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戯れ言

【不正入試】東京医科大学に1800万円の賠償を命じる判決が出た件について戯れ言を語る

 

 

 

以前、東京医科大学医学部が女性という性別を理由にした不当な入試で、一部の女性受験生を不合格にした問題が話題になった。

この件について戯れ言を語る。

日本経済新聞より参考:東京医大、入試不正で109人が不合格に 問題漏洩も13~16年度

 

NHKニュースより参考:東京医大不正で不合格 2審「性別で点数調整は差別」判決

 

東京医大の不正入試による訴訟問題

東京医大が男性受験者が多数合格するように不正入試をしていたという問題。

本来、合格基準を満たした女性受験者が不合格になるなど不遇な扱いを受けた。

この件で、元受験生の女性28人が大学側に計約1億5233万円の損害賠償を求める訴訟を起こす騒動に発展したとのこと。

そして東京地裁(平城恭子裁判長)は、計約1826万円の賠償を命じる判決を出した。

二審判決まで出ているが、裁判は最高裁まで争われる形になりそう。

 

私立大学ならではの不正

この不正は、2018年、私大支援事業に絡む元文部科学省局長の贈収賄事件の捜査過程で発覚した。

また同様の不正が各地の計10大学でも判明したとのこと。

私立医大で横行していた不正入試に、マジメに勉学に励んだ女性受験者が不当な扱いを受けていたことがわかった。

東京医大の元受験生側は「公正・公平であるべき入試の根幹を揺るがす違法行為」と主張している。

これは当然といえば当然。

一方で大学側は「性別で得点操作の影響を受けたのはごく一部」と主張している。

ただし、私立大学ならではの不正。

私立の場合、ある程度の合格基準を決めたり、合格させたい受験生を選ぶのも自由な側面がある。

なので平等を求めるなら国立を受験すべきと思ったりもする。

 

私立医学部受験者は裕福な家庭出身が多い

そもそも東京医科大学医学部医学科の6年間学費は、2940万円程。

またその他経費や寄付金を合わせると3000万円超になる。

また東京医大医学部医学科の偏差値は75前後で一般選考は英数理の3科目とのこと。

偏差値だけ見たらかなり難易度は高いけど、国公立や他大学に比べても少ない科目で受験できる。

少ない科目に集中して勉強できるメリットがあるのだ。

なので元受験生の多くは、それなりの偏差値を叩き出せる。

他大学でも選ばなければ医学部の試験に合格できる能力はあるんじゃないだろうか。

また選考料も6万円であり、一般的な家庭の子供は受験対象にすら入らないだろう。

どちらかといえば裕福な家庭の子供が、第一志望で受験をする大学である。

また東京医大を受験できる学生は裕福な家庭出身なので、どの大学の医学部だろうと学費が払えるだろう。

つまり受験料も気にせず、複数の他大学医学部を受験する選択肢が多数あるわけだ。

試験日程が許す限り、医師になるためのチャンスが多数転がっている。

Fランク大学の医学部でも医師になれるなら問題ないわけで、学費さえ払えればどうにでもなる。

その当たりは、一般的な受験生よりも有利な家庭環境出身の受験生が多いのではないだろうか。

少なくとも一般家庭では、住宅が購入できるような学費を簡単に払えない。

 

男性受験生を優先したい理由

もちろん不正入試はアウト。

だから同じようなことを起こさないために改善は必要だ。

だけど、大学側が女性より男性を優先したい理由も理解できる。

医学部をもつ大学側は、基本的に附属病院を所有している。

大学病院は、学生が現場で直接学ぶための場所にもなる。

また卒業生の研修先として受け入れたり、国から補助金をもらって研究を行う機関になっていたりもする。

そして充実した医療設備があるので、地域の小さな病院で対応できない救急医療も可能なケースがほとんど。

出産に対応できる産科も減少傾向なので、産婦人科のある大学病院も少子化社会では重要な役割を果たす。

とにかく周辺地域において貴重な存在だったりするわけだ。

なので夜間もお構いなしに24時間対応可能である必要がある。

加えて医療現場で長期的かつ長時間働ける労働力がほしい。

そんな超激務な環境下で救急医療や外科の専門医を育成しなくてはいけない。

でも女性医師は、途中で結婚して家庭に入ったり、時間制限のある働き方をする可能性がある。

しかも女性の場合は、救急医療よりも皮膚科とか眼科などに進むケースも多い。

体力の必要な救急医療、外科、産科などの専門家を常に必要とする大学病院としては悩ましいところ。

しかも女性医師が一度現場を離れたら、次はいつ復帰するかだってアテにならない。

妊娠出産を繰り返して復帰の目処が立たないこともある。

だから基礎体力があり、家庭の都合に左右されにくい男性医師の存在が貴重なのだ。

そんな側面から医師の卵として男子生徒を優先したい気持ちもわかる。

 

私立大学だけの問題じゃない

また救急救命医が不足すれば、我々の緊急時にも命に関わってくる。

だから主個人的には、大学が不正をした気持ちを叩く気になれないのが本音だ。

不正をするくらいなら、大学側も女性を受け入れないカタチにしたほうが良い。

なんなら男性だけが受験できる専門の医学部を設立することがベストだろう。

女子医大があるなら男子医大があっても良いと思う。

これは私立大学だけの問題じゃないのだ。

最低限必要な分野の医療関係者を育成するために、一定の人材を確保しなきゃいけない。

そこら辺は国も対策に応じる必要がある。

なので私立大学の不正入試を過剰に叩くのは違う。

だから男性専門の医学部創設をマジメに検討しても良いはず。

人気の医学部なら、女子生徒がいないことで受験しないってこともないはずだ。

なので私立の男子医大の設立を期待している。

 

まとめ

東京医大の不正入試で女性受験生が不当な扱いを受けていた問題。

不正は良くないので、公平なシステムに見直していくことが大事。

ただし男子生徒を優先したい大学側の気持ちもわかる。

女性受験生の合格者が増えると、救急医療、外科、産科などの激務でハードな長時間拘束部門の専門家が減ってしまう可能性がある。

やはりそれは避けたいところ。

そうなると我々民間人の生活にも影響する可能性がある。

民間人が安心して暮らせるためにも、緊急時の専門家養成は常に怠ってはいけない。

もちろん女性の救急救命医がいないわけじゃない。

でも途中離脱の可能性を考えると男性のほうが望ましい。

なので国としても男性専門の医学部を作ってはどうだろう。

そして人材不足の現場に進んでもらう方向で育成できないだろうか。

不正入試を無くし、必要な分野への専門家を養成できる仕組みを作れるように善処してほしいと思う。

 

本日の記事は以上となります。

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というわけで、今日も最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
最後までお疲れチャンドンゴンでした。
ではまた次の記事でお会いしましょう。

迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。

グッドラック!

 

 

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