本日は牛丼チェーン「吉野家」の炎上問題について戯れ言を語っていこうと思う。
今回はテレ朝ニュース(ANN)の記事を参照しながら、僕が思うことをお伝えしたい。
参照記事:「田舎出の若い女の子を牛丼中毒に」吉野家常務が“不適切発言”で炎上…発表会も中止
おおまかな内容として、は吉野家の常務取締役が早稲田大学主催のマーケティング講座で発した発言が不適切だったとして話題となった。
SNSで拡散され、テレビニュースになったりと一気に批判が集まり炎上してしまった。
この件で吉野家の不買運動を呼びかける声も上がり、吉野家の信頼や今後の業績にも大きな影響が出そうな状況となっている。
吉野家の炎上問題
内容としては社会人に向けて早稲田大学主催のセミナー(有料)に呼ばれた吉野家の常務取締役が、講義の中で「生娘をシャブ漬けに」などと発言したことがSNSで拡散されて話題となった。
この発言が差別的であるとか、女性軽視の発言であるなどと各方面から批判されている。
この炎上騒動により、早稲田大学主催のセミナー講師の仕事はクビになり、新CM発表回も中止が発表された。
吉野家側から一連の騒動に対して謝罪文が出され、常務取締役もトカゲのしっぽ切りのように扱われそうな勢い。
信用が大事な飲食業にとっては非常に痛い炎上騒動だっただろう。
先日には、吉野家のオリジナル丼への名前を入れるキャンペーンで急なルール変更を行って批判殺到で大炎上したばかり。
定期的に炎上ニュースを起こす吉野家がまたも問題視された結果に。
かつての吉野家は激安過ぎる牛丼販売で業績悪化したりアメリカ産牛肉の輸入停止問題で仕入れに苦労したりと数々の苦境を乗り越えてきた。
最近まではコロナ渦でも比較的業績を伸ばして頑張っていた矢先に、今回の炎上騒動は今後の業績に大きく影響してくるかもしれない。
今後の展開に注目だ。
結論→過剰報道で騒ぎすぎ
ただしこの件に関して、僕は否定も肯定もしない丁度良いポジションで感想をお伝えさせてもらう。
たぶん、この記事を読んだ人からも僕の意見は批判されると思う。
だけど僕の率直な意見を残しておきたいと思って執筆してみた。
まず僕はそこまで過剰に叩いたり、批判するほどの話だと思っていないし、過剰報道なんじゃないかとすら思ってもいる。
実際はほとんどの人が「どうでもいい」と思っていて、一部の過剰に批判する人の声が中心に報道されている結果なんじゃないかと考えている。
いわゆる過剰報道ってやつだ。
テレビ報道によって得をする人たち(スポンサー企業)がいるのかもしれない。
例えばライバル会社の松屋、すき家、なか卯などだろうか。
そこらへんの事情は分からないけど、そこまで過剰に目くじらを立てて批判するほどの話じゃないと僕は思っている。
たぶんどうでもいいと思っている人が大半だと思うけど、否定的な意見をまとめて放送することで、テレビが大好きかつ情報源である人たちが洗脳される。
これはメディアの悪意ある報道も影響していると思う。
視聴率が獲れるならってことだろうか?
それに踊らされて、一般人が大騒ぎしているだけのように感じる。
一般大衆を相手に商売している吉野家にとっては、イメージの悪化は経営に影響が出るから無視することはできない難しい問題だ。
上場企業の役員の発言だからマズイ
今回は何が一番まずかったのかと言うと、上場企業の役員が発した言葉なのが良くなかったからだろう。
特に、この発言を会社側の代表として、仕事の場面で発してしまったことは非常にまずい。
反社会的勢力が使うような言葉として「シャブ漬け」とか、女性差別的な意味で「生娘」という言葉を使うのは良くないという意見に対しても同意する。
そもそも放送してOKな言葉なのかも怪しい。
不快に感じる人が多いのも仕方が無いし、吉野家でお金を使って食事をしたくないと思う人がいるのも納得できる。
僕の妻も女性目線で「気持ち悪い」と感じたらしく、確かに女性目線で考えれば気持ち悪い発言で非常に良くない言葉選びだったと思う。
セミナーを行う前の台本作成の段階で何とかできなかったのかと思う部分はある。
とはいえ明日は我が身。
僕もどんなタイミングで発言が炎上するかなんてわからない。
こうして文章を作ったり発言をする活動をしていると口が滑ってしまうこともある。
減点方式で他人の悪いところを徹底的にあぶりだしてイメージを悪くしていく日本独自の評価システムが生んだ悪しき風習かもしれない。
ある程度は、自社の牛丼を若い女の子にも食べてほしい思いが空回りしてしまった結果でもあると思う。
中毒になるほど美味しくハマる牛丼を開発したいという熱い気持ちだろうか。
騒ぎすぎ?
発言によって傷ついた人がいるのは良くない。
差別的発言や女性軽視による言葉で傷つく人もいるだろう。
でも誰のことも傷つけないビジネスはできない。
もちろん最低限、発言に気をつける必要はあるけど、吉野家の経営者側としての考えは結構まともなこと言ってるんじゃないかと感じた。
結局、麻薬中毒みたいに吉野家の牛丼にハマってほしいという牛丼愛のある発言とも取れる。
むしろセミナー参加者は40人だし、それ以外の人は報道で知って大騒ぎしているだけだから、対して傷ついてないとすら個人的には思う。
一生懸命考えて、業績を上げる活動をしてきたからこそ足元を救われてしまったのかもしれない。
僕にも仕事の業績を上げようと一生懸命取り組んできた結果、足元を救われて立ち上がれないほどの大失敗をしたことがある。
だから吉野家の常務取締役を完全に悪者として批判を浴びせ続けることが個人的にできないと思う側面もあるのだ。
僕個人的に発言の意図を考えると、そこまで過剰にたたかれるほどの酷い発言だったとは思えないのが本音である。
「生娘」も、おじさん特有の死語を発してしまう特性から生まれたものではないだろうか。
常務取締役を擁護するつもりは無いけど、ビジネス戦略としてはまともなことを言っていると思う。
・戦略として若い女性を囲いたい
・都会へ出たばかりの女の子が気軽に入れる店作り
・リピーターになって継続的にお店を利用してほしい
こうした思いを伝えるための言葉選びをミスってしまっただけのようにしか感じない。
僕も経営をやったことがある経験者として、そこまでおかしな発言をしている人のようには感じなかったのが本音だ。
大騒ぎする理由がわからない
確かに発言内容として選んだ言葉は不適切だったと思う。
言葉選びも中年男性が使うようなパワーワードが並んで不快に感じた人が多かったと思う。
だけど、セミナーは金を払って講義を受けた人たちの前でだけ発した文言であり、公になっていない発言。
しかも不適切であることを承知の上で前置きをして発言もしているそうだ。
映像があるわけでも音声が晒されているわけでもないか真実は不明。
もちろん主催側は記録用に撮影などを行っていて証拠は残っていると思う。
でも大衆が目にする場面で発した発言ではないし、あくまでSNSで拡散された情報で最初は信憑性も怪しい情報だったと思う。
それが一気に拡散されて批判殺到するほど大騒ぎになったのは闇を感じる。
報道では重要な前置きがカットされて、不適切な一文が独り歩きして広まってしまったりと常務取締役にとって不運だった部分もある。
言ってしまえば、ちょっとした大人数の飲み会で発した発言を外部に漏らされて炎上したようなもの。
あくまで金を払って参加している人達はお客さんだから、接客ビジネスとして客を不快に感じさせてしまったのは擁護できないとしてもだ。
だけど限られた人数のセミナーでの発言が拡散されて、セミナーに参加していない外野の人間が大騒ぎする理由が僕には全然わからない。
そもそも僕は発言内容に対して、正直何とも思わなかった。
会社役員としては不適切な言葉だったけど、飲み屋に行けば不適切な発言はそこら中でいくらでも飛び交っている。
ママさんが集まったカフェでも、知らない誰かの悪口とか愚痴で溢れている。
男女関係なく、人が集まれば会話内容がとても恐ろしいものになることだってある。
他人の不幸は蜜の味。
ある意味で今回の炎上は、他人への妬みや転落していくことを喜ぶ人の感情によって盛り上げられているのかもしれない。
だからそこまで大騒ぎする理由が僕にはわからない。
有料セミナー
常務取締役の発言が問題視された社会人向けのセミナーは、40万円近くかかる有料の講義で、多くの著名人が講師をするセミナーとのこと。
早稲田大学主催のセミナーは履歴書に書くこともできるようで、転職で給料を上げる目的で参加している人が多いのか、申し込みが殺到するほど大人気だという。
定員はすぐにいっぱいになってしまうらしい。
参加する人のことを批判する意図はないけど、こうした有料セミナーに参加しておきながら講師の発言を悪意を持って外部に晒上げるのもどうかと思う。
本来、有料講義の内容は外部へ漏らさないのがルールで撮影等も禁止されているはず。
高額なセミナーがきっかけで大金を稼げるようになりましたとか、起業で大成功しましたって人を見たことが無いから、個人的には有料セミナーに疑問を抱いていたりもする。
40万円があったら高性能パソコンを購入してYouTube動画を制作したり、アプリを開発したりと様々な事ができる。
高額セミナーは金の使い方としては疑問が残るし、早稲田大学主催のセミナーなのに早大生向けじゃないところも金儲けの一環に思える。
少なくとも僕が経営者なら、高額有料セミナーを受講したことをウリにして自己アピールしてくる人を信頼して雇いたいとは思わないけどな。
僕が大企業で働いた経験が無いから思うことだから、不快に思う人は戯れ言として聞き流してほしい。
アダルトビデオ業界のフットワークの軽さは異常
今回の騒動で一番得をするのは吉野家とライバル関係にある松屋フーズとかゼンショーホールディングスだろう。
あとアダルトビデオ業界だろうか。
おそらく炎上問題をネタにして「生娘をシャブ漬け」をモチーフにしたアダルトビデオが各社から制作されると思う。
牛丼屋さんのバイト店員のコスプレをした女の子が出てきたりとか、様々なシチュエーションで多くのアダルトビデオが企画制作されるだろう。
同人誌でも吉野家騒動を題材にした作品が販売されるだろう。
エロの力は人類を超越するのだ。
流行語
今年一番のパワーワードになったと思う。
ユーキャンの「流行語大賞」にも一気に候補として名乗り上げただろう。
とはいえ大賞に選ばれることは無い(笑)
流行語大賞は本当の意味で一年間で話題になった言葉をチョイスしてほしい。
現時点で一番話題になっているワードが「生娘をシャブ漬け」だ。
放送禁止用語かもしれないけど。
まとめ→そのうちみんな忘れて牛丼を食べだす
というわけで、今回は吉野家の常務取締役による不適切発言の炎上問題について取り上げてみた。
個人的に騒ぎすぎだと思うし、言葉選びが不適切だったとしても基本的には経営目線でまともなことを言っているように感じた。
みんなの意見が一致することは無いから、賛否両論あるのは当然だ。
だけど1人の人間を過剰に叩き批判をする報道や風潮は異常であると思う。
吉野家を買わない不買運動なんかも呼びかけられているけど、最終的にはみんな忘れて吉野家の牛丼を食べていると思う。
なんだかんだ美味しいし、定食のご飯がおかわりできるのも強い。
ある意味で、やよい軒と同じくらい安くて美味しいおかずで米をたくさん食べる事ができる超優良店でもある。
結局、吉野家無しではいられない人もたくさんいるから、吉野家が経営的にピンチになるということは考えられない。
たぶん普段吉野家で食事をしていない層がめちゃくちゃに叩いているだけで、常連客は普通に食べに来ると思う。今日この時間も牛丼を食べているだろう。
吉野家はすでに「シャブ漬け」になるほどの依存性がある。
今回の件にめげずに、吉野家には引き続き頑張ってほしいなと思う。
本日の記事は以上となります。
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ではまた次の記事でお会いしましょう。
迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。
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