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戯れ言

安倍晋三元首相の国葬を盛大に開催すべき理由について戯れ言を語る。

 

国葬は盛大にやるべき!反対する国民が大多数でも大賛成の理由について戯れ言を語る。

その理由について戯れ言を語る。

先日行われた参院選の応援演説中に、自民党の安倍晋三元首相が卑劣な銃撃によって命を奪われた。

銃が規制されていて、治安が良いと思われていた日本国内で起きた凄惨な事件に多くの国民が胸を痛めただろう。

まして国民の元リーダーで世界的な知名度も影響力もあるお方が亡くなったわけだから、他人事のようには感じられなかったと思う。

そして、この事件で命を奪われた安倍元総理を弔うために、国葬が開催される方向で調整されているらしい。

ただし、この国葬については反対の意見が多く出ているとのこと。

しかしながら僕は国葬については賛成派である。

今回は国葬についてなぜ賛成なのかについて語っていきたいと思う。

デリケートな話だから賛否両論あって当然だと思う。

いつか僕自身も考えが変わる可能性だってあるから、自分の意見をまとめる意味も含めて執筆してみた。

なので、ぜひ参考にしてもらえると幸いである。

 

結論→日本人よりも外国人のために国葬を開催すべき

 

まず先に結論を申し上げると、国葬を開催した方が良い理由は外交問題が絡んでくるからである。

海外首脳陣が安倍元総理を弔いたいと願う気持ちを叶える場所が国葬である。

だから、国葬の開催は国民のためじゃなくて外国の首脳陣に対しての側面が大きいのだ。

むしろ海外首脳陣から要望されて行う葬儀イベントであるともいえる。

たとえ国民の税金を使うことになっても、海外との良好な関係を保つならば国葬は開催すべきである。

また外国人の考え方や文化は、無宗教派が大多数の日本人と全然違う。

安倍元総理の件は、国民にとって元国王や元大統領が暗殺されたことにも等しい。

元リーダーを弔う気持ちが無い国民性と思われてしまうことは、宗教的な意味でも日本にとって大きく損をすることになる。

国葬を行うことは日本だけの問題じゃないから、絶対に開催するべきである。

 

国葬とは

 

話を戻すけど、国葬とは国が中心となって国費で主催する葬儀のこと。

国にとって大きく貢献した偉大な人物が亡くなった際に開催される。

かつて総理大臣経験者では、吉田茂氏らの国葬も行われた。

総理大臣に限らず、皇族や芸術家など各著名人も国葬の対象になる。

日本では平成元年に行われた昭和天皇以来の国葬となるため、約33年ぶりの国葬が開催される。

詳しくは報道記事等を参照してほしい。

参照記事:安倍元首相の「国葬」 9月27日に実施決定 東京 日本武道館で

というわけでNHKニュースの記事にもあるように、安倍元総理を弔うために2022年9月27日火曜日に日本武道館で国葬が実施される予定。

どのような内容で行われるのか、一般人も参加できる内容なのかは現時点で不明。

岸田総理を中心に自民党の幹部が国葬の指揮を執る予定となっている。

また国葬に必要な費用は全額が国費で賄われるということで、つまり国民の税金から捻出されることが確定している。

 

反対意見多数

 

ただし、国葬の開催にあたって反対派もかなり多くいる模様。

立憲民主党や日本共産党など野党を中心に、国葬の開催に否定的もしくは慎重に判断すべきという声も多く報じられているため、内閣の強行開催という雰囲気が漂っている。

メディアの報道でも反対派はかなり多くいるらしく、国民の半数以上は反対派だとのこと。

僕個人的には結論も述べたように、国葬は行うべきだと考えている。

ではどの様な反対意見が出ているのかを確認してみよう。

 

反対の意見①国葬は税金の無駄遣いという意見

 

おそらく反対意見で1番大きな理由はお金の問題だろう。

新型コロナウイルスが流行して早3年になろうとしている。

未だ収束の兆候はみられず。むしろ感染が拡大している傾向にある。

一時は世界中の経済が冷え込み、苦しい生活を強いられた国民も多くいる。

日本では給付金もほとんど貰えていない状況下で、物価高騰で生活が苦しくなり、明日を生きる希望も持てない人もたくさんいるだろう。

少しでも庶民にお金が巡って生活が楽になったらと願う国民にとって、国民の血税をたっぷり使って国葬を開催するという話題に怒りを覚えた人がいるのも納得できる。

国葬に使うよりも、国民のためにお金を使ってほしいと願う声が大きいのかもしれない。

 

反対の意見②祝日にならない

 

また国葬が開催される日は平日の火曜日。

この日は祭日にならず、通常通りの1日を世間は過ごすことになる。

国葬への一般参加が、どのように開催されるかは不明だけど、祝日にならなければ仕事が確定する人にとっては面白くない。

税金を使って国葬が開催されるのに、平日扱いでは参加ができないという不満の声が上がっているそうだ。

 

反対の意見③国葬の法的解釈

 

また法律に詳しい人々からは、国葬の法的な在り方に疑問を抱いている声もある。

このあたりは僕も詳しくないけど、過去の歴代総理大臣は党による合同葬がメイン。

また国葬に関する法律は戦後に廃止されて、その後の国葬開催についての基準は不明確であるらしい。

あえて国葬として行うのはどうだろう?ってことである。

つまり国葬は理由を問わず自由に開催できるとも言えるので、賛成も反対もそれぞれが理にかなっている。

国葬の法律とか基準が明確になっていれば、様々な意見がぶつかることもなく、すんなりと開催方向で話はまとまっていたかもしれない。

・国葬という言葉が良くない

・国が主催する必要があるのか

って意見もある。

国葬じゃなくて「安倍元総理のお別れ会」とか「安倍元総理を弔う会」という言葉でイベントを行っていれば反発が少なかった可能性もある。

 

反対の意見④安倍元総理の実績が少ない

 

また国葬を行うべき実績が安倍元総理にあるのかという声もある。

歴代最長の就任期間を誇るだけでも安倍元総理の大きな実績ともいえるけど、国民にとってはメリットある政策をしたとは感じられないかもしれない。

実際に総理大臣は短命なほど有能で、長期政権ほど何もしないなんて揶揄されたりもする。

確かに菅元総理は短期間で多くの仕事をこなして、個人的にも凄く実行力のある総理大臣だったという印象がある。

むしろモリカケ問題とか、マイナスなイメージを抱いている人も多いかもしれない。

 

国葬に賛成の理由

ではここから、国葬に賛成する理由を書いていこうと思う。

 

理由①国葬は国民の総意でもある

理由は複数あるんだけど、一番は国民の総意であることだろう。

先日の参院選で圧勝した自民党を選んだのは他ならぬ国民である。

その自民党が元リーダーを弔うために国葬を行うというのだから、国民として当然賛同すべきというのが大きな理由だ。

もちろん国民全員が自民党に投票しているわけじゃないから反対意見があるのも当然である。

でも自民党を支持している人が一番多い以上は民意に従うしかない。

どんなことでも100%全員から賛同が得られるわけではないから、各団体や個人のデモ活動も無視して強行開催する自民党の姿勢は素晴らしい。

 

理由②今回はかなり特殊な事例だから盛大にやるべき

 

また今回は、元総理大臣が暗殺されるという非常に特殊なケース。

これを歴代の総理大臣と同じように合同葬で扱うのもどうかと思う。

元リーダーが卑劣な犯罪によって命を奪われてしまった事件を忘れないためにも盛大に開催して風化させないようにしてほしい。

世界でも元国王や大統領が突然に暗殺されたら国を挙げて葬儀を行うし、故人を想い悲しむのは国民としても当然だろう。

そんな国民性と海外の人に思われることは日本人にとっても大きなマイナスになるといえる。

 

理由③国内よりも海外向けのイベント

 

そもそも国葬は海外向けのイベントだ。

宗教的な問題で、日本人以上に外国人の方が故人に対する何かしたい気持ちは大きいだろう。

それは海外の首脳陣も同じ感情だ。

突然命を奪われた安倍元総理を弔いたい気持ちは各国首脳人だって持ち合わせている。

その気持ちを踏みにじらないためにも国葬は必要である。

国葬は国民じゃなくて各国首脳人のための海外向けイベントであると考えるべきである。

 

理由④外交を考えたら費用対効果は悪くない

 

また費用の問題を大きく取り上げられているけど、実際にはそこまで悪い話じゃない。

まずどんなに税金をたっぷり使っても海外の首脳陣を一気に集める機会は少ない。

ましてコロナ渦で外出を控える傾向にある世の中で、多くの国の首脳陣とコミュニケーションを取れる大きなチャンスでもある。

ロシアのウクライナ侵攻問題で揺れるプーチン大統領も親日家として訪問を検討しているとか。

これを機に少し口出しして、エネルギー問題とか北方領土問題にも踏み込めたら良いのにと思う。

また国葬の開催費用がどれくらい掛かるのかは不明だけど、一説では数億円でできるのではなんて話もある。

どちらにしても2021年に行われた昨年のオリンピックや、25年開催予定の大阪万博よりは低予算で開催できるだろう。

どっちみち平日開催だから緊急で株式市場を停止させることもなく日常にも大きな弊害はない。

交通規制などで都心の道路などが大々的に封鎖されたりすることはあるだろうけど、マラソン大会でも定期的に行われていることだから大した話じゃない。

日本武道館の使用料が非常識なほど高額になるわけでもないし、警備を強化するにしても既存の警察組織が中心になって行うわけだから、予算的に大きく膨らむこともない。

国葬で動く人件費は大部分が公務員の仕事の延長になるだけだから、アホみたいに大金を使うことは無いってことだ。

 

電通やパソナが中抜きし放題?

とはいえ、こうした催事イベントには仲介業者が運営の中心となって開催を進める。

運営には民間の会社が委託されて仕事をするってことである。

会場の設営とか告知とか様々な仕事を請け負う業者が出てくるはず。

理想としては国葬を行うためにスポンサー集めたり、現地中継の放映権を販売して金儲けもした方が良いだろう。

可能ならば安倍元総理の記念品販売とか、旅行会社や宿泊施設と提携してほしい。

Go!To!トラベル国葬ツアー!を組んで、金が有り余った暇な高齢者を日本武道館に大集結させるのも面白いと思う。

倫理的な問題もあるけど、実際に行うのかどうかは不明。

国葬会場が東京ドームみたいに大企業の広告ばかりになるとは思えないけど、飲料メーカーとタイアップを組んで会場の飲み物を提供してもらうとか方法はいくらでもある。

上手い事スポンサーを集めて収益を集めたりとか、儲かりすぎてお金が使い切れないNHKに放映権を高額で買い取ってもらえばビッグビジネスにもなるだろう。

その場合は広告代理店の電通や人材派遣会社のパソナあたりが仲介業者になって下請けに丸投げしまくって中抜きで大儲けする未来が予想できるけど(笑)

 

安倍政権の功績はアベノミクスと死刑大量執行

というわけで、国葬に賛成の理由を挙げてみた。

それでも国葬を行う上で安倍元総理の実績を疑問視する声も少なからずある。

ただし、このへんは国民目線なのか富豪目線なのかでも恩恵の感じ方は別である。

民主党政権から政権を取り戻して総理大臣に復帰してからは、アベノミクスで株価を押し上げて大富豪がより豊かになっている。

国民にとっては任期中に消費増税を行い、生活を困窮させるばかりで何もしていない総理大臣と感じる人もいるかもしれない。

実際に長い任期の中で大きな実績と呼べる仕事は少ないかもしれない。

だけど消費増税以外にも、人気の自民党を復活させ、東京オリンピックを招致して盛り上げたり、憲法改憲に向けて安全保障関連法案を成立させている。

またあまり触れられていないけど、安倍政権は死刑囚の刑を多数執行している。

実は安倍政権下では歴代過去最多の死刑執行を行っているのだ。

直接的に刑の執行命令を出すのは法務大臣であるけども、任命するのは総理大臣であるから関連性は高い。

特に上川陽子法務大臣に関しては、オウム関連の死刑囚に刑の執行命令を出したのは記憶に新しい。

死刑制度には賛否両論あるものの、総理大臣も様々な仕事をこなしているのである。

死刑囚は本来、法律上では刑が確定してから半年以内に刑の執行が定められている。

だけど実際には半年以内に執行が行われることはほぼ無いし、執行命令を出さない法務大臣もいる。

確定死刑囚も120人以上いるとされて、数は増える一方である。

粛々と執行していかないと、刑に服する前に寿命を迎えてしまう囚人もいるだろう。

そういう意味では安倍政権も、上川さんも一斉に刑を執行したのは勇気ある行動だったと思う。

安倍政権での最大の功績はアベノミクス。

それと同じくらい、粛々と死刑執行を行ったことも功績と考えて良いのではないだろうか。

良くも悪くも総理大臣は死後も実績を語られることになるから非常に大変なお仕事だなと思う。

ちなみに現職の岸田総理に関しては国葬を行うことが最大の功績になるかもしれない。

これからの活躍にも期待して行こう!

 

まとめ→報道で国民は過去を忘れる

 

というわけで本日は安倍元総理の国葬について語ってみた。

デリケートな話だから様々な意見があって当然だろう。

僕個人的には海外の首脳陣の気持ちを踏みにじらないためにも国葬を行った方が良いと思う。

無宗教派が多い日本人とは違って、文化的に故人を弔いたい人がいるのも事実。

可能なら放映権を販売したり、スポンサーを集めて、国民にとってもメリットがある催事イベントにするのもありだと思う。

また国葬で盛り上がっている話題も報道によってすぐ国民は忘れるだろう。

安倍元総理の死に繋がった統一教会の批判も国葬の話題で報道から姿を消したようにも思う。

また国葬を批判する話題に関しては、秋葉原無差別殺傷事件の死刑囚が刑の執行をされることによって話題が逸れたようにも感じる。

こうした様々な報道が入ってくることで国民の記憶はだんだんと薄れていく。

それがメディアの力によるものかもしれない。

安倍元総理の訃報は日本の平和や治安を維持していくためにも風化させないようにしてほしいところ。

そのためにも国葬を盛大に行ってほしいと一国民として願っている次第である。

 
本日の記事は以上となります。

 

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