どうすればNHKは国民に納得して受信料を支払ってもらえるのか真剣に考えてみた
今回は、みんなが大好きなNHKネタについて触れていこうと思う。
僕のYouTubeチャンネルやブログでもNHK関連の話題を度々取り上げているけど、良くも悪くも様々なご意見をいただく。
それだけ多くの人にとって注目しているテーマでもあるのだろう。
NHKといえば日本放送協会の略称で、テレビを設置した家庭に受信契約と番組の視聴料を請求してくることで有名。
それ故に、番組を視聴していなくても料金が徴収されることに不満を抱いている人も多い。
僕自身も、過去に結んでしまった受信契約に悩んで後悔をした時期もある。
とにかく受信料を支払いたくなくて、何とか逃れる方法はないかと模索した。
いつもは僕と同じように受信料を支払いたくない人に向けた情報発信をしているんだけど、今回はどうすればNHKがみんなに納得して受信料を支払ってもらえるのかを真剣に考えてみた。
エンタメ的な話と思って付き合ってもらえたら嬉しい。
スクランブル放送の実現
NHKは放送法64条に則って、テレビ設置者に受信契約の終結と支払いを求める。
そのために委託した会社の訪問員を送り込んで、時には強引な手口で荒稼ぎをしてきた。
このNHKのやり方に不満を並べている人は多いものの、訪問員が法的措置をちらつかせることで恐怖のあまり何も言い返せなくなってしまう人もいる。
こうしたNHKを視聴していなくても、テレビがあるだけで契約しなくてはいけない制度に疑問を感じながらも仕方なく払っている人は多いだろう。
それ故に番組を視聴したい人だけが視聴できるスクランブル放送の実現を求める声が大きくなりつつある。
スクランブル放送とはWOWOWのようにお金を払っていない人は番組が視聴できなくなるシステムのことである。
つまりお金を払った人だけが、スクランブルが解除されて視聴できるようになる。
多くの国民がNHKにスクランブル放送の導入を求めているんだけど、現時点で実現される目途は立っていない。
NHKは表向きの理由として、緊急時に必要な情報を提供できなくなるのは困るからという理由でスクランブル放送に否定的。
なのでスクランブル放送を導入しなくても、多くの国民に納得して受信料を支払ってもらえるように取り組まなくてはいけない。
結論→絶対に国民全員の賛同は得られない
ただし、結論として国民全員の賛同は絶対に得られない。
どんなに愛される善良な政治家でも反対派は必ずいる。
NHKがどれだけ頑張って良い番組を制作したとしても、全員が納得して支払ってくれることは絶対にありえない。
僕がYouTuberの活動をしていても感じるけど、どんなに良い動画を作っても否定的な意見は無くならないし、低評価だって必ずつく。
だからスクランブル放送を導入しない限り、全員に納得して支払ってもらうことは不可能である。
よって受信契約も結ばない、もしくは結んでいたとしても不払いをする人も出てくる。
現在、NHKの契約数は約4054万件程度で、受信料を支払っていない人は約160万件になるという。
実に払っていない人は3％ほどの数字なので、9割以上の人は契約して支払っていることになる。
これは非常に優れた数字とも言える。
なので支払っていない人はかなりの超少数派。
いかに多くの日本人が生真面目であるかが分かる数字でもある。
NHKが多くの国民に納得して受信料を支払ってもらう方法
とは言え160万件が払っていないという話であれば、全員が地上波契約だとしても単純に19億2千万円程の金額になる。
年間で約230億円以上もの損失を出してしまうことにもなるわけだ。
じゃあNHKが多くの国民に納得して受信料を支払って貰うにはどうしたら良いのかだけど、ざっくりと方法は3つある。
それは
①魅力的なコンテンツを独占提供する
②もっと使いやすいサービスを提供する
③料金をもっと安くする
これら3つである。
魅力的なコンテンツを独占提供する
まず大前提として、価格に見合う番組を提供することである。
特に視聴者に満足してもらうためには、NHKでしか視聴することができない独自コンテンツを多数展開することが大事である。
代表的なコンテンツと言えば大河ドラマや朝ドラだろうか。
こうしたコンテンツを多数展開することが重要である。
アニメ、スポーツ、ドキュメンタリーなど多額の制作費が必要な人気コンテンツをいかに取り入れていくかに掛かっている。
もっと使いやすいサービスを提供する
今の若者はテレビを視聴するよりも、スマホで動画を視聴する機会が多いだろう。
僕も幼い頃は、娯楽がテレビくらいしかなかったからテレビっ子だった。
でも今ではYouTubeや各種オンデマンドサービスの誕生で必ずしもテレビを視聴する機会は減った。
代わりに利用することが増えたのがAmazonプライムビデオ。
プライムビデオは他社サービスも提携して利用できるようになったので、NHKオンデマンドのサービスも利用できるようになった。
一方で高齢者はインターネットやスマートフォンの利用に疎くて、テレビ視聴のメイン層となった。
昔は子供世代に「テレビはつまらない。」とか「テレビを観るとバカになる。」と言って育てた世代がすっかりテレビのメイン視聴者となっているわけである。
こうした世代間のギャップを埋めるための仕組みを構築してほしいなと思う。
例えばNHKの受信料とNHKオンデマンドは別々で料金を支払わなければいけない。
でもNHKプラスは、NHK受信料を支払っている人と家族に関しては無料で利用できる。
同じようにNHKの受信契約者はNHKオンデマンドが無料で利用できるようなサービスを展開してほしい。
高齢者層はテレビ視聴、若者はインターネットを活用してスマホやPCで視聴するライフスタイルに合せたプランやサービスをぜひ提供してほしい。
料金をもっと安くする
今のNHKのやり方に納得が行かない人や不満を並べる人が多い理由は料金が釣り合っていないから。
つまりNHKの受信料は高すぎると考えている人が多いと言える。
地上波契約でも月額で約1200円ほど。衛星契約なら約2400円。
Amazonプライム会員、ネットフリックス、ディズニープラスなど各動画配信サービスの月額料金よりも高額である。
衛星契約の料金ならば複数のサービスに加入できるレベルだ。
こうした各社のサービスよりも、NHKが提供しているコンテンツの質やボリュームに価値を感じられない人が多いのが問題である。
ではいくらぐらいが適正なのか？
僕個人的には月額50円くらいなら払っても良いかなと思う。
年額前払いで500円、10年前払いで4500円、永久契約で1万円のプランがあれば検討の余地あり。
NHK問題と縁を切れるなら、一生分先に払っても良いかもしれない。
ただし大儲けしているNHKにとって、大きく利益を減らしてしまうような月額料金にはしないだろう。
NHKにとって受信料は多くの国民から安定して利益を得られるサブスク。
値上げして信者から搾り取るのもあり
一方で儲ける方向で考えるなら大幅値上げもあり。
現時点でNHKは受信料を値下げしていく方針を掲げているけど、儲け重視なら値上げが正義。
受信料を2倍にすれば、思考停止した高齢者から毟り取ることができる。
中には受信料が2倍でもNHKが大好きで視聴したい人もいるはず。
もし受信料を2倍にして契約者が半減しても、半数以上が残っていればＮＨＫの売上収支は変わらない。
クレカ決済や銀行引き落としにしている人は、支払い方法を変更しない限り永遠に毟り取られる。
むしろカスタマーサポートの仕事が楽になるといえる。
ただしテレビ放送として視聴者を減らすことは致命的。
NHKはスポンサー商売をしているわけではないけど、テレビ放送そのものは視聴してもらってなんぼの世界。
ネット環境から受信料を徴収する未来
NHKは将来的にインターネット環境からも受信料を徴収する方向で動いているそうだ。
若い人を中心にテレビ離れが進んで、インターネット利用によるスマホでの動画視聴を楽しんでいる人が増えているからである。
これからも未来永劫、NHKがお金儲けをしていくためにはネット環境からも受信料を徴収することは絶対条件。
戦後に作られた放送法が古すぎるため、インターネットの概念が法律の世界に存在しない。
あえて放送法を改正しなくても、インターネット環境を理由に受信料を徴収するとNHKが規則で付け加えたらそれでおしまい。
インターネットを利用してNHKが視聴できる環境に受信料を求めていく社会になろうとしている。
国民の不満は爆発するだろうが、その気になったらすぐにでも徴収できる状態にあるといえよう。
NHKが国民に払ってもらえるようにするためには、ネット環境からも金を徴収できる仕組みを作ることがこれからの課題でもある。
ネット環境から金を毟り取れるなら、ネット環境ありきで利用するドンキのテレビも無力な存在となるだろう。
NHKの番組をTVerで配信する
現時点ではTV番組を視聴できるアプリ「TVer」にNHKの番組が配信されていない。
なので「TVer」を理由に、受信料を請求することは無いとNHK側も発表している。
TVerはリアルタイムで番組を視聴できなかった人が期間内であれば見逃し配信を視聴できるサービスである。
NHKにとって「TVer」の役割はNHKプラスが果たしているから、今後もTVerに番組を配信することは無いだろう。
でも、もしNHKがTVerに番組を配信することができたら無双状態。
NHKの番組だけ広告が流れないシステムにしておけば公共放送としても建前は通せる。
TVerをインストールしたら受信契約を発生させられるような仕組みを作ったら非常に強い存在になるだろう。
NHKのスポーツ専門オンデマンドサービス
もし今の受信料に納得して支払ってもらうなら、スポーツコンテンツに力を入れるのもありだと思う。
特にプロ野球とJリーグの人気プロスポーツの放映権を獲得して、オンデマンド配信できるサービスを開始したら利用者は増えると思う。
特にJリーグは外資のDAZNに放映権を独占された。
F1やメジャーリーグも視聴する手段が限られている。
巨大資本を集めているNHKが放映権を一気に買い取って、Jリーグとプロ野球の試合が全試合中継される専門チャンネルを作ったら、僕は受信料を支払ってでも加入する。
オリンピックやワールドカップを大金出して放映権を買うほど資金が余っているNHKなら不可能ではないはず。
なんなら国が税金で補助を出したとしても、日本のスポーツビジネスを外資に独占させてはいけない。
プロ野球もセ・リーグだけ視聴できる専門チャンネルがないから、チャンネルを作れば納得して受信料を払ってくれる人も多数いると思う。
大相撲や甲子園も独占配信しているようなものだから、日本の人気スポーツの放映権をNHKが巨大資本で買い取るなら、スポーツ団体にとっても悪い話じゃない。
外資よりも日本企業が配信して税金を納める方がベストである。
ただしNHKは法人税が免除されている。
受信料を支払っていれば視聴できる配信サービスを期待している。
むしろNHKが選ばれるためには、もっとスポーツに手を出さなくてはいけないのかもしれない。
嘘をついて受信料を支払わない人を割増金請求で深追いする
というわけで、NHKの受信料を納得して支払ってもらう方法について考えてみた。
あくまで僕の見解に過ぎないから実現される見込みは無い。
実際のNHKは今まで通りに、何も変わらず淡々と金儲けを続けていくだろう。
なのでNHKの在り方に不満を抱いたり、僕に批判を浴びせたところで時間の無駄でもある。
そんなNHKと契約をしたくない人に対して、23年4月からテレビがあることを隠して未契約を貫いている人に割増金を請求することになった。
これは未契約期間に対して3倍の受信料を請求するという新制度である。
NHKは実力行使で未契約者をビビらせにきて、金を巻き上げようとしている。
基本的にNHKに個人情報がバレたマヌケな人がターゲットではあるけど、割増金は青天井で請求される。
生きている限り割増金は増え続ける一方だから、未契約者は気をつけてほしい。
地上波契約なら10年で約75万円程の請求が来る可能性がある。
NHK党の存在
そんなNHKのやり方に声を大きく上げている人がいる。
それが「NHKをぶっ壊す！」で有名なNHK党党首の立花孝志先生だ。
先生のNHKにお金を払わない方法については、僕も大いに参考にさせていただいた。
NHK党はテレビを設置した人に限り、番組を視聴していないならば契約して受信料を不払いする方法を推奨している。
これによってNHKから合法的に身を守る取り組みを広めているのだ。
NHKが真っ当に商売（スクランブル放送）をして、多くの国民が納得して受信料を支払う未来が来ればNHK党の存在価値は無くなる。
NHK党が信じられない、NHK党はNHKとグルであるなんて言う人もいる。
NHKをぶっ壊してほしいと願う人と、NHK党を倒してほしい人のバチバチの争いでもある。
NHKの受信料は不払いでも問題が無い
そんなNHKの受信料は支払いの義務が法的には存在しないため、払いたくない人は払わなくても問題がない。
ここらへんの考え方は弁護士先生によっても意見がわれる。
ただし裁判で訴えられたら視聴者側が負ける可能性が高い。
でも訴えられる可能性が限りなく低いので、経済的な余裕があれば不払いをしたほうがお得となる。
またNHK受信料は民事時効があり、最大でも5年分の支払いで済む。
なので最大でも15万円ほどだ。
つまり契約者は訴えられた場合にのみ5年分の受信料を支払えば良い。
ちなみに支払い拒否をしても信用情報がキズつくことはない。
一生涯受信料を支払うのと、訴えられた時だけ5年分の受信料を払うのはどちらがお得か。
また未契約を貫いて訴えられたときに青天井で数百万円の割増金を支払わされるのと、契約して不払いをして最大5年分の受信料を支払うのはどちらがお得なのか。
こうしたリスク管理をしながら、自分にベストな選択をしよう。
まとめ
というわけでNHKがみんなに納得して支払ってもらえる方法を真剣に考えてみた。
現実的なのはスクランブル放送だが、実現はしないだろう。
あとは人気スポーツの放映権獲得だ。
NHKのスポーツチャンネルとしてなら2000円以内だったら加入する人は多いと思う。
プロ野球はセ・リーグを視聴する手段がDAZNかスカパー！のみ。
サッカーJリーグもDAZNに独占されている。
サッカーとプロ野球の放映権を獲得してDAZNやスカパー！よりも低価格で提供したら加入する人は増えると思う。
なんなら受信料に数百円のオプション料金で加入できるシステムでもありだと思う。
メジャーリーグにも日本人選手を視聴したい人がいるだろう。
ぜひJリーグやプロ野球の放映を積極的に行ってほしいと思う。
がんばれNHK！
本日の記事は以上となります。
当サイトでは「戯れ言ステーション」というブログを運営してます。
損をしない情報、仕事や生活で役に立つ情報等を中心に様々な情報を発信しています。
どうでもいい戯れ言を語っているときもあります。
ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
ブックマークもよろしくお願いします。
・YouTube「戯れ言ステーション」
ブログ内容を動画でも発信しています。
聞き流しもできるので目の不自由な人でもお楽しみいただけます。
チャンネル登録してくれると喜びます。
鉱平/戯れ言系YouTuber＆ブロガー（@kohnyanta）
日々、戯れ言を呟いてますのでフォローお願いします。
というわけで、今日も最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
最後までお疲れチャンドンゴンでした。
ではまた次の記事でお会いしましょう。
迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。
グッドラック！
スポンサーリンク