日本放送協会ことNHKが、2024年の番組改編を発表した。この件について語る。
参照記事：NHK大改編 平日午後1時から5時間、情報番組生放送 民放各局にも衝撃 スポニチより
NHKの番組改編
NHKが4月から平日午後の番組を生放送で固める。
ニュースを中心にした報道番組中心となる模様だ。
また過去に放送した情報番組の再放送なども行われる。
一方でバラエティー番組や朝ドラの再放送は無くなるとのこと。
東京放送局と大阪放送局の生放送で平日午後の時間帯を乗り切ることになる。
主の意見としては、素晴らしい取り組みではないかと思う。
そもそもNHKの番組は、基本的に面白くなくて良い。
つまらなくて良いから、ニュースや生活情報を中心に放送するべき。
そしてNHKがどこよりも先に緊急速報などに対応出来るようにしておくべきである。
番組改編の原因
番組改編の原因はNHKの減収による部分が大きいと予想する。
昨年には、NHK受信料を10％値下げした。
現在のNHKは、受信料収入が7000億円に満たないくらいとのこと。
今後も減収が続く見込みだ。
NHK党・立花孝志氏の不払い運動による影響もありそう。
減収に伴って、従業員の人件費など様々な支出削減に動いている。
その中で、番組制作費の削減も影響したのかもしれない。
基本的に、報道番組の製作費は安いと言われている。
生放送のニュース番組を増やして、制作費のかかる番組を減らす狙いと察する。
NHKが雇用する人材を使って、生放送番組を作るだけなら手間もかからない。
今後のNHKは、ネット受信料を徴収するための設備投資などにも資金を捻出している。
視聴者の少ない時間帯の番組を改変して、制作費を削減しているのではないだろうか。
基本的に平日午後の番組なんて、暇な高齢者や主婦しか観ない。
ダラダラと朝ドラの再放送、ドラマのダイジェスト、クッキング番組を垂れ流している状況。
もちろん国会中継や大相撲、甲子園中継を放送する時は別枠と思われる。
でも公共放送として、ちゃんと報道番組中心にした方が良い。
配信サービスへの課金が狙い
また朝ドラの再放送を流さないことで、見逃した人には、見逃し配信サービスのNHKプラス加入やNHKオンデマンドに課金してもらうこともできる。
しかもＮＨＫプラスは、衛星放送を配信して衛星料金を徴収する方向で動いている。
料金の高い衛星契約を増やせば受信料収入も増えると見込んでいるのだろう。
むしろ番組改編は、NHKが受信料収入を増やすための作戦かもしれない。
番組改編で、ＮＨＫの利益が増える可能性は十分にある。
受信料を支払っている人が望んでいることは、朝ドラ、大河、甲子園、大相撲など。
報道番組を視聴したくて払っている人ってどれくらいいるんだろうとすら思う。
なので受信料の金額に納得できるような番組を作っていかなくてはいけない。
報道番組中心のラインナップなら、地上波契約が受信料1100円だとしても高額。
月に50円くらいでやっと、主も支払いを検討しても良いと思うレベルだ。
もちろん潤沢な資金力のあるNHKだからこそ制作できる番組もある。
時間と金をかけたドキュメンタリー、長期間放送するドラマなど、NHKならではのコンテンツは文化として残っても良いと思う。
それこそ娯楽的な番組は、Eテレの遅い時間にでも放送すれば良いじゃんと思ったりする。
とりあえずNHK総合は、平日も休日も一日中ニュース番組で良いと思う。
まとめ
NHKが4月から番組改編を行う。
平日午後の時間帯もニュース報道中心の生放送番組となるとのこと。
朝ドラの再放送を視聴したい人には、NHKプラスに加入してもらったり、NHKオンデマンドで課金してもらうことになる。
NHKの作戦としても上手いなと思った。
減収分を回収すべく、番組制作費を減らすための番組改編でもある。
だけどNHK総合の番組はつまらなくていい。
公共放送として、一日中ニュース番組を生放送で流してくれればそれでいいのだ。
緊急速報や災害情報など、どの報道局よりも先に報じる放送局であってほしい。
主がNHKに望むことは、あくまでも公共放送としての確かな情報と迅速な報道だ。
それを実現したころには、受信料を支払うように広報活動をしたい。
本日の記事は以上となります。
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