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美容師の仕事

美容院でやり直してもらうことって出来るの?美容師にとって本当にツラいお直し3パターンについて解説

美容師を利用して、こんな経験をしたことはないだろうか?

今回は、美容師目線でお直しの話をしようと思う。

美容院を利用した後に気になる箇所を直してもらうために、再度美容院へ行ったことがある人はどれくらいいるのかは知らない。

直したい理由も例えば長さが左右で違うとか、もう少し長さを切ってほしいとか様々だと思う。

また希望した髪型と何かが違っていて、何とかできないかなと思ったことがある人もある程度いるのではないだろうか。

 

今回はそんな疑問にお答えする内容となっているので

 

・美容院へ行ったけど仕上がりが気に入らない

 

・少しだけ手直ししてほしいかも

 

・やり直してもらうことってできるの?

 

こんなふうに

 

あれ?希望となんか違う??

 

やり直してほしい!!

 

これって言ってもいいの!?

 

みたいな一般の方の疑問にお答えできればと思って執筆してみた。

 

僕は現役フリー美容師で起業廃業経験もあります。

簡単な自己紹介は下記にあるので興味あればご確認ください。

 

自己紹介

 

鉱平

 

元美容院経営者で現役フリー美容師。

起業廃業×仕事の経験談×美容師ネタ×家事育児×都会暮らし×節約×生活改善×ガジェット×他際どい話や人生に役立つ知識をブログやYouTubeや音声メディアで情報発信中!

特に既婚者、接客業サービス業で働く人、起業や自営業に興味がある人向けです。

日々戯言を呟いてます。

 

 

美容院のお直し

 

実は美容院でのお直し対応ってのは、さほど珍しいことでもなく日常的によくある話だ。

だから美容師も、お直し対応することそのものは想定内で現場でも仕事をしている。

対応はお店によって様々だけど、大抵の場合は来店後1週間以内なら希望に沿ってやり直し対応している場合がほとんどだ。

基本的には施術してもらったお店に問い合わせてもらった方が確実なので、気軽に問い合わせてもらってかまわない。

なるべく気になったら早い段階で問い合わせてほしい。

 

お直し対応はどこまでしてくれる?

 

これもお店によって様々だけど、基本的にお店側のミスが認められる場合はやり直し対応してくれる。

 

例えば

・カットで左右の長さが違う

・かけたパーマがすぐに落ちてしまった

・カラーが染まってない箇所がある

・縮毛矯正かけたのにうねうねしている

 

このような場合はやり直し対応してくれる場合がほとんどである。

 

ただしお客様都合はケースバイケース

 

逆にお客様都合のお直しは対応できない場合がある。

 

例えば

・長さをもう少し切ってほしい

・もっと軽くしてほしい

・もっと強くパーマをかけてほしい

・カラーの色が気に入らない

等があげられる。

この場合は事前の打ち合わせ次第なんだけど、仕上がった後にお客様都合で希望が変更になるとやり直し対応ができないことがある。

最初に美容師に伝えていた希望とかけ離れてしまった場合は、店側のミスでお直し対応になるんだけど、ちゃんと店側がお客様の都合に合わせて仕事をしたにも関わらず、お客様都合で希望が変更になってしまった場合だ。

・気分が変わったから最初に伝えた髪型と別物にしてほしい

・パーマが思ったよりも似合わないから元に戻してほしい

・明るくしてと言ったけど学校で注意されたから元の暗い色に戻してほしい

などが挙げられる。

あくまでお店の責任ではないので、この場合はやり直し対応ができないと思った方が良い。対応してもらうとしても別料金が必要になると想定してほしい。

ただしお店によっては、お客様都合もやり直しOKにしているお店もある。

僕はそういうお店で働いたこともあるけど、現場目線では超地獄だった。

お客様都合のお直しがあり過ぎて無法地帯でもあった。

だからマジでそういうお店は、業界の害悪だとすら思ったから二度と働きたくはない。

 

返金はできる?

 

「やり直してくれなくて良いから返金してほしい!」なんて意見もあるかもしれない。

ただしこれもケースバイケース。

 

・希望と違ったけど、このお店でやり直してほしくないから返金してほしい

・その他何かしらの理由で返金希望

 

これらのケースは対応してもらえないことがほとんどだ。

お店によって、事情によっては返金対応もあるかもしれない。

だけど僕個人的には返金対応は美容業界としてやるべきではない。

むしろ害悪な行為だと思っている。

その理由は美容院を利用した後にお客様側が気に入らないとゴネれば、料金を踏み倒すことができるからである。

実際に、毎回違う店を渡り歩いてゴネて料金を踏み倒す「客」とは呼べない不届き者もいたりするし、僕もそんな人間を相手したことだってある。

他にも飲食店で食事をしたけど、味が好みじゃないとか、美味しくないからって理由で返金がまかり通らないのと同じと理解してほしい。

病院で治療を受けたけど「一向に治らないから治療費返金しろ」って言っても通らない理由と同じである。

あくまでサービスを受けた対価としての料金なのだ。

だから返金希望者は残念だけど、諦めて次のお店を開拓してほしい。

 

お直しをやらないパターン

 

一方でお直しに一切対応できないパターンもある。

例えば、事前に美容師が注意事項を伝えていたにも関わらず、お客様が施術を受け入れた場合が該当する。

つまり髪にかかるダメージが大きすぎるとか、すでに大きなダメージがあってお直しをしても確実に希望に添えないケースである。

それ以上の改善が不可能と判断される場合は、やり直しそのものをお断りするケースもある。

その場合は、事前に注意事項としてお伝えしていたりもする。

他にもカットを切りすぎていて、もう短くしたくないお客様に対しては、それ以上は直すためにハサミを入れても無駄なのでお断りする場合にも該当する。

 

低料金店の場合

 

1000円カットのように低価格店の場合でも、お直し対応をしているお店は多い。

だけど低価格店の場合は、仕事の品質を求めない方が良い。

低価格店は大人数のお客様を受け入れることで商売が成り立つので、1人のお客様に長時間対応することができないからである。

どうしても品質の高い仕事をしようと思ったら時間がかかる。

それは低価格店にとって兆倍を破綻させる致命的行為なのだ。

また一部お直し対応をしない低料金店もあるので

基本的には低料金店では、お直し対応を期待しない方が良いと思う。

 

もうお直し対応しないと決めた3つのエピソード

 

ここからは僕が自営業時代のお直し対応についてお話ししよう。

過去に他の記事でも書いて、かぶる内容もあるんだけど

大きく分けて3つのエピソードでお直しをお断りする決心がついた。

それは下記3つである。

 

・営業時間後のお直し対応

・子供だけの来店で親からのお直し要望

・高度な技術のお直し対応

 

順番に解説しよう。

 

・営業時間後のお直し対応

 

かつて僕は営業時間後にお直し対応したことがある。

営業時間後に対応したことで僕の時間は奪われ、お客さんはワガママを言えばいつでも対応してもらえるという前例を作ってしまった。これは僕以外の美容師でもよく聞く話でもある。

元同僚は終電がなくなる時間まで、お直しに突き合わされたりもしていた。

僕はこのエピソードをきっかけに、どんな理由があろうと営業時間外のお直しはお客様の要望がエスカレートするから二度とやらないと決めた。

お客様と対等な関係が築けなくなると思う。

 

・子供だけの来店で親からのお直し要望

これもよくあるんだけど、子供だけで来店する場合だ。

親が一緒に来店せずに、子供の希望に沿ってカットしてお返しすると親にもっと切って来いって言われて再度お直し来店するパターンだ。

子供の希望と親の希望が離れているときによく起きる現象でもある。

なので基本的には親が同伴しない子供のカットはやらない。

これは親という依頼人が同伴しないことで、イメージの共有ができずに仕事が2度手間になる。

また、子供に限らず本人とは別に希望を伝えるに人間がいる場合も一緒だ。

例えば高齢の母親を美容院に置いて、娘が後から文句を伝えてくるパターンも同様である。酷いとリモートでテレビ電話越しに希望を伝えられたこともある。

やりとりに非常に時間がかかるから、同伴してもらうようにお願いした。

親という依頼人がいる以上は、同伴をすることが最低限のマナーでもあるので注意しよう。

美容院に限らず様々な場面で、お店の人に迷惑をかけることになる。

ちゃんと要望があるなら、直接コミュニケーションを取って伝えてほしい。

 

・高度な技術のお直し対応

 

お直ししても上手く仕上がるか分からない高度なやり直しも対応しないようにしている。

特にカラーやパーマに多いお直し対応でもある。

お客様の要望が、非常に熟練の技術が要求される場合には断ったりもする。

高額な料金を頂いていた場合には、やり直し対応もやむなしだけど低価格店の場合は話が別である。

なのでこちらに関してはベースの料金次第ともいえる。

また美容師も実力以上の仕事を求められるなら、無理をせず断る方が無難である。

100%に近い仕上がりが保証できるなら話は別だけど。

できるかわからない仕事をお直しで対応するのは時間の無駄になる可能性が高い。

これは過去に何度も経験があるんだけど、お客様の希望が技術的に高難度である場合に美容師はしっかりと説明するべきである。

特に低価格店では、必要以上の希望には対応しないようにした。

 

というわけで3パターンを挙げさせてもらった。

このように僕が、もうお直しでやらないと決めた理由は

・お客様がクレーマー化する

・お客様の要望が大きくなる

・美容師の立場が低くなる

という共通点がある。

元同僚の美容師はカラーを希望に沿って何度も染め直したり、残業代もなしで深夜まで対応するベテラン美容師もいた。

これを見て僕は、正直対応としてはやりすぎだし、それに付き合せるお客様も大概だなと思った。

返金はしない方が良いが、面倒なやり直しを施術当日に言われるようなら

料金をもらわず、二度とやらない旨をお伝えしてすぐにお返しした方が良いだろう。

 

また子供のカットに関しては

・親と子供の希望が合わない場合は絶対にカットしない。

・親の要望が強いにもかかわらず親が同伴しない。

・親の希望が物理的に不可能な場合

は、対応しないように心がけている。

特に低価格店の場合は、安請け合いになるのでやらない。

 

まとめ

 

とりあえずやり直してほしいと感じたなら、担当してもらったお店に問い合わせて対応してもらおう。

基本的にはお店ごとに対応が異なるので、気になったらなるべく早く伝えるべきである。

お客様都合などで、やり直し対応ができないケースもあるけど、まずは気にせず相談してほしい。

気になったら、施術してもらった直後にすぐ言うのもあり。 

お直しは現場の美容師目線では気にしていない。

ただし営業時間外に無茶を言うとか、返金を求めることはマナーとしてやらない方が良い。

「やり直してほしいな」と感じた人は、ぜひ参考にしてもらえると有難い。

 

あとがき

 

本日の記事は以上となります。

 

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今日も最後までご覧いただき本当にありがとうございます。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

 

迷える子羊ちゃんに幸あるように。。。

 

グッドラック!

 

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