選択的夫婦別姓制度についてビッグニュースがあった。
結婚後に苗字が変わる制度の見直しについて大きく前進する報道だ。
経団連が制度の見直しを求めていることが判明した。
この件について既婚者子持ちの主が戯れ言を語る。
毎日新聞より
参照記事:「一刻も早く」 経団連が選択的夫婦別姓求める異例の提言を公表
経団連が10日、選択的夫婦別姓制度の導入を求める提言を公表した。
夫婦が希望すれば結婚前の姓を名乗れる制度を、政府に対し一刻も早く法改正するよう求めている。
日本は世界で唯一、結婚した際に夫婦が必ず同じ姓に統一するよう法律で規定している。
改姓しても旧姓を使い続けたいと考える女性が多く、企業では旧姓をビジネスネームとして使う「通称使用」が拡大している。
しかし通称使用は海外では理解されにくい。経団連は「女性活躍の着実な進展に伴い、企業にとってもビジネス上のリスクになり得る重大な課題」と述べている。
海外出張時に大使館やセキュリティーの厳しい企業を訪問する際、通称が記された名簿と公的な身分証の氏名が異なることで立ち入りを拒まれるトラブルが多発していることも指摘している。
経団連が家族法制の見直しの提言に踏み込むのは異例だ。
NHKニュースより
参照記事:「選択的夫婦別姓」導入「賛成」59%「反対」24% NHK世論調査
NHKの電話調査で、制度の導入の賛否を尋ねたところ、「賛成」が59%、「反対」が24%、「わからない、無回答」が17%だった。
選択的夫婦別姓制度
経団連が選択的夫婦別姓制度を求めているという毎日新聞の報道。
選択的夫婦別姓制度を望む声が大きかったというNHKニュースの情報。
選択的夫婦別姓制度を望む声は以前からあったけど、このタイミングで大きく取り上げられることになった。
日本では結婚後に夫婦どちらかの苗字が変わる。
圧倒的に女性側の苗字が変わることが多いが、女性の社会進出で制度が足枷になる。
旧姓利用
ちなみに、主も結婚によって苗字が変わったひとりだ。
主も仕事やプライベートでも旧姓を利用しながら過ごしている。
結婚前からの苗字を通称として利用することで、周囲とのコミュニケーションが面倒にならないようにするためだ。
でも戸籍上、書類上で苗字が違うと何かと面倒だ。
本人も所属する企業側も苗字を使い分けることが不便だ。
苗字が変わったばかりの頃は、戸籍から賃貸契約、免許証、銀行口座などすべてが書き換えだ。
手続きが面倒すぎて発狂するかと思った。
メインで仕事をしながら家族を養う一家の大黒柱であり、世帯主である主が苗字を変えるデメリットは大きすぎた。
苗字を変えたことがある人だけに分かる苦悩だと思うが、情報発信をするYouTuberの主にとって良い経験にもなった。
苗字を変えた理由
もちろん苗字を変えたくて、変えたわけじゃない。
法律でそうなっているから仕方なく応じただけだ。
もし制度の見直しで苗字を戻せるなら、速攻で戻す。
苗字を変えた理由は、妻側の希望だ。
主は兄弟がいて、妻側はひとりっ子だった。
妻の親が苗字を残すために、幼いころから婿取り教育をしていた賜物だ。
主の旧姓も妻の苗字も、そこまで珍しいものではないが、主の苗字の方が少ない。
結果的に希少な苗字を減らしてしまった。
主の家系も兄弟が苗字を残さなければ、主の代で苗字が消滅する。
兄弟は生涯独身を貫き通しそうなので、たぶん消滅が既定路線だ。
時代に合わないの古いシステム
主としては、早く制度を見直して、苗字を戻したい希望者には戻せるように配慮すべきだ。
経団連も大企業の味方で、十倉会長も社会保険制度の見直しを求めるなど、かなりの改革派で優秀な人だ。
現代では女性も社会進出するようになったので、結婚による苗字の変更はデメリットしかない。
もちろん女性が苗字を変えることが前提という話はしないけど、圧倒的に女性側が苗字を変えることが多い。
専業主婦が多く、結婚を機に退職する女性が苗字を変えるだけなら、そこまでの弊害はなかった。
でも現代では、結婚後も仕事を続ける女性が増えた。業務上で長年使ってきた苗字を使う方がしっくりくる。
主も仕事上で構築してきた人間関係やクライアントとの関係を考えたら旧姓のままが働きやすい。
業務では旧姓をそのまま使っている。
苗字が変わるメリットは、結婚したことを周囲に知らせるくらいしかないのではないか。
グローバルに活躍する日本の大企業にとって、従業員の苗字が結婚後に変わることは業務上でも不便が生じる。
海外では文化的に通称が通用しないため、業務に支障が出るパターンを経団連が報告している。
選択的夫婦別姓制度は、戸籍上の苗字を変えることなく苗字をそのまま利用できるからメリットしかない。
反対派の意見
反対派の意見として、家族との連帯感が薄れる、子供の苗字をどうするか問題、日本独自で昔からの習慣や文化を残したい、などがある。
選択的夫婦別姓制度によって、兄弟姉妹で苗字が異なると学校や病院、行政側にとって親族の判別が難しくなる点などが課題になっている。
マイナンバーカードを上手く活用すれば、どうにでもなりそうな気がするけどマイナンバーカードが普及100%になるには時間がかかる。
結果的に選択的夫婦別姓制度が結婚をしない事実婚の増加に繋がるのではという意見も。
つまり少子化が進むという意見だ。
少子化対策への期待
でも苗字が変わった主の体感として、選択的夫婦別姓制度は少子化に歯止めをかける可能性もある。
夫婦それぞれの苗字を残したいと思ったら、子供を2人産めば苗字をそれぞれ残せる。
苗字が変わることや跡継ぎ問題で結婚に踏み切れなかったり、敬遠されていた人も結婚しやすくなる。
多くの夫婦が子供を2人以上産めば、人口は現状維持。
人口減少そのものは歯止めをかけられる。
主はひとり息子を育てているけど、選択的夫婦別姓制度が導入されるなら、無理してでももう一人子供が欲しいと思う。
主の旧姓を残すためだ。
苗字が変わることで失われてきたレア苗字も存続させることができる。
現代は一人っ子が増えたので、苗字を巡った跡継ぎ問題も進む。
どっちの苗字を残すかで揉めた結果、破談になったり離婚の原因にもなるのでは。
苗字を変えさせない事こそ、夫婦仲の絆をがっちりとしたものにする。
主の体験上、妻に苗字を戻す宣言をしていることこそが夫婦仲に溝を作っている部分もある。
結局、反対している人の中には苗字を変えたことがない高齢男性が多いのではと察する。
まとめ
選択的夫婦別姓制度の導入を経団連が求める異例の展開。
主の経験上、社会進出する人間にとって苗字が変わることはデメリットしかない。
制度導入には大賛成だ。
選択的夫婦別姓制度が導入されることで、不安を感じる男性の気持ちが反対票の一部と察する。
苗字を一緒にすることで安心感を得ているだけなのかもしれない。
でも、一人娘の婿取り問題を考えなくて良くなるのは大きい。
夫婦の苗字を残すために、子供は2人作ろうって前向きな気持ちになる。
経済的に大変だとしても、ちょっと無理してでも子供がほしいと思うきっかけになる。
選択的夫婦別姓制度が少子化問題に歯止めをかけるきっかけになるかもしれない。
経団連会長も人口減少で日本の市場が縮小しないために、深いところまで考えているなら尊敬だ。だとしたら、十倉会長は頭良すぎる。
選択的夫婦別姓制度の導入に向けて注目していきたい。
本日の記事は以上となります。
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