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戯れ言 美容師の仕事

【美容師ネタ】実はお客様に言われると傷つく発言について元美容院経営者が戯れ言を語る。【2022年版】

 

低料金美容室の美容師に言ってはいけない発言、聞いてはいけない質問パターンについて戯れ言を語る【2022年版】

本日は美容師が言われると悲しくなる言葉についてまとめてみた。

僕は元美容院で現役のフリーター美容師である。

特に1000円カット、激安店と呼ばれる低価格な美容室の美容師目線で記事を書いているので、すべての美容師に当てはまるわけではないことを先にお伝えしておく。

お客さんが美容院で満足の行く仕上がりを求めるなら美容師のメンタルはとても大事だ。

そのためにも美容師がやる気を無くさないように、お客さんに気をつけてほしいNGワードを僕の独断と偏見でお伝えする。

本来は仕上がりにムラがないようにやるのがプロなんだけど、美容師もお客さん同様に1人の人間であり心がある。

また低価格の美容院はビジネスの構造上、多くの時間をお客さんひとりひとりにかけることができない。

なので短時間でもしっかりやって貰うために美容師の心を沈ませないのもテクニックのひとつである。

低価格な美容室に通っている人、興味があるけど技術や接客が不安で迷っている人、美容師やお店と良好な関係を築きたいと思っている人はぜひ参考にしてほしい。

ちなみに本記事は過去記事の加筆修正版となる。

僕の主観や独断偏見で記事を改めて書いているので、全部が皆に当てはまる内容じゃないことをご理解いただきたい。

 

伝えたいこと

 

美容師として現場で働いていると、お客さんの何気ない発言に気を落としてしまうことがある。

今回はお客さん側が美容室で良い体験を得るために、マナーとして美容師に言わない方が良いと思う言葉を挙げてみた。

発言した内容次第で美容師がやる気を無くして満足な仕上がりを提供できず、お客さんが損をする可能性もある。

もちろんお客さん側に悪気が無いパターンがほとんどだと思う。

それでも美容師も一生懸命働いているし、お客さんに喜んでもらおうと日々努力をしている。

なので、お客さんの発言内容によっては意外と美容師側も傷つく。

基本的には美容師に聞かれた質問に素直に答えて、必要ならば感謝の気持ちだけ伝えてもらえたら十分である。

美容師に気持ちよく働いて貰う事が、お客さんにとって自分の理想を叶える一番の近道。

あえて言う必要のない事を美容師に言っていないか確認してみてはいかがだろうか。

では美容師に言わない方が良い言葉を挙げていこう。

 

将来の夢は独立?

 

意外かもしれないけど、わりとNGワードだったりする。

なぜかというと、実は低価格美容院の場合って、僕を含めて経営者を経験したことがある美容師がそれなりに多い。

また僕の経験上でも、1000円カットや低価格美容院の方が勤務する美容師に元経営者が多かった。

中には訳アリで現役の経営者もいたりする。

経営をやめた理由はみんな様々だけど、家庭の都合だったり、体調的な理由だったり、夢破れて資金が足りず経営難で廃業しているパターンがほとんどだ。

僕が廃業した理由も、金がらみの契約トラブルが発生したことによる対人トラブルというか、特定の人間に対する不信感で店を手放した。

言い方は悪いけど、自分の本意でなく仕方無しに激安店で働いている美容師もかなり多い。

だから安易に独立のことを聞くと、経営失敗経験を思い出させて美容師を傷つけたり地雷を踏んでしまう場合がある。

みんながみんな独立して経営に挑戦しようと前向きではないのだ。

「夢は独立?」

みたいな質問くらいならまだマシなパターンだけど

「ちゃんとしっかり独立しなきゃね!」

「故郷でしっかりお店持って頑張らなくちゃ!」

「ちゃんと自分の店を持って家族を安心させてあげなきゃ!」

みたいに、お節介な夢の押し売りをするお客さんもいる。

低価格なお店は予約指名もなくて、美容師個人にお客さんがつかないパターンがほとんど。

だから、独立したところで顧客確保が1からやり直しになる。

独立するハードルは低価格のお店の方が高いかもしれない。

今は時代も変わって、美容師の夢は独立して店を持つという考え方が変わってきた部分もある。

今はお店を構えて安定経営を続けていける時代でもないのだ。

今では美容師の世界は店を持たない選択肢や、自由な時間を確保する美容師も増えて働き方も多様化した。

なので安易に人生に関わる発言をするのは控えた方が良い。

 

儲かっているでしょ。

 

これも非常に多く言われる発言。

僕の場合は、その発言をされるとマジで経済や経営のこと何も知らないんだろうなって冷ややかな目で見てしまう。

ちょっと混雑した店内を見たくらいで何がわかるというのか。

もちろん「儲かっている」基準っていうのは人それぞれだから、一概に言えない部分ではある。

だけど、ハッキリ言って美容院のビジネスモデルはそんな簡単に儲かるシステムじゃない。

かなり利益率の低いビジネスモデルだから、業界的には低賃金で激務があたりまえ。

その中でもカットができる技術者になるまでには、多くの時間と鍛錬を積まなければならない。

美容師の学校を卒業してから現場で技術者として働けるようになる人材は本当にごく一部で、カットができるようになる前に辞めてしまう美容師がほとんど。

そんな中で美容師の生存競争に生き残りながら、今度は美容院としての生存競争に加わり、低価格の美容院にしがみつきながら少しでも給料を稼ごうとする美容師が増えた。

本当に人気があって稼げる美容師ってのは、ほんの一握りになってしまった厳しい業界なのである。

そんな状況下で低価格の美容院も競争に負けないように低料金で大人数のお客さんを受け入れてなんとか利益を確保している。

ハッキリ言って、商売としてはかなりギリギリな状況で運営されている場合がほとんど。

年々商売に敗れて廃業していく同業者も多い。

なので低価格の美容院は大人数のお客さんを受け入れることで、従業員の給料を安く抑えたり経費をケチってなんとか商売を成立させているわけだ。

つまり低価格のお店は、店内にお客さんが溢れ、途切れることなく来店してもらって繁盛しているように見えないと商売としてヤバい。

あとお店の家賃や従業員の給料についてお客さんから聞かれることもあるけど、僕の場合は適当にはぐらかして具体的な数字は一切答えない。

教えてくれる美容師もいるかもしれないけど僕は教えない。

というわけで、お店で給料とか利益についての発言はしない方が良いので気をつけてほしい。

 

待たされた

 

これは低価格の美容院で働いているとよく言われる。

むしろ毎日のようにお客さんから言われているのではないか。

一番多くお客さんから言われるワードじゃないかとすら思う。

僕の経験上はそんな印象だ。

そして、この発言は美容師にとってはマジで傷つくから、お客さん側は絶対に言わない方が良い。

まず低料金な美容院って、予約無しでお客さんを大人数受け入れて利益を出す薄利多売のシステムがほとんどである。

この予約無しってのがミソで、いつでも好きなタイミングで来店したい人、その時の気分で来店する人がほとんどだ。

気候や天候で美容院に行くかどうか決める人も多い。

つまり言い方は悪いんだけど、1000円カットや低価格な美容院へ来るお客さんは、スケジュールが決まっていない人、無計画で行き当たりばったりな人が多い。

特に予約無しの美容院は、低価格という料金の安さに惹かれて多くの人が集まりやすくて、美容院に行きたいタイミングが集中しやすい傾向にある。

みんな考えることは同じだから、天気が良い休日や学校・仕事終わりの平日夕方以降は混雑しやすいのだ。

もちろんお客さんが来てくれることには感謝しかない。

美容室にとっては混雑していることは喜ばしいことであって、そこに対して不満を並べられることは切ない気持ちになる。

だけど、お客さんが押し寄せて混雑すると、順番が回ってくるまで、どうしても長時間待機してもらう可能性がある。

それでも、毎日大人数のお客さんを相手する激安店の美容師は、どんなに忙しくとも来てくれたお客さんをなるべく待たせないように、かつ希望を叶えるように準備や作業をしている。

自分の休憩や食事もそっちのけで、お客さんを少しでも待たせないように、かつ満足してもらえるように一生懸命お客さんに接しているわけだ。

そんな中で

「いつも待たされる。」

「いつも混んでいて困る。」

「〇時間待たされた。」

「〇分待たされた。」

「混んでいたからせっかく来たのに帰った。」

「え!そんなに待つの?」

「そんなに待てない」

「こんなに混んでいると思わなかった」

「混んでいて待たされると思ったから前回は他所の店へ行った。」

等、こういう類の発言をされると非常にへこむ。

一生懸命やっていても、待ち時間の不満をぶつけられるわけだから美容師にとっては返答に困るというのもある。

そもそも予約をせずに待つ可能性があるシステムのお店を選んでるのは他ならぬお客さん自身だ。

ある意味で待たされることも承知の上であって、待つも待たないも自己責任なわけである。

それを美容師側に不満として並べるのはお門違いだと思う。

多少なりとも待っていれば、予約なしでも確実に受け入れて貰える状況下なら悪くない話だと思う。

「料金が安くて、いつでも好きな時に待ち時間なしで高度な技術で希望通りに仕上げてもらえる。」

こういうケースはビジネス的にありえない話だから、遭遇したら非常にラッキーだったと思ってほしい。

ディズニーランドも待ちたくないお客さん向けに、追加料金を支払うことで順番を優先してくれるサービスを開始した。

安い料金で待ち時間も優先してもらえる時代は終わりを告げようとしていることを自覚しよう。

 

とあるエピソードの紹介

 

美容院が一番混雑しやすい12月に某店舗で働いてた時の話なんだけど、あるお客さんが来店したから作業の手を止めて受付対応をした。

そのときは混雑してて3時間待ちくらいだった。

案内までの時間を告げると、僕に舌打ちをして気に入らなそうに睨みつけながら無言で出て行った人がいた。

とはいえ、これに近い態度の人は珍しくない。

僕としては、こういうお客さんは後日来店しても絶対担当したくない。

凄く損な行動だと思うので、やめてほしいと思う。

僕からすれば、他店では1日中予約が取れないかもしれない12月の忙しい時期に、即日対応で3時間後に必ず確実に低料金で美容院が利用できるなら悪い話じゃないと思う。

だけど人間の慣れというものは怖いもので、いかに安く迅速に希望通りに、都合よく対応してもらえるかを求めるようになる。

話を戻すけど、こうした発言の裏側には、お客さんとしては待ち時間が長くても来店したことを感謝してほしいのかもしれない。

まあ真相はわからないが、美容師にこういう発言をするのは、美容師のやる気を削ぐことになるから言わない方が良い。

 

逆パターン

 

一方で上記に挙げた例とは逆に

「空いてて良かった。」

「ガラガラだから来た。」

「暇そうだったから良かった。」

「いつも行ってる他店が混んでいるから来た。」

というような、お店が繁盛していないことを喜ぶ発言も控えた方が良いだろう。

低価格の美容院はシステム的に仕方がないけど、予約制のお店に比べてこういった意見をもらうことも多い。

美容室は受け身の商売だから、タイミングによっては空いている時間が生まれることもある。

待ち時間が無く対応してもらえることが嬉しくて悪気なく発している発言だと察することができるけど、暇であることは商売として嬉しくないのだ。

待たされた、空いててよかった等と言われることに慣れている美容師も多いけど、基本的に喜ばれる発言じゃないことをご理解いただきたいと僕は思う。

 

すぐできますか?

 

これは個人的に感じることで、かなり少数派な意見かもしれない。

先ほどの待たされた発言に近いところがある。

僕は美容室の受付で予約なし、飛び込みのお客さんに

「すぐできますか?」

「何分待ちますか?」

「混んでますか?」

等の質問を受けることが、個人的には失礼だなと感じて嫌い。

予約を受けていない美容室では良く聞かれる発言だと思う。

いらっしゃったお客さんの第一声が挨拶もなく、こうした発言だと一気に萎える。

理由はお客さん本位過ぎる発言だと思ってしまうからだろうか。

接客業としてお客さん本位であることに問題は無いんだけど、マナーとして美容院へ入ったら、こうした発言はしない方が良いと思う。

お店がガラガラですぐにできる状態だったとしても、こうした発言を聞くと個人的に良い気持ちがしない。

 

・お客さんが何をしたいのか?(施術メニュー)

・何人で来店するのか?

 

これだけでも美容院のタイムスケジュールは大きく変化する。

カット、カラー、パーマ、来店した人数、それぞれが何をするかで受け入れられる状況も異なる。

実は美容院への来店では、複数人で同時来店してくる人もかなり多い。

ファミリー、カップル、友達同士での同時来店をするお客さんも店によってはかなり多い。

美容院に予約なしで飛び込んだ場合は

「〇〇(施術メニュー)をお願いしたいのですが、待ち時間はどれくらいですか?」

くらいに聞いてもらうのが当たり障りなくて良いのではないだろうか。

「すぐできますか?」

→施術メニュー次第。すぐできないなら帰るん?

 

「何分待ちますか?」

→他のお客さん次第。ハッキリ時間を伝えると他のお客さんに失礼。

 

「混んでますか?」

→だから何?そもそも美容室にとっては混んでいる方が望ましい。

軽い気持ちで美容室を覗いてもらって構わないけど、美容師も接客の手を止めて受付対応するので時間の無駄になってしまうとツライ。

 

プライベートな質問

 

まず年齢や家族構成などプライベートな内容に踏み込むのも止めた方が良い。

「彼氏・彼女いるの?」

「夫・奥さんいるの?」

「子供は?」

「親は美容師?」

等だ。

美容師が教えてくれるなら構わないけど、そもそも美容師に限らずプライベートな内容は誰であっても安易に質問しない方が良い。

友達であってもデリケートな話題だから、基本的には聞かないのがベスト。

 

店の人事

 

あと従業員の入れ替わり、従業員の退職や役職についての質問もNGだ。

従業員が休みで、たまたま不在だっただけで辞めたと思われることもよくある。

また役職について決めつけられたり、人事の不満をぶつけられることもある。

意外と美容師は流動的で、それについて聞かれることに敏感だったりする。

 

「今日は男性スタッフしかいないのね」

「あの人いなくなったの?辞めた?」

「いつもの人はいないの?」

「新人さん?みかけない顔ね。」

「ずっと来てるから長くいるスタッフの人がわかる」

「この店はいつも〇人体制でしょ」

等、常連ヅラしてスタッフのことを聞いたり、お店の人事や役職を決めつけるような発言をするのもNG。

来店したタイミングでスタッフが休日だったり、休憩中だったり、勤務終了した後だったりしただけで、辞めたと思われることはよくある。

確かに美容師の離職率は高いし、複数店舗を展開するチェーン店はスタッフの入れ替わりが激しい。

特にチェーン店は日替わりで多くのスタッフが運営に携わっているから顔ぶれも安定しないだろう。

だからこそスタッフの顔ぶれに口を出すのはやめてほしいなと思う。

元々店長をしていた店に、久しぶりにヘルプで呼ばれて顔を出したときに、常連ヅラしているお客さんに

「新しい人?私は店が開店したときから来てるけど、いつもの人はいないのかしら。」

なんてギャグみたいな発言をされたこともある。

僕が店長をしていたときに、他のスタッフのことを指さしながら

「あの店長さんみたいに、しっかり勉強してレベルアップしなさい。」

とお叱りを受けたこともある。

こうした人事に関する発言をする時は、知らず知らずに恥をかくこともあるので注意してほしい。

 

美容師やスタッフのことを見た目で判断する

 

お腹の大きい女性スタッフをみて

「赤ちゃんいるの?」

「いつ生まれるの?」

「一緒に働いている人は旦那さん?」

みたいな発言もアウト。

病気や太っているだけかもしれないから憶測で発言するのはゴシップ好きの人みたいな印象を持たれる。

人間関係に踏み込むことも本当に失礼な発言になる場合もある。

家族経営のように見えても、全然関係のない同僚同士だったりするケースもあるから注意しよう。

無神経な人と思われる可能性があるので、スタッフを見た目で憶測を言わない方が良いと思う。

 

まとめ

 

うまく美容院を利用するためにも、美容師に気持ちよく切ってもらって満足行く仕上がりになるためにも参考にしてほしい。

この話は美容院に限らず、様々なお店を利用するうえでも役に立つと思う。

お客さんとして丁寧に扱ってもらえるポイントだから

良いお客さんとして認識してもらえるようになると思う。

・プライベートな質問はしない

個人的なことは聞くのを控えよう。

また美容師を決めつけるような発言も控えるのがベスト。

・待たされた

そのお店を選んでいるのはお客さん自身。

お店を選ぶ権利がある以上、店員さんを責めるのはやめよう。

・すぐできる?

第一声で自分本位な質問はやめよう。

店では最初に希望のメニューを伝えてもらってから、待ち時間を聞くようにしてもらった方が親切。

結局、美容師側から希望メニューを聞いて二度手間になったり質問返しになるから効率が悪くなる。

・儲かってる?

金絡みの汚い発言はやめよう。

また経済の仕組みに対して無知だと思われる。

・将来は独立?

人生の生き方は人それぞれ。

時代の流れで様々な仕組みが確立されている。

お節介になるパターンもあるので注意が必要。

 

 

基本的には感謝や労いの言葉が貰えるだけで美容師には喜ばれる。

僕の目線では余計なこと言わずに、お店を長く利用してもらえること。

それがお店としては一番嬉しい事だと思う。

常連客ぶっていると恥をかくこともある。

知らずしらずにNG行動をしていないか振り返ってみてはいかがだろうか。

ぜひ美容院へ行く参考に役立ててほしいと思う。

本日の記事は以上となります。

 

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