今、札幌ドームが赤字で大ピンチと話題になっている。
参照記事:『<社説>札幌ドーム赤字 収支改善に一層努力を』北海道新聞より
情報によると純損益が約3億円の赤字から、さらに膨らむことが確定的。
ここから黒字化するにはどうすればいいのか?市長を含めて多くの関係者が頭をひねっている。
今回は札幌ドームの赤字問題について、プロ野球ファンの主がマジメに考えてみた。
結論
札幌ドームが赤字を解決するための方法は以下の2つが大きなカギを握っている。
主の意見を述べていこう。
・ローカルイベントを多数開催する
・夏の高校野球選手権甲子園大会を札幌に誘致する
札幌ドーム
札幌ドームは日本でも数少ない巨大なドーム施設で、昨年までプロ野球の本拠地として利用されていた。
そんな札幌ドームから北海道日本ハムファイターズが去って約半年、札幌市の赤字は誰もが想定できた赤字である。
札幌ドームは、札幌市と民間企業による第三セクターで運営されている。
そのため、赤字補填や運営維持管理には札幌市の税金が投入される。
つまりこれは札幌市民の負担でもあるのだ。
札幌市は当初赤字でも長期的に黒字化して行ける予定で考えていた。
だけど実際にはかなり厳しい模様。
プロ野球の興行以外に見込んでいた収益が入らずに苦戦しているという。
市の見立てでは、コンサートや各種イベント開催の申し込みでカバーする予定だったとのこと。
でも実際には札幌ドームのスケジュールはスカスカ。
日ハムと交渉決裂
日ハムが移転してから、プロ野球開催での収益が入らないのは大きな痛手。
これまで日ハムから相場を超えるほどの高額な利用料金でぼったくり商売をしていた。
日ハムの歩み寄りも無視して、最終的には日ハムに愛想を尽かされた。
札幌市から日ハムと再度交渉に臨むも時すでに遅し。
交渉は決裂してしまった。
札幌ドームは日ハムが支払う必要の無さそうな費用まで相場以上の高額な請求をしてきた。
・球場使用料
・入場料
・看板などの広告費
・飲食売上
・グッズ収益
・設備の設営費
・設備の撤去費用
上記の項目で、日ハムから必要以上に多くの利益を吸い上げてきた。
結果的に、札幌ドームのぼったくり商売が理由で日ハムに逃げられる結果に。
逃げられる前に歩み寄ってきた日ハムの減額交渉を無視してさらなる値上げが追い打ちをかけた。
そんな中で日ハムが自前の新球場・エスコンフィールド北海道を建築することを発表し事態は一変。
そして今年、日ハムが本拠地を移転することで、これまで支えられていた収益がなくなって大打撃を受けた。
10億円のコンサート向け新モードは不発
日ハムが出ていくことに対して、札幌市は強気の姿勢を見せていた。
なんならJリーグ・コンサドーレ札幌の試合開催を中心にイベントやコンサート開催などで黒字を予想するほど。
だけど実際には思うような売上を上げられていないのが現実。
まずサッカーは野球のように連日開催できないし、札幌ドームを埋めるコンサート開催が少ないことも大きなダメージに繋がっている。
新型コロナウイルスが流行したことも大きく影響した。
そんな中で、税金10億円をかけて半分のキャパでコンサートイベントを開催できる新モードを発表。
巨大なカーテンで会場を仕切るだけの微妙な新モードで再起をかけた。
だけど主催者側から集客力が無いと思われるので敬遠される。
それこそ小規模開催をするなら近隣のきたえーる、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ、エスコンフィールドでいいじゃんとなる。
わざわざダサい仕様で高い料金を払って札幌ドームでイベントを開催するメリットがどこにもない。
というわけで結果的に札幌ドームの新モードが予約ゼロで大ピンチとなった。
大金を使って設置した暗幕が、ただのゴミになってしまうまえに何とかならないだろうか。
現状はYouTuberが申し込んで笑いのネタにされるオチしか見えないけど、札幌市のプライドがYouTuberの申し込みすら許可しない気がする。
下水道展
札幌ドームは、8月には下水道展を開催(入場無料)する。
これは下水道業界最大のビッグイベントで、一部では下水道のワールドカップとも言われている。
オシャレなマンホールで下水道ブームが来るかもしれないので、下水道業界も力を入れている祭典。
札幌ドームは、こうしたローカルなイベントで多数利用してもらう方向で生き残るしかない。
だけど札幌市がぼったくるうちは利用者は増えない。
なので日ハムに限らず、使用料や条件の見直しが必要だろう。
今後の札幌ドームが黒字化するためにどうするべきかを考えると
・巨大な住宅展示場
・中古車販売市場
上記のように利益率が大きな事業者のイベントを多数開催するしかない。
札幌ドームに夏の甲子園大会を誘致
また今後のオススメとして、夏の高校野球選手権大会の開催を札幌ドームに誘致してほしいなと思っている。
もはや夏の甲子園は炎天下で地獄。
昼間の一番暑い時間帯は、まともに野球をやれるレベルじゃない。
未成年者ばかりの高校生メインだと、夜間に開催するのも制限がある。
日本の夏は、災害レベルの暑さなので、選手や観客の安全を考えて空調が効いたドームで開催すべき。
少なくとも、近所の大阪ドームで開催を検討したほうが良いレベル。
伝統を守ってほしいとか、球児の憧れだとか意見はあると思う。
だけど選手や指導者、観客を守ることを最優先して会場を見直すべきだと思う。
そのためにも新たな高校野球の開催地として札幌ドームに誘致するのがベスト。
甲子園球場にこだわる人のためにも、春のセンバツ高校野球だけ甲子園大会にする条件で交渉するなど歩み寄れば良い。
春だけ甲子園大会を残せば有識者も納得させられるのではないか。
甲子園から札幌ドームで開催すれば、阪神タイガースも長期間の遠征から解放される。(死のロード)
阪神タイガースに関しては、夏だけ甲子園じゃなくて大阪ドームで開催すれば良い話でもあるが。
プロ野球に影響しないという意味では、夏の高校野球大会を札幌ドームにすれば万事解決
なんなら社会人や大学野球など、アマチュア野球の頂点となる大会を次々と札幌ドームへ誘致するのはどうだろう。
もちろん遠征費や移動時間など負担になる部分も多数あるから難しい部分もあるかもしれない。
札幌ドームが奇跡の黒字化をするためには
札幌ドームで夏の全国高校野球大会を開催するために、まず朝日新聞社を味方につけよう。
札幌ドームから撤退したスポンサーを再獲得する必要があるが、高校野球開催で札幌ドームの看板やフェンスなど、場内の広告が多数復活するはず。
そして結果的にイベント需要も増えるのではないだろうか。
また全国高校野球大会を開催することで、入場料やグッズ販売など独自の収益を生む。
会場は甲子園球場よりも観客動員が可能なので盛り上がること必至。
NHKから多額の放映権料をいただくこともできるし、札幌市に多数の観光客を呼び寄せることで地元の活性化にもなる。
そうすれば札幌市の税収アップにも繋がり市民にも恩恵がある。
というわけで、夏の高校野球を札幌ドームに誘致することで奇跡の黒字化ができるかもしれない。
完全に主の皮算用ではあるけど、これくらいのことをしてほしいなと札幌市に期待している。
とはいえ、朝日新聞社や西宮市が了承するかは不明。
札幌ドームに誘致するデメリット
もちろん札幌ドームが全国高校野球選手権の開催地になるデメリットもある。
特に夏の高校野球=甲子園のイメージを変えることができるかが課題だ。
多くの人が伝統や歴史にこだわっているし、球児も甲子園にこだわっている。
なんなら甲子園を目指して猛練習だってしているわけだ。
また開催地が札幌になることで、多くの学校が全国大会の遠征が必要になる。
学校によっては金銭的にも日程的にも大きな負担となる。
他に滞在場所や練習場の確保も課題となる。
札幌市でも十分に多くの人員を受け入れることはできると思うけど、もし宿泊施設などが足りなければ札幌だけではなく、近郊の各都市も協力して北海道の広い敷地を活かした一大イベントにしてほしい。
ぜひ夏の甲子園大会を札幌ドームが誘致して革命を起こしてほしいと主は願っている。
なんなら野球だけじゃなく、各スポーツ大会も札幌ドームでやってほしい。
なんならカジノリゾートも札幌市郊外に作って盛り上げて、札幌ドームをイベントなど有効活用してはどうだろう。
ぜひ札幌ドーム奇跡の黒字化を期待している!
まとめ
札幌ドームの黒字化に向けて必要なことは
・高額な使用料などの見直し
・利用者との利益分配でぼったくらない
・夏の高校野球選手権大会の開催を誘致する
という案を提案してみた。
あくまで主の皮算用で戯れ言に過ぎないけど、実現したら盛り上がると思う。
ぜひ札幌ドームが黒字化する起死回生のウルトラCをみせてほしい!
本日の記事は以上となります。
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最後までお疲れチャンドンゴンでした。
ではまた次の記事でお会いしましょう。
迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。
グッドラック!
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