JR東日本(JRE)が新しく銀行業を開始して人気が殺到している。
申し込んだら様々な特典が受けられると開始前から話題。
すでにサーバーがパンクするほどの勢いで申し込みが来ている。
改めてJREバンク誕生について戯れ言を語る。
参照記事:人気殺到の「JREバンク」11日も新規口座開設ストップ 初日9日から3日連続で… サンケイスポーツより
JREバンク
JR東日本が「JRE BANK」を運営開始した。
いわゆるネット銀行で物理的な支店を持たない金融サービス。
ネットバンキングで利用する銀行サービスがメイン。
現金の引き出しは、JR東日本駅構内やコンビニのATMを利用する。
お得な特典が用意されて、利用者が殺到した。
主にJR東日本エリアの鉄道サービスを利用する人がお得になる。
例えば
・申し込みで最大6000ポイントのJREポイント
・預けた金額に応じて割引優待券
・モバイルSuicaグリーン券プレゼント
など。
クレカやJR東日本施設の利用と併せて、JREポイントがザクザクたまる。
主も首都圏在住でJREのサービスをよく利用しているが、自然とJREポイントがたくさんたまる。
モバイルSuica活用でポイントも無駄無く使い切れるのが便利。
JREのクレジットカードもかなり優秀な部類だ。
基本還元率が1%だったら、主もメイン利用していたと思う。
Suicaも全国的に利用できる場所が多いので、ポイントの使い道に困ることが無いだろう。
首都圏在住の人や電車通勤をする人には、JREのクレカやサービスはかなりおすすめできる。
銀行を所有するメリット
そんな中でJR東日本が独自の銀行サービスを持てたことは大きい。
これまで銀行サービスと証券部門だけが欠けていた。
そこで、ついに銀行を手に入れたわけだ。
ビューカード利用者は駅構内のATMも利用できるので、銀行サービスと連携できれば強い。
JR東日本が金融サービスを手に入れることで、資産運用して会社の利益もさらに増やしていける。
円安が進んでいるので、銀行を作って預金で投資ができれば利益も増える。
首都圏に円安で外国人観光客が多数押し寄せているので、鉄道や宿泊や観光サービスに力を入れていくとさらに儲かる。
JREは、たぶんずっと前から銀行部門が欲しくてたまらなかったんだなと思う。
今後は銀行業にも力を入れて、投資業や融資などのサービスも積極的に行って行くと思われる。
鉄道を盛り上げたいエリアに、住宅ローン融資を積極的に行って、利益を増やすなど新たな街づくりもできそう。
ここからJR東日本が大きく力を付けていくだろう。
JREバンクの中身
今回、一番気になったのは銀行の中身だ。
実は、JREバンクの中身は楽天銀行である。
個人的にかなり驚いた
これがどういう意味を持つのか考えたい。
主は、楽天銀行がJR東日本に買収される前兆なのではと感じた。
JREバンクは、楽天銀行のサービスを使わせてもらうカタチでサービスが開始している。
つまりJREが一から銀行サービスを作り上げたわけじゃない。
一般人もほとんどが楽天銀行であることをそこまで気にしていないかもしれない。
なので楽天銀行ユーザーも申し込んでいる人が多数いそうだ。
楽天グループは、楽天モバイルが赤字を垂れ流しているので、補填するために多額の金が必要。
様々なサービスを改悪したり、株式を売却することで手元に現金を作ってきた。
いよいよ資金的に崖っぷちのところまで来てしまったのではないだろうか。
そこで楽天銀行のサービスをレンタルするような形でJREに金をもらって提供開始した形だと思う。
楽天グループとしてはモバイル事業の赤字を補うカタチでファイナンス部門が好調。
グループとしては多額の儲けが出ている状態だ。
また、主力である楽天カードも改悪しながら利益を確保している。
他に楽天証券、楽天銀行も円安で一時的に大きく利益が出ている。
ただし、時代の流れで有利に働いているだけとも言えるだろう。
楽天グループが楽天モバイルを存続させるためには、儲かっている部門を売却しないとキツイのではと言われたりしてきた。
その中の候補として、楽天銀行の売却も噂になったことがある。
現時点では、サービスを売却をしていないので噂に過ぎない。
おそらくJR東日本からお金を貰う形で提携している状態。
いわば楽天銀行のレンタルで小遣い稼ぎせしているカタチなので、かなりJRE側にも歩み寄っているように思う。
崖っぷちの楽天
大々的にJREが宣伝をしているところを見ると、近い将来に楽天銀行との合併、もしくはJR東日本への売却があるのではと思った。
JREバンクが顧客を増やして、軌道に乗ったタイミングで合併か売却だ。
楽天銀行の顧客も、希望者はそのままJREバンクへ譲渡されるカタチになるだろう。
楽天証券など、他サービスと連携しているシステムをどうするのかがカギ。
なので売却よりは、合併というカタチの方が現実的かもしれない。
三菱東京UFJ銀行みたいに、三菱を筆頭に複数の銀行が合併するカタチになりそう。
例えば、JRE楽天銀行という名称だろうか。
その際にはJREの方が力関係が上になるカタチでの合併が濃厚。
楽天モバイルの赤字を補うため弱みを握られる構図になった。
なんならそのままJREバンクが楽天証券も吸収するのもあるかもしれない。
楽天JRE証券の誕生も可能性が少なからずある。
結果的に利益の半分くらいをJREに譲るカタチで合併という提携がありそうな予感
そうなれば実質的な売却にも近い話。
なのでJREバンクは、実質的な楽天銀行の売却だと思う。
楽天モバイルの赤字で困っている楽天グループをJREが救済したカタチだ。
銀行部門を欲しがっていたJREにとってはラッキーだったかもしれない。
また現状ではJREが充実した優待で顧客を集めているけど、将来的には優待の中身も改悪されると思う。
特に顧客への4割引きは、JR東日本の株主優待と同じだ。
株が買ってもらえないきっかけになるかもしれないから、ある程度囲い込んだら改悪になりそう。
楽天利用者とJREバンク申し込みを検討している人は参考にどうぞ。
まとめ
JREが大儲けして、楽天Gが崖っぷちという状況が見えた気がした。
近い将来、楽天銀行がJREに売却される序章にも思えた。
あるとしたら三菱UFJ銀行みたいな合併だろうか。
利益を分け合って共存していくだろう。
JREが楽天に支払う手数料や取り分がどんな感じなのかは不明。
そのうち、JREがそのまま売却される未来もありそう。
JREとしては完全に自前の銀行が欲しいと思う。
楽天の弱みを握って、どこまで力関係を見せつけられるかの勝負。
ここから証券部門を手に入れたりと、JREのファイナンス部門にも力を入れて大儲けを狙ってそうだ。
楽天は大黒柱の楽天銀行、楽天証券、楽天カードを守れるのか?
楽天モバイルを奇跡の大成功に導けるのか注目している。
サービスを利用する一般人の目線で見守りたい
JREバンクの利用を検討している人は参考にどうぞ。
本日の記事は以上となります。
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