いらっしゃいませ。
鉱平ねっとへようこそ。
本日は稼げるようになるために、プログラミングスクールや動画編集スクールなどの学校は必要なのか?
というテーマについて美容師目線で話をしたいと思う。
まず最初なんだけど
先日僕のTwitterでこんなツイートをした。
勘違いしてる人いるけど、結局は勉強を継続するよりも行動を継続することのほうが大事なんだ。周りから何を言われても実践が重要。
美容師の場合、自信が持てるまで人形でカット練習するより下手なりに金貰って人間の髪をカットする実践をしているヤツが価値ある。なぜなら稼ぐ経験をしているからだ。
このツイートについて特に大きなアクションは何もなかったけど、僕の思うことをお伝えしたいと思う。僕自身YouTuberの影響もあってプログラミングスクールや動画編集スクールに興味を持っている。そしてスクールに通うか迷っている時期があったから、自分自身の考え方をまとめる目的と、同じようにスキルアップのためにスクールへ通うか迷っている誰かの参考にもなればいいかと思って記事を書いた。
この考えを短くまとめて、このツイートで伝えたかったことが
・「仕事をするために」本当に学校で勉強が必要なのか?
・美容師目線で勉強するよりも実践が大事
という2点だ。
僕自身この記事で考えをまとめて執筆してたことで、おおまかな結論が出た。
・職業訓練学校の必要性は本人次第
・学校に行けば「仕事ができる」は勘違い
・結局は自分の頭で考えて体を動かして働くことを継続する必要がある
ということが再認識できた。
これらについて細かく解説していこうと思う。
・プログラミングスクールや動画編集学校で学ぼうか迷っている人
・転職で給料を上げたいと思っている
・何か稼げる技能をつけたい人
・起業や独立をしたい
・フリーランスで自由に働きたい
こんな風に考えているの人に参考になる内容だと思う。ぜひ参考にも反面教師にもしてもらえたら嬉しい。
・職業訓練学校の必要性は本人次第
まず僕の経験なんだけど、専門学校で美容師の資格を取得後して、とある美容院へ就職をした。その後、挫折することがあって、美容師としての技術力を上げるために美容専門学校とは別に技術育成の学校へ通った。もちろんお金を払って学びにいった。100万円くらい支払っている。僕はこの学校へ通って技術力を上げて100万以上の価値を生むか、技術がモノにならなければ美容師を辞める覚悟で取り組んだ。
その覚悟とは、つまりやる気のことである。
でも失敗は考えずに後がないと思って、絶対に技術をモノにすると決めて取り組んだ。
・学校に行けば「稼げるようになる」は勘違い
学校へ通ったときに思ったのはいろんな境遇の人がいたことだ。通う動機もみんな様々。
美容師免許を持っている人しかいなかったけど、技術レベルや知識レベル、経験の差は様々だった。それでも実際に学校で技術を学び仕事に活かしていけるかは生徒次第だったと思う。未経験か経験者関係無く、講師の教えを素直に受け取ることができて、やる気がある人間だけが目標を達成してスタイリスト美容師として羽ばたいていった。学校に通うのも、ほとんどの人間が美容院やコンビニ居酒屋とかでアルバイトしながら二足のわらじで生活をしている場合がほとんどだ。これがキツくてバイトばかりになって学校に来れなかったり、途中でやる気がなくなって挫折して学校へ来なくなる人もかなり多かった。絶対に学校へ行ってモノにしてやろう!って強い気持ちが必要だと自分自身の経験談としても感じた。親が子供を技術ができる美容師に育成したくて本人の意思と関係なく通っている子もいた。このパターンはやる気がない子がほとんど。
・結局は自分で考えて行動する
社会人をやめてバイトしながら学校へ通った日々は忙しくてキツイ日々だった。
だけど自分で決めた道だと思って技術をつけるために頑張って通った。学校が終わったら、日付が変わるまでバイトして早朝にまた学校へ行く繰り返しだった。バイトをしないと生活がキツイんだけど、あえてバイトを減らして学業を優先して技術をつけるために集中したりもした。自分で考えて次の仕事に活かすための技術習得のスケジュールを組むことは講師がやってくれるわけじゃない。目標を達成するための勉強したり、就職に向けて技能を身に付けること、最終的な決定はすべて自分でやることになる。当たり前だけど社会や学校の講師はみんなのお母さんじゃない。考えて行動して就職に繋げるのはあくまでも自分自身なんだ。
学んだこと
・学校で学ぶということは自分が金を払って通う。
・給料をもらって仕事をする事とは別。
・必ずしも学校へ行けばスキルがつくわけじゃない。
職業訓練学校の実態
・やる気がない人間もいる
本当に不思議に思うんだけど、何しに来ているのかと思うような人間がいる。こういう人には関わらない。
・仲間ができる、楽しい、快適
同じ目的を思った仲間と出会える。これはすごく楽しかった。
恋人になるカップルもいる。みんな忙しい中でお酒を飲んだのは良い思い出。友達を作るのが目的ではないけど、切磋琢磨する仲間はかけがえのない存在になる。
・講師は一生懸命指導するし生徒を心から応援してくれる
いろんな指導者が教えてくれる環境ならば、それぞれ講師の良い部分を盗んでスキルの幅を広げることが大事
・技術が育つかどうかは本人のやる気次第
最終的にはこれがすべて。
通用しない人間もいる
・完全未経験
最低限やる気があれば何とかなる部分もあるけど厳しい。
美容師だと免許取り立てで働いたこともない人間は訓練校に来ても意味がないと思えた。プログラミングスクールもPCの電源の入れ方もわからないような人間が始めたら苦労するんじゃないかと思う。
・考えが甘い
学校に行けば何とかなると思っている人のこと。
結局、自分が努力する必要があることを理解していないと厳しいだろう。
・考えが硬くて講師の言うことを聞かない
自己主張が強く学校にくる意味がない人間もいる。
講師に指導してもらっても、やるべきことを頭から否定してしまう。
自分の思っていたやり方と違うからやらない等。
・そもそも向いていない?
これもなんとなく思った。
美容師で言えば接客業が向いてない人だ。他人を思いやる気持ちがない等。美容師として仕事をさせるのが不安な人材。
・途中でやめる、来なくなる
他の仕事と比較をして目先の利益を優先する。
結局すぐに稼げないし努力が大変だから学校へ来なくなる。
というわけで
結局考えが浅い人間は少し不満に思えば来なくなる。苦労したくない人、お金持ちや親に金だしてもらってる人間はこうなりやすいかも。
職業訓練校卒業後の就職について
・学校で優秀な人材には早めに企業から声がかかる
・学校側が優秀な生徒を囲い混んだり、特別な斡旋がある事も
・就職後も前向きに頑張れる人はどんどんステップアップしていく
優秀じゃない人は?
・就職できない可能性がある
・学校へ来たけど現実を見て就職したくなくなる人もいる
・就職できたものの希望の待遇が得られない事もある
・就職先で馴染めなくて途中でやめる
全体的に学校が出している就職率はあてにならない。
就職後すぐやめたり、待遇面など希望通りにいかないこともあるからだ。結局は自分のやる気次第で仕事に影響する。
だから学校へ行けばどうにかなると思っているなら注意。ある程度は事前学習も必要。
必ずしもスクールは必要?
年齢の壁
美容師には、あると思ってたけどそうでもなかった。
やりたくなったら、いつはじめてもOK。
働き方はそれぞれ
給料にこだわってしまってはだめ。未経験のうちは正社員、アルバイトに限らず学ぶ姿勢が大事だと思う。もちろん人材を育てようとする意思のある会社へ行く場合に限った話だ。
職場選びが重要
・ある程度の厳しさは必要。
優しさはアフターフォローしてもらえばいい。
職場の空気や人間次第ですぐやめるのもあり。
・いつまでも実践ができないよりも、すぐに実践経験をさせてくれる会社が伸びる
逆にスクールへ行かなくても、意味のないパワハラをしないで人材育成を重視している&即戦力が必要でどんどん実践をさせてくれる職場ならスクールは必ずしも必要ない。
実践とは稼ぐ経験をさせてくれることだ。
僕がはじめて美容の技術でシャンプーに料金が発生したときのことを
今でも凄く記憶に残っている。それぐらい稼ぐ経験は自信になるし大きなことだ。
最終的には労働をすることになる
・稼ぐ経験が重要。とにかく働く。スクールへ行くのは、仕事で稼げる人材になるためのステップ。大事なことは社会へ出てからになる。勘違いしないように。
結局は労働をすることになって稼ぐ。
起業や独立は別のはなし
・そもそも起業や独立したいならスクールは必要ない。スクール行く金で起業すべき。
・自分が技術をできるようになる必要はない
・自分ができないことはできる人間を雇って働いてもらう。
今稼いでるホリエモン、まこなり社長はプログラミングしてない。稼いでるYouTuberは動画編集を自分でしていない。
法改正で病院経営も医師じゃなくたってできるようになった。美容師も経営者は入客してないし美容師じゃない人間が経営者だったりもする。
実際に美容院の経営者だった人
・創業の息子が会社を嫁に乗っ取られて、嫁一族が介入して別の経営陣になった
・銀行員
・航空会社会長
・建築会長
・飲食業社長
起業したいなら、必ずしも専門技術ができるようになる必要はない。
自分の苦手分野は得意な人間を雇って会社を運営する方法もある。
そのかわり人に指示をするために非情になる必要もある。
まとめ
スクールに向いている人
・ヤル気があって前向きに頑張れる人
・その業界で食えるようになりたい人
・専門知識があるひと(無い方が良い場合もある)
スクールに向いていない人
・とにかくすぐ稼ぎたい人
・起業したい人
美容師目線の見解
スクールは必ずしも必要ない。
・美容師をやりながら動画編集を独学で学んだ話
僕は美容師見習いのときに趣味でブログ記事書いたり動画編集を独学でやっていた。これはまた別の機会で話をするけど、僕は元々、趣味でMAD動画を制作していた。とにかく動画を作れるようになりたくて、美容師の仕事をした後は、ひたすら動画を作成するために必要なことを調べては手を動かして作業しまくった。クオリティーが高い作品を作ろうと何本も動画作成をして、気づけばちょっとした動画くらいなら作れるようになった。
そして、当時勤めていた会社で給料をもらって美容師の職業訓練校の生徒募集のDVD作成を頼まれて制作する経験をした。自分が中心となって動画編集技術を駆使して実際に仕事として動画編集に携われたことは大きな経験だった。動画編集は学校に行かなくても学ぶことはできる。よりレベルが高いものを作りたいとか、仕事として依頼を受けたいから学校へ行くっていう理由ならアリかもしれないけど、動画編集をできるようになるために何もわからない未経験から学校へ行くのはどうなんだろう?と思うところがある。実際、動画編集の基本は超簡単だ。慣れれば小学生や主婦だってできる。
僕の場合
別にプログラミングをできるようになって食いたいとは思わないし
他人の動画編集をして食いたいとも思わない。
僕がなりたいのは情報発信者やクリエイター。興味があることや好きなこと、情報を必要としている人に役立つ情報を発信したい。動画編集そのものよりも、動画を作って僕という人間の情報発信をしたいと思っているわけで労働がしたいわけではない。
なのでやりたいことをする時間を優先するためにプログラミングスクールに通う目的は一時封印。
クリエイターとしての時間を確保しつつ美容師としての価値を高める方法をとる。これはマナブさんからのアドバイスでもある。
安心して効率良く学ぼうと思ったらスクールはあり。だけどしっかりと未来像を意識してヤル気を持って取り組む必要がある。金を稼げるようになるためには大変な時間と労力をかけることになるから、それをしっかりと理解して取り組む必要がある。スクールに金を使うわけだから、社会人ならバイトをしながら取り組んだりとキツイ生活を覚悟するべき。丸1日の休みは当然ない。
また就職後に会社で困難を味わいながらステップアップしていく。結局は就職して経験を積んでいくのだ。
美容師ならバイトでもいいから現場で働きつつスキル技術を磨く方が良いのではと思う。ほかの業種が当てはまるのかは知らないけど、思い切って未経験で就職して揉まれるのもありだと思う。成長させてもらえる良い職場を探すことが大事になるけど、職場の環境によってはスクールは必ずしも必要がない。実はヤル気があれば年齢だって関係ない。
やっぱり実践をする本人次第なんだ。
あとがき