今回の話のネタは、贈収賄で逮捕された元自民党の秋本議員。
エリート議員が転落した件について戯れ言を語る。
高騰する電気代にも絡む話なので確認してほしい。
NHKニュースより要約
参照記事:秋本真利議員を起訴 受託収賄と詐欺の罪で 東京地検特捜部
東京地検特捜部が、秋本真利衆議院議員を受託収賄の罪で起訴した。
政府が導入拡大を目指している洋上風力発電をめぐり、東京の風力発電会社側から賄賂を受け取っていた容疑。
会社が有利になるような国会質問をするよう依頼を受け、その見返りにあわせて7000万円あまりの借り入れや資金提供などを受けたとのこと。
また新型コロナの経済対策として国が支給した持続化給付金を不正に受給した詐欺の罪でも起訴。
関係者によれば秋本議員はいずれも否認している。
NHKニュースより
秋本真利氏
秋本議員の逮捕劇は、もっと話題になっても良いくらい汚職事件のオンパレードである。
秋本議員は千葉県出身で法政大学卒の元自民党議員。
現在は無所属である。
国土交通大臣政務官、外務大臣政務官などを歴任したエリートだ。
汚職が発覚し自民党を離党、後に贈収賄容疑で逮捕された。
また今回、新たに新型コロナウイルスの持続化給付金の不正受給容疑が持ち上がっている。
秋本議員の見た目は闇金業者の幹部のような風貌でコワモテな印象。
その見た目通り、正体は金がらみの汚職にまみれた悪徳政治家だった。
国民の税金が良いように使われてしまったのは許しがたいが、個人的には見た目通りに金にまみれた秋本議員が一周回って好き。
再生可能エネルギー事業者との贈収賄
この件で重要なことは、秋本議員が風力発電会社(日本風力開発など)に便宜を図っていたことである。
風力発電は再生可能エネルギー事業にあたる。
今の日本は将来的に脱原発を図り、再生可能エネルギー事業に取り組もうとしている状況。
再生可能エネルギーは自然エネルギーを利用した発電システムである。
風力発電、水力発電、太陽光発電などがその代表。
最近ではCO2を排出しない火力発電なども研究が進んでいて、特にjera、丸紅などの大手が再生可能エネルギー事業に力を入れている。
逮捕された秋本議員は脱原発派で、再生可能エネルギー推進派とのこと。
秋本議員は再生可能エネルギー事業者が儲かるように便宜を図り、自身は見返りとして賄賂を受け取ったり、選挙で当選できるように支援をしてもらっていたというわけだ。
いわゆる贈収賄がバレて逮捕に繋がったという話である。
なぜ政府が再生可能エネルギーに力を入れたいのかが分かるような汚職事件だったといえる。
今の日本は電気代が高騰して国民が苦しんでいる。
その一方で電力事業を巡って大金を稼いでいる人達もいるのだ。
原発か再エネか
現状で電気代を安くするためには原子力発電の稼働が必須と言われている。
すでに関西エリアは稼働を開始し、電気料金も全国的に見れば少し安い。
東日本大震災の影響もあったけど、日本人からも原子力発電所への理解はある程度深まっているように思う。
また同じように、福島第一原発の処理水問題も日本国内では理解が深まってきているように感じる。
そんな中で政府は、世界が取り組むSDGsの視点で風力や水力など再生可能エネルギーを推し進めたい意向。
再生可能エネルギー事業者は、政府への献金や選挙支援、天下り先の用意などで政治家を全力バックアップしている。
一方の再生可能エネルギー事業に取り組む企業側は、政府が自然エネルギーをゴリ推ししてくれることで超大儲けできる。
秋本議員はこうした取り組みがバレてしまった結果の逮捕である。
改めて再生可能エネルギー事業を見直してほしいところだ。
クリーンエネルギーは金の流れがクリーンではない。
再生可能エネルギー事業は利権の温床
国民には電気代から再エネ賦課金という税金のような罰金を強制徴収している。
これは国が再生可能エネルギー事業に投資するための費用で、国民に半ば強制的に支払わせているものだ。
政府は、国民から巻き上げた再エネ賦課金で再生可能エネルギー事業者に投資したり、お買い物をする。
大規模な工事を発注したり、太陽光パネルを買ったりと様々。
秋本議員の逮捕は、再生可能エネルギー事業が利権の温床になっていることを実感させてくれるものだった。
というわけで、国民負担を減らすなら、再エネ賦課金をやめて原発を稼働させるべき。
原発は空気を汚さず、自然に優しく、安定した発電ができる。
また原発で使用済み核燃料を再利用して核兵器を作り防衛の最終兵器にすべき。
再生可能エネルギー事業のデメリット
一方で再生可能エネルギー事業は、自然を破壊するくせに発電量は不安定で多額の費用もかかる。
・水力→山を切り開き、村を丸ごと沈めてダムを作ると自然破壊だし発電量が天候に左右されるので不安定。
・風力→海を埋め立てて建設すると環境に悪いし、発電量が不安定で少ない。
・太陽光パネル→日照時間に影響されるし、山肌を削ってパネルを敷き詰めたりと環境を破壊する。
それでも再生可能エネルギー事業を推し進めるのは、企業や株主が儲かるからだろう。
秋本議員の汚職でそれが明るみになったといえる。
もっと大々的に報じてほしいが、スポンサーがブチギレるからメディアは思いきり報道できないのが本音。
結局、国民は多額の税金と高額な電気料金を徴収され、お金持ちや汚職政治家は豊かになっていく。
果たして反原発派の望む未来が、自然破壊と金にまみれた再生可能エネルギー事業で良いのか考えてほしいところである。
まとめ
秋本議員は容疑を否認しているとのこと。
なので完全に悪人と決定したわけではない。
ぜひまた闇金業者のような風貌で世間にお姿をみせてほしいところである。
今回の逮捕騒動では、国がSDGsやら再生可能エネルギー事業を進めたい理由が詰まっていたように思う。
ぜひ国民の税金が健全に使われる社会になることを期待している。
とりあえず電気代を安くするために原子力発電を稼働させよう!
本日の記事は以上となります。
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