自転車利用者が不利になる制度の導入が確実になった。
自転車の違反に対して「青切符」を交付して、罰金を課すことに。
今後の自転車利用者は厳しいルールを求められるようになる。
この件について戯れ言を語りたい。
自転車を利用する人は参考にどうぞ。
FNNプライムオンラインより要約
参照記事：自転車の交通違反に反則金“青切符”導入へ 16歳以上対象で最大1万2000円程度 携帯ながら運転も違反 警察庁
警察庁が信号無視など悪質な違反をした16歳以上の自転車利用者を対象に「青切符」を導入する方針を固めた。
2024年の法改正を目指す。
自転車の違反についても刑事責任が問われる「赤切符」だけでなく、自動車や電動キックボードのように、反則金の支払いを求める「青切符」を適用する。
対象年齢は16歳以上。
信号無視、一時不停止、遮断踏切の立ち入り、歩道通行などのほか、新たに携帯電話の使用が対象となる。
反則金は5000円から1万2000円程度となる見込み。
ただし携帯電話の使用で事故につながる危険な行為は、酒酔いや酒気帯び運転と同じ「赤切符」の対象。
取り締まりについては、原則、指導や警告を前提にする。
自転車が絡む死亡重傷事故では、7割以上で自転車側にも違反あり。
悪質自転車の取り締まりで、去年は2万4549件が摘発され、10年前から3倍以上になる。
警察庁は、道交法の改正案を通常国会に提出する方針で、改正から2年以内に施行される見通し。
FNNプライムオンラインより
自転車のルールが厳しくなる
自転車を利用する人が狙い撃ちにされる社会が確実になった。
自転車の取り締まりが開始されたことで、交通ルールを「知らなかった」では済まされない社会になるだろう。
子供に自転車を与える親にとっても死活問題だ。
高校生以上の子供が自転車で違反をすると、親が罰金を肩代わりする羽目になる。
家庭内でも自転車利用の在り方を見直して行く必要が迫られる。
今後は、自転車の違反に対して自動車と同じように青切符を交付し、罰金を課す制度を導入していくとのこと。
スマホ運転は青切符の対象外
ただしスマホ運転の赤切符はゆるいように思う。
赤切符は最寄りの裁判所に出頭が必要だ。
起訴されれば刑事罰を受けるが、実際には、ほぼ不起訴で終わる。
個人的には、スマホ運転にも青切符をガンガン交付して罰金刑にしてほしい。
自転車の危険運転は今まで見逃されてきた部分が多く、自転車の交通ルールも曖昧で厳しく守られていないのが実態。
特に電動アシスト付き自転車を利用する人は乱暴な運転をする人が多い。
・原チャリ並みの速度で爆走
・ながらスマホ
・イヤホン
・飲酒運転
・傘さし運転
・無灯火
・歩行者不優先
・逆走
・並走
・信号無視
・一時停止無視
・積載オーバー
・2人乗り
など。
今後、こうした悪質な自転車の運転手を取り締まる社会になる。
主は個人的にどんどんやってほしいと思っている。
電動キックボードのルールが自転車ルールを厳しくする
電動キックボードが規制緩和されて、自転車が厳しくなる社会に不満たらたらな自転車利用者もいるだろう。
また昨年７月１日から自転車のルールに合わせてキックボードのルールを一部規制緩和したばかり。
条件を満たしたキックボードは「特定小型原動機付自転車」に分類される
ルールとしては
・運転免許は不要になるが、１６歳未満は運転不可。
・ヘルメット着用は努力義務
・原則車道左側や自転車レーンを走行する。
・最高速度を６キロ以下なら自転車通行可の歩道や路側帯も走れる。
・違反は交通反則切符（青切符）と放置違反金制度の対象
・３年以内に２回違反をすると講習の受講が義務付けられる。
・公道を走行する場合は、ナンバープレートや方向指示器などを付ける必要がある
・交差点は二段階右折が必須
・免許なしの場合、最高時速は20キロ未満まで（20キロ以上なら原付扱いで要免許）
等が挙げられる。
基準内の電動キックボードに関しては、新登場の「特定小型原動機付自転車」という区分になる。
つまり原チャリ未満、自転車以上という中間の立場となる。
どことなく自転車と似たような交通ルールが電動キックボードに適用されているわけだ。
電動キックボードの規制はゆるいのに、自転車には厳しいからおかしいという意見もある。
でも主の目線は違う。
実は電動キックボードの規制緩和は自転車の取り締まりを強化するための作戦なのだ。
電動キックボードのルールを自転車に合わせるということは、逆に言えば自転車を電動キックボードのルールに合わせて取り締まりができるということ。
つまり自転車利用者が言い逃れをできない社会にしていくのが目的だ。
電動キックボードと自転車利用のルールを共に厳しくするために電動キックボードの規制緩和を行ったといえる。
自転車を電動キックボードのルールに合わせることで、自転車ルールを合法的に厳しくすることができる。
今後、ヘルメット義務化のように段階的に自転車のルールを厳しくしていくのは時間の問題だろう。
意図的に電動キックボードの規制緩和を行って、自転車の取り締まり強化に繋げているなら、政府の人間はめちゃくちゃ頭が良いと思う。
子供が自転車に乗れなくなる可能性
今後の社会で子供に自転車を与えることは、見直した方が良い。
特に16歳以上が取り締まりの対象になるということは、将来的に子供が公道で自転車に乗れなくなる可能性があると思う。
なんならキックボードのように16歳未満の走行は禁止されるかもしれない。
個人的には、安全な社会のために自転車に厳しい社会にして自転車を減らしてほしい。
課題は警察が取り締まりにどこまで参加できるか。
警察も自転車を積極的に取り締まり、人材を総動員するほど暇じゃないのが現状。
青切符を交付する際に、違反者から個人情報をどこまで得られるかも課題である。
自転車の防犯登録だけでは物足りないと言える。
違反をする人の中には
・子供（未成年者）
・嘘の個人情報を伝える人
・頑なに個人情報を教えない人
・違反に納得できないと言って罰金を踏み倒す人
など、違反者にも様々なパターンが想定できる。
免許証があるわけじゃないから免停処分など、自転車に乗らないことを制限することもできない。
徹底的な取り締まりのためには自転車の運転免許制度とナンバープレート制度が必須となる。
なので、すぐに悪質運転の自転車ドライバーを減らすことは不可能。
段階的に制度を変えながらルール作りをしてほしい。
まとめ
自転車の取り締まりは、電動キックボードの制度に合わせて長期的に課題を克服していくのが狙いと見える。
自転車ルールが段階的に厳しくなることで、さらなる交通ルールの厳罰化が行われるだろう。
今後、予想される自転車のルール厳罰化では
・自転車運転の年齢制限
・二段階右折の徹底
・自転車の点検義務(車検)
・標準装備の徹底（ウィンカーやライト）
・自転車のドラレコ装備
・自転車の運転免許制度
・自転車のナンバープレート制度
・自賠責保険と任意保険の導入（自転車保険の姿が変わる）
・自転車への重課税
・駐車禁止違反で罰金
などが予想できる。
電動キックボードのルールが自転車に寄せられることは、自転車も電動キックボードのルールに合わせなくていけなくなるのだ。
思っている以上に、政府は自転車の規制を厳しくしようとしていると感じた。
またヘルメット着用義務化、罰金制度など自転車利用を厳しくすることで、様々な利権が生まれる。
免許制度導入、ナンバープレート制度などで利権団体が作れて政府の役人としてもおいしい。
財務省がさらなる税金集めのために国土交通省と結託して本気を出しているのかは不明。
だけど、とりあえず政府の役人は頭が良いと感じた。
個人的には乱暴な自転車が駆逐されることを期待している！
自転車課税を厳しくして、交通安全のために税金を運用してほしいところだ。
また自転車に依存している人は、生活スタイルを見直してみてはいかがだろうか。
本日の記事は以上となります。
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というわけで、今日も最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
最後までお疲れチャンドンゴンでした。
ではまた次の記事でお会いしましょう。
迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。
グッドラック！
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