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戯れ言

【食品ロスは悪じゃない】恵方巻売れ残りの損失額は10億円?というヤフーニュース記事について戯れ言を語る。

本日は、フードロスは悪じゃないという話をしていこうと思う。

先日、Yahoo!ニュースのこんな報道が目に留まった。

参照記事:恵方巻売れ残りの損失額は10億円?2022年、85店舗調査で探る経済・環境・社会への影響

今回は、こちらの記事を読んでフードロスについて考えてみたいと思う。

ちなみに記事の内容には、ほとんど触れていない。

こちらの記事では「恵方巻の売れ残りで損失額が10億円になる?」みたいな話で、フードロスを考えさせられるような内容だった。

ただし、利益を上乗せした恵方巻の価格で売れなかった商品の累計を単純計算で割り出した数字が10億円損失なので、実際の損失はそこまでじゃないだろ。

この記事は意外と反響を呼んだようで、フードロスについて多くの人の意見が飛び交った。

でも個人的には、フードロスそのものは全然問題ないと思っている。

なので今回はその理由について解説していきたいと思う。

ぜひ、僕と同じように接客業従事者とか子育てをしている人にも確認してもらえると嬉しい。

 

恵方巻

 

先日、節分が終わって2月の大型イベントはバレンタインくらいとなった。

日本では、節分といえば古くから豆まきをする習慣があった。

僕が子供の頃から当たり前のように豆まきイベントが、行われてきた記憶がある。

でも現代では、いつの間にやら恵方巻を食する文化へと変化をしている。

ハロウィンと同じで30代半ばの僕が、子供の頃には存在しなかった文化だ。

たぶん豆まきで粉々に砕けた大豆が散らかって掃除が大変になるし、それこそ食品を無駄にしているって観点から変化してきたのかもしれない。

この恵方巻文化が始まったのは、ここ10数年くらい前からだと思う。

当時、まだ僕が見習い美容師だった頃、職場で恵方巻を差し入れてくれたお客さんがきっかけで恵方巻文化に触れた。

この恵方巻を縁起の良い方角を向いて一気に完食すると良い(何が?)みたいな話を聞いた。

だけど、高齢者や子供には太巻きの一気食いは危険だから、大々的には言われなくなったように思う。

餅をのどに詰まらせる正月イベントと同様に、節分の恵方巻イベントで窒息する高齢者が続出してしまうと救急隊員や医療現場の人が疲れちゃうからね。

というわけで、この恵方巻文化が一気に浸透して、毎年大量に恵方巻が販売されるようになった。

これによって、売れずに大量廃棄となる恵方巻のフードロス記事が掲載されたりしたってわけ。

 

フードロスとは

 

いわゆる食品の大量廃棄のこと。

食品ロスとも言われたりする。

厳密に言うと食品ロスが正しいらしい。

飽食の時代となり、食品は人口を余裕で上回るほど過剰に提供されている現代で食品の廃棄が問題視されている。

これはSDGsの取り組みによって、食品の大量廃棄を見直そうって流れが世界で進んでいるからだ。

フードロスの問題点として、大量廃棄による経費増大とか焼却処分によって発生する二酸化炭素の排出等が問題視されている。

こうしたフードロスをどの様に向き合うかがSDGsには組み込まれているんだ。

食べたくても食べられない貧しい人々がいる一方で、裕福な国の人は食べ物を棄てている。

こうした格差の問題からもフードロスの改善を取り組もうって動きがある。

 

フードロスの改善

 

日本国内では、フードロスの改善のために多くの企業や人々が、研究開発を行っている。

廃棄された食品を加工して家畜のえさや作物を育てる肥料にしたり燃料を生み出したりしているのだ。

また日本国内でも貧しくて食にありつけない人を救うために余った食材を持ち寄って提供する取り組みなども行われている。

この取り組み自体は様々なことが行われているけど、実態としてはフードロスは完全には無くならないのが現状。

 

結論→フードロスは悪じゃない

 

ただし、僕個人的にはフードロスは決して悪じゃないと思っている。

むしろ豊かな社会・文化を形成するには、フードロスは絶対に必要なのだ。

最近はフードロスが悪であるかのように報じられているけど、それはハッキリ言って理想論でしかない。

今こそフードロスゼロ社会とか言う戯言は、頭が悪い思考であると認識しよう。

親としても子供たちに食べ物を大事にする思考を与えることは大事だと思うけど、フードロスについても正しい思考を身に着けさせるべきだと思う。

 

フードロスの問題点

 

まずフードロスの何がいけないのかって話なんだけど、実はこれをちゃんと説明できる人は少ない。

だって、そもそも食品を廃棄することは理にかなっている行為で、悪ではないからだ。

基本的にはお金を無駄にしているとか、環境への配慮とか、飢餓で苦しんでいる人に対しての哀れみの気持ちからくる倫理的な要素が大きい。

例えば、一般家庭での目線で言えば、食べ物を捨てることはお金を捨てることに等しい。

せっかく稼いだお金で食品を購入して棄てるのは、節約の観点から考えればやらない方が良い。

廃棄食品を焼却処分することで発生する二酸化炭素とか、食品の包装で必要な石油商品に関しては見直せば済む話。

そもそも二酸化炭素の排出が、地球温暖化の直接的な原因であるという因果関係は認められていない。

世界の流れとしては、おそらく二酸化炭素の排出が原因とされているけど確定した事実とはなっていない。

また、貧しいアフリカの国とか紛争エリアなどの人は飢餓に苦しんでいるけど、これは国の問題。

格差が生まれることもある程度は、仕方がないことなんだ。

結局、先進国が井戸を作って支援しても、分解して金属を売り払ってしまう輩がいたりする。

横転した車のガソリンを盗もうと、大衆が押し寄せて全員で爆死する話だってある。

貧しくて民度が低い国の人達を支援しても、解決にならない事例はたくさんあるので、フードロス程度でいちいち憂いていたら身が持たないから気にしない方が良い。

 

そもそもフードロスは恵方巻に限らない

 

そもそもフードロスは、今回に限った話ではなくて昔からある。

飲食店で働いた事がある人ならわかると思うけど、連日大量廃棄が行われている。

また農家や畜産の生産現場でも常に大量廃棄が行われている。

災害や天候悪化で規格外になれば出荷が出来ないから大量廃棄になる。

供給過多で市場価値が下がってしまうようなら、農家が自ら大事にそだてた作物を廃棄してしまうこともある。

僕の田舎でも台風でりんごが木から落ちてしまえば出荷できなくなるし、火山の噴火で灰を被ったレタスやキャベツも売り物にならなくなる。

また、大事に育てた家畜だって伝染性の病気になれば殺処分されるのだ。

鳥インフルエンザに感染した豚や牛を何万頭も一気に処分するには手間がかかるから、穴を掘ってまとめて生き埋めにする残酷な殺処分方法だって行われている。

卵を産み落とすメスの鶏を育てるために、孵化したばかりのオスのヒナを選別してシュレッダー(ジュースを作るミキサーみたいな機械)で殺処分だってする。

フードロスという目先の廃棄を嘆いて声を上げるのも良いけど、実際に食品の生産現場から考えれば多くの犠牲のもとに飽食文化が成り立っていることを忘れてはいけない。

我々が普段口にしている安全な食品だって、多くの処分された食品の上に成り立っているのだ。

だからこそ食べ物を大事にしようって思考は必要だと思うけど、今さらフードロス問題を掲げてそうした事実から目を背けることは、ビーガン食を他人に押し付ける行為と同じだと思う。

 

そもそも経営目線でフードロスをゼロにすることは悪

 

例えば、今回のフードロス記事ではコンビニの売り切れが特集されていた。

だけど、このフードロス自体もある程度は想定の上で行われていることを忘れてはいけない。

これも考えてみて欲しい。

コンビニに行けば、いつでもたくさんのお弁当やパンが並んでいる事を。

おかしいとは思わないだろうか?

つまり、いつでも大量に陳列されている商品の正体は、売り切れを発生させないためのトリックなんだ。

お客さんがせっかく買い物に立ち寄ってくれた時に、売り切れ続出の商品棚を見たらどう思うだろうか?

もしくは、少数の商品しか残っていなくて選択肢が少なかったら。

きっとお客さんは、このお店は商品が少なくて欲しいものが無いからと次回来店してくれないだろう。

結果的に売り切れを続出させてしまうと、売上を落としてしまうきっかけになるんだ。

飲食店も同じだ。

お客さんが注文したメニューが、どれも完売してしまったら結局何が食べられるの?って思ってしまう。

よほどの人気店じゃない限りは、きっと次は来てくれないだろう。

だから、経営目線で考えると廃棄前提で食品を仕入れている。

お金を優先で考えるとフードロスは、想定内の事なんだ。

理想は全てのお客さんに、まんべんなく食品を提供できて廃棄ゼロになることだ。

だけど、すべて計算してゼロにすることは不可能であるといえる。

少なくとも競争で利益を追及する資本主義社会で、実現することは不可能である。

だからフードロスをゼロにしたいと思ったら、社会主義国家にして国民の生活を国が担保しなくちゃ成り立たない。

しかも、食べるものも全て管理下に置かれることになる。

つまり、みんなが食べたいものを食べたいときに食べることは不可能なのだ。

だから経営目線で考えたら、フードロスをゼロにする取り組みこそ利益を減らして顧客満足度を下げてしまう悪でしかない。

善意の支援を目的とした活動で、余った食材を無料もしくは激安価格で提供する飲食店もあるけど僕は懐疑的な行為だと思う。

困っている人を助ける行為を否定する意図はないけど、やるからには注意が必要だ。

支援が当たり前になってしまうと経営者の懐具合を圧迫することになるだろう。

少なくとも、僕は子供に助けてもらうばかりの人間にはならないように教育したい。

 

賞味期限の問題

 

また日本の法律では、賞味期限についても厳しい。

食品を安全に消費者が、口にできるように多くの法律でルールが守られている。

食品を製造する企業もルールを守って製造をしている。

賞味期限は記載の日よりも長持ちするし、じつは賞味期限を待たずして廃棄される仕組みがあったりもする。

お客さんは賞味期限が近い商品を購入したいとは思わないし、賞味期限が近い商品を販売してしまうことで企業イメージを損なってしまう可能性もある。

だから記載された賞味期限よりも、かなり早めの廃棄をしてしまう仕組みもあったりするのだ。

こち亀96巻でコンビニ弁当の廃棄を題材にした話もある。

こち亀の189巻1775話『1/3ルールの巻』にも、この食品ロス問題を取り上げたネタがある。

マンガで楽しく学べるので、こちらもよかったら参考にしてほしい。

 

SDGsを推奨したい日本。

 

こうした食品のフードロス問題を日本が大きく報道するようになったきっかけは、SDGsの取り組みに参加していることも大きいだろう。

僕は以前、日本がSDGsでなにをやりたいのかについて考察した。

SDGsで日本は何をしようとしているのか?

 

 

僕の陰謀論だけど、結論としてSDGsに取り組むことで子供たちに洗脳教育をしていきたいと書いた。

その目的は

・武力解禁

・脱炭素

である。

SDGsを利用して格差の存在とか二酸化炭素の排出が悪であると教えていきたいと考えている。

解決するために

①二酸化炭素の排出を抑えたクリーンなエネルギー資源として原子力発電を再稼働させたい。

②それによって生まれた核を利用して世界一の核兵器保有国にしていきたい。

③そのために憲法9条を改正して武力解禁をする。

④武力をちらつかせて中東の国から高額な言い値で石油を購入しなくても済む国を作る。

中東国は、男女格差を肯定したヤバイテロ組織もいるから壊滅させて行きたいのもあるだろう。

格差を無くすためには「武力が必要だよね」って子供たちにも教育していきたいってのが日本だ。

こうした仕組みを作るためにSDGsの参加が有利なのだ。

フードロスを出さないための取り組みをする企業を儲からせて利権を作りたいとか、食品ロス支援機構みたいな謎の天下り団体を作りたい目的があるかもしれないけどね。

あとフードロス問題でムリして食わせることで、糖尿病患者とかがん患者を増やして医療とか製薬会社を儲からせたい意図があるんじゃないかと思っている。

闇が深い。

 

食料自給率

 

日本は食料自給率が、めちゃくちゃ低い。

今では3割程度。

どっちかといえば、フードロスの問題点は廃棄そのものより「外国から食料を大量に仕入れて大量に棄てていること」が問題なのだ。

食料自給率が低い食料がきっかけで戦争に発展することもあるから、基本的には食料自給率は高くなった方が良い。

ニュージーランドみたいに国内での食料自給率を200%くらいまで引き上げて、消費できない分を輸出するとか棄てる方がマシだと思う。

輸入は安く仕入れられるから、外食産業にとっては悪い事じゃない。

だけど、日本もアメリカの大規模農園みたいに効率的な生産が出来るようにした方が良い。

たくさんいる小さな農家をひとつずつ支援するより、大企業がまとめて広範囲の開拓をして機械化をして作物を製造できる環境にした方が良い。

家畜も機械化して効率的に飼育していけるようにしてほしいし、水産業も天然の資源を乱獲させずに大企業による許可制にして養殖業を発展させた方が良い。

個人の農家とか漁師より、大企業を優遇して個人の生産者を引き入れていった方がベストだと思う。

そのための金銭的支援を国全体で行っていくべきだろう。

もっとマルハニチロとか楽天ファームとかに支援してほしいなと思っている。

 

ムリして食うなら棄てるべき

 

そもそも糖質制限の理論で考えると、恵方巻に関しては廃棄分をムリして食わせることが肥満になる。炭水化物の塊だから、大量に一気食いは血糖値爆上げで不健康極まりない。

この辺の理論は賛否両論なんだけど、理論上は糖質が人間を太らせる。

糖尿病を中心として成人病、がん、痴呆症等あらゆる病気の元凶は糖質の過剰摂取である。

さっきも言ったけど、フードロスを出さないために無理してでも食う人が増えれば病人が増えて製薬会社とか医療関係者が喜ぶ。

だから僕は、恵方巻を食べていない。

こうしたフードロスの取り組みによる残飯を出さない美学が、肥満になることもある。

健康を考えたら残飯をムリして食うよりも棄てた方がマシだ。

だから子供にも「ムリして食うな」と言っている。

もし、給食を全部食うまで頑張らせる教師が、子供の担任になったら抗議するだろう。

特に糖質過多な食品は、大量廃棄になった方が世のためともいえる。

 

まとめ

 

というわけで、健康的かつ無駄なお金を使わずに豊かな生活を送るには

・過剰にフードロスを気にしない

・大量に食品を買わない

・食えなかったら棄てる

で十分だと思う。

 

ちょっと壮大な話になったけど、フードロスの取り組みを推奨することで儲かって喜ぶ人もいるんじゃないかって話だ。

子供たちに食べ物を大事にする精神を教えることは大事だけど、その過程で生まれる現実を教えていくことも大事じゃないだろうか。

食べ物は生き物の命を奪うことで作られる。

そのうえで感謝して食べる。

でも棄てることも悪じゃないと教えていくべき。

健康を意識したら食うことが悪にもなる。

それは「食えない分を買わない」という教育が重要だろう。

だから、フードロスそのものは問題じゃないってことを強くお伝えしていきたい。

 

一番まずいのは、食料自給率が低いのに食品の大量廃棄をしていることだろう!

自国で食品の生産をしていけるようになってほしいと願う。

 
本日の記事は以上となります。

 

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というわけで、今日も最後までご覧いただき本当にありがとうございます。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

 

迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。

 

グッドラック!

 

 

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