牛角の食べ放題が物議を醸している。
食べ放題で女性を半額にするというキャンペーンが開始された。
東京ガールズコレクションとのコラボで、女性をターゲットに牛角が食べ放題の値引きを行った。
開始前から批判があるのではと予想されていた。
案の定、多方面から賛否の声が上がっている。
この件について、同業他社の接客業従事者である筆者が意見を述べる。
参照記事:牛角食べ放題「女性半額」…SNSでは賛否 担当者「注文4皿分少ないデータある」 グッド!モーニング テレ朝ニュースより
牛角としては、女性の方が食べる量が少ないという理由も含めて女性半額キャンペーンを行った。
ちなみに女性の対象となる定義については決めていない。
「心が女性」という男性も割引の対象と牛角公式が認めている。
実際に精神的に女性という肉体的男性がどれくらい利用したのかは不明。
この件については、そこまで大きな話題になるほどの内容ではないと思っていた。
でも思ったよりも大きな話題になった。
男性批判というほどの話でもないというのが筆者の個人的な意見。
アベマプライムでの議論
アベマプライムでも議論され、動画が話題になった。
現在は非公開となっている。
ひろゆき氏と東京大学大学院教授のトークバトルが注目を集めた。
東大院教授の瀬地山氏の発言が過激で非公開になったのではと噂される。
様々な関係者に何かしらの影響があったのかもしれない。
ひろゆき氏は牛角のキャンペーンについて差別を生むと批判。
瀬地山氏はいち民間企業によるマーケティング戦略として擁護。
結果的にひろゆき氏と瀬地山氏のトークバトルが繰り広げられた。
牛角が女性という特定顧客を獲得するための作戦と言える。
コメントでは、ひろゆき氏に賛同する意見が目立ち、瀬地山氏が批判される内容が多かった。
しかし筆者の印象としては、瀬地山氏はおかしなことを言っているようには感じなかった。
むしろ東大院教授の瀬地山氏は、すごい人だなと思った。
ひろゆき氏の論点ずらしに惑わされず、冷静に対応して自分の意見をしっかり述べていると感じた。
たぶん瀬地山氏は、かなり頭が良くて優秀な人だと思う。
筆者も瀬地山氏と同様に、企業が料金設定でどうするのか、どんなサービスを提供するのかは自由にすれば良いと思っている。
客も嫌なら、牛角に行かなければ良い。
しかし瀬地山氏は、男性が差別されても良いと発言していると捉えられた。
あくまでお店のシステムの話なんだから自由で良いのでは?と筆者は思う。
差別と区別の問題
本来、店のシステムも料金設定も事業者の自由が原則。
別に瀬地山氏がそこまでおかしなことを言っている印象はなかった。
そもそも世の中から差別はなくせないし、なんなら差別があっても良いと思う。
もちろん外見のように努力だけで埋まらない差別だってある。
肌の色で差別をするとかはNG。
女性であることを理由に給料を安くするとかもNG。
しかし、男性が心は女性だからといって女性専用の施設を利用できるような社会になるのも問題だと思う。
だから一定の区別はあっていい。
どちらかというと、差別と区別を混同して考えてしまっている人が多いと思う。
区別するべきところは区別していかないと、スポーツ競技で公平性が損なわれる可能性がある。
それでも世の中から差別を完全に無くすことはできない。
企業だって集客のために容姿端麗な男女を率先して採用したりする。
みんな可愛い女性が好きだから、綺麗な人が目立つし選ばれるのもわかる。
テレビ局だってアナウンサーに可愛い子を採用するし、CMに綺麗なタレントを起用する。
別に容姿に関わらず誰がアナウンサーをやったり、CMに出たって良い。
しかし、綺麗なタレントの方が視聴率を稼げたり、商品が売れるのが実態。
マーケティングにも差別は必要不可欠な部分がある。
企業が外見で採用しているのと何が違うの?と思ったりする。
誰でも何かしらの区別や差別で不遇を感じることもある。
変えられない現実に当事者は悲しい気持ちになることもわかる。
しかし、区別をなくすことで苦しむことになる人もいる。
もちろん区別や差別があることで生きやすさを感じていた人もいる。
女子校や男子校が共学化することでも賛否の声があるのと同じ。
多少なりとも区別や差別に我慢しなくちゃいけないこともある。
今回の件についての考察
今回の件も、あくまで焼肉屋の料金設定の話なんだから批判するものではない。
なんならアベプラの司会進行は、ひろゆき氏の煽りを止めたり、ちゃんと瀬地山氏の意見を聞き出すようにしていたくらい。
アベプラ司会進行の平石氏は、割と瀬地山氏の意見に耳を傾けていた印象。
瀬地山氏は、ひろゆき氏のペースに飲み込まれない強さがあった。
そのせいか、ひろゆき氏のファンからの批判が集中したような気がする。
でも民間企業の飲食チェーン店のマーケティングに、一般人が過剰に口を出すのはどうかと思ったりする。
女性半額の料金が男女差別だから良くないという、ひろゆき氏の意見もわからなくはない。
だけど、かなり極端な話だなと思った。
そんなことを言ってしまうと、筆者の職場では子供と学生の料金を安くしている。
それは良いのかと思ったり。
映画のレディースデーとかも昔からある。
女性を半額にすることで、男性がデートにも誘いやすくなる。
女性に気前よく奢って、楽しい時間を過ごすことだってできる。
サービスの多様性と社会の在り方
逆に男性が優遇されるシステムが出た場合は、女性からの反発があるのだろうか。
牛角のサービスに納得できない男性は「心は女性です」と言って食べに行けばいい。
同じことを考えて実践する人が出てくると思う。
そもそも東京ガールズコレクションとのコラボだから女性優遇は別に良いのではと思う。
結果的に心は女性で身体は男性の人々が多く訪れて、中止に追い込まれないか心配。
相席屋なども、女性と男性で料金が異なる。
全員から同じ金額を取ると女性が来なくなる。
気軽に男女が出会える場所を作るために、まず女性に来てもらって、男性と出会う仕組みを作った。
相席居酒屋を利用する男性だって、承知の上で利用するわけだ。
女性がいないと男性が集まらないから女性が無料で飲み食いできるようにする。
女性と出会って、楽しい時間を過ごすことで商売が成り立つ。
しかし、無料にすると目的が異なる女性も集まる。
最近では、まともな男性は相席屋の状況に気づいて行かなくなった。
店もシステムに貢献しない女性を出禁にしたりはするが、サービスとして破綻しているように思う。
街コンや出会い系サービスも女性のほうが安い場合がある。
女性を集めることで男性を呼び込むための仕組みだから仕方ない。
こうして世の中がうまく回って、結果的に男女が気持ちよく過ごせたらいいと思う。
まとめ
女性の方が得をするシステムで運営されるサービスはいくらでもある。
結局は民間企業の集客のためのプロモーションなんだから、過剰に一般人が批判するものではない。
まず差別と区別は混同してはいけない。
肌の色で決めつける理不尽な差別などは良くない。
しかし、客側が金を出すか選べる商売に、金を出さない外野が口を出すべきではない。
牛角の女性優遇が嫌なら客として行かなければ良いだけ。
区別や差別があるからこそ社会がうまく回って楽しい部分もある。
牛角も批判に負けずに頑張ってほしい。
本日の記事は以上となります。
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