今回のテーマは生命保険。
最近、堀江貴文氏や高須幹弥氏が民間保険について語る動画が続々とアップされて気になった。
どちらも内容としては生命保険(主にがん保険)は不要だという主張がメインだ。
過去に主が出した生命保険関連の動画も、そこそこ再生されて感謝しかない。
保険の窓口に行くなという動画を出したら、低評価もたくさんついたので好評なのかは不明。
民間保険の必要性や価値観は人それぞれだなと感じた。
それだけ多くの人が気になっているテーマなのかもしれない。
ただし、個人的に民間の保険商品に価値を感じないのでおすすめはしない。
改めて民間の保険商品について戯れ言を語りたい。
日本人は生命保険が大好き
万が一の備えとして、毎年大金を保険商品に注ぎ込んでいる人が多い。
毎月数万円、年間で何十万円も支払っている人が多数派だという。
また住宅ローンを組む人は、担保として団信に加入が条件だったりもする。
死んだらローンがチャラになる生命保険商品で、住宅ローンと抱き合わせのように加入している人が多い。
生命保険変わりにもなるため、働けなくなったらとか、何かあったら家族のためにと前向きに加入する意見が目立つ。
民間の保険商品は必要?
昔は入っているだけで割の良い保険商品もあった。
だけど現代では、昔のようなドル箱保険商品は皆無。
昔の割が良い保険に加入している人は、そのまま継続すれば良いだろう。
だけど、そうじゃないなら解約すべき。
また、これから保険加入を検討している人は踏みとどまってほしいところだ。
あくまで民間の保険商品はビジネスで運営されている。
めちゃくちゃ儲かるから、国も保険会社を後押ししている状況である。
税金控除の対象にして、民間保険の加入を全力プッシュしているところを見ると、ある意味で利権なのだなと感じる。
民間の保険商品が必要ない理由
では、なぜ主が民間の保険商品を不要と思うのかについて語りたい。
それは
・公的保険の充実
・基本的に損する
という点に尽きる。
まず民間の保険商品は、保険会社を儲からせるだけのものだ。
自動車保険とか火災保険みたいに、万が一の大事故に備えた保険なら全然OK。
だけど民間の生命保険は公的保険で足りない部分をカバーするだけ。
でも公的保険は内容が充実しているし、税金も投入されているのでお得。
だから支払っていて損が少ない。
大体のことは公的保険で賄えるので、民間の保険商品の出番になる時は限られている。
保険会社が一番得をする
民間の保険商品が、年間でどれくらい還元されているのかなどのデータもしっかりと出されていないのも疑問。
特に保険の中身が複雑すぎて、ピンポイントな物が多いのも加入に消極的になる。
特にがん保険はピンポイント過ぎるだろう。
ピンポイントな保険をおすすめして、沢山の保険に加入させて多額の金を毟り取るのが保険会社のやり方だ。
あれもこれもと保険の内容を充実させて、多額の保険料を貰い続ける。
その利益から保険の無料相談所に手数料を支払ってカモを捕まえているわけだ。
保険相談窓口とグルになって大儲けをする構図で業界が上手く回っている。
保険会社が大金をかけてCMを流し、巨大な高層ビルにオフィスを構えて、保険相談所に多額の手数料を払っていると考えたら、どれだけの金を使っているのだろうか。
もちろんそれらの経費は、契約者が支払った保険料から捻出している。
ちょっと考えたらわかると思うけど、民間の保険商品の中身は、大部分が民間企業の経費や儲け。
なので契約者に還元される額はたかが知れている。
主は、そこに大金を支払う国民は目を背けてはいけない問題だと思う。
民間の保険会社は、国民に不安を煽って思考停止させることで、未来永劫大儲けするのだ。
とにかく不安を煽るビジネスはめっちゃ儲かる。
先進医療特約だって、国から認められていない治療効果が不確かな医療だ。
こうしたオプションに多額の金を払わせる。
実際に出番が来ることはほとんどない。
保険が活用できる場面は、ギャンブルのような勝算の低い確率ゲームみたいである。
あくまで保険はギャンブルと同じ
そもそも保険の誕生も大航海時代の富裕層によるギャンブルから誕生したと言われている。
病気になったときに保険で得をした人の話は、ギャンブルに勝った話をしているのと同じである。
パチンコや競馬に買った人の話を聞いて羨ましいと思っているのと同じだ。
マネして大金を注ぎ込めば、たちまち大負けするだろう。
そんな事をするくらいなら貯金したほうがマシだ。
それこそ保険に大金をつぎ込むくらいなら、しっかりと貯金しておけば問題ない話である。
公的保険で十分に医療は賄えるように設計されているので、あとは病気にならないために健康へ投資する方が大事だ。
もしも病気になっても高額療養費制度で医療費がそこまでかからない。
ある程度の貯金があれば乗り切れるので、知識として覚えておこう。
病気になった時に必要な金の心配をして無駄な金を支払い続けている人が多い。
いざという時に政府や身内を頼る思考や知識こそが大事だろう。
頼れる人がいなくて、究極に金が無いという人は生活保護制度もある。
その場合は医療費が無料になるので、医療機関から追い出されることもない。日本では貧乏人が見捨てられることがない
キリギリスが快適に暮らせる国が日本
日本は、一生懸命働いている人達に支えられて、貧乏人が生き延びられる社会である。
一生懸命働いて、生命保険に入って頑張ってくれる人がいるから経済が回っているのだ。
マイホームを購入して、生命保険に入って、働きアリのように頑張る人が税金をたくさん納めてくれるから非課税世帯が快適に暮らせている。
幼いころから、食うもの働かざるべからずの教育を受けた弊害だろう。
・ありとキリギリス
・幸福の王子
等の物語は良い例だ。
ちなみに主は幸福の王子の物語が大好き。
働き者の燕と金の王子の銅像が貧しい人達に救いの手を差し伸べる。
最後に一番頑張った燕と王子が亡くなり、貧しい人達も一時的に助けてもらうだけで何の解決にもならない話である。
またアリとキリギリスでは、怠けていると冬を越せずに痛い目を見るキリギリスが描かれている。
怠けたり貧しい人が見捨てられる物語に、がんばらないといけないといけないと思い込まされる教訓になる物語が多く、幼いころから絵本や道徳の教科書で学んできただろう。
でも実は、日本社会だとキリギリスが一番得をするのが真実である。
冬になるまでずっと遊び惚けたキリギリスが、家を作り食糧を貯め込んだ働きアリの巣で快適に暮らせるのが日本である。
幸福の王子なら、何もしない庶民が燕からおこぼれを貰って暮らしているのと同じだ。
キリギリスのように働かず年金も納めないで好き勝手生きてきた人が、高齢者になって生活保護で年金生活者よりも快適な暮らしをする。
・安い公営住宅で暮らせる
・医療費無料
・介護無料
・年金より貰えるお小遣い
保険がない方が幸せ?
世の中には、老後を心配して終身保険に加入したり貯蓄型保険に入る人もいる。
でも将来のことを何も気にせず、好き勝手して生きてきた人が、働いている人の納めた税金で生活できるのが日本である。
つまり無理に民間の生命保険に入らなくても野垂れ死ぬこともないのだ。
残された家族が貧しくなっても、生活保護で国に助けてもらえる。
何なら、その方が豊かな暮らしが出来たりもする。
・遺族年金
・片親手当
・医療費無料
・公営住宅
・子供の学費無料
一生懸命に親が働いている家庭で奨学金を背負って進学する苦学生と比較したらイージーモードだ。
保険なんて無い方が幸せに暮らせる可能性だってあるんじゃないだろうか。
まとめ
民間の保険料を支払うために一生懸命働くことすら個人的にはどうかと思う。
公的保険の凄さを改めて見直してほしいところ。
日本は弱者に手厚い国である。
民間の保険でカバーできる部分はたかが知れている。
保険に入っていて良かったと思う人の話は、パチンコに勝った人の話を聞いているのと同じレベルの話だと理解しよう。
これから保険に加入しようかと考えている人は参考にしてほしい。
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