セクシー田中さん問題で東野幸治さんが持論を述べて叩かれている。
セクシー田中さん問題は、日テレのドラマを巡って原作者が亡くなったことで話題になった。
原作者が亡くなっているので、マジメに語りたい。
あと主は、当事者の誰のことも批判する意図はないことを最初にお伝えしておく。
東スポWEBより
参照記事:東野幸治『セクシー田中さん』問題で持論「脚本家と作者、俺がプロデューサーだったら会わさない」
東野幸治さんが「オレがプロデューサーなら原作者と脚本家を合わせない。」発言で叩かれている。
原作者の意向を無視したとして、日テレの対応に問題があったのではとされている問題についてラジオで触れた。
原作者の作品を映像化する際に重要な役割を担うのが脚本家。
原作者と合わせないことは、原作者の声を脚本家に届けないことでもある。
原作者の意向を無視する日テレのような発言をしたとして東野幸治さんがSNSで叩かれている状況なのだ。
ただし、主個人的な意見として東野幸治さんがおかしなことを言っているとは思わなかった。
東野幸治さんは、テレビ番組の世界で長く活躍してきた。
スポンサーや番組制作側の人と関わりながら、良好な関係を築いてきた人とも言える。
そういった目線から思うことがあったのかと思う。
番組制作の目線
主は、「揉める」「トラブルの元になる」という意味では、原作者と脚本家を安易に合わせない方が良いという意見もわかる。
番組制作には、スポンサー様が絡んでいるので、スポンサー様への配慮が絶対的なものとなる。
原作者の作品がメディア化されるのもスポンサー様の出資があってのもの。
ビジネスとして金を出す人が絶対的正義になる。
嫌なら原作者が仕事を断ればいいだけの話だ。
また番組制作への要望もスポンサー様の意向が最重視。
その意向を汲み取って脚本家が仕事をする。
原作者の意向もしっかり聞きつつとなれば、脚本家が板挟みになるのでストレスMAXの大変な仕事になるだろう。
脚本家は、上からも下からも、どちらの声も聞かなきゃいけない中間管理職のような立場で身動きが取れなくなる。
だから安易に原作者に合わせて、原作者にあれこれ要求を求められるようになると番組制作に支障が出るだろう。
なので円滑な番組制作をするために、リーダー的存在であるプロデューサーの能力も重要になってくる。
どれくらい強気に番組制作を進めていけるのか、人材の役割分担、各関係者への配慮など。
東野幸治さんは、様々なテレビ関係者と関わってきたからこそ思った話といえる。
それこそラジオ番組のちょっとした発言。
それくらいで叩くのも、日本が平和な証拠である。
高橋留美子氏
この件で気になったのは高橋留美子先生の大人の対応。
高橋留美子先生も小学館の叩き上げ作家で何度もメディア化させているレジェンド作家だ。
出版社やメディア業界とも良好な関係を築いてきたからこそ、今も小学館から仕事を請け負っていると言える。
高橋留美子先生は、財産も相当蓄えているはずで、マンガを描かなくても食えるだろう。
やろうと思えば小学館を離れて、独自で販路を拡大したり、自由に作品を発表したり自費でメディア化させることもできるはず。
小学館との契約もあるだろうが、本当に小学館が嫌いだったり、メディア化に否定的な考えだったら、とっくに断っているはず。
先生ご自身が仕事をできる環境を整えてくれている関係者に感謝をしつつ、メディア化に関しても、ある程度までプロに任せて許容しているように思う。
漫画家の立ち場
もちろん作者の尊厳、作品の世界観は守られるべき。
原作者をリスペクトして制作されることが望ましい。
だけど多くの関係者が絡んでくるプロジェクトだからこそ、原作者が細かいところまでしゃしゃり出てくるものでもないと思う。
原作者の夢を叶えるためにスポンサー様が出資をしたり、メディア関係者が仕事をしてくれているわけじゃない。
それぞれの関係者に利益がもたらせるからメディア化の話が進む。
東野幸治さんも、そのあたりのことをよくわかっているからこその発言だと思う。
彼は、芸能事務所に所属して、ここまでの地位を築くために相当な苦労もしてきているはず。
その中で各関係者と良好な関係を築いてきたからこその地位だ。
その目線で脚本家と原作者を会わせることはトラブルの元になると言っているだけの話である。
改めてセクシー田中さん問題でメディア側を叩く人は見直した方が良い。
まとめ
主はこの件で、どちらかと言えば日テレや小学館側がそこまで悪くなかったんじゃないかと思っている。
結局は原作者の主張が正しい前提で話をしているからだ。
契約書の中身次第では、日テレ側の方が有利かもしれない。
むしろ原作者が有利になる契約を小学館も日テレもするはずがないと思っている。
原作者が悪いとは言わないけど、この件では東野幸治さんの言うように制作側のことも考えた方が良い。
メディア化は多くの関係者が絡んでくるから、原作者の思い通りにできるものじゃない。
なので原作とメディア化が別物になって当然。
というわけで、東野幸治さんには、今後も活躍してほしいなと思う。
本日の記事は以上となります。
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