇用が守られ収入が上がります。

残酷ですが、市場価値がない人間は、それ相応の仕事と収入しか手にできないでしょう。

終身雇用や年功序列の制度も、とっくに崩壊していますから危機感を持たないのは危険だと思います。

世の中は常に進化しています。

ずっと現状のまま存在し続けるものは無いのです。

我々は、今回のコロナで何が起きるか分からないと学ぶことができました。

若いうちに経験できたのは、ある意味ラッキーかもしれません。

「手に職」を持つというよりも、自分でリスク管理をして生きていく知識や行動力を高めていくほうが重要だと思います。

生活保護をもらいたい人は、下手に資格取得をしない方が良いでしょう。

 

復習

 

というわけで、美容師目線で「手に職」は安定じゃないというお話をしました。

最後に記事の復習をしますのでご確認願います。

 

・資格が活きるのは肉体労働が前提

安定収入は働き続けることが条件です。稼げるシステム作りをしたいなら経営者になるか投資家を目指しましょう。

 

・資格があっても実務経験が無ければ役に立たない

資格は持っているだけでは役に立ちません。資格を活かして働くことで意味が生まれます。資格取得をゴールにしないようにしてください。

 

・資格が無くても働ける仕事がある

その資格は本当に必要なものですか?

資格がないと働けませんか?

資格によっては、命を落とす危険もあります。

取得を目指す前に、良く調べましょう。

資格取得を目指すなら資格がないと働けないものを選ぶべきです。

 

・世の中何が起こるか分からない

ずっと変わらない世の中はありません。

よって「安定」というものも存在しません。

常に考え、進化し、行動する必要があります。

私も頑張ります。

自分で稼げるようになりましょう。

何もできない貧しい人間と政府から認定される方が、幸せになれる可能性もあります。

下手に資格を取得すると老体に鞭打って長く働かされる危険もあります。

生活保護を受給することが生活の安定を手に入れることにもなるのです。

決して資格取得を否定するものではありませんが見直してみましょう。

目的を持って頑張っている人のことを私は応援しています。

お互いに頑張っていきましょう!

本日の記事は以上となります。

 

このブログでは

 

・損をしない生き方

・仕事や生活で役に立つ情報発信

 

等をしています。

ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

YouTubeやっています。

・何度か見たことある

・おもしろいな

・参考になった

 

って思ってもらえましたら

 

・チャンネル登録

・高評価

・コメント

 

非常に喜びます。

ぜひお願いします。

 

・Twitter

日々、戯れ言を呟いてますのでフォローお願いします。

 

・ブログ

「鉱平ねっと」運営してます。

ブログでは動画の復習ができます。

ぜひブックマークお願いします。

 

というわけで、今日も最後までご覧いただき本当にありがとうございます。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

 

迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。

 

グッドラック!

 

 

スポンサーリンク



-戯れ言, 生活
-, , ,

Copyright© 戯れ言ステーション , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.