早急に食料を備蓄した方が良い!食糧危機で生き延びる方法について戯れ言を語る。
本日は食料を備蓄することを勧める内容となっている。
僕は生活をするうえで食料を大量にストックしておくことには否定的だった。
なぜかというと生活をスタイリッシュに保つために、なるべく不要なものを持たないことが生活を快適にすると考えているからだ。
いわゆるミニマリスト的な考え方である。
無駄なものを徹底的に排除して必要な物に囲まれた生活こそ、時間とお金を大事にすることができると信じている。
だけど昨今の情勢を考えて、生活のために最低限の食料備蓄をしておいた方が良いのではないかと考えるようになった。
今回は世界情勢から読み取れる危機とか、なぜ食料を備蓄しておいた方が良いのか?
どんな食料を備蓄すべきなのかについて語っているので参考にしてもらえると嬉しい。
特に家族が多い人ほど大きく影響する話だから、よかったら確認してほしい。
物価上昇
昨今では燃料高騰や円安の影響で様々な商品が値上がりしている。
今年に関してだけでも、生命維持に必要な食料品がどんどん値上げされている。
また生活に欠かせないガソリンなどの燃料や電気料金も高騰を続ける。
どれもこれも様々な要因が絡んでいるけど、我々の生活に直結するだけに早急に解決して欲しいところ。
だけど、物価は今に始まった話じゃなくて、昔から何年もかけてじわじわと上昇を続けてきた。
給料が上がらず物価が高くなるという悪循環で苦しんでいる人は多くいるだろう。
それでも今後も食料品をはじめとして高騰が続いていくのは確実。
一度上がった値段は下がらないのが原則だから、安くなることは期待しない方が良い。
というわけで我々の生活は今後も益々苦しくなることは確実である。
食料を備蓄した方が良い理由。
今回は食料品を備蓄した方が良いという話がメイン。
人間が生きていく上で命の源となる食料品は絶対に欠かすことができないシロモノである。
日本は食料自給率が3割程度で、食卓の大部分が輸入に頼っている状況だ。
だけど海外の食糧事情に影響されるから、個人的には日本国内の消費は日本で余るほど作った方が良いと思っている。
だけど資源が取れない日本では燃料も輸入頼み。
だからエネルギー問題から見直していかないと、国内が食料で溢れても流通させることもできない。
でもすぐに解決できる問題じゃないし、政府も何とかしようって気概がみられない。
だから、いざという時は日本人は飢えと戦わなくては行けない状況下になりやすいのだ。
食料や燃料を巡って戦争をした経緯だって日本にはあるのだ。
世界情勢は新型コロナウイルスの問題やロシアによるウクライナ侵攻の影響で悪化しつつある。
これらの影響に加えて日本円の価値が下がる円安で輸入による仕入れ額が爆増しているってわけだ。
燃料が無ければ作物だって作れないから、外国の言い値で高くても石油や天然ガスを輸入して、電気を使ったり燃料を買ったりしないと日本の食卓を守ることはできない。
今後は食料品は益々高騰するだろうし、現在の情勢では食料がいつ日本に入ってくるかわからない。
食べ物に恵まれて、いつでも食べたいものを食べたいだけ食べられる日本人にはピンとこないかもしれないけど、実は食糧難の危機がそこまで迫っている可能性がある。
実際に大規模な震災が起きればスーパーから食料品が消えて、報道を鵜呑みにした人々がなぜかトイレットペーパーを買い漁るのが我が国日本である。
基本的には食料品や日用品は、各家庭ごとに一定量を確保しつつ、いざというときに生き延びられるようにしておくべきである。
というわけで2022年は食糧難イヤーになるかもしれないから、足りなくなって大騒ぎする前に対策をしておいた方が良いと思う。
新型コロナウイルスやロシアの問題で海外の国が自国の国民の食料を優先した結果、日本へ食料を輸出するほど余裕が無くなってしまった場合は日本人が飢えるしかない。
特にロシアは燃料や海産物など多くの品目を日本に輸出しているし、ウクライナは小麦大国だ。
ウクライナ産の小麦がロシアの影響で不作になって輸出量が減り、日本で価格が高騰している要因もある。
小麦はパン、麺類、菓子類など様々な食材に使われているため、日本の食卓には欠かせない食品となっている。
節約として食料品が高価になってしまう前に一定量を備蓄しておくこと、また食料品の輸入がストップした時に備えて、今のうちに食料を備蓄する思考が必要かもしれない。
備蓄食と非常食は別物
ただし、備蓄のために備える食料は非常食とは別物である。
ある程度は食料品が手に入らないけど、家庭でエネルギーが使えることで調理が出来る前提で備える食料が備蓄食である。
一方で災害や紛争など、自宅から持ち出せる生き延びるための食料が非常食となる。
このへんは備蓄する食料は家庭によって考え方が異なると思うから、それぞれの家庭で備える食料をリストアップして、家族の人数に併せて検討すると良いと思う。
生き延びることを前提として栄養価を考えることや、長期間の保存が可能な食料を選ぶことが大事になる。
備蓄食は基本的に何でも良いし、非常食ならばコンパクトで栄養価が高くて常温かつ長期保存出来るものが望ましい。
できたら一年間買い物をしなくても生活ができるくらい備蓄して、少しずつ買い足しながら古い食料品から消費していくのがベスト。
おすすめは非常食を備蓄
ただし、個人的には食料を備蓄するならば非常食を多めにストックしておくことが望ましいと思っている。
つまり栄養価が高くて、長期保存が出来て、いざという時は持ち出すこともできる食料だ。
そもそも国民が飢えるレベルの食糧難が起きたら、それはもはや災害レベル。
場合によっては紛争が起きたり、窃盗とか強盗が各地で頻発するだろう。
食べ物を奪うことで生き延びるしかない人が増えると治安が悪化して普通の生活は送れなくなる。
そうなると安全に今の自宅で過ごせるかもわからないし、水道や電気などのライフラインだってまともに機能しなくなる可能性だってある。
だから基本的には食糧難を想定した備蓄をするなら、必要な時に持ち出せる非常食を備蓄する方がベストである。
おすすめは糖質制限食
中でも非常食に適している食品は糖質制限に向いている食品がベスト。
この記事でも、おすすめしている食料品は糖質が多い製品よりも糖質が少なめの食料がメインとなっている。
この辺の考え方は人それぞれだから食料の選択は自由で良いとは思うけど、人間が生き残るためには生命維持に必要なエネルギーの摂取と、人体を構成する栄養素が必要となる。
つまりカロリーをたくさん摂取しても、人体を構成する栄養素が無くては生き残ることはできないのだ。
人間は身体や脳を動かすためのエネルギー以外に、血や肉を生成する栄養素がたくさん必要となる。
それがタンパク質、脂質などの有機物、ビタミンなどの無機質(もしくはミネラル)と呼ばれる栄養素である。
人体には必須アミノ酸(タンパク質)とか必須脂肪酸(脂質)とよばれる栄養素があり、ビタミンを含めて免疫を機能させたり人体を構成するために絶対必要となる。
一方で糖質はいわゆる炭水化物(正確には糖質+食物繊維の化合物)と表現されたりするけど、食卓の中心となる米、小麦、イモ類などの穀物に多く含まれる。
この糖質という栄養素は人体を動かすエネルギー源にはなるものの、エネルギー以外の役割を果たすことは無い。
つまり人体を構成する役割はないのである。
ゆえに必須糖質なんて呼ばれる栄養素もない。
人間は自ら必要な糖質を作り出すことができるから(糖新生)、ある程度は制限しても問題ないのである。
むしろ糖質を取りすぎると糖尿病をはじめとした様々な病気を発症して、体に有害だったりもする。
なので生き延びるために必要な食料は糖質よりもタンパク質や脂質に全振りした長期保存が可能な食料品を選ぶべきと考えてほしい。
人体には水が一番必要
人間の身体はざっくりと水が6割、タンパク質と脂質で残り3割、ミネラル等無機質が残りの1割を占めている。
ちなみに糖質は人体に1%程度しか存在しない。
なので人体を構成するために優先的に必要な栄養素は多い順番であると考えても間違いないだろう。
そもそも人間は水が無いと生きることは出来ない。
逆に水があれば食料が枯れても多少は生き延びることが出来るのはご存知の方も多いだろう。
次いで脂質やタンパク質を優先的に摂取しなくてはいけない。
現代人のメインとなる食事は糖質が多すぎるのだ。
非常食として選ぶうえで、優先的に確保すべきはきれいな飲料水である。
次いで糖質が少ない栄養価の高い食料を選ぶべきであると考えてほしい。
水はコンパクトで持ち運べる500mlペットボトルや2リットルタイプを備えておくと良いだろう。
水500ml
水や火が必要な食品は不要
食料備蓄を考えたときに米や麺を中心としたインスタント食品などをメインで考える人が多いと思うけど、こうした食品を選ぶのも注意した方が良い。
炭水化物うんぬんよりも、調理に手間が掛かる食品は基本的に選ばない方が良い。
最近では手軽に食べられるインスタント食品も増えているけど、水や火を使わないと食にありつけない食料品は非常食として向いていない。
米は安くて大量ストックするには効率的かもしれないけど、炊飯が必要な場合は非常食としては向いていない。
レンジでチンするだけの食品ならば、まだマシだと思うけど、カップラーメンなどは容器に対して中身がスカスカだったりするケースもある。
なので場所を取るくせに大した量が入っていないインスタント食品もたくさんあるから、備蓄として考えると総合的にイマイチだったりもする。
できるだけ場所を取らず、手軽に食べることができて軽くて持ち運びやすくて栄養価が高い食品を選ぼう。
そもそも食料を大量ストックより少食になることが大事
また炭水化物をメインで食している人は食べ過ぎている傾向にある。
人間の脳は糖質を摂取すると、コカインなどの麻薬と同じ快楽物質を出すと言われている。
病気になっても糖質をやめられない人とか、糖質制限派に攻撃的になるひとは、快楽物質の副作用でもあるだろう。
本来、自然界では糖質という即エネルギーになる栄養素は貴重な栄養源だ。
だから糖質は肉体に必要な栄養素じゃなくても、生命維持のために本能的に摂取をしたくなるエネルギー源である。
またタンパク質や脂質は身体に一度の食事で必要以上に貯め込むことができないから、使い切れなかった栄養素は水に溶けて、うんこと一緒にすぐ排出されてしまうとのこと。
一方で糖質はいくらでも身体が欲してしまうために、どれだけ摂取しても満たされることが無い快楽物質。
また人体は糖質を脂肪に変えて蓄積することができる。
つまり太るってことだ。
生き延びようと思ったら糖質を大量摂取して太ることも理にかなっているかもしれない。
だけど非常時は糖質を中心にするとついつい食べ過ぎてしまって、空腹感に耐えられず食料がすぐ底をついてしまう可能性がある。
なので個人的には必要な栄養素をしっかりと摂取しつつ、少食かつ低燃費で過ごす方が計画的かつ長期的に生き延びることにつながるのではないかと思う。
甘いデザートはいくらでもお腹に入るのに、肉や野菜がたくさんお腹に入らないのは脳の快楽物質や人体の構造にあるのかもしれない。
備蓄におすすめの食材
というわけで、いかがだっただろうか。
最後に備蓄におすすめの食料を挙げて終わりにしようと思う。
ぜひ非常食としても備蓄食としても参考にしてもらえると嬉しい。
まず水の確保をしておくことが大前提として、メイン食材として固形物を確保しておこう。
半年から1年くらい長期的に常温保存が出来る商品をピックアップしている。
自宅で少しづつ消費しながら買い足して備蓄に備えるのがおすすめだ。
食材リスト
・マヨネーズ
・ミックスナッツ
・缶詰
・サプリメント
・乾物類
・プロテイン(粉末は水が必要)
マヨネーズは脂質がたくさん含まれていて、遭難時にも持っていたマヨネーズを吸って生き延びた人のエピソードが有名だったりする。
糖質も少なくて持ち運びが簡単で栄養価が高い食品で一押しはマヨネーズだろう。
おすすめは有精卵マヨネーズ。
他にもナッツ類、缶切りが必要ない缶詰(特に魚類)、スルメイカなどの乾物がおすすめだ。
プロテインはタンパク質含有量が豊富で日持ちするからオススメ。
ただし価格が少し高価で、飲むためには水が必要だったりもするから、例外として考えてほしい。
足りない栄養素をサプリメントで補うことが一番ベスト。
だけど生き延びるためにはあると便利。
ちなみにおすすめプロテインはリアルスタイルのビーレジェンド。
Amazonより公式から買った方が安いから参考までに。
おすすめ商品のAmazonリンクも貼ってあるので、ポチってくれるとアフィリエイト収益になるので嬉しい(笑)
有精卵マヨネーズ(ケース販売)
ビーレジェンド製品
また、どうしても甘いものが欲しい人向けにおすすめの食材もピックアップしている。
・コンデンスミルク
・フルーツグラノーラ
・キャンディ
どうしても糖質制限の合間に甘いものとか欲しい人や、糖質制限を気にしない人は上記の商品がおすすめ。
保存ができてエネルギー補充に便利である。
特にコンデンスミルクはマヨネーズ並みのエネルギーがあるから非常食にはダントツおすすめ。
フルーツグラノーラもミルクやヨーグルトがなくても食べられる人はありだと思う。
そのほか、ゆっくり舐めることで一気食いを防ぐ飴類もおすすめ。
森永コンデンスミルク業務用1キロ
フルーツグラノーラ糖質制限向け
まとめ
というわけで備蓄のオススメをしてみた。
まず生命維持には飲料水が最重要である。
食料はそれに準ずる存在と覚えておこう。
日本がいつ食糧難に襲われて、非常事態を迎えるのかはわからない。
もしかするとすぐそこまで迫っている可能性もある。
いつでも非常事態になったとき家族みんなで乗り切るために半年から1年分くらいを乗り切れる備蓄があるといいかもしれない。
日本は食に恵まれていて、スーパーやコンビニにいけばいつでも新鮮な食料が手に入る。
食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べられる幸せが日本にはあるけど、それは非常に恵まれた状態なのだ。
もしかしたらそんな当たり前が一変する状況下になるかもしれない。
ぜひ今回の世界情勢を考慮して今一度備蓄に関して考えてみてはいかがだろうか。
最優先すべき食料選びの参考にしてもらえたら幸いである。
本日の記事は以上となります。
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