実は少子化そのものは問題ない!日本の少子化問題について子持ち既婚者が戯れ言を語る
本日は子供を持つ親の目線から少子化問題について戯れ言を語りたいと思う。
僕は幼いひとり息子を育てる父親でもある。
今の日本は少子高齢化の問題などを抱えて、高齢者の生活を守るために、年金やら社会保障など将来的な税負担を若い世代へと引き継がせることが確定している。
いわゆる飲み屋でのツケみたいなもので、我が子の世代が支払わされていくだろうって話。我が子が生きるであろう未来の日本を憂いても仕方ないけども、確実に衰退する日本で幸せに生きることは出来るのだろうかという心配もある。
僕がいくら考えたところで何も変わらないんだけど、少しでも少子化問題が進む社会で
・子供達に何をしてやれるのか?
・楽しく生きるために何をすべきなのか?
をテーマに考察してみた。
僕と同じように、これからを生きる子供達を育てる親御さん達にも情報共有をしていただけたら嬉しい。
少子高齢化
話のメインとなるのは少子高齢化。
言葉通りで子供が少なくなり、高齢者が増える事を少子高齢化と呼ぶ。
また人口の21%以上が65歳以上の人間になると超高齢化社会と定義される。
日本はすでに超高齢化社会を迎えて、2010年には23%を超えた。
2022年現在では28%を超えて国民の4人に1人が65歳以上の高齢者である。
これが2025年には30%を超えて3人に1人が高齢者となり、近い将来では2人に1人が高齢者という割合になると言われている。
つまり年金制度の理論で言えば国民1人あたり1人の高齢者を支える仕組みとなり、制度の破綻も目前であるという話だ。
こうしたバランスの悪さを改善するためには子供を増やさなくてはいけないと目で見てわかる。
このペースで高齢者から子供まで人口バランスが適正なピラミッド型になるには100年掛かると言われているけど、計算通り子供が生まれればの話だから、たぶん手遅れ。
特に年金制度は高齢者を支えるために年金保険料を納める現役世代が常にたくさんいないと存続できない。
構造上はネズミ講方式だから必ず破綻するのはわかっているのに、後の世代にツケを回して議論を後回しにしてきた結果である。
その他の生活基盤を維持する社会保障の存続にも関わってくるので、少子化はずっと問題視されている。
結論→少子化そのものは問題が無い
ただし、結論としては少子化そのものは問題ない。
どちらかといえば、高齢者と若者の人口分布が逆ピラミッドになるバランスの悪さが問題である。
つまり高齢者が多すぎるって話。
だから子供が少ない事そのものは大きな問題ではないのだ。
出生数は80万人を割り込む勢い
子どもの出生数は年々減り続けて1年間で80万人程度まで減っている。
全盛期ベビーブームから半減している数字だ。
単純に子どもを産める女性の数が年々減っていくという数字でもある。
もはや少子化対策は手遅れで確実に人口が減る未来が待っている。
女性が1人当たり2人子どもを産むと人口維持が可能であるが、日本の出生数は長年に渡り2を割っている。
なので子どもを産める人が意図的に大人数を産まないと人口維持が出来ないのだ。
日本は人口が多すぎるという意見
ただし日本は人口が多いから減らすべきという意見もある。
日本はどちらかと言えば小さな島国としては人口が非常に多い。
世界の人口が73億程であると言われているので、1億2000万人以上いる日本人は世界的に見たら1%以上になる。
資源も無いし、エネルギーの確保もままならない国家で食糧自給率も3割程度。
なので国の維持や存続は輸入に頼っている状況下で考えると人口が多すぎるなんて意見もある。
だから国家としては長い年月をかけて人口を減らそうとしている疑惑もあり、それが成功しているなんて憶測も飛び交っている。
現状で国としては少子化対策として様々な支援を行っているけど空回りしている印象。
むしろ子供を減らすために、わざとエキセントリックな政策を進めているのでは?とさえ感じてしまう。
というわけで、地球上で人口が増えると食糧確保も困難になるし、SDGsが削減を目指す二酸化炭素の排出も増える。
世界では発展途上国を中心に人口は増加傾向だけど、日本を含む先進国は少子化が進んでいるので意図的なものかもしれない。
少子化最大の原因は「お金」である
ではなぜ少子化が起きてしまうのかって話だけど、単純明快で「お金」の問題である。
お金の問題を解消する意外に少子化の解決は無い。
よく少子化の原因で様々な原因が議論されているけど、若者を中心にお金が無い貧しい人が増えたことが少子化の原因である。
つまり子育てにはお金がかかるから、自分の生活でいっぱいいっぱいで子どもを育てる余裕が無いと思う人が多くなった。
結果的に産みたくても産めない人が増えてしまったって話。
もしくは産み控えで子どもの人数を制限している人もいるだろう。
お金があれば子供がたくさんほしいと思っている人もたくさんいるのだ。
逆にお金が無くても「将来の不安」が解消されれば子供は増える
一方でお金が絶対的な存在というわけでもない。
金の亡者みたいな発言をしているけど、その裏に隠れた少子化の正体は「不安」である。
つまり子供を産むことによって抱えてしまう「不安」を解消するために必要なものがお金である。
少子化最大の要因は人々の「将来の不安」であるともいえる。
この不安を解消することが少子化を解決するために必要なのかもしれない。
お金が無くても社会がサポートしてくれて、安心して子供を育てられる環境が揃ってさえいれば、子供を産もうって気にもなる。
つまり出産から育児にお金が必要ない社会であれば、お金そのものは大した問題じゃないともいえる。
民間企業に国民の生活を委ねることが大きな間違い
少子化は資本主義の弊害でもある。
日本には社会保障として最低限の生活を保証してくれる生活保護制度があるけど、基本的には働かないと食っていけない構造になっている。
だから生活のために金を稼がないと食っていけなくなるから、子育てよりも仕事を優先するしかない環境になっているのだ。
仕事をして得た給料で生計を立てながら、育児に必要なお金の大部分を捻出することになる。
給料は企業の業績次第でどうにでも変わるから、労働者の不安は消えない。
結局、国民生活の大部分を企業に委ねてしまっていることで少子化が進んでしまっているともいえる。
企業任せではなくて、国として出産から子育てに掛かる費用や支援を手厚くしなくては少子化は解消されない。
女性の社会進出も結局は「不安」が原因
また少子化の原因は女性が社会進出するようになって結婚が遅れているからって話もある。
確かに大学を出て仕事をして恋愛をしてとなると多くのステップを踏む。
順調に事が進まなければ出産適齢期を過ぎてしまうだろう。
長期間付き合った男に捨てられるような事があれば死活問題だ。
もちろん仕事が楽しくて、キャリアを優先したい人は優先すればいい。
結婚や出産が女の価値だと押し付けるつもりもないし、望んで独身を貫くのも良いと思う。
でもそう思っている女性は全体的に見ればごくわずかかもしれない。
また女性が社会進出したりキャリアを構築するようになったのは、女性も働かないと食っていけない時代になってしまったから。
結局のところ、男だけの稼ぎでは食っていけない社会になったから女性もキャリア構築をする必要性が迫られただけでもある。
育休とか産休の話もそうだけど、しっかりと金銭的な支援があれば子供に時間を使いたい女性は多い。
産休・育休問題も結局は「金」の問題なのだ。
女性がバリバリ働かなくても食っていける社会であれば少子化は解決へ向かう。
なんならキャリア構築を優先したい女性もベビーシッターを雇って仕事に専念できる支援とか費用があれば社会で大きく活躍してくれるだろう。
そうしたサポートを国が行っていくことも重要なのではないだろうか。
結局は女性も「将来の不安」を抱えていることが少子化の問題かもしれない。
親も「将来の不安」を抱えている
一方で今の親世代は好景気を経験したことない人ばかり。
40代以降はバブル崩壊後の就職氷河期世代で苦労している世代。
また30代中盤は初期のゆとり世代でリーマンショックを経験している世代でもある。
就職難に加えて、苦労を重ねてきた世代でもある。
収入も年配層に比べて低く、不安を抱えている人が多い世代でもある。
そんな人々が子供には苦労してほしくないと、熱心に教育をする。
結果的に次世代の子供達も将来のためにキャリア構築をがんばろうと奔走する。
こうした不安の連鎖で晩婚化が進み、将来的には独身者も増えて子供は減り続けるだろう。
娯楽が増えたこと、モテないことは関係ない
また少子化の原因として、娯楽の多様化とか出会いの少なさを挙げる人もいる。
これに関しても僕は関係ないと思っていて、娯楽も育児も楽しめる経済的な余裕があれば問題ない。
つまり「お金」があれば解決できる話。
街コンとかマッチングアプリで出会いを求める若者も多いから、決して出会いが無いわけでも無い。
恋人が作れるかどうかは当人同士の問題だから別。
出会いがないことは人間的にモテない人の言い訳でしかない。
収入が低い人が増えると、自分のためにお金を使いたいと考えるようにもなる。
よほど魅力的な相手じゃなければ、わずかなお金を相手のために使う気にもならないだろう。
今はお金が無くても娯楽を楽しめる時代になったから1人でも楽しく暮らせるのも大きい。
未婚者が増えると少子化対策の政策は興味がなくなる
こうして少子化が進むと、未婚者が増えてしまう。
そうなると少子化対策に無関心な人が増えることも問題。
政治家は国民の投票で決まるから、少子化問題に無関心な人が増えると、独身高齢者のための政策を進める政治家を選ぶようになってしまう。
ますます子供を増やす政策が後回しになる。
稲田元防衛大臣の発言がほじくり返される
最近では何かのニュース記事で稲田元防衛大臣の発言が蒸し返されたりもした。
過去に彼女は5兆円を超える軍事費の予算を捻出するために子ども手当の廃止案を提言した。
「子ども手当を軍事費に回せば予算を確保できる」発言で、多くの国民からひんしゅくを買ったのだ。
子供手当は収入が少ない家庭では大きな収入源にもなる。
だから生活の基盤を取り上げるような発言に多くの批判が殺到したわけである。
現状の子ども手当は愚策
そんな子ども手当も僕は愚策だと思っている。
民主党政権下で開始した子ども手当の恩恵を僕も受けているけど、実態はただのバラマキでしかない。
もちろん子育て世帯を支援するため現金を配ることは間違いではないけども、金額が少なすぎて心許ない。
また年収制限があるせいで、すべての子育て世帯に行き届いていないことも問題である。
むしろ各種税負担が増えたり、コロナによる物価高騰のせいで家庭の負担は増える一方である。
僕個人的には微々たる金を配るくらいなら、給食費を完全無償化にするとか、大学までを完全無償化にするなど、子育てにお金が必要ない社会を構築するために使ってほしいなと思う。
軍事力は人口が過剰じゃないと成り立たない
話が脱線するけど、稲田元防衛大臣の「子ども手当を軍事費にしよう」発言には大きな矛盾があって、子供を増やす支援をしないと長期的には軍事力を衰退させることになる。
軍事力は単純に数で大きく決まるから、軍隊の規模が重要になるのだ。
中国とかロシアの歴史をみてもらうとわかると思うけど軍事力は数が正義。
人口が多い国が国力を高めることになる。
国を維持するには、食糧を作る第1次産業から医療など生活に必要な仕事をする第3次産業まで多くの人が最低限必要になる。
各産業から人間が溢れるほど人口が過剰になったときに、軍隊で働く人が出てくるのだ。
ある程度は人口が過剰にならないと軍事力が強化できないから、子供支援を打ち切る政策は長期的に軍事力を衰退させる可能性がある。
国が少子化を受け入れるなら原子力発電を再稼働させて核兵器を所有する必要がある
稲田元防衛大臣の取り組みを正当化するなら、軍事力が最小限でも他国から攻撃されない兵器を持つ必要がある。
数で他国に負けてしまう軍事力なら、数を補う強力な武力を持つ必要があるということだ。
そのためには核兵器の所有が最大の武器となる。
核兵器を持っていることで、他国から警戒されて攻撃をさせずに平和を維持することができる。
なぜ小さな発展途上国の北朝鮮が世界中から恐れられているのか考えてもらえればわかるだろう。
わざわざアメリカの大統領が直々に訪問して友好関係を築いたりしているのは、核兵器の存在があるから野放しにしておくわけにもいかないからである。
ウクライナがロシアに攻められたのも核兵器を手放してしまったからである。
少子化が進む日本の軍事力は確実に衰退するから、将来的に軍事力を強化していくためには核兵器を持つしかない。
日本は核兵器禁止条約(いわゆる3ない運動)で核兵器を所持できないから法律から変える必要がある。
個人的には原子力発電を全力でぶん回してエネルギー問題を解決しつつ、排出した核燃料から核兵器を作った方が良いと思う。
むしろ国は核兵器を持ちたいから少子化を進めているのかもしれない。
まとめ→自力で何とかするしかない社会になった
というわけで少子化について語ってみた。
実は少子化そのものは問題なくて、島国として見たら人口はもっと少なくても良い。
問題なのは高齢者が多すぎることによる年齢分布バランスの悪さ。
人口が減った場合は軍事力に影響するけど、原発稼働と核兵器の所有である程度は解決できる。
国としては少子化を進めて核兵器を所有する動機づけにしたいのかもしれない。
良い意味で長生きできる社会になったともいえるものの、高齢者が増えると社会保障などの税負担は若い人ほど負担が大きくなっていくのが確実である。
体中パイプまみれで本人も生きてるのかわからないような生かされているだけの延命治療が行われている現実もある。
これからの社会は、若者が高齢者になっても自力で収入を確保するなどの自助努力をしていかないといけなくなるだろう。
年金2000万円不足問題など不安を煽るニュースが後を立たないけど、国としても個人の生活を守ることは出来ないから、自分で将来は何とかしてねってメッセージでもある。
だから若い人ほど自力で自分の人生を全うする覚悟で生きていかねばならない。
どうなるかわからない何十年先に待つ将来の心配をしても無駄ではあるんだけど、覚悟はしておいた方が良いってことだろう。
というわけで子供にはキャリア構築以上に生活力を身に着けられるように育てられたら良いなと思っている。
僕はブログやYouTubeで生活費を節約する習慣を身に着けて低燃費で生きられれば有事も慌てずに暮らせるのではないかとお伝えしている。
また本業以外からも収入を得る取り組みをするべきだと常々お伝えしている。
そのためには副業に取り組んだりする必要がある。
ぜひ自力で生き延びられるような取り組みを始めるきっかけにしてもらえたら嬉しい。
ぜひ子供達が幸せに暮らせる社会を構築できるように、できることをやっていこう!
本日の記事は以上となります。
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