先日、スポーツ動画配信サービスのDAZNが値上げを発表した。
さらなる値上げで主もしょんぼり。
だがプロ野球専門チャンネルも誕生するという嬉しいお知らせもあった。
プロ野球セ・リーグファン、Jリーグファン、Ｆ１ファンなどの財布に影響する話でもある。
プロ野球ファンの視点で戯れ言を語る。
ITmediaより
参照記事：「DAZN」また値上げ、月額3700円→4200円に 3年連続
値上げのDAZN
一昨年２月に月額１９２５円から１０７５円値上げの３０００円に価格改定。
そこから昨年には、3700円に値上げされた。
3年連続で大幅な値上がりしていたので、今年もとなれば3年連続の値上となる。
おそらく放映権料の高騰や円安による影響が大きいと思われる。
海外の物価は変わっていないけど、日本円が安くなることで、海外との取引に金がかかるようになった。
ちなみに主が当初DAZNに加入していたときは月額で980円程度だった。
現在は未加入である。
またNTTドコモユーザーならば安く利用できる。
でも高額な通信料金を支払う事を考えれば微妙だ。
これまでが大規模なスポーツ配信コンテンツとして考えたら安すぎたのかもしれない。
プロ野球専用プランの導入
でも様々なスポーツを楽しみたい人以外には、DAZNは持て余すサービス。
普通の社会人は贔屓のスポーツを短時間楽しむのが限界。
実際にはそれぞれのスポーツや団体にファンが個別でついている。
あれもこれも視聴するユーザーは少ないだろう。
ぶっちゃけ多くの人にとっては、DAZNほどの巨大なコンテンツは不要である。
だから解約か継続か悩む人も出てくるだろう。
ちなみに主はプロ野球セ・リーグファン。
これまでは楽天ＴＶ、ヤフープレミアム、東京ＭＸなどにお世話になった。
現在は、楽天モバイルユーザー限定のプロ野球パ・リーグ配信サービスを利用している。
パ・リーグ観戦も面白いが、やっぱりセ・リーグが視聴したいのが本音。（特に東京ヤクルトスワローズ）
その中でプロ野球ファン向けのプランが誕生したのが大きいだろう。（月額2300円）
プロ野球だけ視聴したいファンの加入が見込める。
逆にプロ野球だけ視聴したいけど、仕方なく基本プランに加入していた人がプラン変更することにもなる。
そのぶん売上が減るわけだ。
プロ野球セ・リーグを視聴する方法
これまでプロ野球セ・リーグを視聴する方法は3パターンだった。
・球団ごとの視聴サービスに加入するかローカル放送を視聴する
・DAZN加入（月額3700円）
・スカパー！に加入（月額4500円）
など。
基本的に、球団独自の視聴サービスは本拠地開催だけとなる。
またDAZNのプロ野球配信の場合、広島東洋カープの試合が対象外というデメリットがある。
広島東洋カープを視聴しない＆広島東洋カープ本拠地の贔屓チームの対戦を視聴できなくても良いなら価格的にお得。
それでも昔の価格から見たら、プロ野球プランもかなり高額になった。
結局、広島カープファンとセ・リーグ贔屓の全試合を視聴したいならスカパー！一択となる。
ライブ放送で遅延の少なさもスカパー！に軍配が上がる。
DAZNの場合、阪神戦は遅延がひどく、5分くらい遅延する時もあるとか。
なんならYahoo！速報でネタバレしちゃうレベルだ。
でも価格としては一番高額。
というわけで満足度はスカパー！かつ、価格面では、DAZNが有利といえる。
だけどスカパー！を超えない程度にDAZNの値上げが続きそう。
すでに数百円程度の差まで縮まってきた。
スカパー！が値上げすれば、DAZNも便乗値上げするだろう。
パ・リーグファンは、月額1000円程度で視聴が楽しめるので、セ・リーグファンにとっては理不尽。
結局、セ・リーグの足並みが揃わないことが原因でもある。
特に広島東洋カープが地元放送局を守るために配信事業に消極的とされている。
足並みが揃えばプロ野球専門チャンネルとして最高の選択肢になるのにと思う。
日本企業が外資に負けた
またスポーツ配信は、日本企業に頑張ってほしいのが本音。
DAZNはイギリスの会社だから外資に日本の利益が流れる。
日本法人が放映権を買ってはいるものの、日本企業が放映権ビジネスに負けたとも言える。
JリーグやF1も独占配信で、日本の利益が吸い取られている状況。
独占されると値上げだろうと視聴したいファンは言い値で払うしかない。
むしろ政府が税金投入してでも外資に買われないように対策すべきだったろう。
日本の人気コンテンツを外資に持っていかれたのは痛恨のミスと言える。
それこそスポナビライブもDAZNに競争で負けた。
これこそ日本政府のミス。
国内企業に放映権を買ってもらって税金を払ってもらう方がマシだったと思う。
NHKやABEMAに頑張ってもらうことはできなかったのか。
なんならNHKが放映権を買い取って、全試合生放送でオンデマンド配信するなら受信料を支払う。
公共放送ゆえにスポンサービジネスが絡むからNHKが配信できないという話もあるので難しいかもしれないが。
またプロ野球規則で、NHKは球団を所有できないという話もある。
その理由は、NHKが上場していない会社だからとか。（昔の国鉄はOKだったから不可能じゃない気もする）
広告につながるような配信が出来ないから、スポンサー名が入り乱れる中継は扱いが難しいのかもしれない。
とにかく政府には、全力で日本のスポーツコンテンツを守る取り組みをしてほしい。
それこそDAZNに金を払わない人が増えることで、Jリーグやプロ野球から撤退してくれるかもしれない。
DAZNに安く加入する方法
しかしながら、現状でセ・リーグ中継を視聴する手段としてＤＡＺＮは安い。
でも余裕がある人はスカパー！に金を払って利用することをおすすめしたい。
ちなみにDAZNは正規ルートで加入するよりもDMM経由で契約した方が安い。
・DMM×DAZNホーダイ
これは、DMM専用の視聴アプリでDAZNを視聴できるもの。
DMMプレミアム（月額550円）＆DAZNの基本プラン（月額3700円）がセットになっている。
これで月額2980円（税込）だ。
今年の春から3480円に値上げされているので、それでも安いけど注意してほしい。
スポーツだけじゃなくて、アニメやドラマなどが見放題になってDMMポイントも貯まる。
プロ野球プランだけでOKな人は気にしなくて良いけど、DAZNの基本プランに加入するならDMM経由が絶対おすすめだ。
個人的にはDMMのアダルトコンテンツと抱き合わせプランがあったら嬉しい。
安く利用するならネカフェで時間がある時にDAZNを短時間利用する方法もあり。
これからのプロ野球界は足並みを揃えてNPBチャンネルを作ってほしい。
共同の配信サービスに消極的だった読売とヤクルトも協力的になった。
あとは広島東洋カープが協力してくれるだけとなる。
まとめ
DAZN値上げは今後も続くと予想される。
契約者は減り続けるだろう。
なので、さらなる値上げで運営維持していく可能性が高い。
DAZNの契約者が半数になっても、料金が2倍になれば売上が維持できるという効率的な商売をしているわけだ。
とにかく日本のスポーツコンテンツを守るために政府にも頑張ってほしい。
もうすぐプロ野球も開幕する。
主は楽天モバイル加入特典でプロ野球パ・リーグを今年も楽しむ方向だ。
本日の記事は以上となります。
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