アコムの新CM「妹の結婚式篇」に批判が集まっている。
このCMは「いま、大切なことのために。」をコンセプトに、兄が妹の結婚式に出席するためお金を借りてスーツを買う内容である。 (公開から約2週間で約433万回再生された。)
アコムは消費者金融業界で長く生き延びてきた企業であり、その全盛期には小野真弓氏が出演するCMが社会現象となった。
以前のCMはコメディタッチが多かったが、今回は心温まる路線を採用している。
しかし、今回のCMでは、兄が妹の結婚式に出席するために借金をしてスーツを購入するというストーリーが描かれておりSNS上では借金を美談として描くことへの批判が多く寄せられている。
視聴者は、妹も兄がスーツを買うためにお金を借りたとは思わなかっただろう、と違和感を抱いているようだ。
主もこの件について語っていこうと思う。
参照記事:「本当にきつい」「親近感持たせるべきじゃない」アコム新CM“借金して妹の結婚式へ”に集まる違和感 スマートFLASHより引用
主の戯れ言
アコムのCMが描く兄の行動には、実際の生活に基づいたリアリティがあると感じた。
結婚式貧乏に悩まされ、サラ金で金を借りるという話は、決して非現実的ではない。
冠婚葬祭の費用捻出のため、リボ払いやキャッシングを利用する人も少なくないのが現実だ。
このCMが特に刺さるのは、新郎新婦に近い若い世代の経済事情を反映している点だろう。
奨学金の返済や低賃金で生活する若者にとって、ご祝儀3万円に衣装代、交通費を捻出するのは大きな負担だ。
ゼクシィの調査によれば、日本の結婚式の平均費用は約350万円。
新郎新婦は親族の支援やご祝儀をあてにして費用を賄うケースが多いが、それが参列者にとってどれほどの負担を強いるかを考えているカップルは少ないのではないか。
兄が妹の結婚式のために借金をしてスーツを購入したのは健気な行動だ。
妹も、兄がそんな事情でスーツを購入したとは思っていないだろうが、CMの中で見られる兄の努力には好感が持てる。
ただし、結婚式自体が新郎新婦の見栄や一日限りの特別感を求める結果、多くの人に金銭的な無理をさせる場になっていることには疑問を感じる。
結婚式後に新築の注文住宅やアルファードなどの高級車を夫に要求し、長期変動型住宅ローンや残価設定クレジットで莫大な借金を背負わせる妻もいる。
これでは結婚が「人生の墓場」と揶揄されるのも納得だ。
働かない妻を抱える夫にとって、結婚生活は地獄そのものになる。
主は、自分の結婚式ではフォトウェディングのみにした。
結婚式が幸せなイベントである一方で、参加者や主催者にとって大きな負担となることを知っているからだ。
結婚式が必ずしも全員を幸せにするものではない。
主は、結婚式そのものが時代遅れになりつつあると感じている。
まとめ
アコムの新CMは、結婚式というテーマを通じて現代の金銭感覚や価値観を問い直す良い機会となった。
ただし、SNSで批判されるのは、あまりにも現実的で生々しい内容が多くの人の痛いところを突いたからだろう。
結婚式は新郎新婦にとって特別な日であっても、参列者にとっては時に重荷になる。
特に「脳内お花畑ハッピーセット女さん」が一生に一度の晴れ舞台を強調しすぎる場合、その負担は周囲にまで波及する。
主としては、アコムのCMが叩かれるべきではなく、むしろ結婚式の在り方に一石を投じた点を評価したい。
サラ金は高金利ではあるが、闇金に手を出すよりも健全な選択肢を提供している。
アコムがこのCMを通じて、借金が身近にある現実と向き合うきっかけを与えたことは重要だ。
これからもCMを通じて、現代社会に寄り添ったメッセージを届けてもらいたい。
本日の記事は以上となります。
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