本日は、美容業界が他業種を儲からせているものは何があるかなと考えてみた。
僕の主観と想像で書いているので、正確な話じゃないけどエンタメ的に楽しんでもらえたらと思う。
美容院がお金をたくさん落としているんじゃないかと思う物を書いたけど、ランキングじゃないから雑学的に見てもらえると嬉しい。
人口減で美容室業界が衰退すると、他業種にもシワ寄せが行くかもしれない。
そんなことを考えながら、美容室には無くてはならない存在を上げてみたので確認してほしい。
ぜひ僕と同じように美容業界で働く人や、接客サービス業従事者、お金がかかる子育て世帯の人にも確認してもらえると嬉しい。
ちなみに僕は、元美容院経営者で現役のフリーター美容師である。
個人的に経済の話とかビジネスの話が好きなので、美容師の技術とか接客の話よりも、商売の話、損をしない話。役に立つかもしれない情報等の戯れ言を語っている。
お店によって支出は様々。
今回の情報は、お店の営業スタイルによって当てはまる店とあてはまらない店がある。
つまり、お金を使わない店と使っている店があるってことだ。
あくまで一般的にイメージされるお店の立場で話を考えているので、1000円カットなどの専門店とか激安店には関係のない話でもある。
それを念頭に置いてもらったうえでお話していこう。
あと、水道とか電気などの光熱費とかテナント代などの不動産費用は除外している。
あくまで消耗品をメインにお話をしている。
ラップ
まず、最初に美容師が金を使っている物はラップだ。
ラップ業界で大きなシェアを誇っているのが旭化成。
他にもクレハとか宇部フィルムなど大手の会社が立ち並ぶ。
サランラップとかポリラップとかも、これらの会社の商標登録された商品となる。
リケンのリケンラップもそう。
ラップは飲食業や家庭での食品に対する消費がメインに思われるかもしれないけど、実は美容室でも大量に使われる。
特にカラーリング(染毛)がメニューにある店舗ではラップの消費量は多い。
カラー剤を塗布後にお客さんの頭に巻き付けるから一度の使用量も非常に多い。
美容室ではラップは大量に消費する消耗品なんだ。
もちろんカラー以外でも利用されることが多くて、パーマ、縮毛矯正、トリートメントなどのメニューでもラップが使用されるので美容室には必要不可欠な商品である。
おそらく美容業界が、ラップ業界に落としているお金もかなりの金額になるんじゃないかと察する。
あと、アルミホイルもカラーメニューによっては利用される。
ラップほど消費は多くないけど多少なりとも美容業界が金を落としていることにはなるんじゃないだろうか。
ホットペッパー
美容業界とは切っても切り離せない広告媒体が、リクルート社が展開するホットペッパービューティーだ。
紙媒体とネット媒体があるけど、どちらも強い。
特に、リクルートに課金するお店や会社ほどインターネット検索で上位に表示されやすいシステムで金の出し合い競争が行われる。
厳密にいえば、消耗品ではなくて宣伝広告費に分類される。
でも、多くの美容室が利用している媒体であるだろう。
リクルート以外にも楽天などが美容室の広告ビジネスを展開しているけど、現状はリクルートの一強時代が長く続いている。
お客さんも美容室探しでリクルートのホットペッパービューティーを使う人が多いので、リクルートの営業は強気。
予約などのアポイントメントサービスもリクルートが優れている。
むしろ「リクルート無しに集客できるんですか?」と言わんばかりの強気営業で、美容室に広告提案をする大企業に美容室は頭が上がらない。
商売としては間違っていない戦略だから仕方ないけど、今後も美容業界は多額のお金をリクルート社に落とし続けるだろう。
おそらくだけど美容業界で一番儲かっているのは、広告展開しているリクルートだと思う。
店を運営することもなく、お店からもらった広告料で運営するので採算制ではデメリットがほぼない。
ネットで圧倒的な集客をできるのはGoogleに多額の金を払っているのかもしれないけど、人件費が掛かるわけでも仕入れが必要になるわけでもないから利益率は高い。
広告出せる企業が、少なければ掲載する数を減らすだけで帳尻が合わせられる。
紙媒体も薄くなるだけだから、まさにタウンワークがそんな状況だ。
こうして美容室側よりも圧倒的な立場に居られるから、美容業界で儲けるならリクルートみたいなビジネスを手がける方が良いかもしれない。
女性週刊誌
女性週刊誌は、主に大手3社の競争が行われている。
主に「週刊女性」を発行する主婦と生活社、「女性自身」を発行する光文社、「女性セブン」を発行する小学館がメインとなる。
特に小学館の女性セブンが一番の発行部数を誇っていることから、一番売れているのではないかと思う。
出版ビジネスは、電子書籍化や電子書籍版雑誌の定期購読サブスク等が誕生し年々発行部数が落ちてきている。
サブスクは、NTTドコモのdマガジンとかヤフープレミアムの雑誌読み放題とか楽天マガジンなどが上げられる。
それでも女性セブンは、3ヵ月で40万部ほど発行されているのだから驚異的な数字だ。
決して儲かっているかは不明だけど、ある程度は利益があるから発行されているのだろう。
そんな女性週刊誌も美容院経営としては無くてはならない存在だ。
美容室に来るお客さんは、お店で女性週刊誌を読むのを楽しみにしている人が多い。
個人的に買うことはしないけど読めるなら読みたいって人が多いように感じる。
特に美容室、病院の待合、銀行、薬局、飲食店など待ち時間を快適に過ごせるように女性週刊誌が設置されている場合が多い。
僕が行く献血ルームにも最新の女性週刊誌が用意されていたりする。
こうして様々なサービスを利用する場面で週刊誌を目にすることは多いだろう。
美容室は、全国で20万店舗ほどあるといわれている。
全店舗が買っているわけじゃないだろうけど数万部は女性週刊誌の売上に貢献しているのではないだろうか。
女性セブンを含む女性週刊誌は、個人の購買よりも店舗運営業者による購買で支えられている部分が大きいのではないかと察する。
ゴム製品
美容室では、ゴム製品も良く使われれる。
カラー用の手袋とかパーマのゴムだろうか。
特にオカモト社のゴム手袋は、美容室でもよく見かける。
オカモトと言えば、ゴム製品で有名な大企業だ。
避妊具としてコンドーム、ローションなどの潤滑油も販売している。
こんな感じで、性産業も手がける大手企業のイメージが個人的には強い。
他には、タイヤなどのゴム製品にも進出しているので多方面で活躍している。
オカモト社は我々が生きる上で様々な場面で関わっているし、もちろん美容業界にも無くてはならない存在なのだ。
僕もオカモト社の手袋を利用している。
やはりカラーをしたりシャンプーをするときは手袋をしないと手荒れしてしまうので、仕事をするうえでは大事なパートナーと言える。
カラー用の手袋だけでも様々なタイプを販売しているので、ゴム製品と言えばオカモト一強かもしれない。
たぶん気づいていないだけで、オカモト製品は美容室の至る場所でも使われているはず。
ノビードライヤー
テレコムは美容室では、よく見かける「ノビー」シリーズのドライヤーを製造販売する会社だ。
美容学校から現場でも幅広く使われている。
比較的低価格で高性能なドライヤーだから美容師が自宅で使うドライヤーとしても愛用されている。
ドライヤーはダイソンなどからも高性能なドライヤーが販売されているけど、価格面と使いやすさの観点から、美容院ではノビーが占める割合は大きいと感じる。
我が家でも愛用しているし、実家にも返ったとき使えるようにプレゼントした。
また、大衆向けの入浴施設にもノビーのドライヤーが置いてあることが多い。
やはり、お客さんがドライヤーを独占してしまうと時間が掛かって脱衣所が混雑するからだろう。
昔、行った後楽園のスパラクーアにもノビーのドライヤーが置いてあった。
お客さんの髪を乾かして入れ替える回転率を重視したら壊れにくく頑丈でハイパワーで低価格なノビーのドライヤーは最高の選択肢であるといえる。
なんだかんだノビーのドライヤーを使い慣れている美容師が多いと思うので、美容室業界がテレコムに金を落としてる部分も大きいと思う。
まとめ
というわけで、美容室が他業種にもたらす利益として、ラップ、広告、週刊誌、ゴム製品、ドライヤーを紹介した。
他にも様々な物にお金を使っていると思うので、たくさんお金を使っているのに見逃しているものがあれば是非教えてもらえると嬉しい。
美容業界は厳しい中で戦っているけど、厳しい世の中で上手く生き残っていくには大企業とも仲良くしながら頑張っていくしかない。
僕は子供に将来の職業で美容師になってほしいとは思わないけど、記事で取り上げた旭化成や宇部フィルム、リクルート、オカモトなどの大企業に就職してもらえたら有難いなとは思う。
もちろん安泰ではないし、大企業に入るのも大変だけど、経験として大企業で働く経験はしてほしいなと親目線で思った。
僕が携わる美容業界で、本当に力を発揮している企業こそ業界のドンでもある。
子供がどんな職に就くかはともかく、希望した業界のドンになれるような就職をしてもらえるような知識の教授をしてやれたらなと勝手に思っている!
本日の記事は以上となります。
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というわけで、今日も最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
ではまた次の記事でお会いしましょう。
迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。
グッドラック!
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