熊本県の木村敬知事が発言した「一般事務職や高校普通科は要らない」という言葉が大きな話題となった。
この発言は一部の人々に衝撃を与え、彼は後に訂正し謝罪したが、実際のところ彼の意図は非常に現実的かつ前向きなものである。
AI技術の進化やデジタル社会の到来を見据えた上で、木村知事の発言は時代に即した必要な人材育成の重要性を示している。
産経新聞より
熊本県の木村敬知事が20日に開かれた会議で、一般事務職や高校普通科について「要らない」と発言した問題について、22日に訂正と謝罪を行った。
記者会見で、木村氏は「事務職を無くすとか、普通科高校を全廃するつもりはまったくない」と説明し、教育福祉を強化し、エッセンシャルワーカーを増やす意図での発言だったと釈明した。
発言の経緯について、20日、「くまもとで働こう」推進本部の初会合で、AIの普及により事務職が不要になる可能性に言及し、「一般事務とかは要らない」と発言。
普通科高校についても「要らないと思っている」と述べた。
謝罪内容では、「不快な思いをされた人がいると思う」と謝罪し、発言が真意を伝えきれなかったことを反省。
背景として、木村氏は元総務官僚で、県副知事を経て今年4月に自民党と公明党の推薦で知事に初当選した。
この発言は、教育現場や若者の将来に対する懸念を引き起こし、多くの反響を呼んでいる。
引用元:産経新聞(熊本・木村敬知事「一般事務や高校普通科は要らない」と発言 「不快な思いさせた」と陳謝)
木村知事の発言とその背景
木村知事の発言は、一見過激に聞こえるかもしれないが、実際には教育福祉の強化やエッセンシャルワーカーの育成を目指したものだ。
AIやデジタル技術の進化に伴い、一般事務職がますます不要になる時代が来ている。
ChatGPTやマイナンバーカードの進化により、単純な事務作業は機械に代替されるのも時間の問題。
また企業から即戦力となる工業系高校生への求人が急増している。
日本では子供の大学進学を望む親がほとんどで、学歴至上主義が根強く、高学歴が高い給料や社会的地位を得るための必須条件とされている。
多くの家庭が子供を高学歴にするために教育に投資しており、偏差値の高い大学への進学が成功への近道とされている。
普通科高校の役割と課題
大学進学を視野に入れたら普通科高校(進学校)の進学が大前提。
普通科高校を卒業し、難関大学や資格に合格することが大きな目標とされているが、一定レベルの大学に進学する能力が無い人にとって、普通科高校のメリットは少ない。
高卒や専門分野と大学の学閥による賃金格差が依然として大きい中で、専門的な教育を受けた方が将来的に有利なキャリアを築ける可能性が高い。
また高専を卒業すれば、就職やキャリア形成において大きなアドバンテージが得られるパターンもあるが、その難易度も非常に高い。
現状では、普通科の進学校に通い、大学を目指すことが人生の成功への近道とされている。
教育改革の必要性と他県の事例
これまでの常識にメスを入れ、高校での専門的な教育を強化する考え方も重要だ。
高校で学んだことが後の人生に役立つことは少なく、義務教育でもないのなら、より専門的な知識を学ぶ方が将来的に役立つ。
木村知事がこれまでの文化に危機感を抱き、新しい方向性を提案していることは非常に評価されるべきだ。
もちろん大企業が優秀な学生を新卒一括採用する文化が根強く残っており、企業側は人事ミスを避けるため、優秀な大学生を求め続けるだろう。
高学歴で大企業に入ることが人生を有利に進める最短ルートなのも間違いない。
一方で、群馬県知事の山本一太氏も同様に地元の未来を真剣に考えた政策を行っており、木村知事も同じように地元のことを考えている人物だと感じる。
山本知事は、地方の可能性を引き出す施策を重視しており、そのようなリーダーが増えることは日本全体の未来にとって重要である。
まとめ
木村敬知事の発言は、一見すると過激に感じられるが、AIやデジタル技術の進化を見据えた現実的な視点から発せられたものである。
学歴至上主義が根強く残る日本社会において、木村知事のように新しい方向性を提案し、専門的な人材育成を推進する考え方は非常に重要。
地方創生や日本の未来を見据えた政策を実行していくことで、地元の人々が希望を持ち、明るい未来を築けることが期待できる。
木村知事には、そのビジョンを貫き、これからも地方と日本全体を導いていってほしいと願っている。
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