【朗報？】快活クラブがドリンクバー有料化を導入前に中止してしまう
ドリンクバー有料化が中止になった件の動画
先日、快活クラブの一部店舗が導入を予定していたドリンクバー有料化が正式に中止になった。
対象の店舗は神奈川県にある秦野曽屋店で、基本料金に含まれたドリンクバーとソフトクリームの食べ放題を追加課金させる予定だった。
7月14日の新プラン導入前に多くの意見を受けて中止になったとのこと。
この件について改めてサービス業従事者の目線で語る
秦野曽屋店ホームページより
併せて下記のドリンクバー有料化のお知らせは削除された。
というわけで、ドリンクバー有料化は中止となったが、導入予定だったCOSTA COFFEEは予定通り導入となった。
プレミアムコーヒーでお得感を出して追加課金させる裏技で、松屋のプレミアム牛めしと同じ作戦で単価アップを狙っていたと言える。
秦野曽屋店の利用客は結果的にお得に利用できるようになる。
快活クラブ側は少し損をする形だろうか。
おそらく運営側に多数の反対意見が寄せられたのだと思う。
ドリンクバーの経費
快活クラブの運営は紳士服のAOKIである。
他にカラオケのコートダジュールなども運営している大きなグループだ。
そんな業界大手の快活クラブが、なぜドリンクバーの有料化をしたのかについて様々な議論がなされている。
運営側の主張としては、原材料や光熱費の高騰を挙げている。
ただしドリンクバー＆ソフトクリームの食べ放題が経費を圧迫することは考えにくい。
そもそもドリンクバーの運用経費は鼻くそレベルだ。
それこそ客がドリンクバーで得するためには糖尿病コースになるほど飲まなければならない。
もし採算が苦しいのなら、ドリンクバーの有料化よりも基本料金の見直しこそが重要である。
だからこそ基本料金を値上げしないのは、まだ体力がある証拠。
ドリンクバーを有料化する目的
主の予想では、ドリンクバー有料化の目的は、最短時間でサービスを使い倒す金にならない客を排除するためだと予想した。
ドリンクバーを利用する場合は来店ごとに追加料金を払うシステムだった。
つまり短時間利用者ほど損をして、長時間利用者ほど得をするシステムだ。
おそらく秦野曽谷店に限らず、ネカフェの〇〇放題を30分で使い倒して帰る客が多すぎたから排除しようとしたのではないか。
快活クラブ側は、安い客を大量に受け入れるより、長時間利用する客を優先する方が儲かると判断した結果の判断だったと思う。
ドリンクバーを有料化した際には、長時間の利用客にはドリンクバー無料クーポンなどで対応しようとしたのではないかと思う。
今となっては、どういう計画だったのかも不明。
そもそも利益優先ならば、ドリンクバーを有料化するよりも基本料金値上げの方が理にかなっている。
客にとっても、その方が痛みが少ないと思う。
もちろんそんなことは運営側もわかりきっているはずである。
なのでドリンクバー有料化は、短時間利用の不要な客の排除が目的であると言える。
快活クラブの炎上商法の可能性
だからといって、サービス業なのに反対の意見が大きいからという理由で値上げを中止をするのか疑問。
もしかしたらドリンクバー有料化は中止をするまでが計算済みだったのでは？と主は考えた。
もしかしたら運営側による快活クラブの知名度を上げるための炎上商法かもしれない。
コスタコーヒーの導入で、結果的に利用客がお得に利用できるようになるので、長期的には客数が増えて利益が増えるだろう。
快活クラブ側のメディアを利用した壮大な無料のCMだった可能性を主は示したい。
この一件でマスコミが騒いでくれたお陰で、快活クラブ側が無料で広告宣伝をすることができた。しかも有料化を中止したことで、誠意ある企業として認知される。
もしそこまで計算してのドリンクバー有料化発表だったのなら凄い。
まとめ
快活クラブのドリンクバー有料化が中止になったので、近所の利用者は今までよりもお得に利用できる。
ドリンクバー有料化にどんなドラマが描かれていたのかは不明。
主は安い利用客の排除が目的だと思ったが、実はただの炎上商法だった可能性もある。
ここまで計算していたのなら、快活クラブの経営陣は非常に頭が良いと思う。
少なくともメディアを利用して無料で広告宣伝をすることができた。
ただし激安で良質なサービス業はいつか経営が破綻する。
快活クラブに幸あることを願いつつ、サービス業の未来が明るくあるよう願う。
本日の記事は以上となります。
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