カフェでの長時間利用が話題になっている。
カフェで仕事をすることはアリかナシかについて、ネットメディアの記事が掲載されていた。
接客業に従事している主もこのテーマについての見解を伝えたい。
カフェ利用のマナーや課題について考察していく。
参照記事：「カフェでお仕事」コーヒー1杯で“長居”問題に店が悲鳴 「8割がカフェワーカー」の切ない現実 AERAdotより引用
カフェで仕事をする人が増え、電源完備のカフェも増加している。
コロナ禍が明けて利用者が増えたものの、2023年はカフェの倒産数が過去最多を更新した。
28歳のIT企業の男性は、リモートワークの日に家で集中できないためカフェを利用している。
コーヒー1杯頼めば長時間滞在できると考え、約4時間過ごしているが、他の客から「早くどけよ」と舌打ちされるなど肩身の狭さを感じているという。
以来、人が少ないカフェを選ぶようにしているが、店員に直接許可を得ているわけではない。
カフェでの勉強や仕事に対する風当たりの強さを感じる人は多い。
WEBデザイナーの女性は、平均3～4時間、長いと10時間以上カフェに滞在する。
彼女は長時間滞在に多少の引け目を感じ、ケーキを追加注文することもある。
それでも合計1000円以下で集中できる環境が手に入るため、やめられないと語る。
飲食店経営の専門家によると、カフェはもともと客単価が低い代わりに回転率で利益を上げるビジネスモデルだった。
しかし、リモートワークの増加で長時間滞在する客が増え、回転率が下がっている。
コーヒー1杯で長時間居座る客が増えると、個人経営のカフェは経営が厳しくなる。
2023年の喫茶店の倒産は全国で72件と過去最多を記録した。
主の戯れ言
カフェの長居問題について、主の立場は「あり派」だ。
カフェの利用は客の自由であり、ルールに沿って利用すれば何時間でも過ごして良いと思う。
ただし、仕事で利用する場合は周囲への配慮が必要だ。
例えば大声を出したり、フリーWi-Fiを使用して会社のパソコンで業務を行う場合は、セキュリティや会社の規則に注意するべきだと感じる。
こうした問題がクリアされているならば、長時間の利用も問題ない。
しかし、店側からすれば、金にならない客であるのも事実だ。
そもそもカフェは儲かるビジネスではなく、商品単価が低いため利益には限界がある。
客単価を上げる工夫として、パスタやケーキなどのサイドメニューを充実させたり、一杯目より安くおかわりを提供するなどの戦略が必要だ。
カフェの商品は割高だが、それでも座席を長時間占領されると採算が合わない場合が多い。
主自身も長時間カフェに居座ることがある。
例えば、ガストのモーニングセットを頼んで7時間以上滞在することもある。
副業のブログ執筆や動画編集を行うために、コンセントを利用しながら長時間作業する。
途中で追加注文もするが、完全に店にとって「ありがたい客」とは言えない。
だからこそ、店側がルールを設定する必要があると思う。
時間制限やチャージ料金の導入などが考えられるだろう。
カフェによっては、子連れのママさんが利用しやすいように広めの席を用意する店もある。
また、喫煙者をターゲットにしてうまくやっている店も存在する。
喫煙可能な店ではタバコの本数を制限することで、長居を防ぐ工夫をしているケースもある。
他方で、タバコを吸わない人や短時間での利用を望む人にとっては、喫煙所の有無が店選びの重要な要素となる。
利用者がどんな目的でカフェを訪れるのかを考慮し、店側がターゲットを明確にすることが必要だと感じる。
まとめ
カフェの長居問題について、主の立場は「あり派」だが、店のルールを守ることが前提だ。
利用者は周囲に配慮しつつ、店の収益に貢献するよう努力するべきだ。
店側も長居されても採算が取れる仕組みや料金設定を工夫する必要がある。
ルールを守りながら、お互いに心地よく過ごせるカフェを目指してほしい。
本日の記事は以上となります。
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