ヤクルト1000がバカ売れ!でも健康に良いかは微妙。信じるか信じないかはアナタ次第!
本日はヤクルト1000について戯れ言を語っていきたいと思う。
巷で噂のヤクルト1000が発売以来の大ブームで売り切れが続出しているとか。
店舗を回っても、どこにも売っていなくて、挙句の果てには高額転売されているなんて情報もある。
これはすごいことになったと僕も気になっているわけだ。
とはいえ、個人的にはヤクルト1000を健康に良いと思って積極的に摂取をすることはおすすめしない。
今回は僕の目線でヤクルト1000がどんな製品なのか、個人的にヤクルト1000がおすすめできない理由について戯れ言を語っていこう。
とはいえ僕は科学者でも理系に強い業界人でもない、ただのフリーター美容師。
栄養学については完全なる素人。
そんな僕の戯れ言でも、興味があれば理由を聞いてもらえると有難いなと思う。
もちろんヤクルトを愛飲している人の事を否定したり、製品を買うなって不買運動を起こすつもりもない。
自分の健康とか口に入れるものについて見直すきっかけにしてもらえたら有難いなと思う。
健康オタクの人も、僕と同じように子育てをしている人も、接客サービス業従事者の人にも確認してもらえたら嬉しい。
ヤクルト1000は何が凄いのか?
21年4月5日に発売開始されて、一年が経過したタイミングで爆発的なブームが起きているヤクルト1000。
僕は諸事情により、ヤクルトの乳酸菌飲料製品を口にすることはほとんどない。
それでもヤクルト製品を愛用している人に加えて、健康志向の人に再注目されているらしい。
球団公式ホームページによると、ストレス緩和、睡眠の質向上、腸内環境の改善などをウリにしているようだ。
機能
ヤクルト1000届出表示(消費者庁)
届出表示:本品には乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が含まれるので、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、また、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があります。さらに、乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、腸内環境を改善する機能があることが報告されています。
ヤクルト公式ホームページ商品情報
生きて腸内まで到達する「乳酸菌 シロタ株」がヤクルト史上最高密度※の1本(100ml)に1000億個入った、乳製品乳酸菌飲料。
機能性表示食品で、一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」の機能があります。
※1ml当たり10億個の「乳酸菌 シロタ株」が含まれており、これはヤクルト類で最高密度です。
・本品は、事業者の責任において特定の保健の目的が期待できる旨を表示するものとして、消費者庁長官に届出されたものです。ただし、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
・本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
ヤクルト公式ホームページ商品情報より引用
結論→僕の個人的な見解では、ヤクルト1000の実態はただの糖質過剰なジュース
僕の個人的な見解では、ヤクルト1000の実態はただのジュースでしかないと考えている。
その理由は原材料や栄養成分表から読みとると、中身は糖質中心で栄養価が少ない飲み物としか言えないからだ。
製品に入っているシロタ株がどれくらいの機能を果たすのかは別として、栄養面として考えると砂糖がたっぷり入ったジュースとしか言えないのが実態かなと思う。
基本的にジュースは清涼飲料水に分類されるため、機能性表示食品として分類されるヤクルト1000をジュース扱いしてしまうのはマズイから誤解はしないでほしい。
ヤクルト1000に記載される機能性表示食品は何かしらの効果効能が期待できる商品に表示できる言葉。
トクホみたいな厳格な基準に基づいた製品ではないけど、一定の品質や機能が認められた商品ってわけである。
とはいえトクホは金を積めば取得できるなんて噂もあるし、トクホ製品が健康に良いのかって話も別問題。
だから真相は不明。
というわけでヤクルト1000はシロタ株が1000億個入っている乳酸菌飲料として、一定量の乳酸菌が入っている事が保証された製品ということになる。
とはいえ僕の目線で言えば、中身は糖質たっぷりのジュースってのが率直な感想である。
参考資料
2021年4月5日から全国販売を開始。
メーカー希望
小売価格 |
130円(税別)
価格は地域によって異なります。 |
商品カテゴリー | 乳製品乳酸菌飲料 |
原材料 | 砂糖(国内製造)、脱脂粉乳、ぶどう糖果糖液糖、高果糖液糖/安定剤(大豆多糖類)、香料 |
内容量 | 100ml |
賞味期限 | 容器側面に記載 |
保存方法 | 冷蔵保存(10℃以下) |
容器 | アルミキャップ付ポリスチレン容器 |
アレルギー
特定原材料 |
乳、大豆 |
ヤクルト公式ホームページ商品情報より引用
糖質量はエナジードリンク以上に鬼
ヤクルト1000の糖質量は、原材料から推定すると中身のほとんどが糖質中心と読める。
原材料の表示順番は含有量が多く含まれるものから記載しなければいけないと法律で決まっているから、中身で一番多く含まれるのは砂糖。
次いで脱脂粉乳、ぶどう糖果糖液糖、高果糖液糖、安定剤、香料の順番となる。
ぶどう糖果糖液糖と高果糖液糖も糖類なので、ほぼほぼ糖類で作られている製品と言える。
また100ml容器の製品の場合は、糖質量が推定で14.1g
これは、どの清涼飲料水にも劣らないほどの圧倒的な糖質含有量である。
どれくらいの量を摂取するかでトータルの糖質摂取量は変化するけど、100mlあたりの糖質含有量はエナジードリンクを軽く超えてくるビックリ商品なのだ。
というわけで甘くて美味しいヤクルト製品の正体は糖質による影響が大きい。
乳酸菌を美味しくごくごく飲めるために甘い味付けにしているのだ。
ちなみに他の飲料製品の糖質量を参考に調べて掲載してみた。
推定なので誤差とか間違いがあるかもしれないけど、参考までにどうぞ。
糖質100ml中(推定)
ヤクルト1000→14.1g
レッドブル→10g
モンスター→11g
コカ・コーラ→11.4g
三ツ矢サイダー→11g
ファンタグレープ→10g
カルピスウォーター→11.1g
果汁100%ジュース→11g前後
ピルクル→7.8g
ポカリスエット→6.2g
アクエリアス→4.7g
午後の紅茶ストレート→4g
キリン一番搾り→2.7g
糖質制限の理論で考えたら飲まない方が良い
僕は健康のことを考えて、普段の食事は糖質制限を行っている。
ここらへんの考え方は、人によって様々だから、自分が正しいと言うつもりは無い。
人によっては人間が生きる上で糖質は必須なものであると言う人もいる。
摂取カロリーを計算すべきとか。脂質の摂取量を気をつけるべきって意見の人もたくさんいる。
だから否定するつもりは一切無い。
だけど糖質コントロールが健康の維持には一番効率的で理にかなっているかなと個人的には思う。
糖質制限に興味があれば過去記事を参照してほしい。
というわけで、普段の食生活では糖質量をできるだけ減らした方が良いと僕は考えている。
その理論で考えると、ヤクルト1000の糖質量は多すぎるのだ。
たとえ1日1本を飲んで糖質量が14.1gなら少ないとも言えるかもしれない。
だけど糖質が少ないからと言って、様々な物を口にすると総合的な糖質量は多くなってしまうので注意が必要だ。
中身の大部分が糖質で構成されているのもを積極的に口にする必要があるのかと考えたら、あえてヤクルト1000を毎日飲み続けるのは砂糖水を飲んでいるのと同じレベルの話となってしまう。
糖質の過剰摂取が身体に悪い理由。
人間の体は食事で糖が体内に入ってくると分解して体中に血液に溶けて糖が流れる。
体中に糖が増えると膵臓からインスリンという物質が分泌されて血糖値を正常な状態まで戻そうとする。
そして身体に大量の糖が流れ込むと、インスリンも大量に分泌されて一気に正常値へ戻そうとする。
こうした血糖値の乱高下を引き起こすことを血糖値スパイクと言って、血管や臓器に悪影響が出るのだ。
この血糖値スパイクという現象が大問題で、いかに血糖値を上昇させない、もしくはゆるやかに下降させるかが注目されている。
長年の蓄積で膵臓がボロボロになってインスリンが正常に出なくなったり、血中の糖が大量過ぎて処理しきれなかった腎臓がボロボロになって腎不全を起こすこともある。
いわゆる糖尿病とか尿毒症っていう状態である。
とても怖い病気なので元気で居られることが本当に幸せだと思う。
ストレス緩和の正体は糖質による一時的な覚醒
またヤクルト1000の謳い文句ではストレス緩和に繋がるとのこと。
現代人にとってストレス緩和という文字をみると、飛びつきたくなる気持ちもよくわかる。
だけど、ハッキリ言おう。
おそらくストレス緩和の正体は一時的に糖質をたっぷり摂取したことによる脳の覚醒だ。
糖質制限をしていない人の脳はブドウ糖がメインのエネルギー源となっているから、一時的にガソリンを給油したような状態と言える。
特にヤクルト1000に含まれる、ぶどう糖果糖液糖は消化が早くてエネルギーにすぐ変わるから、脳がしゃきっとした感覚を感じやすいと思う。
行ってしまえばエナジードリンクを口にしたときと同じような状況だろう。
ヤクルト1000は、エナジードリンクを缶で1本飲み干すよりは糖質量は少ないけど、甘さを感じて脳に糖質が供給される幸福感で満たされる。
そういう意味ではエナジードリンクを飲んでいるのと同じだ。
もちろんエナジードリンクにはカフェインもたっぷり含まれているからシャキっとしやすい点もある。
ヤクルト1000のカフェイン量は大したことないかと思うので、エナジードリンクよりは優しいはず。
というわけでヤクルト1000によるストレス緩和の正体は、糖質供給による一時的な覚醒であり、やさしいエナジードリンクの役割を果たしていると言える。
普段からよくエナジードリンクを愛飲している人にとっては物足りないかもしれない。
睡眠の質は向上するのか?
また謳い文句として、睡眠の質向上をあげているけど、これについては不明。
糖質を体内に入れることで幸福感が満たされて一時的に眠気は飛ぶんじゃないかなとすら思う。
だけど、ぶどう糖果糖液糖の影響で血糖値が一時的に上がり急降下すると人間は眠気を覚える。
だとしたら眠れない人が眠くなるために理にかなった方法ではある。
ただし身体にはめちゃくちゃ悪い。
眠る少し前に飲むと眠気に襲われるかもしれない。
ランチを食べた後、午後の仕事で眠くなってしまうのは血糖値の急降下による影響が大きい。
学生さんなら給食後の授業で眠気に襲われる状況と同じと言える。
御飯や麺類など炭水化物をたっぷりと摂取した後は血糖値が上昇し、時間をかけながら血糖値が下降して元の平常時に戻る。
血糖値が元に戻る時に、急激に戻ることは身体に負担が掛かって一気に眠くなる。
ヤクルト1000の睡眠の質向上の正体は血糖値の急降下が正体じゃないかと僕は思っている。
腸活のカギは善玉菌と悪玉菌
またヤクルト1000では腸活を意識した謳い文句も並ぶ。
何かと現代人に注目されている腸活とは腸内環境の改善による免疫力向上のことである。
腸内環境の改善が病気を未然に防いだり、健康を維持してくれると最近の研究で注目されているのだ。
ヤクルトのシロタ株とよばれる乳酸菌が腸内環境の改善に良いとされて、多くの人が愛飲しているきっかけにもなっている。
腸内には善玉菌と悪玉菌と呼ばれる菌が活動していて、腸活は悪玉菌をへらして善玉菌を増やそうって取り組みとなる。
シロタ株はいわゆる善玉菌であり、ヤクルト1000はこれまでにないほど大量の善玉菌1000億個をぶち込んで腸活しよう!ってのがウリである。
そういう意味で腸活に良いとされているのも納得である。
だけど、個人的な見解として腸活には大きな障壁がある。
それは腸活のためには食事管理が大きく影響してくることだ。
ブドウ糖は悪玉菌の大好物であるため、腸内環境の改善は糖質制限が大きなカギを握っている。
つまり多くの人は、普段の食事から主食として米や小麦などのブドウ糖に変わる炭水化物を摂取している。
この状況下では悪玉菌を減らすことは難しいのだ。
善玉菌よりも悪玉菌が増えると、ブドウ糖の吸収がより促進されて、その後は体内に脂肪として蓄積されやすくなる。
つまり太るってことだ。
なので理論上は、体内に善玉菌を増やすなら悪玉菌の大好物である糖質を可能な限り減らすことが大前提なのである。
腸活に限らずだけど、ダイエット目的とか健康管理を優先的にヤクルト1000の摂取を考えるなら、まずは糖質管理を行うことが最も重要なことだと知ってほしい。
理論上は、悪玉菌を減らすための取り組みとして糖質制限を行ったうえで、善玉菌を取り入れていく事が腸活の重要なステップなのである。
というわけで糖質がたっぷり入ったヤクルト1000が腸活につながるのか?に関しては個人的には疑問に感じている。
ヤクルト1000の製品一本当たりのカロリーは63キロカロリー。
糖質が1gで4キロカロリーなので56キロカロリーが糖質、わずかながら含まれているタンパク質と脂質が残りの8キロカロリーと推測できる。
大部分が糖質で構成されているのは間違いないといえる。
糖質制限的にもカロリー制限的にも、糖質量を少なくしたヤクルトカロリーハーフ(糖質量5.7g)の方が健康的にはまだマシじゃないかとすら思う。
糖質管理と健康管理は自己責任で
というわけでヤクルト1000の実態について個人的に思うことを挙げてみた。
製品の中身は糖質中心でそれ以外の栄養はほぼ皆無。
シロタ株が1000億個という数字上の凄さはあるけど、糖質たっぷり摂取で腸活がスムーズに行われるのかは微妙なところ。
ブドウ糖果糖液糖など精製された糖類は血糖値が非常に上がりやすくて健康上はあまりお勧めしない。
ぶどう糖果糖液糖はトウモロコシを原料とした精製された単糖類と呼ばれる液体状の糖質。
つまりガムシロップみたいなシロモノと思ってほしい。
価格の安さから多くの企業が製品開発に利用している。
単糖類は吸収が非常に早くて血糖値が上がりやすく、僕個人的にも砂糖以外の糖類はなるべく避けるようにしている。
ぶどう糖果糖液糖のほかに、異性化糖液、果糖ぶどう糖液糖という糖類もある。
何か商品を手にしたら原材料表示に目を通してほしい。
様々な商品に使われているから、僕個人的にはできるだけ避けるようにしている。
というわけでヤクルト側は毎日1本を飲むことを推奨しているけど、疾患を抱えている人は危険だから医師の診察等を受けたり許可を貰う必要があると思う。
少なくとも糖尿病をはじめとした成人病、ガンなどの悪性腫瘍とよばれる病気を抱えている人は健康になりたいという理由でヤクルト1000を摂取するのはやめた方が良い。
多くの病気は現代人の糖質過剰摂取によるものと言われている。
健康管理は正しく知識をつけたうえで、自分に必要な栄養素を取り入れていく必要がある。
糖質を摂取するにしても、しないにしても総ては自己責任の世界なのだ。
転売品は買うな
バカ売れ報道はヤクルト側の戦略でもあるのかなと勝手に想像したりしている。
マスコミの報道を目にして手に入らないと世間に思わせることで、一般人の購買意欲が高まり売上が上がるからだ。
おそらくテレビが最大の娯楽である高齢者層を中心にヤクルト1000の購入希望者が増えるだろう。
マスコミを利用したヤクルトのプロモーションが上手くいっているんじゃないだろうか。
中には転売ヤーが現れて高額転売品のヤクルト1000を何千円も出して購入する人もいるとのこと。
マジで乳酸菌の品質管理を考えると転売品を購入するのは危険だから手を出さないようにしよう。
僕個人的には砂糖たっぷりのジュースに高い金を払って、崇めるように欲しがるのはいかがなものかと思うけど、世間のヤクルト1000大ブームにビックリしている。
とりあえず衛生的にアウトなので、転売品の乳酸菌飲料を購入するのは気をつけた方が良いだろう。
まとめ→糖質管理が重要で、ヤクルト1000が健康に良いかは微妙
というわけで本日はヤクルト1000について思うことを語ってみた。
糖質制限の理論で考えると製品の機能には疑問符が付く。
・ストレス緩和の正体は一時的な糖質摂取による脳の覚醒
・睡眠の質向上は血糖値の急降下による血糖値スパイク
・腸活の正体は1000億個のシロタ株
ヤクルト1000の謳い文句の正体はこれらの理由が挙げられるだろう。
実態は糖質がたっぷりのエナジードリンクみたいな存在だから、有難がって毎日1本を摂取するのは個人的におすすめできないと思う。
なので健康を気にする人は注意してほしいなと思う。
決してヤクルトを否定するつもりもないし、プロ野球が大好きな僕としてヤクルトスワローズにも活躍してほしいなと思う。
世界に誇る企業として、日本を盛り上げるためにもヤクルト本社にも本当に頑張ってほしいなと思っている。
というわけで微力ながらプロ野球観戦の方でヤクルトの利益に貢献させてもらっている。
ぜひヤクルト製品で健康意識をするなら蕃爽麗茶がおすすめ。
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なかなか独特の味でかつ高価格な製品に手が出にくいかもしれないけど、トクホ製品で糖の吸収に特化した商品なので、砂糖たっぷりのヤクルトを飲むよりは良いのではないかと個人的に思っている。
というわけで健康意識が高くてヤクルト1000が欲しくてしょうがない人にはぜひ参考にしてもらえたら嬉しい!
頑張れヤクルト!
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