先日、熊本の強豪高校サッカー部でも、いじめ問題が発覚して話題になった。
被害者がいる話なので、戯れ言として語るべきではないけど、子育てパパである主が思うことをお伝えしたい。
NHKニュースより要約
参照記事:熊本 大津高サッカー部でいじめ“全裸で土下座させられ撮影”
強豪・熊本県立大津高校サッカー部でいじめ問題が発生した。
男子部員が、去年先輩から全裸で土下座をさせられ写真を撮られるいじめを受けていたことが発覚。
県教育委員会は「重大事態」として調査に乗り出した。
去年1月、大津高校が全国高校サッカー選手権に出場した際、宿泊先で当時1年生の男子部員が先輩から呼び出され、先輩にあだ名をつけたとして謝罪を要求された。
男子部員は、全裸で土下座をさせられたうえ写真を撮られたとのこと。
今年7月に男子部員が担任に相談して発覚し、高校がほかの部員などに聞き取りを行っていじめがあった事実を把握した。
県教育委員会は今回のいじめを「重大事態」として第三者委員会を設置。
大津高校サッカー部はいじめがあった時に出場した全国大会で準優勝し、ことしも同じ大会でベスト4。
いじめを学校側が把握したのは今年7月だが、県教育委員会に正式報告したのは先月29日。
NHKニュースより
内容としては、非常に悪質で重大な犯罪行為である。
「いじめ」という言葉でわかりにくくなっているが、かなり慎重に対応すべきだろう。
学校内で起きる犯罪行為を「いじめ」という言葉で濁している典型例だと思う。
この件は、児童ポルノ禁止法に触れる悪質かつ重大な事件として扱うべき話だ。
部員の男子生徒は、未成年者であると想定できる。
基本的に、未成年者の全裸を撮影し画像を所持することは児童ポルノ法違反となる。
ちなみに被害者の男女は関係ない。
この件で加害者の学生は、児童ポルノ製造や単純所持などの罪に問われる可能性がある。
未成年者への性犯罪
司法では、未成年者への性犯罪だと罪が重くなる。
・強要罪(3年以下の懲役)
・強制わいせつ罪(6ヶ月以上10年以内の懲役)
・児童ポルノ製造(3年以下の懲役または300万円以下の罰金)
・児童ポルノ所持(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)
被害者の数や被害内容に応じて、罪が加算されると懲役期間が長くなる。
悪質な犯罪行為も「いじめ」であると認定されれば罪が軽くなってしまうのが学校教育だ。
本来なら
・全裸を強制させる→強要罪
・撮影目的の強要→強制わいせつ罪
これらに加えて、未成年者相手だと罪はさらに重くなる。
だけど学校内での「いじめ」認定なら、これらの罪が無かったことになってしまう。
本来なら刑事事件になることが、学校内でのトラブルとして闇に葬られてしまうのだ。
過去に「いじめ」として認知されず、表に出てこなかった件も多数あると察する。
この件は、悪質な性犯罪であり、刑事事件なのだ。
学校側がどこまで深刻に考えているのかは不明だが、社会的には完全にアウトな事例である。
もし主が、未成年者の全裸を撮影し、データを所持していた場合は一発逮捕で全国に報道される案件だろう。
加害者の罪
加害者の3年生部員も、当時18歳の部員だったら、成人として裁かれる可能性がある。(起訴されれば実名報道もある)
学生にとって遊びのつもりでも、同級生の性的な動画や画像を撮影することは悪質な犯罪となる。
「いじめ」を通り越して、悪質な性犯罪者となるわけだ。
もし動画や画像を複数人で共有したり、周囲へ拡散させるとリベンジポルノ防止法違反に触れることになる。
その場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。
また被害者は男女関係なく性犯罪が成立する。
未成年者相手なら罪がさらに重い。
同性同士でも罪は同じ
また加害者と被害者の性別が同じでも罪に問われる。
例→女子生徒が未成年である同級生の女子生徒を「いじめ」で性的な動画や画像を撮影する。
同性同士、加害者が女子生徒であっても児童ポルノ禁止法違反に問われることになるのだ。
子どもを持つ親はしっかりと教育をしなくてはいけない。
学校側も「いじめ」という言葉をやめて、犯罪行為として認知させていくようにしたほうが良いだろう。
いじめは防げない
だけど集団生活をする以上、「いじめ」を無くすことはできない。
なぜなら大人の社会でも「いじめ」が無くならないからだ。
学生の間で、いじめを無くすことはできない不可能だろつ。
教員の間ですら「いじめ」は起こる。
なので、いじめは発生する前提で学校運営をしていくべき。
対策として、学校ごとに「いじめ」問題の解決や学校生活を運営していく専門家を配置すべき。
なので教員は、基本的に勉強だけを教えればいい。
生徒指導やクラス担任は、教員と別の専門家を配置した方が良いというのが主の意見。
だけど予算の問題なのか、公立の学校では教員を最低人数で減らし過剰労働をさせているのが現状。
現実的に専門的な人材を増やしたり、適材適所の人事を政府がやるとは思えないから残念。
少なくとも「いじめ」問題にすぐ取り組めるような専門家だけでも各学校に常駐させてほしいところである。
まとめ
熊本の強豪サッカー部で発生した全裸強要の「いじめ」は未成年者に対する悪質な性犯罪である。
被害者は男子生徒だったが、同じことを女子生徒にしていたら問題は深刻化していたはず。
もちろん男子だからOKという話ではない。
ぜひ学校運営で「いじめ」という表現をやめて、犯罪行為は犯罪行為として警察を介入させながらトラブル対応をしていってほしい。
また基本的に「いじめ」は発生するという前提で専門家を各学校に配置すべきである。
「いじめ」は絶対に撲滅できないとして対策すべき。
また被害者が泣き寝入りするのではなく、「いじめ」(犯罪行為)を行った生徒を指導・処分する体制をしっかりと整えてほしいと思う。
本日の記事は以上となります。
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