今回は、保険の話をしようと思う。
保険と言えば様々な種類の保険があって、多くの人が何かしらの保険に加入している。
例えば、日本には国民全員が加入義務のある皆保険制度が存在するので、何の保険にも加入せずに生きる方が難しいといえよう。
今回は、国民皆保険制度とか任意加入の民間保険について僕が考えをまとめる意味で個人的見解を執筆してみた。
特定の保険サービスについて細かく解説するというよりは、保険サービス全般についての知識とか付き合い方についてが中心となる。
僕と同じように金がかかる子育て世帯の人や接客サービス業従事者の人にも生活の知恵として、ぜひ確認してほしい。
また、節約や貯金を頑張りたい人も確認してもらえると嬉しい。
結論
僕は必要な種類の保険は、上手に加入すれば良いと思う。
ただし、生命保険は無駄になりやすいから加入しない方が良いと思っている。
特に、高額な保険商品になるほどそう感じる。
生命保険に加入している人を否定する意図はないけど、節約を意識したら保険加入が見直すべき項目だろう。
また保険には思考停止しやすいマジックがあって、保険に入っていれば安心という安易な思考が邪魔をする。
結果的に、高額な保険料金を支払うものの内容をよく理解してない人も多いそうだ。
しかも、高齢者になるほど保険の信仰は宗教的なレベルで信用されている。
それゆえに子供達に小さなころから漠然と保険に加入する事を勧めて、子供達もまた同じように思考停止して実態のない保険商品に加入する負のループがある。
今回は、少しでも多くの人に保険商品の加入を見直してほしいと思って大事なポイントを解説していこうと思う。
保険の種類
世の中には様々な保険が合って、先ほども伝えたように日本では国民全員が加入義務のある国民皆保険制度がある。
これは国民年金保険や国民健康保険等の社会保険と言われる保険制度のことで、社会保険とか公的保険なんて呼ばれたりもする。
一方で、民間企業や団体が営利目的で運営する民間の保険サービスもある。
これらは民間保険などと呼ぶ。
また、生協などの表向きは営利目的ではない組合が、運営する保険もある。
これらは共済保険などと呼ばれる。
公的保険
国民全員で保険料を納めることで、誰でも医療機関を気軽に受診できたり、いざというときに金銭的・物理的に様々な保障が受けられる権利がある。
日本ではみんなで納めたお金から、保障が必要な人に還元される仕組みが出来上がっているのだ。
会社に所属している人は給料から会社社と折半で自動的に徴収されているから、自分から加入手続きをしていなくても気づかずに支払っているパターンだったりする。
また、年齢を重ねれば介護保険料も徴収されて介護を受ける人の補助金としても使われている。
自営業や無職なら国民年金や国民健康保険に、会社員なら会社の加入している保険組合に加入が義務付けられている。
現役世代が支払って必要な人に還元されるシステムは、長期的な運用で破綻するのではないか等と問題視されたりもしている。
とはいえ現時点では社会保険システムはかなり優秀な制度で、日本人に生まれた最大のメリットは充実した社会保障サービスが受けられることにあるともいえる。
様々な意見があるけど、個人的には永続的に運営はされると思う。
なぜなら、社会保障サービスが崩れると治安が悪化するから。
ある程度は、今の現役世代も将来に渡って同じように公的サービスが受けられると思う。
間接的に利用できる保険
職場によってはや労災保険など各種業務上必要な保険料が事業者負担で支払われていて、直接我々が保険に加入しなくても間接的に保険の恩恵を受けられるような保険制度も存在する。
「従業員が怪我をした・お客さんを怪我させた・業務上で他の会社に損害を与えた」場合等に対応するために事業者側が支払う保険もたくさんあるのだ。
これは会社に所属して給料を、もらいながら働いている人が恩恵を受けられる。
つまり日本人の大部分は雇われている人(会社員等)なので、人生の大部分を占める会社で働いている時間は自動的に各種保険で間接的に守られていたりもする。
僕も自営業をしていた頃は、任意加入だったけど業務上のトラブルに対応するための最低限の保険に加入していた。
今では法律遵守で国の指導が厳しくなったので、超ブラック企業でない限り会社員の待遇は強固に守られている。
またお客として様々な施設を利用すれば、施設ごとにお客さんが安心して利用できるように万一の事故に対応できるような保険をかけている。
知らず知らずのうちに我々は、自分で保険に加入していなくても多くの保険で守られているのだ。
民間保険
こうした国の社会保険以外にも気づかずに保険で守られているケースがあるのは、お判りいただけただろうか。
それでもカバーしきれない部分に対応するための保険が、個人で任意加入する保険となる。
これらは世の中にたくさんの種類があって、それぞれの人が自分に必要な保険に加入するわけだ。
基本的には民間企業や各団体とか組合が運営している保険サービスに加入するわけだけど、こうした保険サービスを主に民間保険と呼んでいる。(自動車の所有など条件次第で国が用意した保険に加入する義務もある。)
「個人の身体にかける生命保険・自動車本体や運転に対する自動車保険・家屋等の不動産にかけられる火災保険や地震保険・個人の所有物にかけられる保険」など様々な保険が存在するし保険料の大小も様々。
補償される金額・期間・サポートが手厚いほど保険料は高くなるし、スキーとかゴルフなどのレジャーで気軽に短時間だけ保障される保険料が安い保険制度なんかもある。
このように日本は様々な保険制度が存在して、多くの人が様々な保険で守られている。
また生命保険に関しては、民間企業の保険サービスに平均で月2~3万円(年額24万から36万円程度)を日本人は支払っているそうで、世界的に見ても保険国家と言われるくらいに日本人は保険が大好きな国民性。
公的保険を使えば大部分の保険は必要ない
僕は基本的に、ほとんどの民間保険は必要ないと思っている。
なぜかと、言うと生きているうえで必要最低限の保障は公的保険で賄うことができるからだ。
生きているだけで起こりうる最悪の事態を想定すると大抵は公的保険を含めて国や地方自治体の社会福祉サービスで何とかなる。
日本国憲法では「すべての人が健康的で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と記載されているので、これを国が保証するために作られたのが必要最低限度の公的保険システムといえよう。
生活保護・医療費助成・義務教育・年金制度など様々な公的サービスが国で用意されているので、大部分は不測の事態に備えた民間の保険は必要ないと言える。
生命保険はギャンブル
そもそも保険のルーツは、大航海時代のギャンブルが発祥と言われている。
当時は、まだ船舶の技術が未熟で長旅の航海から帰還してくる船ばかりではなかったという。
その時代背景で、当時の富裕層たちが無事に帰還してくる船を予想するギャンブルで金を賭けたギャンブルから保険の元となる仕組みが作られたらしい。
これが損害保険のルーツだといわれていて、賭博が行われていたコーヒーショップの店名(ロイズ)はロンドンに本拠地を置く大きな保険会社の名前としても有名。
つまり保険は、安心安全を願ったものではなく娯楽目的の賭博(ギャンブル)から誕生している。
民間の生命保険は、人間の命に金を賭けたギャンブルだともいえる。
人間の命に金をかけて、その結末次第で損をする人や喜んだりする人が集まる。
生命保険は、合法的な賭博行為をしているとすらいえるわけだ。
僕の周囲でも身体が病気になり、保険金がたっぷり入って喜んでいる人がいた。
結果的には健康と引き換えに、ギャンブルに勝利して掛け金以上の金が貰えて得をした事を嬉しそうに話していた。
僕は健康の方が重要だと思っているから全然うらやましいとは思わなかったけど、世の中には意外と生命保険を含めた各民間保険で得をすることを考えている人が多いのかもしれない。
保険は加入するほど必ず損をする
というわけで、民間の保険会社はボランティアで運営をしているわけじゃない。
当然、儲けるために保険ビジネスを行う。
だから大きな保険会社ほど宣伝するために広告をたくさん出したり、勧誘を行う人員をたくさん雇う。
これらの経費を捻出するためには、保険に加入してもらうために人々の不安を煽り、毎月多額の掛け金を支払ってもらう。
きっちり毎月一定の金額を毟り取ることが、できるサブスク的な美味しいビジネスが保険事業なのだ。
多額の広告費や人件費等の各経費を支払うことができるくらい儲かっているのだから、民間時から集める保険の金額は割高。
もちろん集めたお金よりも保険加入者に還元する金額を少なくしないと儲からないから理由をつけて保険金の支払いを渋る。
こうしないと保険会社は儲からないから保険は加入すれば絶対に損をするのは確定している。
不安を煽るビジネスは儲かる
新型コロナが流行して多くの企業が、ダメージを受ける中で保険会社は絶好調だ。
これは新型コロナが流行して、多くの人が未知のウイルスに対する恐怖から、もしものときに備えて保険に加入したからと言える。
連日、新型コロナの感染者数を報じているテレビ放送も実は作られた報道ともいえる。
テレビ番組はスポンサーが出資して番組が作られるわけだから、今のテレビ業界で広告をバンバン打てるのは新型コロナが流行して儲かっている企業といえる。
つまり人間の健康不安を煽ることで儲かっている企業が、テレビ番組のスポンサーというわけだ。
新型コロナで保険会社をはじめとした製薬会社、健康食品会社、巣ごもり需要に対応した商品を展開する企業が伸びている。
テレビで人々の不安を煽り、番組間のCMでそっと不安の解消につながりそうな保険のCMを流す。
これは保険会社に限らず、多くの企業が行う戦略だ。
そういう意味では、テレビを観ないことが一番不安の解消につながるともいえよう。
というわけで、あの手この手で儲けるために保険会社はビジネス目的で人々の不安を煽るのだ。
国の社会保障サービスを利用する方法
急に病気なっても、社会保険に加入して入れば傷病手当など各種保険で生活を維持することは出来る。
また仕事に影響が出ても、一時的に失業手当などを貰うこともできる。
役所の窓口で、恥ずかしがらずに状況をしっかりと説明して使える公的サービスは、しっかり利用することが大事だ。
また相談をしても職員によっては、あしらわれてしまうケースもあるそうなので直接インターネットなどから必要な書類をダウンロード、必要事項を記載して直接申請してしまうのも重要な方法。
職員には当たりはずれもあるから、職員が公僕で使い物にならなそうだったら相談せず直接申請をしてしまうのもあり。
相談しても追い返されてしまう可能性を心配するなら、相談せずに申請をしてしまおう。
申請を拒否することは行政として問題行動になってしまうので、申請を受け取るしかないし審査も必ず行われる。
こうした行動力を発揮できる人が、基本的には強い。
保険なんかなくても、安心できる豊かな生活ができる。
まとめ→貧乏人ほど保険に入りたがる
保険はビジネスとして運営されているので、基本的には加入すれば損をする。
これは安心を買っているとも言えるけど、僕からすれば無知な言い訳。
重要なのは国が用意している公的保険が、どこまで対応してくれるかをしっかりと把握することだ。
もし一家の大黒柱に何かあったとしても、公的保険から残された家族に遺族年金が支給される社会保障サービスもある。
家族に遺族年金が支給されるので、家族がパートに出るなりして働けばそれなりに優雅な暮らしだってできる。
ちゃんと国民年金を支払っていれば、その権利は保障されるから高額な生命保険商品を購入するよりマジメに国民年金を支払った方が良い。
会社員は、厚生年金と二階建てのセットで会社と折半で天引き徴収されて支払われているから安心して良い。
そもそも、子供がいる家庭でも片親になったらシングルマザー(ファザー)手当だってあるし、医療費が無料になったり各種税金が免除減額されたりと手厚い保障が待っている。
子供の学費だって非課税世帯なら学費の無償化制度だってある。
むしろ日本は、貧困に甘い国でもあるんだ。
家族の生活を心配して保障されるかもわからない高額な保険料の支払いが、本当に必要なのかを考えて公的保険をしっかりと見直すことが一番お得だと思う
保険に加入するポイントまとめ
払わなくても困らない無駄な保険料の支払いを解約するなりしてノンストレスな節約をすれば生活を圧迫しない。
よくわからない無駄な保険に加入して金を失い続ける以上に生活改善とか意識を変えることが大事であると思うし、家族がいる人は家族が受けられる社会保障とか生活防衛のためのお金の知識を共有しておくことが、一番重要だと思う。
大事なのは情報を得ること、知識を持つことだ。
今では、スマホ一台でインターネットを使って簡単に情報を得ることができる。
自分が住む自治体のホームページを眺めれば生活に必要な情報はなんでも出てくるし、申請の仕方だって細かく記載されている。
家族全員が、こうしたツールを使って身を守る情報収集をできるようにしておくことが一番大事だと思うのでさんこうにしてほしい。
国や行政が行っている保障や制度をしっかりと調べて理解しておくことが、民間の保険に加入するよりも超大事である。
日本の保険制度は、本当に超優秀なのだ。
ぜひ、参考にしてもらえると嬉しい。
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